隠れホワイト企業に選ばれたカラクルが目指す”真のホワイト企業”とは

最近、Colorkrew(以下、カラクル)は隠れホワイト企業ランキング4位に選ばれました。
▼隠れホワイト企業ランキング上位50社 3位「freee」、2位「日置電機」、1位は?

取材なども受けたことがなく、いきなりYoutubeで見たのでちょっとびっくりしつつも、ブラックよりはホワイトと言われた方が良さそうなので、ちょっと嬉しかったです。

今回は、”ホワイト=人を大切にする企業”なのかを考えてみたいと思います。

ブラック企業とホワイト企業の定義

Wikipediaによると、ブラック企業という言葉は、2ちゃんねるで2001年に生まれたようです。

近年では「労働基準法や関連法令を無視し、あるいは法の網や不備を悪用して従業員に長時間労働やサービス残業などを強制する企業を主に指す」そうです。

ホワイト企業はその対義語です。
「従業員への待遇や福利厚生が充実していて、長時間労働やサービス財業などがなく、働きやすい環境にある企業」のことのようです。

ホワイト企業=人を大切にする会社なのか

ホワイト企業と言われ、嬉しかった反面、ちょっともやもやした気持ちにもなりました。

果たしてホワイト企業って、人を大切にする会社と同義なのだろうか?
そんな疑問を持ちました。

ホワイト企業の世間一般のイメージは、「基本的人権を守って、人にやさしく、働きやすい」でしょう。

もちろん、基本的人権は守らなければいけませんし、サービス残業もダメでしょう。長時間労働を押し付けるのもいけません。福利厚生も充実してたら嬉しいです。

でも、これだけが本当に「人を大切にする」なんでしょうか?
少し考えてみたいと思います。

もやもやの原因

僕がもやもやしている理由、

それは、ホワイト企業かどうかの世間の判断は「いまの待遇」的な観点が強く、「その人の将来も含めてどう会社がコミットしているか」という長期的な視点が弱いからです。

「労働者の権利がどう守られているか」みたいなことばかりが注目されていて、「社員に嫌われない、物わかりのいい会社」っぽさを感じたりもします。

もちろん、企業が長期的に社員の人生にどうコミットしているかは計測が難しいので、現時点を切り取って判断せざるを得ないのは仕方ない部分も大きいとは思っていますが。

カラクルが目指すのは「真の意味で人を大切にする会社」

カラクルはどんな会社を目指しているのか。
それは、そこにいる仲間(カラクル社員)を短期的視点ではなく、”長期的な視点”で最も大切にする会社です。

いつのときでも社員にやさしく、好かれるだけではない。
時には厳しくても、相手に嫌われても、相手のためになると信じることを言い合う。

それが本当の意味で、「人を大切にする会社」ではないでしょうか。

相手を最も真剣に大切にしている最もわかりやすい例が、親の子どもに対しての接し方です。

親は子どもに、ただ好かれることを求めません。
「世の中で力強く生き残っていくための力」をつけるために、あえて厳しいことを言うことも多い。
それが親の役割です。

若い頃、親のことを鬱陶しく思っていたけれど、ある程度歳をとって振り返ってみると、こんなに親は自分のことを深く考えて、接してくれていたのかと、感じた経験のある人は多いのではないでしょうか。

僕もその一人です。

カラクルという会社と人の関係もそうありたい。
卒業した人も含めて「カラクルの仲間は、いつでも真剣に自分のことを考えて色々言ってくれてたんだな」と後から思ってもらえるような会社になる。

それが、カラクルの目指す「真のホワイト企業」です。


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