AWS re:invent2016 Key Note — Day2 —
こんばんは。 インフラ担当の赤川です。 本日も引き続きre:invent2016 Key Note 二日目の模様をお届けします。 Deploy AWS OpsWorks For Chef Automate Full ManagedなChef Serverとして、AWS OpsWorks For Chef Automateが発表されました。 OpsWorksのStackで操作し、バックアップやソフトウェアアップグレードまでManagedされ、 これまで運用の負荷となっていたChefサーバーの管理が容易になります。 Amazon EC2 Systems Manager EC2を管理するサービスとして、Amazon EC2 System Managerがリリースされました。 コマンド実行やインベントリ、Windows Serverに対するパッチ管理などが実現され、 運用の手助けになりそうです。 AWS Code Build コード管理のCode Commit、DeployのCode Deplyの足りないピースとして、 デプロイを請け負うAWS Code Buildが発表されました。 課金体系はビルドされてから処理が終わるまでの分単位課金となるようです。 DevOps AWS X-RAY アプリケーションモニタリングツールとして、AWS X-RAYが発表されました。 アプリケーションのどこがボトルネックになっているのか、レイテンシーなどを深掘りしてみること ができるようになり、アプリケーションの見える化を実現します。 Respond AWS Personal Health Dashboard AWS Personal Health Dashboardが発表されました。 これまで個別に通知されていた(インスタンスのメンテナンス通知等)が一元的に管理されます。 つまりアカウント自体で予定されているメンテナンス情報がパッとコンソール画面で確認することができるようになります。 パフォーマンスや可用性も確認可能とのことです。...AWS re:invent2016に来ています
AWS re:invent2016 Global Partner Summit はじめまして。 インフラ担当の赤川です。 LAS VEGASで開催されているAWSのユーザカンファレンスであるre:inventに来ています。 昨年は弊社からは1名の参加でしたが、今年は私を含むインフラメンバ3名で参加しております。 本日はグローバルパートナーサミットが開催されました。 パートナー企業に対するメッセージとして、次のメッセージが響きました。 (同時通訳で聞いていたので齟齬があるかもしれません。) フォーチューン100に入る企業の90%がAWSを利用、またパートナー企業が様々な形でサポート していることも見ればわかるように、顧客は専門的なAWSの知見がなく、それを実現してくれる パートナー企業を必要としている。 つまり顧客がわからないこと=パートナー企業にとっては最大のチャンスである。 こういった要望に応えられるプロフェッショナルな人材に投資する企業が勝ち残っていくと感じている。 これは本日発表された、Partner Solutions Finderなるサービスと紐づいた メッセージなのかと思っています。 Partner Solutions Finder https://aws.amazon.com/jp/partners/find/ 検索キーワードを元にパートナー企業を探すことができる検索サービス。 そして、検索結果からダイレクトにパートナー企業へ問い合わせることができるようです。 AWSのサービスを知り尽くし、最適なシステムを提供できる企業は検索候補として引っかかる可能性が 上がり、今まで以上に多くの仕事を受注できる可能性が広がる。 弊社はAdvanced Partnerとなっておりますが、これまで以上にサービスを提供できる幅を広げ、 精進していきたいと思います!! 余談ですが、今回の参加者特典はパーカーとecho dotでした。 明日以降もKey Noteを中心にレポートしたいと思います。...I went to Seattle.
プログラマーの古山です。 今回、弊社のスーパーAzureエンジニア原氏のおまけとして、レドモンドのマイクロソフト本社にお邪魔することができたので、その顛末をざっくりまとめてみます。 実のところ、私の初渡米でしたので、うっそーん、みたいな表現をあるかと思いますが、笑って許していただければ、と思います。いやほんと。 遠くへ行きたかったんだ。 僕が駆け出しのエンジニアだった頃、遥か海の向こうからやってきた肌の白い男はそう語った。 「どうして日本に来たんすか?」 「生まれたところから、とにかく遠くに行きたかったんだ。」 「どうして?」 「どうしてって、それが全てだ。君はそう思わないのか?」 なるほどと思った。 遠くへ行きたい。 遺伝子の運び手としての自分を顧みれば、確かにそれは本能に根ざした根源的な欲求なのかもしれない。 自らを構成する情報を遠くへ運び、あわよくば冗長化する。 そのために、遠くへ、ただ遠くへ行きたいと。 深く納得した僕は、自分をもっと遠くへ運びたいと、うっすらとそう思うようになった。 あれから長い時間が経ち、そして僕はまだ日本に居た。 あの遠くからやってきたエンジニアの故郷には、結局一度も足を踏み入れていない。 結局のところ、僕はそういう人間だった、ということなのだと思う。 +++ 今日も今日とて慣れ親しんだキーボードを叩き、バーチャルな意味で遠くへと逃避していた僕を、その日現実がゆさぶった。弊社のイケメン代表が、僕にこう語ったのだ。 「シアトルにいかないか?」 「!?」 そこからのやりとりはよく覚えていない。 ぼんやりとした意識の中で、妻に土下座しまくり、田舎から母を呼び子供の世話と頼み、仕事はただかなぐり捨てた、そんな覚えがあるだけだ。 チケットとパスポートを握りしめ、エコノミーシートに座り。 気がつけば、僕は生まれたところから8,000キロも離れた場所に立っていた。 ついに僕は彼の故郷に足を踏み入れたのだ。 イミグレで一人隔離され、同行者をひたすら心配させたことも、この地にたどり着けた事実に比べれば小さなことだ。 それにしても、まさか、まさかこんなに時間がかかるとは。 気がつけば配偶者がおり、子供に4人も恵まれ、このままこの場所で老いていくのだろう、そんな風にあの頃の情熱を忘れたふりをしていたこともあった。でもどうにかこうにかこの場所にたどり着いたのだ。 たとえそれが3日だけだとしても、僕の人生的には初めて月に降り立ったアームストロング船長並の出来事だった。 人類史上初より自分史上初。人間は主観という檻から抜け出すことはできない。 神様ありがとう。 +++ 僕のキャリアはゼネコン的SIerで始まった。 その大企業特有の技術は二の次で政治優先、体力優先な体質に嫌気がさし、OSSの自由な雰囲気に惹かれて、ただ電灯の明るさに蛾が惹かれるような機械的さで、ApacheやTomcat、JavaやLinuxの周りをフラフラしていた。 学ぶことは常に無限で尽きることはなかった。 政治はなく、ただ世界を前に進めようとする情熱だけがそこにあった。 正直言って、直接的な貢献はなにもできなかった。 ただ一度どこかの質問サイトで、Vmwareの上でVine Linuxを動作させようとしている人を助けたことが、その感謝の言葉が、僕にこの場所に居てもいいと、免罪符代わりになっていた気がする。 結局僕はスクリプトキディレベルの、そんなオタクだった。 そんな当時の僕にとっても、マイクロソフトは端的に言って敵だった。 だってこんなモノが出回るような会社なのだ。 ハロウィーン文書 http://cruel.org/freeware/halloween.html 今回の目的地は、その敵であるところの総本山、本社であるのだ。 オーマイガ。フォースよ、ともにあってくれ。 +++ 縦横無尽にシャトルバスと車が走り抜ける。一企業の敷地としては規格外すぎるそこが、マイクロソフトの本社だった。これをキャンパスと呼ぶ感性は僕にはない。学内に信号機がある大学なんて知らない。どう見たって街だろう、これは。 デフォルト色が灰色らしい空の下、Uber印のプリウスに乗って僕らはマイクロソフトの本社に吸い込まれた。...SXSW 2017への挑戦 〜公開選考会〜
公開選考会に参加しました 先日こちらのブログにて予告した、 経済産業省×ASCII STARTUP 日本発グローバル・ベンチャー公開選考会 に参加しました。 本日の選考を通過すると、SXSW 2017で、Trade Showでのブース出展ができます! 審査の流れ 10:00~12:00:クローズド審査会(主催:経済産業省、事務局:トーマツベンチャーサポート株式会社) 12:00~13:00:休憩(審査・予備時間) 13:00~18:00:一般来場者向けの展示会(主催・運営:株式会社KADOKAWA) 審査員による審査時間はわずか3分! 1分間のPitch(プレゼン)と、2分間のQ&A時間が与えられています。 初めの1分間に、スマートフォンアプリでeプッシュ認証を体験していただくデモもおこないました。 午後は一般のお客さんが来場。 ハードウェアを駆使したIoT関連サービスが多い中で、たくさんのお客様にブースへお立ち寄りいただきました。 世の中でセキュリティへの関心が高まっていることを実感します。 Mamoruは、会員管理が必要な全てのサービスが対象で、 もちろん日本だけでなく海外でも通用するテクノロジーを提供しています。 パスワード不要の認証サービス Mamoruをぜひ応援してください! 日本語 https://mamoru-secure.com/ English https://www.colorkrew.com/en/mamoru/...SXSW 2017への挑戦、はじめました!
SXSWが気になる季節がやってきました こんにちは、中嶋あいみです。 今年の春頃にSXSW (サウス・バイ・サウスウエスト) のブログを書きましたが、 お陰さまで**『SXSW ブログ』でGoogle検索第3位**をキープしております! 『日本語での情報が少ない中、重宝した』と、嬉しい反響をいただきました。 SEO対策、ちゃんと効いていて良かった! ところで2017年のSXSWまで早くも半年を切りました。 前回、ISAOからは初めて視察に行かせていただきましたが、今回は出展しちゃおうと思っています! ・・・うまくいけば。 SXSW Trade Showへの挑戦 先日公開したばかりの パスワードがいらない認証サービス Mamoru を 経済産業省が主催する、飛躍 Next Enterpriseのオースティン 派遣コースにエントリーし、なんと1次選考を通過しました! 最終選考を通ると、SXSW 2017で、Trade Showでのブース出展ができるんです! (Trade Showは以前のブログにて紹介しています。) 飛躍 Next Enterpriseって? ざっくり言うと、グローバル展開したいベンチャー企業や中小企業を経済産業省が支援してくれるプログラムです。 本事業では、日本全国各地から、高い技術力や優れた事業アイディアを持つ中堅・中小・ベンチャー企業等を募り、選抜された派遣企業がシリコンバレーをはじめとする世界各地のベンチャーエコシステムの仕組みと活用方法を知ることによって、海外進出に必要な知見と人脈を早期に獲得し、世界の課題解決に寄与するビジネスをグローバルに展開させることを目指します。 引用元:https://www.hiyaku.go.jp/program.php オースティン 派遣コース 推奨応募者 - 独自のテクノロジーを持ち、来場者が面白さを体感できるプロダクトを出展可能な企業 - BtoCあるいは BtoBtoCのビジネスモデルを世界的に展開する意思のある企業 - キーワード:BtoC/BtoBtoC、プロトタイプあり、最先端の技術・コンセプト、ローンチ前 募集締切の前日に週刊アスキーの記事で知り、締め切り当日に急いで応募! 間に合ってよかった〜 Mamoruって? Mamoruは、パスワードがいらない認証サービスで、ISAOが特許出願中のeプッシュ認証を使用しています。 この認証を利用したサービスは、わずか2ステップでログインが可能になるんです! 詳しくは特設サイトをご覧ください。...海外で見つけた”シゴトをたのしく”なオフィスの共通点
あなたのオフィス、好きですか? 今働いている会社で、好きなところと不満なところを挙げるとしたら、何がありますか? おそらくどちらにも入りうるのが『オフィスの環境』ではないでしょうか? 取引先やセミナーなどで企業訪問すると、六本木や渋谷の最先端オフィスビル・おしゃれな社食・綺麗なお姉さんのいる受付など、羨ましくなることがよくありますよね!? ISAOも、Joyful Studio (ジョイフルスタジオ) と呼んでいるオープンスペースで、バーカウンターやダーツ・ビリヤード・麻雀・ゲーム・Pepperなど・・・ 今すぐ仕事を切り上げて遊びたくなってしまう自慢のオフィスはあります。 ですが、実はお客様が入らない居室はいたって普通のオフィスです。 特徴といえば、これくらい。 バランスボールの席があること 基本的に個人ディスプレイ禁止で顔が見えること 決まった座席を持たないフリーデスクがあること Joyful Studioから居室の扉を開けた瞬間、雰囲気の落差が。。。 地味すぎるので写真はやめときますw 海の向こうで、オフィス訪問をやってみた ベルリンに行った際、Tech Open Airのサテライトイベントや個人的な繋がりで、スタートアップのオフィスに訪問させてもらいました。 ▼以前のブログ ヨーロッパで最もクールなTechカンファレンス『Tech Open Air 2016』参加レポート 女1人でも怖くない、『世界に触れる旅』3つの極意 Goodpatch Berlin Mitte (ミッテ) というベルリンで最も栄えているお買い物エリアにある、こちら。 看板を見つけた記念に、とりあえずセルフィー。 渋谷のGoodpatchさん本社に訪問した際、ベルリンオフィスと常時ライブで繋がっているのを見ていたので、画面の向こう側に行ける日が来るとは! 中に入ると、無駄のないとてもミニマルな空間。 コーポレートカラーのブルーが効いてます。 中庭からの自然光が入って、とてもいい昼下がり。 すごく仕事に集中できそうです。 見覚えのあるこの椅子!以前本社でも座らせてもらいました。 1脚◯万円するらしい、憧れの高級チェアです。いいなー。 こちらの建物は複数のスタートアップが同居していて、共用部と各社のお部屋があります。 誰かのおうちに来たようなアットホーム空間でした。 Goodpatchさんは、増員されているので、このあと新しくて広いオフィスに移転されたそうです! お邪魔しました。 KAYAK 面白法人カヤックさんではなく、アメリカ・コネチカット州発の旅行系スタートアップ、KAYAK。 航空券・ホテルの比較サービスです。 元倉庫らしき赤レンガの、趣ある建物。 この外観から、どんなワイルドなオフィスなんだろう・・・と緊張しながら入ってみると、 リノベーションされてとても綺麗!...ヨーロッパで最もクールなTechカンファレンス『Tech Open Air 2016』参加レポート
先日の女1人でも怖くない、『世界に触れる旅』3つの極意に反響をいただき、ありがとうございます! 今回は、予告したイベントレポートです。 45秒でわかるTOA 2016年7月13日(水)〜15日(金) ドイツ・ベルリンでおこなわれたTech Open Air 2016に参加してきました! ショートムービーを作ってみたので、まずはこちらで雰囲気をご覧ください。 Tech Open Air とは? 『ヨーロッパで最もクールなTechカンファレンス』 とも言われるこのイベント。 http://toa.berlin/ ヨーロッパのスタートアップを牽引しているドイツのベルリンで開かれます。 公式のOverviewでもわかるように、 2012年にスタートした比較的新しいカンファレンスですが、毎年急拡大しています。 引用元:http://toa.berlin/wp-content/uploads/2016/06/TOA16_overview_X.compressed.pdf 日本人は、ゼロではありませんがほとんど見かけませんでした。 現地でお会いしたGoodpatchさんのベルリンオフィスで働くお2人もドイツの方です。 参加費は? 私は最も早いEarly Birdで3月に購入したので、€237(税・手数料込み)でした。 この手のカンファレンスの中ではかなり安いほうですね。 最終的には€450以上になるので、早めに購入がおすすめです。 Early Birdだと€10相当のフードチケットももらえ、ランチ代も浮かせることができました。 会場は? 年によって違うようですが、今年はFunkhaus Berlin。 1956~1990の間、東ドイツの放送局だったそうで、クラシカルな雰囲気漂うホール。 建物内に4つ、中庭に2つの会場があります。 公式アプリでスケジュールを確認しながら、中と外をうろうろ。 サテライト以外は1つの会場内での行き来なので、とても楽です。 『Open Air』の名前のとおり、外は開放的でまるでアウトドアフェス! SXSWがTech業界のFUJI ROCK FESTIVALだとすると、TOAはNatural High Campって感じです。 (フェス好きの人ならわかるはず!) 実は今回お天気が悪くて、野外の写真たちはほんの短い晴れ間の時間に撮りました。 川沿いでビール飲みたかったけど、寒くて断念。 どんなプログラム? 全3日間、メインイベントとサテライトイベントで構成されています。 DAY1〜2 朝〜夕方:メイン会場 夜:サテライトイベント...女1人でも怖くない、『世界に触れる旅』3つの極意
こんにちは、中嶋あいみです。 先日、人事の市橋がアップしていた夏休み9日間休んだら1万円制度で、 土日祝を含めた10連休を取って、ヨーロッパに行ってきました。 1人でww 主な目的は、ベルリンで開催されるTech Open Airに参加すること! 参加レポートは別記事で書きますね。 私の海外経験 今まで海外は12年で20回以上、17ヶ国くらい行ってますが、 1人旅は、これで5回目。 チェンマイ(タイ)、ニューヨーク、ヘルシンキ(フィンランド)&チェコ、台湾、 そして今回のベルリン&ヘルシンキ。 全部が旅行で、留学とかはしたことありません。 最大でも9日間くらいです。 1人旅が好きなんでしょ?バックパッカー的な? 『海外1人旅なんてすごいね。かっこいい!』 とか言われ、よく誤解されるのですが、 決して1人旅が好きなわけではありません。 予定が合って一緒に楽しめる人がいたら、誰かと行きたいです、切実にww 今までだって、彼氏と行ったビーチリゾートや、友達と豪遊した韓国なんかのほうが、思い出としては断然楽しかったです。 ではなぜ1人で行くのか、理由は1つ。 少しでも多くの世界に触れたい。1人でもいいから。 海外1人旅は、思い出にはならないけど、経験にはなる。 誰にも気兼ねなく時間もお金も使えるうちに、フットワークを軽く動こうと心がけています。 これらの経験のおかげで、だいぶ考え方や生き方に自分らしさを持てるようになったと思います。 世界に触れることの意義 私の場合、この3つに価値をおいています。 外国人になるアウェイ感を楽しむ 日本、東京の良し悪しがわかる 英語の腕試し 外国人になるアウェイ感 海外に行くと、常識がひっくり返る。 この感覚は、写真を見たり、本で読んだりの知識では体感できないものです。 32歳の大人が、初めての国や街に行くと 電車の切符を買うのも、目的地に時間通りに行くのも、一苦労。 スマホの充電やWifiが切れてしまったら、オフラインで人に聞くしかありません。 実は今回、成田空港に行く途中にiPhoneが壊れて、初めから前途多難な旅でした。 現地の人に助けられた経験が何度もあるから、東京にも多くいる外国人観光客に、何か困ってそうだったら助けるようにしています。 日本、東京の良し悪しがわかる 同じ民族・同じ常識概念の集団から離れてみると、見えなかったものが見えてきます。 日本は世界でかなり上位の清潔な国だし、無くしたお財布やスマホが出てくることもしばしば。 食事の種類が多くレベルも高いし、24時間コンビニで物が買え、昼も夜も娯楽にあふれて退屈することがない。 1人当たりのGDPで言うと、今やシンガポールのほうが上だし、日本がアジアのNo.1だとは思っていないですが、 日本ほど水回りが快適な国はないと思うし、生活面での暮らしやすさは最高水準だと思います。 一方で、コミュニケーション文化では日本以外のほうが居心地よく感じます。 目を見て話す 言わなきゃ伝わらない 知らない人同士でも目があったら微笑む 名刺交換はマストじゃないし、始めにしない とかは、海外のほうがいいなぁ、働きたいなぁとか思ったりします。...build 2016 落ち穂拾い 〜Azure編 Day 3〜
こんにちは、Azure担当の原です。 build 2016 で気になったセッションAzure編、最終日のDay 3 です。 Day 3 最終日、今日は15時までで基調講演もありません。 HoloLens体験コーナー この夏JPLで公開予定の「Destination Mars」が体験できるブースがありました。 が、9時過ぎに並びに行ったものの間に合わず。後で聞いたところによると、相当早い時間から並んでいたようです。 【Building Collaborative Educational Experience in HoloLens】 https://channel9.msdn.com/Events/Build/2016/T703-R3 リンクは張ったもののビデオは公開されていませんでした。残念。 Unityを使って複数のHoloLens間で協調動作するアプリの作り方を説明していました。Unity万能ですね。 どれか1台のHoloLensがサーバーとなって、サーバー・クライアントモデルで同期動作するそうです。 【Azure Data Lake and Azure Data Warehouse: Applying Modern Practices to Your App】 https://channel9.msdn.com/Events/Build/2016/B813 Azure Data Lake と Azure Data Warehouse を上手に使って、モダンなアーキテクチャで大規模データの分析を行いましょう、というお話しでした。 「Ingestion」「Staging」「Processing」「Serving」の4ステージに分類して、それぞれのステージでどんなアプローチが適しているのかという話で、Azureの機能説明というよりは大規模データをどう扱えば良いかという一般論が中心でした。 【Building Hyper-Scale Web and Mobile Apps with Azure App Service】 https://channel9....build 2016 落ち穂拾い 〜Azure編 Day 2〜
こんにちは、Azure担当の原です。 build 2016 で気になったセッションAzure編、Day 2 にまいります。 Day 2 キーノートは割愛。 【ランチ】 ポテトサラダにポテチが付いてくるという謎な構成。これがbuildか… 【Delivering Applications at Scale with DocumentDB, Azure’s NoSQL Document Database】 https://channel9.msdn.com/Events/Build/2016/B840 ほんとのセッション名は「Spartans, zombies and building for planet scale」だったものの大人の事情でNGだったそうで。 今回いろいろとエンハンスされたDocumentDBのお話しでした。 HALO5 や WALKING DEAD といった実際のゲームに利用した際のパフォーマンスデータも発表されていました。10億リクエスト/日に対して99%のクエリは10ms以下で応答していたとのこと。しっかりスケールしてますね。 これまでちょっと取っつきづらい印象のDocumentDBでしたが、インタフェースがMongoDB互換になったり、Partitioned Collections や Global Database が発表されたりと、面白くなってきました。 おやつ登場 リンゴとバナナとナッツとチーズ。これはおいしい。 【Overview of the MyDriving An Azure IoT and Mobile Suite】 https://channel9....build 2016 落ち穂拾い 〜Azure編 Day 1〜
こんにちは、Azure担当の原です。 build では数多くの発表がありましたが、まずはAzure関連から。 現地で参加したセッションの中から、特に気になったものを中心にご紹介していきます。 尚、セッションの動画や資料は「Channel 9」で公開されています。buildの3日間だけでも大量のセッションがありましたので、参加しきれなかったものはこれから見ていこうと思ってます。 https://channel9.msdn.com/Events/Build/2016 全体的な感想 基調講演にもありましたが、Azureに関する今年のキーワードは「Choice + Flexibility」「Productivity」「Enterprise Ready」だったようです。 特にインフラ系のセッションでは「Hyper-Scale」という単語が良く出てきていました。イベント中にGAの発表があった Service Fabric なんかが象徴的ですが、より大規模なアプリケーションを支える基盤を柔軟に使えるというアピールですね。 Day 1 【A Lap Around Azure’s Open Source Driven Innovation, Part I: Shipping Penguins in the Cloud | Build 2016 | Channel 9】 https://channel9.msdn.com/Events/Build/2016/B801 Open Source のいろんなソリューションがAzure上でも展開されていますよというお話。 * Open API と Swagger * MariaDB Cluster & Maxscale on Azure * Elastic Product Portfolio (Kibana, Elasticsearch, Logstash ES-Hadoop Beats) * DataStax...build 2016 に参加してきました
はじめまして。Azure担当の原です。 3月29日~4月1日(現地時間)にサンフランシスコで開催されたマイクロソフトの技術者向けカンファレンス「build 2016」に参加してきました。 【Microsoft Build Developer Conference | March 30 – April 1, 2016】 https://build.microsoft.com/ 速報的な記事はもう出揃っているかと思いますので、いきなりですが全体を通して感じたことを1つ。 今年の Build を象徴しているなと感じたビデオがこちらです。 【Microsoft Cognitive Services: Seeing AI app (audio description version)】 基調講演1日目の最後に流れたので、ご覧になった方も多いと思います。 今回のBuildで発表された Cognitive Services を使って、目が見えないエンジニアの生活をどのようにサポートしているかの実例を示した動画です。 講演中、サティアCEOが「Is technology empowering people」と何度か言っていたのはこういうことだったんですね。 テクノロジーで何ができるのか、具体論が示されたことで、デベロッパーに対しては「既にある素材でもここまでできるよ」と強く背中を押された気がします。 長丁場も終わりにさしかかって緩みかけた会場の雰囲気が一変したこの瞬間を現地で過ごせたことが、今回いちばんの収穫だったかもしれません。 今年のbuild、去年のような派手さはありませんでしたが、かつてはビジョンだけだった技術が実際に使えるSDKやAPI、HoloLensのようなデバイスとして登場するなど、確実に推進していく姿勢をはっきりと見せてくれました。それはまた、「フィードバックを求めています」というのが言葉だけで無いこと、動くコードを通じてデベロッパーと対話しようという姿勢なのだと感じられました。 このあたりは、現地を訪れたからこそ強く感じられたことのように思います。 といったような、技術はもちろんですが思わぬ角度からの刺激も受けられた3日間のイベントでした。 ▼イベントの主なポイントはこちらをどうぞ。 知っておくべき Build 2016 における発表まとめ【4/4 更新】 | Microsoft Partner Network ブログ https://blogs....SXSW 2016で見つけた、本気で欲しいIoTデバイスTOP5
前回の記事はこちら SXSW 2016 現地レポート〜基本編〜 こんにちは、ISAO マーケティング担当の中嶋あいみです。 SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)では、 ITパーソンやマーケターなら誰でもワクワクしてしまう新しいプロダクトに出会えます。 実はSXSWで新たに発表されるプロダクトやサービスは一部で、 既にクラウドファンディングのKickstarterやIndiegogoで公開されていたりするものが大半です。 とはいえ、話題のものが一同に集まって、しかも実際に触れることができ、 その場でフィードバックが得られるというのは、出展者にも来場者にも他には無いチャンスです。 Finalist ShowcaseとTradeshowは宝の山 プロダクトにお目にかかれる機会は大きく2つ。 Interactive Innovation Awards Finalist Showcase Tradeshow Interactive Innovation Awards Finalist Showcase Interactive Innovation Awards (インタラクティブ イノベーション アワード) は、 SXSWのITセクションの目玉的イベント。 13もの分野から最もイノベーティブなプロダクトやサービスがInteractiveの最終日に表彰されます。 そのファイナリストたち65点を集めたショーケースということで、注目度がかなり高いです。 にも関わらず、 ショーケースは5日間のうちの1日、しかも3時間しかないので、会場はかなりの混雑でした。 確実に見たかったら、オープン前に並びましょう! Tradeshow(トレードショー) 前回の記事でも触れましたが、大規模かつ種類豊富な展示会です。 日本・韓国・スペイン・ブラジルなど、たくさん出展する国はエリアがまとまっています。 日本は東大の学生らのスタートアップ、Todai to Texasが毎年出展しています。 IoT、流行ってるけど実際使う? いろんなデバイス・ガジェット・サービスを見ていて、どれも素晴らしいアイデアや技術だと思いますが、 正直、 『面白い!けど・・・使うかな?』 というものも多々あります。...SXSW 2016 現地レポート〜基本編〜
こんにちは、ISAO マーケティング担当の中嶋あいみです。 私たちは今週、アメリカ・テキサス州・オースティンにいました。 目的はSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)! 今回、ISAOとしては初めてのSXSWに、けいすけ・としき・あいみの3人が行かせていただきました。 SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)とは? 今年で30周年を迎える世界的なカンファレンス。 もともとは音楽フェスティバルから始まり、 今では音楽・映画だけでなくIT業界の見本市・スタートアップの登竜門としても知られています。 日本では知名度が今ひとつですが、 1月にラスベガスで開催されるCES (Consumer Electronics Show) に参加するような企業には、親和性は高いと思います。 業界プロフェッショナルとクリエイターのためのフェスティバルであり見本市でありカンファレンスです。 1987年にミュージックからスタートし、94年には世界に先駆けてインターネットとデジタルのコミュニティを取り込み現在の形に変化してきましたが、その核=COREは常にクリエイター、イノベイターがキャリア広げるために世界中から集い、お互いのアイディアを学び合い、共有しあうためのプラットフォームとして役割を担うことにあります。 年毎に規模が拡大し、今日では10日間でのべ10万人、約380億円の経済効果をもたらす、世界最大級のビジネスフェスティバルに成長しています。 引用元:http://sxsw.jp/about-sxsw/ 今年の開催は3月11日(金)〜20日(日)。 全10日間が、以下3つのセクションで構成されています。 - Interactive - Music - Film 私たちが参加したのはIT・Tech系のInteractive(インタラクティブ)。 まだスタートアップだった頃に TwitterやFoursquareが有名になるきっかけとなったのもSXSW。 これから流行るサービスをいち早く目にすることができることに加え、 普段会うことのできない世界の著名人の講演に参加できることも魅力です。 2016年のSXSW、目玉は? 出発1週間前に公式メルマガから驚きのニュースが。 なんと初日のKeynote(基調講演)にオバマ大統領が登壇! 時はアメリカ大統領選の予備選挙真っ只中。 現職の大統領を見られるなんて、おそらく一生に一回のチャンスでしょう。 SXSWは基本的にワークショップ以外は全て予約はできず 人気の講演は当日に並ぶしかないのですが さすがにオバマ大統領は人が殺到してしまうので抽選制でした。 残念ながら抽選には外れてしまい、画面でのパブリックビューイング。 ちなみに、別日にはミシェル夫人も登壇されていました。 帰国日だったので、残念ながらこちらも拝見できず。 SXSWのプログラム Interactiveは主にこのような構成です。 Session (セッション) Pitch Events (ピッチ) Meet Ups (ミートアップ) Workshops (ワークショップ) Keynotes (基調講演) Tradeshow (トレードショー) Lounge (特設ラウンジ) Party (パーティー) Session (セッション) セッションの中でも、登壇する人数で分かれています。...