先日の女1人でも怖くない、『世界に触れる旅』3つの極意に反響をいただき、ありがとうございます!
今回は、予告したイベントレポートです。
45秒でわかるTOA
2016年7月13日(水)〜15日(金) ドイツ・ベルリンでおこなわれたTech Open Air 2016に参加してきました!
ショートムービーを作ってみたので、まずはこちらで雰囲気をご覧ください。
Tech Open Air とは?
『ヨーロッパで最もクールなTechカンファレンス』 とも言われるこのイベント。 http://toa.berlin/
ヨーロッパのスタートアップを牽引しているドイツのベルリンで開かれます。
公式のOverviewでもわかるように、 2012年にスタートした比較的新しいカンファレンスですが、毎年急拡大しています。
引用元:http://toa.berlin/wp-content/uploads/2016/06/TOA16_overview_X.compressed.pdf
日本人は、ゼロではありませんがほとんど見かけませんでした。
現地でお会いしたGoodpatchさんのベルリンオフィスで働くお2人もドイツの方です。
参加費は?
私は最も早いEarly Birdで3月に購入したので、€237(税・手数料込み)でした。 この手のカンファレンスの中ではかなり安いほうですね。
最終的には€450以上になるので、早めに購入がおすすめです。
Early Birdだと€10相当のフードチケットももらえ、ランチ代も浮かせることができました。
会場は?
年によって違うようですが、今年はFunkhaus Berlin。
1956~1990の間、東ドイツの放送局だったそうで、クラシカルな雰囲気漂うホール。
建物内に4つ、中庭に2つの会場があります。
公式アプリでスケジュールを確認しながら、中と外をうろうろ。
サテライト以外は1つの会場内での行き来なので、とても楽です。
『Open Air』の名前のとおり、外は開放的でまるでアウトドアフェス!
SXSWがTech業界のFUJI ROCK FESTIVALだとすると、TOAはNatural High Campって感じです。 (フェス好きの人ならわかるはず!)
実は今回お天気が悪くて、野外の写真たちはほんの短い晴れ間の時間に撮りました。
川沿いでビール飲みたかったけど、寒くて断念。
どんなプログラム?
全3日間、メインイベントとサテライトイベントで構成されています。
DAY1〜2 朝〜夕方:メイン会場 夜:サテライトイベント
DAY3 終日:サテライトイベント
メイン
有名どころだとFacebookやAirbnb、Kichstarterなどからスピーカーが参加しています。
ビジネス、デザイン、UX、AI、VR・・・
TechドリブンなHow toや情報公開ではなく、 スタートアップビジネスの上流思考や、共感をあつめる話題が多い印象です。
1つ1つのセッションが15〜30分の短さなので、途中で退席するは少なく、飽きたり疲れたりすることがなく各セッションを回れました。
PCなどで一生懸命メモを取る人はほぼ見かけず、スピーカーのトークに集中している感じが、とても心地よかったです。
keynote講演がある1番大きな部屋でも、映画館くらいの大きさ。
手前の席を陣取ると、まるでTEDを生で聞いているような臨場感でした!
サテライト
ベルリンに拠点があるスタートアップのオフィス、レストラン・カフェなどでおこなわれるイベントです。
- Make
- Learn
- Network
- Other
4つのカテゴリに分類されていて、 私は3Dプリントをデザイン〜制作できる体験や、EyeEmやKAYAKのネットワーキングPartyに行きました。
サテライトイベントは公式チケットを買っていなくてもEventbriteから参加することができますが、すぐ定員になってしまいます。
公式チケットを買うと、専用のIDがもらえて、サテライトイベントが別枠で予約できます。
人気のイベントを直前でも予約することができました。
感想
以前書いたSXSW(Interactive)との比較になりますが、TOAはとてもアットホーム。
事前の情報収集を念入りにして気合いたっぷりに参加するというよりは、 ふらっと面白そうな話題やコミュニティを探しに来るには最適なイベントです。
ブースではチップ代のみでいつでもビールやレッドブルがもらえるので、 朝から飲むもよし、日向ぼっこするもよし、おしゃべりするもよし。
ベルリンという自由でちょっとカオスな都市らしいのんびり感が気に入りました。
出張ではなく趣味で行ったので、私自身も頑張りすぎない感じで楽しめたと思います。
Brexit (英国のEU離脱) によって、100以上のスタートアップ企業がベルリンに移るとも言われています。
日本ではまだまだ情報が少ないですが、数年後にはもっと大きなイベントになるかもしれないので、今から注目です!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。 次回はスタートアップ企業のオフィス訪問を書きます。