カラクルのような中堅IT企業は、ともすると**「中途」「即戦力」**採用がほとんどになりがちです。
実際にカラクルも新しい人の8割方は中途入社ですし、新卒は毎年多くても3人、すくなければ年間で1人か2人というような新卒採用の現状です。
それでも、カラクルは新卒採用を継続していきます。それはなぜか。
大手が新卒採用を、採用のメインにする理由
僕自身は最初に入った会社が、完全に新卒採用中心の会社でした。1990年代のことではありますが、同期も70人くらいいました。
数週間、みんなで新入社員向けの研修を受けます、各職場に配属されたあとも、戦力にならない状態で、先輩たちに教えてもらいながら、最初の半年くらいはなんの役にも立たず、ただ過ごしました。
こう考えると、企業からすれば即戦力と比較して、手間と時間がかかる新卒社員。教育コストは極めて高い。
それでも、長い目で見れば多くの人を新卒で採用する方が、以下のような理由で、アドバンテージがあるということなのでしょう。
・カルチャーを根付かせるため 中途はすでに社会人としての色を持っているので、全く染まっていない新卒を自分たちの企業のカルチャーになじませ、継承していってもらうため
・世代をコンスタントに刻むため 中途採用中心だと難しいのが、各年代にうまく人員を配置することです。新卒をコンスタントに採用すると世代を刻むことができます。
・一人前の社会人を育てるという社会貢献 大企業、かつ経済的に余裕がある会社として、上述のようなメリットも享受しながら、社会の公器としての役割も果たすという意味合い
少人数でも、新卒採用を続ける理由
カラクルは、大手企業でも余裕のある会社でもないので、大手のように長期間で考え、社会貢献を目的にし、新卒を大量採用することはできません。
効率だけいえば、中途だけがいい。
それでも、新卒採用をし続けることにこだわっています。
主な理由は、大手企業とは違ったところにあります。
それは・・・
・新しい世代の感性を入れていくことで、自分たちのプロダクトを向上させる
・新卒を育てる経験を通じて、教える側をレベルアップし、チームの力を上げる
新卒は、僕らが想像するよりも純粋で、かつ世の中のことがわかっていない。
彼らからチームに、良い影響を与えてもらうのと同時に、自分たちの責任を痛感し、教育には真剣に取り組んでいきたいと思っています。
新卒は、日本人・4月だけではない
このような考え方で、新卒採用を続けるカラクルですが、採用は通年でやっています。
日本人以外の新卒や、海外の大学の卒業生など、新卒は4月とは限りません。 また、ほんのちょっと日本の会社に入ったけど、やり方が古くてイメージと合わなかったので早期に転職という、いわゆる第二新卒組も、区別なく受け入れています。
大手企業が与えてくれるのは、ステータスや将来の安定性ですが、カラクルは、20代からの圧倒的な成長環境を、イヤと言うほど与え続けることを約束します。
就職を来年4月まで待たなきゃと思っている、中途半端な卒業時期の人で、爆速で成長する20代を過ごしたいと思っているあなたへ。
一度カラクルの門を叩いてみてください。 https://recruit.colorkrew.com/recruit/newgraduate/