トップダウンの情報公開は、オープンの2割。では残りの8割は!?

経営からの情報公開=トップダウンのオープン

いままで色々な方と話して、Colorkrew(カラクル)のオープンで一番驚かれるのは「給料オープン」です。
給料をオープンにするとどんないいことが起こるのかは、過去のエントリーで書いていますので、興味のある方は読んでみてください。

「なぜ給料を公開すると、社員が成長するのか」

情報公開というと、事業の情報や、財務諸表、その他経営に関する情報など”経営”や”会社”からの情報公開が思い浮かびます。

Colorkrewはそれを「トップダウンのオープン」と位置付けています。

トップダウンのオープンは実は簡単

「そんなことやって大丈夫ですか?」という質問もよく受けますが、しっかりとステップを踏んで進めれば、財務諸表や給料などをオープンにすることは実は難しくありません。

なぜならオープンにすることを経営トップが決断すれば、それを止めることは誰にもできないからです。
ですので、方針を決めて、ステップを踏めばどの会社でも必ずできるのがトップダウンのオープンです。

ボトムアップのオープンとは

トップダウンのオープンが全体の2割だとすれば残りの8割はなんでしょうか。

それは「ボトムアップのオープン」です。

ボトムアップのオープンとは、社員全員の持っている情報の公開です。
仕事の目標や、日々の活動、それぞれが考えていることや、意見などをオープンにすること。

要は「自分をオープンにする」ことです。

ボトムアップの方が難しい

フルオープンを目指して実際にやってみると、上述した通りトップダウンは意外と簡単です。
そしてボトムアップは難しい。

なぜならば社員一人ひとりが抵抗勢力になり得るからです。

自分をオープンにするということは、自分の隠れる場所がなくなるということです。

トップダウンのオープンは経営者が「経営のすべてのことを説明しきる」が必要だとすれば、ボトムアップのオープンでは「すべての社員が自分の仕事をオープンに説明しきる覚悟」が必要なのです。

社員全員がオープン哲学を共有しなければボトムアップのオープンはできないのです。

フルオープンになると・・・

トップダウンとボトムアップのオープンが両方実現すると、すべての社員に”活きた”情報が行きわたり、より強いチームになるための下記の要素が圧倒的に向上します。

  • 全社員の判断の質
  • フェアネスとそこから生み出されるチーム力
  • 個人の成長とそこから生まれるイノベーション

あなたの組織も、フルオープン目指してみませんか?

※Colorkrewは、トップダウン・ボトムアップでのオープンを実現するフィードバック活性化ツールGoalous(ゴーラス)を提供しています。

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