女1人でも怖くない、『世界に触れる旅』3つの極意
こんにちは、中嶋あいみです。
先日、人事の市橋がアップしていた夏休み9日間休んだら1万円制度で、 土日祝を含めた10連休を取って、ヨーロッパに行ってきました。
1人でww
主な目的は、ベルリンで開催されるTech Open Airに参加すること!
参加レポートは別記事で書きますね。
私の海外経験
今まで海外は12年で20回以上、17ヶ国くらい行ってますが、 1人旅は、これで5回目。
チェンマイ(タイ)、ニューヨーク、ヘルシンキ(フィンランド)&チェコ、台湾、
そして今回のベルリン&ヘルシンキ。
全部が旅行で、留学とかはしたことありません。
最大でも9日間くらいです。
1人旅が好きなんでしょ?バックパッカー的な?
『海外1人旅なんてすごいね。かっこいい!』
とか言われ、よく誤解されるのですが、 決して1人旅が好きなわけではありません。
予定が合って一緒に楽しめる人がいたら、誰かと行きたいです、切実にww
今までだって、彼氏と行ったビーチリゾートや、友達と豪遊した韓国なんかのほうが、思い出としては断然楽しかったです。
ではなぜ1人で行くのか、理由は1つ。
少しでも多くの世界に触れたい。1人でもいいから。
海外1人旅は、思い出にはならないけど、経験にはなる。 誰にも気兼ねなく時間もお金も使えるうちに、フットワークを軽く動こうと心がけています。
これらの経験のおかげで、だいぶ考え方や生き方に自分らしさを持てるようになったと思います。
世界に触れることの意義
私の場合、この3つに価値をおいています。
- 外国人になるアウェイ感を楽しむ
- 日本、東京の良し悪しがわかる
- 英語の腕試し
外国人になるアウェイ感
海外に行くと、常識がひっくり返る。
この感覚は、写真を見たり、本で読んだりの知識では体感できないものです。
32歳の大人が、初めての国や街に行くと 電車の切符を買うのも、目的地に時間通りに行くのも、一苦労。
スマホの充電やWifiが切れてしまったら、オフラインで人に聞くしかありません。
実は今回、成田空港に行く途中にiPhoneが壊れて、初めから前途多難な旅でした。
現地の人に助けられた経験が何度もあるから、東京にも多くいる外国人観光客に、何か困ってそうだったら助けるようにしています。
日本、東京の良し悪しがわかる
同じ民族・同じ常識概念の集団から離れてみると、見えなかったものが見えてきます。
日本は世界でかなり上位の清潔な国だし、無くしたお財布やスマホが出てくることもしばしば。
食事の種類が多くレベルも高いし、24時間コンビニで物が買え、昼も夜も娯楽にあふれて退屈することがない。
1人当たりのGDPで言うと、今やシンガポールのほうが上だし、日本がアジアのNo.1だとは思っていないですが、 日本ほど水回りが快適な国はないと思うし、生活面での暮らしやすさは最高水準だと思います。
一方で、コミュニケーション文化では日本以外のほうが居心地よく感じます。
- 目を見て話す
- 言わなきゃ伝わらない
- 知らない人同士でも目があったら微笑む
- 名刺交換はマストじゃないし、始めにしない
とかは、海外のほうがいいなぁ、働きたいなぁとか思ったりします。
英語の腕試し
私の英語力は、旅行では困らないけど、ビジネスはまだまだ出来ないレベル。
ISAOではTOEICが昇格条件の1つだったり、最近は日本語が話せない外国人も入ってきたりして、 英語ができないと活躍できるフィールドが限られるようになってきました。
海外では基本的にAirbnbに泊まるので、行く前や滞在中に英語のコミュニケーションが必須になる環境に、あえて身を置いています。
1人旅だと、日本に電話しない限りは日本語を発さないです。
これが実は、数日続くと結構しんどい。
知ってるボキャブラリーの中でコミュニケーションは取れても、言いたいことの50%も伝えられていない感覚。
これがもどかしくて、ストレスで、日本語シックになってしまうときがあります。
それでも、毎回確実に話せることが増えている実感があるので、成長を感じることができます。
今回は、『通じればいい』から『ちゃんと言いたいことが伝わり、交渉できるか』にレベルを上げてみようと思い、今までだったら諦めていたクレームっぽいことも言ってみたりしました。
- SIMを購入した店舗で正しく使える設定にしてもらえなかったとき
- レストランで長時間待たされて席がないと言われたとき
- 空港の免税カウンターでいつ担当者が来るかわからないと言われたとき
日本のようにお客様第一主義なんてないので、クレームというより交渉することって結構大事だし コミュニケーションを鍛えるには比較的近道なのでおすすめです。
人見知りの壁を超えよう
イベント期間中は、話しかけてもらったり、共通の知り合いに紹介してもらったりして、食事やお茶を楽しみました。 もちろんALL英語!
スタートアップでインターンをする香港の学生や、Prottで有名なGoodpatchさんで働く方々など。
Tech業界に身を置いていると、業界内で世界共通の話題があるため、とても面白い環境であると実感できました。
どう話すかではなくて何を話すか。
共通の話題が見つかれば、結構コミュニケーションがとれるもの。
『人見知りだからそんなことできない』と思うかもしれませんが、私も決して初対面の人と話すのは得意ではありません。 人とコミュニケーションを取るのは苦手だし、日常であれば避けたいと思っているタイプです。
ですが、世界に触れるには喋らないとならないので、『こういう自分になりたい』が苦手意識を上回っているんだと思います。
1人旅のすすめ
ここで書いたような感覚は、2人以上で行くより断然1人のほうが鍛えられるのと 当然リゾートじゃなくて街に限ります。
時間とお金はあるけど1人はちょっと・・とか、 とにかく英語話せるようになりたい!勉強には行き詰った・・みたいな方は 是非1人で日本を飛び出してみることをおすすめします。
今回はイベントに参加するという目的があったので、ただ観光地に行くとかよりも孤独感も少なく、 現地で友達も作りやすいのでおすすめです!
次回はTech Open Airのイベントレポートを書きます。