はじめに 湯川です。久しぶりにコーポレートブログを書きます。確認したところ2018年7月以来です。この約4年間の間に色々な変化がありました。
プライベートでは、再婚し、家を買い、2児の父になりました。
会社としては、親会社から独立し、社名を変え、VISIONを刷新し、グローバル化に向けて外国人メンバーもだいぶ増えました。
私自身の仕事は、受託開発ビジネスからSaaSビジネスに軸足を移したり、日常業務で英語を使うようになったり、直近では会社経営の視点から両者のビジネスをマネジメントする役割が主になっています。
各事業の現場から自分の日々の業務を紹介するという趣旨のブログ記事は複数あると思いますが、Colorkrew全体としての事業概観に触れたものはあまり無いように思い、今回のタイトルとしています。
受託開発ビジネスとSaaSビジネス まず、我々のビジネスは2つに大別されます。
それは受託開発ビジネスとSaaSビジネスです。
前者の方が歴史は古く、後者の方が比較的新しいビジネスになります。
受託開発ビジネスで稼ぎSaaSビジネスに突っ込むというのが大枠でのポートフォリオマネジメントになっています。
最近ではSaaSビジネス側も成長軌道に乗りはじめていますが、まだしばらくは投資が先行するフェーズが続くものと思われます。
弊社では全社の経営管理の重要指標として、MRRを用いています。
参考までにこの観点だと、受託開発ビジネス:SaaSビジネス=6:4くらいというのが現状です。
※受託ビジネスにおけるMRRは弊社独自の定義をしておりますがここでは詳細には触れません。
受託開発ビジネス 受託開発ビジネスの中の事業は大きく4つに分かれます。
クラウドインテグレーション、セキュリティ運用、WEB/アプリ開発、Data & AIです。
それぞれの事業の親和性は高く、いくつかの組み合わせで顧客に業務提供することが多くなっています。
クラウドインテグレーション クラウドインテグレーションとは、パブリッククラウドの導入及び運用の支援を行います。
数年前はオンプレからクラウドへのマイグレーション需要が大半でしたが、最近ではPaaSなどを積極的に活用したクラウドネイティブな環境設計を実施する機会が圧倒的に増えてきています。
セキュリティ運用 セキュリティ運用は、世の中的にはSOC(Security Operation Center)と言われるものです。
弊社ではクラウド環境のセキュリティ運用を中心に行なっています。
WEB/アプリ開発 WEB/アプリ開発は、言葉そのままで特に説明がいらない気もしますが、webシステムの開発やスマホアプリの開発などを行なっています。
Data & AI Data & AIは、直近で一番伸びている事業ですが、データ分析基盤の構築をベースにして、画像解析や映像解析、テキスト分析などのAI要素をプラスしたり、最終的なデータのビジュアライズにBIツールを活用したりということを行なっています。
具体的には、IoTを活用したSmart Buildingや、画像解析を活用したSmart Factory、実験データを有効活用して素材開発を効率化するMaterial Informaticsなどに取り組んでいます。
また教育機関向けのデータ活用支援も注力している領域のひとつです。
SaaSビジネス 昨今のコロナ禍により急速に世の中に普及したテレワークですが、今後はテレワークと出社という双方の勤務形態を組み合わせたハイブリッドワークが一般化していくと考えられています。
この新しい潮流に対応して、ハイブリッドワークを支援していくツールを提供していくことを基本的な方向性として持っています。
今のところ総務テックとHRテックの領域で事業展開しており、前者はMamoru Biz、後者はGoalousというSaaSプロダクトを作っています。
Mamoru Biz Mamoru Bizでは、「名もなき仕を減らすビジネスコンシェルジュツール」をコンセプトに仕事の無駄を無くしていくことを目指しています。
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