To all new graduates
Those who want to work for a world-changing startup from Japan? Starting your career as a new graduate is one of the most important life events for many people. Over the past 30 years, countries around the world have accelerated their economic ties, leading to globalization. Meanwhile, politically, the world has changed from the relatively stable international situation of the latter half of the 20th century to the VUCA (Volatility, Uncertainty, Complexity, and Ambiguity) era, due to the confrontation between liberal capitalism and former communist countries and the increasing presence of the Global South....就活生の皆さまへ
新卒での就職。 多くの人にとって、人生においてもっとも重要なライフイベントのひとつです。 ここ30年、世界の国々は経済的なつながりを加速させ、グローバル化が進みました。 一方、政治的には自由資本主義と、旧共産主義国との対立、グローバルサウスの存在感の拡大などにより、20世紀後半の比較的安定した国際情勢から、不安定で先行きが見えないVUCAの時代へと変化しています。 VUCAとは:Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語。 そんな時代背景の中、これから学生から社会人になるみなさんには、今後の社会で力強く生き残っていくためのキャリアづくりの第一歩を、しっかりと踏み出してもらいたいと強く願っています。 さて、会社選びの基準は、どうあるべきでしょうか。 VUCAの時代が始まる前、皆さんのご両親たちの世代に多くの人たちが信じていた成功するキャリアへの第一歩は「安定した大会社に就職する」でした。 そういった大企業に入れば、高い給料を得られ、終身雇用で安定してキャリアを作っていけた。 しかし、いまでは日本最大企業で、唯一グローバルトップ50に入っているトヨタでさえも「終身雇用を守っていくのは難しい」と発信しています。 近年の若者は「安定思考」が強い、と言われています。 しかし「特定の会社に入れば、安定して人生が送れる世の中」は終わりました。 キャリアを安定させるのは、会社ではなく、自分です。 自分の実力を高めていくこと、そしてグローバルで通用する人材になること。 Colorkrew(カラクル)は、こういった環境を提供できる会社の一つです。 Colorkrewのビジョン ”Color Your Work with Excitement”。 世界にインパクトを与える革新的なサービスを、うみだしとどける、そんなアツい起業家精神を持った人材が世界中から集まる会社を目指しています。 Colorkrewは、すでに4分の1が外国人。国籍は15ヶ国。 プロダクト会議は全て共通言語の英語で行います。 会社運営は、年齢、性別、学歴、国籍関係なし。 超フラットで、完全実力主義。 社会人人生のスタートとして、グローバルチームでの、ストレッチな成長環境を求める人。 ぜひ、Colorkrewの門を叩いてみてください。 一緒に成長し、一緒に世界にインパクトを与える仕事をしましょう! 採用ページ...Color your work with Excitement!
新年あけましておめでとうございます! 年末、スラムダンクを観ました。 いま映画館でやっているやつです。 THE FIRST SLAMDUNK *ネタバレはありません。ご安心ください 世代的に、スラムダンクは社会人になってからの漫画だったのですが、原作も大好きでした。 学生時代、部活をやっていた頃だったら、感情移入はさらにレベルが違っていたのではないかと思います。 映画は、会社の人や、Facebookのタイムラインから聞こえてきた「最高だった!」というコメントの通り、とても面白かったし、感動しました。 映画を観終わったあと、なんでこんなにエキサイティングな気持ちになるんだろうと考えました。 スラムダンクは、チームの物語であるとともに、それぞれ個人の物語です。 一瞬の勝利に向けて、長い間の努力がそれぞれのメンバーにある。 そして、最高の瞬間を最後に共有することが目標ではあるものの、そこに至るプロセスも、胸を熱くするのではないか、そう思いました。 スラムダンクの話のように、全ての人が、サイコーにエキサイティングな体験ができるわけではないでしょう。 僕は、スポーツに関しては、落ちこぼれ組なので、学生時代にはそういう気持ちになったことはなくて、残念です。 その反面、仕事では何度もそんな熱い気持ちになったことがあります。 後から振り返ると、そういう体験は、泥だらけでぐちゃぐちゃになりながら、必死に毎日を過ごして、自分と一緒に仕事をしていたメンバーと、本当の「仲間」になって、何かを成し遂げたときでした。 最初から予定調和で、揉めもせず、大人な付き合いをしてできたチームではなく、思っていることをぶつけあって、時には険悪な関係になりながらも、目標を同じくする気持ちだけが、お互いを結びつけ続ける。 そして、だんだんわかりあって、本物のチーム、本物の仲間になる、というパターンです。 そういう仲間がおらず、一人で成果を出したときは、ビジネス的には大成功していても、大してエキサイティングではなかったなぁと、あとから振り返ると思います。 ColorkrewのVision「Color your work with excitement」 僕らが目指している**「グローバルに、自分たちのサービスやプロダクトが成功していて、ユーザーのクオリティオブワークを画期的に向上させている」**は、僕自身の過去と比べても、圧倒的に高く大きな目標です。 きっとそんなに簡単には実現しないでしょう。 それだからこそ、やりがいがある。 老若男女、世界中から集まったメンバーが入り乱れ、ぶつかり合いながら、チームをつくり、一つの目標に向かっていく。 カラクルにとって2023年は、いままでよりぐっと目標に近づいていく年にしたいと思っています。 またハードな一年が始まりますが、エキサイトメントはその先にあります。 エキサイトメントを感じる一年になるよう、がんばっていきましょう。 今年もよろしくお願いします!...仕事が楽しみならば人生は極楽だ。苦しみならばそれは地獄だ 〜Color Your Work with Excitement〜
仕事が楽しみならば人生は極楽だ。苦しみならばそれは地獄だ(Wikipediaより) ロシアの作家、マキシム・ゴーリキー(Maxim Gorky)の言葉だそうです。 彼の功罪については、ここで言及するものではありませんが、仕事を楽しめるかどうかが人生のクオリティに直結すると喝破したこの言葉に、カラクルは高い共感を覚えます。 一方で、人生はリアリティです。先立つものがなければ生きていけないし、満足な生活を送れない。 それらをどう両立したらいいか。永遠のテーマかも知れません。 早いもので、2022年も師走になりました。 新しいビジョン〜Color Your Work with Excitement〜に来年の抱負を絡めて、このブログを書いていきたいと思います。 資本主義における、キャリアの成功とは 一般的に、仕事のキャリアにおいての成功は、評判の高い会社で、どのくらいの地位まで上り詰めたかや、人材価値の高い人と認められ、給料が高くなることに求めがちです。 この資本主義社会の中で、それは多くの人が否定できない概念でしょう。 しかし、人生全体を考えたとき、それは本当に成功と言えるのかということを、最近よく考えています。 カネと仕事 かといって「給料は関係ない。自分がやりたい仕事をやれれば、素晴らしい仕事のキャリアだ」と言い切れないところが現代社会の難しいところです。 よほどの資産家でない限り、多くの人は自分の稼いだ給料で生活し、家族を養い、その上で様々な行動をするためにそのお金を使います。 お金は「あればあるだけいい」という風にも考えられます。ところが、その一方で、収入がある一定を超えると幸福度が下がってしまうというデータもあります。 僕の個人的な感覚で言えば、独身であれば1,000万円程度の年収があったら、よほどの贅沢をしない限り困りませんし、家族を扶養してもその何倍も必要・・・ということではないと思います。 「じゃあ、そこそこのレベルでいいから、幸せにやれる仕事をやっていこう」となるところですが、世の中はそう甘くなく、金銭的にとりあえず満たされるレベルの給料をもらっている人は日本ではごく一部です。 ちなみに、日本の年収の中央値は、バブル以降どんどん下がり、現在だと399万円だそうです。全然1千万円に足りません。 (引用:厚生労働省の毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果) 日本社会が全体的にこのレベルだと、やはり給料を上げなければ余裕ができない。ということで、なんとなく日本では「給料、給料」という風潮になってしまうのかなと思います。 苦しむ仕事をして、給料を稼ぐということ では、給料が高ければいいのかというと、これもそうではなさそうです。 給料に縛られて、転職できない中高年は社会的問題になっていますし、このブログのタイトルの通り、仕事が苦しみならばそれは地獄です。 成長環境と、給料への反映 平均的な水準が”足りない”という状況の中、僕が経営者として考えているのは、まず「給料をいかに上げることができるか」です。 過去ブログを見直したら、僕は結構給料について書いていますので、ご興味あればそれも合わせて読んでみてください。 Colorkrewはなぜ給料が高いのか 給料はモチベーションのために上げる訳ではない デキるのに給料が上がらない人の特徴 結構いっぱい書いてますね(汗) さて・・・「やりがい」を先に持ってくる人は世の中結構いますが、僕は現実的ではないと思っています。 金銭的に問題がなくなった上で、やりがいをどう作るかを考えないと、生活は苦しいままになります。 新入社員から高い給料をもらえる人は、世の中の一握りですので、どうキャリアを積んでいくかが重要なポイント。 特に、20代、30代の成長環境は超大事ですね。 最近は、古き良き日本型の終身雇用が崩壊して「若いうちは実力が上がっても給料は上がらない。でもそれは40代以降に報われる」という形が企業も取れなくなってきました。 ただ、大企業では慣性モーメントがあり、なかなか一朝一夕には「若手の給料が、実力に応じて払えない」という状況が変わっていかない。 そしてそれ以上の問題は「ある一定年齢までこないと、ポジションが与えられない」という過去の年功序列を引きずってしまっていることです。 20代、30代の成長環境だけでなく、その成長に合わせたポジションとそれに連動した給料を出すということが、当たり前ですが、重要なのです。 そして、それを実現できている会社はあまり多くない・・・ Color Your Work with Excitement カラクルの経営は、成長環境と、その成長に応じたポジション、給料をコミットしています。...僕の人生を変えたフィードバック
以前、僕が社会人人生で受けた、苦くて痛いフィードバックについて書きました。 〜サイコーに効いたフィードバックの話〜 ①「それ、僕がその人に言ったら、中村くん困るよね」 https://blog.colorkrew.com/feedback_01/ ② 「お前のこと信用できなくなったってチームのみんなが言ってる」 https://blog.colorkrew.com/feedback_02/ ③(最終回)「オレ、オマエとは仕事したくないわ」 https://blog.colorkrew.com/feedback_03/ 痛いやつを書いたので、そのうちポジティブなやつも書きます!と言って、はや1年半。 思い出したので、ようやく書こうと思いキーボードに向かっています。 ポジティブなフィードバックで、僕の人生を変えてくれた恩人Iさん Iさんは、歳は僕のちょうど一回り上。 新入社員のころから40代まで、多くの期間で僕の上司でした。 上から見て扱いづらかった僕を、若手時代から、叱ったり、なだめたり、励ましてくれたりしながら、粘り強く付きあい続けてくれました。 社会人人生で、僕が感謝している恩人はたくさんいるのですが、その中で一番の恩人を挙げろと言われたら、間違いなくIさんになります。 上司部下を押しつけない、人としてのスタンスを学んだ20代 Iさんは、簡単に言えば人格者でした。 大先輩であり、上司でありながら、威張ったところは一つもありませんでした。 当時の会社は、タテの関係は絶対でしたから、先輩後輩の関係で、理不尽なことも数多く経験しましたが、Iさんとの関係でそう思ったことは、いまだかつて一度もありません。 飲みにいけば100%奢ってもらっていました。僕が仕事について生意気に語っても、包み込むように聞いてくれる、僕にとって安心感のかたまりみたいな存在でした。 ちなみに、一回彼がトイレに行っている間に勘定を払ったら、とても怒られました。 「オレに返すな、後輩に返せ」 「こういうスタンスで、人に接するオトナになりたい」と僕の目標になった人でもあります。 そんな彼が、与えてくれた、**”自信がなかった僕に力を与えてくれたフィードバック”**を3つ紹介したいと思います。 フィードバック①「オマエの周りには人が集まってる」 20代の頃、同じ部門の4つ上の先輩で、とても慕っていた人がいました。 その人は、みんなの人気者で、僕もよく飲みに連れていってもらっていました。 いつも、僕がどんなに生意気なこと言っても、ニコニコしながら、オトナの助言を僕にしてくれる人でした。 その人と付きあえば付きあうほど、僕は徐々に劣等感を抱くようになりました。 その人は、柔らかいだけでなく、きちんと厳しいことも言うし、それでいてパワハラめいたことも全くなく、男前。 自然と人気者になり、いつも周りに人が集まってくる人でした。 比べて自分は、一部仲のいい人はいるものの一部の先輩からは猛烈に嫌われてましたし、社内における存在感は、その人とは全く違うものでした。 ひねくれている僕は、素直にうらやましいとは思いたくなかったのですが、あるとき酔っぱらった勢いを借りて、Iさんに「先輩がうらやましい。あんなに男前で、あんなにみんなに人気があって、人が集まってくる。あの人は太陽みたいな人だ」と打ち明けました。 Iさんは、しばらく黙って僕の話を聞いたあと「オマエの周りには人が集まってるよ」と言いました。 僕はあまり意味がわからず「そんなことありません!」と言い返しました。 Iさんはこう言いました。 「確かに、社内でアイツは人気者だろう。俺もアイツは大好きだ。でも社内だけでなく、社外も見てみろ。オレたちが一緒に仕事をしている社外の人たちは、みんなオマエが好きだよ。そのおかげで、オレたちの部署は、彼らといい関係が築けている。オマエは人気者だよ。社内と社外という違いはあるかもしれないが、オマエの周りに人が集まっているということは事実だよ」 なるほど・・ Iさんは続けます。 「ちなみに、オレもオマエの周りに集まっている一人だ」 この発言ほど、いままでの人生の中で、僕を勇気づけてくれた言葉はありません。 後輩にこの台詞を言ってやれる人は、きっと多くないのではないでしょうか。 ちなみに、単純な僕は、このIさんからのフィードバックが心の支えになり、それ以降この問題についてクヨクヨ悩むことはなくなりました。 フィードバック②「自信を持って話せ。オマエの英語の方がパワフルだ」 Iさんは、駐在経験があり、英語がペラペラでした。 一方20代の僕は、英語は全く聞き取れないし、全く喋れませんでした。 当時、僕たちはアメリカの会社の製品を、日本の国内で売るというビジネスをやっていました。 ごく稀にアメリカから幹部の人たちが来るのですが、僕はこれが苦痛でした。 僕は、営業の最前線にいて、本来であれば、交渉したりコミュニケーションをしなければいけない立場なのですが、英語がダメなので、いつも事前に上司のIさんに想定問答や、言って欲しいことをインプットして、1、2年やり過ごしていました。...なぜ新卒を採用するのか
カラクルのような中堅IT企業は、ともすると**「中途」「即戦力」**採用がほとんどになりがちです。 実際にカラクルも新しい人の8割方は中途入社ですし、新卒は毎年多くても3人、すくなければ年間で1人か2人というような新卒採用の現状です。 それでも、カラクルは新卒採用を継続していきます。それはなぜか。 大手が新卒採用を、採用のメインにする理由 僕自身は最初に入った会社が、完全に新卒採用中心の会社でした。1990年代のことではありますが、同期も70人くらいいました。 数週間、みんなで新入社員向けの研修を受けます、各職場に配属されたあとも、戦力にならない状態で、先輩たちに教えてもらいながら、最初の半年くらいはなんの役にも立たず、ただ過ごしました。 こう考えると、企業からすれば即戦力と比較して、手間と時間がかかる新卒社員。教育コストは極めて高い。 それでも、長い目で見れば多くの人を新卒で採用する方が、以下のような理由で、アドバンテージがあるということなのでしょう。 ・カルチャーを根付かせるため 中途はすでに社会人としての色を持っているので、全く染まっていない新卒を自分たちの企業のカルチャーになじませ、継承していってもらうため ・世代をコンスタントに刻むため 中途採用中心だと難しいのが、各年代にうまく人員を配置することです。新卒をコンスタントに採用すると世代を刻むことができます。 ・一人前の社会人を育てるという社会貢献 大企業、かつ経済的に余裕がある会社として、上述のようなメリットも享受しながら、社会の公器としての役割も果たすという意味合い 少人数でも、新卒採用を続ける理由 カラクルは、大手企業でも余裕のある会社でもないので、大手のように長期間で考え、社会貢献を目的にし、新卒を大量採用することはできません。 効率だけいえば、中途だけがいい。 それでも、新卒採用をし続けることにこだわっています。 主な理由は、大手企業とは違ったところにあります。 それは・・・ ・新しい世代の感性を入れていくことで、自分たちのプロダクトを向上させる ・新卒を育てる経験を通じて、教える側をレベルアップし、チームの力を上げる 新卒は、僕らが想像するよりも純粋で、かつ世の中のことがわかっていない。 彼らからチームに、良い影響を与えてもらうのと同時に、自分たちの責任を痛感し、教育には真剣に取り組んでいきたいと思っています。 新卒は、日本人・4月だけではない このような考え方で、新卒採用を続けるカラクルですが、採用は通年でやっています。 日本人以外の新卒や、海外の大学の卒業生など、新卒は4月とは限りません。 また、ほんのちょっと日本の会社に入ったけど、やり方が古くてイメージと合わなかったので早期に転職という、いわゆる第二新卒組も、区別なく受け入れています。 大手企業が与えてくれるのは、ステータスや将来の安定性ですが、カラクルは、20代からの圧倒的な成長環境を、イヤと言うほど与え続けることを約束します。 就職を来年4月まで待たなきゃと思っている、中途半端な卒業時期の人で、爆速で成長する20代を過ごしたいと思っているあなたへ。 一度カラクルの門を叩いてみてください。 https://recruit.colorkrew.com/recruit/newgraduate/...Make your vision colorful! ~Vision Renewal
On December 1, 2021, We updated our vision. 「 Color Your Work with Excitement 」 We wish to make working people’s daily life more exciting. We wish to provide color and variety to people’s lives. Our new vision was created with this in mind. The Vision Project Again This is the third renewal of our vision since I came to work at Colorkrew in 2010....リベラルアーツはなぜ必要なのか
ビジネスパーソンにとって、自分の専門外、さらに言えばリベラルアーツはどのくらい必要なものでしょうか。 リベラルアーツに関しての、カラクルでの取組みを紹介したいと思います。 ちなみに、リベラルアーツとは・・・ Wikipediaより リベラル・アーツ(英: liberal arts)とは * 古代ギリシア・ローマに理念的な源流を持ち、ヨーロッパの大学制度において中世以降、19世紀後半や20世紀まで[注釈 1]、「人が持つ必要がある技芸(学芸・技術)の基本」と見なされた自由七科・自由学芸のことである。具体的には、文法学・修辞学・論理学の三学(トリウィウム)、および算術・幾何学・天文学[注釈 2]・音楽[注釈 3]の四科(クワドリウィウム(英語版))のこと。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%84 元々リベラルアーツは、幾何学、天文学なども含めて、非常に広い範囲を指しているようです。 ここまですべて網羅的に知識を持つのは大変ですし、僕も全く自信ありませんが、ここでは「自分の専門外の一般知識」くらいの、軽めの意味のリベラルアーツについて書いていきたいと思います。 カラクルはリベラルアーツ推奨! リベラルアーツを持っていると、人生が豊かになるイメージは、多くの人にあるのではないでしょうか。 では、仕事をしていく上でリベラルアーツは必要でしょうか。 カラクルでは、自分の専門分野だけでなく、幅広いビジネス知識と、さらに言えば、リベラルアーツを持つことが推奨されています。 これまでも、僕はいくつか「自分の市場価値を上げるためには」というブログを書いてきました。 自分の市場価値を高めるためには、とりあえず専門性を尖らすことが、手っ取り早い。 でも、中長期でレベルアップしていくためには、いわゆる専門バカではいけません。 それには、専門以外のビジネス知識や、リベラルアーツを鍛えていく必要があると、僕は考えています。 また、チームに外国人が入ってくるカラクルのような会社では「日本とは」を政治的や経済的なことで説明できないのはとても恥ずかしいことです。 グローバルチームを目指すことも、リベラルアーツが必要な理由の一つなのです。 新聞読まない若者たち 「ビジネスパーソンであるなら、日経新聞を読め」 僕は、特に若い人たちにはこう言っています。 どの新聞でも、ある程度はいいのですが、経済的な記事が充実している日経は、やはりビジネスパーソンにとって、まず読むべき新聞だと僕は思います。 ちなみに、全ての新聞は、いわゆる政治的なイデオロギーなどを持っています。 「新聞は嘘をつく」と言っている人もいるくらいですし、記事を鵜呑みにしてはいけないものではあります。 ですので、日経を情報の軸にしながらも、他の新聞雑誌、ネットも含めて色々な記事を幅広く読んでいくことがお勧めです。 そのレベルになるまで、知識を高めないと一部の思想に洗脳されやすいので、しっかり時間をかけて知識レベルを上げていきましょう。 話逸れました。。。 でも、多くの人は新聞を読みません。 理由を聞くと・・・ ネットで十分ニュースはわかる お金がかかる(ネットはただ) めんどくさい、時間がない などがあがります。 ちなみに、月に5000円程度のことも自己投資できず、ソシャゲやマンガに課金しているようなビジネスパーソンに、あまり輝かしい未来はないだろうなと僕は思ってます。 なぜネットだけだと不十分なのか これは、簡単に言ってしまうと、情報が偏るからです。 新聞では、いま知るべきと新聞が考えていることを”大きく”扱います。 ネットだと、基本的に全部同じフォント、同じ大きさです。 また、ネットは良い意味でも悪い意味でも、自分の嗜好が反映された記事を見つけやすくなっています。 逆に言うと、自分の興味の範囲外のものは、ほとんど目に入ってきません。 ですから、自分用ににカスタマイズされずに情報が提供される場所が必要だというのが僕の考えです。 できれば紙で。そうでなければ、オンラインでも紙面で読むパターンをお勧めしています。 もちろん、いまの時代ネットは情報の主力です。 アナログで、まとまりのある新聞など紙系の媒体と、情報が早く、深堀りできるネットをうまく組み合わせてやっていくのがいいと思います。...30代の転職で、給料はどうでもいい理由
社会人としてのスタートの20代。 僕も含め、多くの人は、自分にとって新しい挑戦で、試行錯誤しながら、がむしゃらに経験を積んでいったのではないでしょうか。 20代を、社会人として最初の成長期として過ごした後に、30代がやってきます。 その頃になると、冷静に自分の会社や、その中にいる自分の立ち位置、将来について考えるようになってきます。 そうして将来を考えたとき、転職することは大きな選択肢の一つです。 僕が見てきた30代の転職。その目的とは。 いままで周りの人で、転職しているタイミングは、やはり30代が圧倒的に多い。 僕は、そういった人たちと話す機会があると、何を目的に転職したのかを、聞いてみるようにしています。 仕事上、人事制度などを考えるために、生きた知識を得たいという目的もありますが、それよりも単純に、その人たちがどんな理由や目的で転職をするのかが、個人的に興味があるのです。 まず、転職のきっかけです。 「いまの会社から出たいから」というネガティブな理由を持つ人もいますし、「いまの会社に大きな不満はないけれど」もっと発展的に転職をしようとしている人もいます。 ただ、きっかけはどちらであれ、転職先に求めるものは結局変わらないのではないかと思います。 転職先に何を求めているかは、大きく2つあります。 まず一つは、**「給料」**です。 30代では、多くの人が結婚したり、子どもができたり、家を買ったりと、いままでより高い給料が必要となってくるので、これは当然でしょう。 そしてもう一つは**「成長環境」**です。 これ以外に、カルチャーフィットや人間関係などを重要視する人もいますが、それは上記2つに比べるとマイナーな理由でしょう。 では、**「給料」と「成長環境」**どちらが大切なのでしょうか。 給料”だけ”を重要視してはいけない理由 結論から言うと、もちろん給料は大切です。 まず、スタートアップで自分も株主の場合などは別として、安すぎる給料は**”労働搾取”**に加担(自分が被害者ですが)することになるのでお勧めしません。 大切なのは、**「自分の価値(=実力)でもらえる給料をしっかりもらう」**ことです。 そして、**「自分の実力に見合わない高い給料」**をもらうことを目標にするのは、大して意味のないものだと僕は思います。 もちろん、素晴らしい成長環境がありつつ、さらに高い給料がもらえるのであれば、それはそれに越したことはありません。 僕が考えるまずいパターンは、給料を優先するあまり、自分にとっての成長環境のないところに転職してしまうことです。 成長環境がなければ、将来の自分の価値は高まりませんし、下手をすると下がりかねません。 ほぼ全ての企業は、同じスキルの30歳と40歳であれば、30歳を採用したいと思っています。 まとめると、**「自分の価値に見合った給料(もしくはそれ以上)をもらう」のがまず基本。 その上で「最も成長できる環境」**を選ぶ、ということになります。 成長だけが、将来の自分を救ってくれる 僕の言いたいことは**”成長環境が圧倒的な最優先”**だと言うことです。 なぜそこまで言い切れるのか。 **「いま高い給料をもらっておけば貯金したり運用したりすれば、将来価値が上がらなくても大丈夫ではないか」**なんて意見もあるでしょう。 実は、この考え方は、30年もデフレが続いた日本にいるからこその考え方です。 普通の資本主義経済は、基本的になだらかなインフレです。 そして、たまに猛烈なインフレに見舞われます。 ちなみに直近のニュースとしては、アメリカの2021年10月の消費者物価は、前の年の同じ月と比べて6.2%の上昇と、ほぼ31年ぶりの高い上昇率になりました。 インフレというのは、例えば現在の1000万円は、そのまま貯金していると10年後には500万円の価値になってしまう、というものです。 ちなみにこれは年率7%のインフレの話ですが、もし仮にもっとインフレになったら、さらに価値は下がります。 もちろん、インフレにならない可能性もあるでしょう。 その場合は、貯金やその運用で大丈夫。 でももしインフレになったらどうでしょう。 自分の命運を、自由経済に任せて、あとは祈るというのは若者の取る選択肢としては消極的ではないでしょうか。 どんな状況でも、自分を救ってくれるのは、自分の市場価値です。 例えば、いま500万円の市場価値(給料)だったとします。 インフレで紙幣価値が2分の1になると、理論上給料は1000万円になります。 さらに、自分の市場価値が50%高まっていれば、その時は1500万円になるのです。 一方、1000万円の貯金に関しては、10年経っても、多くても数百万円しか増えません。 (現状はゼロ金利ですので、ほぼゼロです) 個人にとって「成長」は環境変化に対応するための、最も大切な武器なのです。...ビジョンをカラフルに! 〜ビジョンリニューアル
2021年12月1日、Colorkrew(以下、カラクル)はビジョンをリニューアルしました。 「 Color Your Work with Excitement 」 シゴトをする人の毎日を、よりエキサイティングに。 人生を充実させ、よりカラフルに。 そんな思いを込めて、新しいビジョンは誕生しました。 ビジョンプロジェクトふたたび 僕がカラクルに来た2010年から、今回でビジョンのリニューアルは3回目となります。 最初は2011年。 その頃のカラクル(当時は旧社名のISAO、以後カラクルで統一)は、ほぼBtoBのビジネスの会社でしたが、**”自分たち自身のプロダクトで世界にインパクトを与える会社になりたい”**という思いで、このビジョンをつくりました。 「ニッポン発!億人を熱くするサービス実現!」 億人のユーザーというのは、必然的に日本を超え、世界にというグローバルな思いが込められています。 ちなみに、当時は100%日本人のチーム。プロダクトに関しても、スマホアプリを作ることのできる開発者すらいませんでした。汗 次のリニューアルは2016年。 どんな領域で世界を変えていきたいのかを、明確にするためにブラッシュアップしました。 「世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニー」 それから5年間、僕たちはOKR+によって、チーム力をあげるコミュニケーションを生み出す「Goalous(ゴーラス)」や、名もなき仕事をなくす「Mamoru Biz」などのプロダクトを生みだし、提供してきました。 前回リニューアルの2016年、”世界”とは言っても、チームはほとんど日本人。 ユーザーもほとんど日本の顧客でした。 そして、いま。 チームは多国籍化し、全てのプロダクトはマルチ言語に。 ブラジル拠点もスタートし、日本以外の顧客も急激に増加しています。 チームもグローバル化し、プロダクトも以前とは変化し、会社名も変わりました。 Colorkrewに社名変更しました! 「世界のシゴトをたのしく・・・」も悪くはない。でも「たのしい」だけでは人生にとっての仕事の意味を表しきっていない。 そして、いまの自分たちを反映したものに変えたいという気持ちが、またムクムクと湧き上がってきました。 日本語と英語の問題 前のビジョンにはもう一つ課題がありました。 日本語は「世界のシゴトをたのしく・・」なのですが、英語は「 Let’s Go Inspire The World 」 日本語の意味を汲んで訳さず、勢いだけのキャッチフレーズになってしまっていました。 もうちょっと、英語的にも僕らの意図がしっかり入ったビジョンにしたかった。 当初は、日本語とそれに対応する英語をつくろうとしていました。 でも、2つの言語にすると、どうしても微妙に意味や雰囲気が変わってしまう。 かといって、英語だけにすると、難しい単語になってしまったりして、僕らのベースである日本でわかってもらい辛い。。。 バリフラットなカラクルでは、どんなプロジェクトでも参加したければ参加できます。 「これは!」と思う候補が出てきても、色々な意見が出てくる。毎回最後は「うーん、イマイチかあ」となって、プロジェクトを始めてから3ヶ月以上があっという間に過ぎていきました。 そんな状況の中、ブランディングリーダーのだーはらが、この難題に、見事なリーダーシップで応えてくれました。 「COLORを使おう!」...我がメンター「ジャック・ウェルチ」
僕が過去の経営者でとても尊敬し、最も学ばせてもらったジャック・ウェルチが先日亡くなりました。 会ったことも、話したこともありませんが、彼は紛れもなく僕の経営のメンターです。 哀悼の気持ちを込めて、経営に関して僕が彼に教えてもらったことをブログに書きたいと思います。 はじめて経営者になったときの話 2006年、ドイツに駐在して2年経ち、自分がいた部門をスピンオフ(別会社化)したタイミングで、人生初めてのCEOになりました。 当時、僕は35歳でした。 その前の2年間は、その部門はドイツ人の部長がいて、僕はその人のアシスタント的なポジションで活動していました。 全く経営の経験がないところからいきなり新しい会社のトップになり、人事なども含めた制度を作ったり、たったの20人ではありましたが事業成長をリードしていく立場になったのです。 バーチャルメンター 商社マンだったこともあり、いつかは会社を経営してみたいという思いがあった僕は、20代の頃から経営本を読みあさっていました。 日本の経営者で言えば、松下幸之助(パナソニック)、本田宗一郎(ホンダ)、稲盛和夫(京セラ)、海外ではアンディ・グローブ(インテル)、スティーブ・ジョブズ(アップル)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、カルロス・ゴーン(ルノー・日産)などなど、たくさんの経営者に関する本を読みました。 そういった本の著者たちの中で、僕の(バーチャルな)メンターとして尊敬していたのが、ジャック・ウェルチでした。 ジャック・ウェルチは、GE(ジェネラルエレクトリック)の生え抜き社長で、自社を成功に導いただけでなく、マネジメントについて多くの格言や著書を残している人です。 ジョン・フランシス・“ジャック”・ウェルチ・ジュニア(John Francis “Jack” Welch Jr., 1935年11月19日 - 2020年3月1日)は、アメリカ合衆国の実業家。1981年から2001年にかけて、ゼネラル・エレクトリック社の最高経営責任者を務め、そこでの経営手腕から「伝説の経営者」と呼ばれた。 Wikipediaより 彼は、大胆なリストラクチャリングも行う人でしたし、毎年パフォーマンス下位10%の人を無条件に解雇するなど、ある意味非情な経営を行う人でもありました。 僕は**「成長にコミットしていれば必ず居場所をつくる」**という哲学(がんばる気のある人は必ず生き残れるという考え方)を持っていいます。 このように、人に対しての考え方は僕とは違いましたが、リーダーシップの部分では多くのことを彼の著書から学びました。 ジャック・ウェルチのマネジメント手法の超概要を学べる本 彼の著書の中で有名なものは、**「Straight from the gut(邦名:わが経営)」「Winning(邦名:勝利の経営)」**などがありますが、シンプルにまとまっているムック本があり、これが僕のお気に入りでした。 **「25 Lessons from Jack Welch」**という厚さ1cmにも満たない本です。 そこにはジャック・ウェルチの25の教えが非常にシンプルに描かれています。 何回か引越ししてなくなってしまったのですが、鮮明に覚えている内容があり、いまでも僕のリーダーシップの指針になっている項目がたくさんあります。 まず、最初のページのタイトルは以下のようになっています。 Lead→〇 Manage→X (管理するな、リードせよ) ガツン!ときませんか? 次回もジャック・ウェルチについて書きます。...