会社の中での、その人の価値はほぼ給料や役職と連動しています。
今回は、自分の価値をどうやって上げていったらいいかを考えてみたいと思います。
個人のパフォーマンスを上げる① 〜ファンダメンタル 個人の価値の要素を考えた時に、一番初めに思い浮かぶのが、スキルではないでしょうか。
スキルは、仕事を通じて育てて行くこと、すなわちOJTが最も重要です。
しかし、それだけでは足りません。
通常の仕事をしているだけでは、自分のできる領域が限られてしまうからです。
ではどうすればいいか。
良質なインプットを定期的に心がけることが非常に大切です。
まず、基礎的な部分。ファンダメンタルを鍛える。
専門バカにならず、世の中全体のことや、自分の専門外に触れる。
新聞や本を読む。
視野を広げることができるだけでなく、新たな刺激を得ることがモチベーションを上げていくことにも繋がりますので、特に本を読むことはオススメです。
ある調査によれば、年収800万円の人は、年収400万円の人より、2倍本を読むそうです。
間接的ですが、やはり成長と読書は相関関係がある気がします。
個人のパフォーマンスを上げる② 〜スキル 仕事に直接影響する自分の職種としてのスキルを上げるにはどうしたらいいでしょうか。
もちろん、自分のやっている仕事を突き詰めて、レベルを上げて行くことは重要ですが、それだけでは最高の成長することはできません。
ではどうするか。
それは、自分の「周り」の仕事を理解することです。
周りの仕事を理解するようにすると、自分の仕事が周りにどう影響するかがわかるようになってきます。
そうなると、自分視点で仕事を考えるよりも、広い視野で自分の仕事を考えることができるようになり、いままで気づかなかった成長のポイントもわかるようになるのです。
気づけばその時から成長できます。
逆に気づかなければ、一生かかっても成長できないものなのです。
チームの成長に貢献する 上の2つは「自分が成長することにより価値を上げる」という話でした。
それにプラスして3つ目は**「チームの成長に貢献する」**です。
価値の高い人は、周りの人の成長に貢献します。
自分自身のパフォーマンスは出すものの、周りの人への成長貢献がゼロの人。
一方、自分自身だけでなく、自分と密接に仕事する周りの人への成長貢献がある人。
そういう人は、自分の価値に、周りへの貢献を足した総量がチームへの貢献、すわなちその人の全体的な価値となります。
総合的に価値が高いのは後者の人であることは明確です。
価値を二次曲線的に上げるには 仕事はチームでやるものです。
自分自身のパフォーマンス、価値向上(成長)は重要ですが、それだけでは限界があります。
周りへのプラスの影響が多ければ多いほど、その人の価値は二次曲線的に上がっていく。
自分の成長を積み重ねながら、同時にチームへの貢献を意識して仕事をしていくことが、全てのビジネスパーソンにとって、最も成長できる方法なのです。
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