「知る」のチカラ

Colorkrew(以下、カラクル)哲学で最も強力に推進されている**”オープン”**

これまでも何回か、なぜオープンにするのか、しなければならないのかをこのブログで書いていますが、今回は**「知る」ことの重要性**について書きたいと思います。

現代の凡人も100年前にいけば天才に!?

IQの向上について、最近興味深い文献を読みました。

それによると、IQは元々の頭の素質だけではなく、知識の積み重ねによって大きく向上します。 現在の平均的なIQの人が100年前の最先端国のイギリスにタイムスリップした場合、その社会でトップ1〜2%に入るIQレベルになるそうです。

なぜこんなことが起こるかというと、僕たちは教育を受けているからです。 また先人たちが残した書物から知識を得ることができるからです。

情報格差で広がる社会格差

このように現代人は、過去の人と比較すれば、おしなべてIQレベルが高い。 すなわち知識的な基礎能力も高いのです。

では、これは現代と過去との比較だけの話かというとそうでもなく、現代を生きる人たちの間でも同様のことが起こっています。

情報を得られる立場の人がさらに能力が高くなり、逆に情報がなければ能力を高めることが難しくなる、という具合です。

情報を得られるかどうかに関して。 まずベースとして、教育が受けられるかどうか。

日本は幸いにして皆教育制度が整っていますので、僕たちはその恩恵に預かっています。

少し前に、白人より黒人の方がIQが劣っているという発言をして炎上していた学者がいましたが、結果としての能力に差があるとすれば、それは人種として劣っているのではなく、教育の差ではある可能性が高いと僕は思っています。

そして、情報格差は国や地域の間だけで起こるわけではありません。

同じ教育を受けていても、社会人になってから新聞や本を全く読まない、知識的刺激を得ることのできる人とのコミュニケーションがない人は、日々情報を入手している人と比べて、基礎能力の成長が鈍化してしまう。

勉強する人はどんどん賢くなり、しない人は成長が止まる。 それが社会の中の成功者とそうでない人を分けていると言っても過言ではないでしょう。

会社の中も情報格差

会社の中はどうでしょうか。

同じ会社でも、日常的に多くの重要な情報を手に入れることができる立場の人と、全くできない人。 こういった状況であれば、ここまでの論理でお分かりのように、どんどん格差は拡大していきます。

多くの会社では、若いときにはなかなか重要な情報を教えてもらえない。 若い時代というのは、社会人として一番の成長期です。

その成長期に「知る」という栄養が充分に得られない。

そんな環境にいるのは、とても不幸なことではないでしょうか。

情報格差をなくすことで、20代から爆速で成長する環境をつくる。

これがカラクルのオープンのもう一つの効能なのです

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