「今年も従業員アンケートをやりました!」の続編、「Colorkrew(以下、カラクル)社員はバリフラットをどう思っているのか」を書きたいと思います。
前提条件として、僕がバリフラットをどう考えているかをまず書きます。
バリフラットはまだまだ発展途上だと思っています。人類が100年以上かけて磨き上げてきた従来の階層型組織に比べれば、カチッとしていませんので(それが特色でもありますが)隙間っぽいものもあります。
そうした、課題に向き合い続けるという前提に立てば、従来型組織と比べてバリフラットは、圧倒的に民主的で、効率的。 先行き不透明ないまの時代を勝ち抜ける可能性の高い組織運営であることは間違いないと断言できます。
従来型の階層組織も、バリフラット的な要素を入れるだけでも格段に進化するはずなので、ハイブリットでもいいかも知れません。
あれ、そういえば。。 でもカラクルのみんなは、現時点のバリフラットに関して、どう思ってるのでしょうか。
従業員アンケートから、その点について検証してみましょう。
バリフラットに対しての賛否 ずばり聞きました。 「あなたにとってバリフラットは従来型組織よりも良い」のか。
この問いに関しての、答えは90%の人が、**「バリフラットの方が良い」**との答えでした。 ここまで多いとはビックリです。
バリフラットへの意見 ポジティブな意見を見てみましょう。
・上司がいなくて人間関係がフラット ・色々なことに関われる(挑戦できる) ・意思決定のスピードが早い ・自由がある
などなど。 バリフラットの目的を表現してくれてる感じになっています。
逆に「ココが問題、階層型の方が優れている部分」に関する意見はこんなものがあります。
・階層型の方が責任範囲がクリア ・世の中にあるITツールは階層型組織を想像して作っているので、バリフラットでは使いづらいケースがある ・役職による権威がないので、組織コントロールがしづらい場面がある
などなどです。
面白かったものとしては、「従来型組織がいいのであれば、そういう会社に行けば良い。バリフラットは貴重なのでぜひ継続してください」という意見もありました。
確かにそうかもしれません。
それでもやっぱりバリフラット アンケートでわかったのは、やはりカラクラーは圧倒的にバリフラットを支持しているようです。
一方で、まだまだ沢山ある課題や、そもそもバリフラットの目的に関して一部誤解されているところもあることがわかったので、一つ一つ取り組んで、バリフラットを進化させていこうと思います。
最後に。 どう進化させていくかということに関しても、ウィットに富んだ意見がありました。
「熱いコーヒーが好きな人が50人、冷たいコーヒーが好きな人が50人、じゃあ一番みんなにウケるコーヒーはぬるいコーヒーという話があります。 カラクルはぬるいコーヒーにならないようによろしくお願いします。」
確かに・・・ ぬるいコーヒーにしないように、がんばります!!
おしまい。
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