こんにちは、ISAO マーケティング担当の中嶋あいみです。
私たちは今週、アメリカ・テキサス州・オースティンにいました。
目的はSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)!
今回、ISAOとしては初めてのSXSWに、けいすけ・としき・あいみの3人が行かせていただきました。
SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)とは?
今年で30周年を迎える世界的なカンファレンス。
もともとは音楽フェスティバルから始まり、 今では音楽・映画だけでなくIT業界の見本市・スタートアップの登竜門としても知られています。
日本では知名度が今ひとつですが、 1月にラスベガスで開催されるCES (Consumer Electronics Show) に参加するような企業には、親和性は高いと思います。
業界プロフェッショナルとクリエイターのためのフェスティバルであり見本市でありカンファレンスです。 1987年にミュージックからスタートし、94年には世界に先駆けてインターネットとデジタルのコミュニティを取り込み現在の形に変化してきましたが、その核=COREは常にクリエイター、イノベイターがキャリア広げるために世界中から集い、お互いのアイディアを学び合い、共有しあうためのプラットフォームとして役割を担うことにあります。 年毎に規模が拡大し、今日では10日間でのべ10万人、約380億円の経済効果をもたらす、世界最大級のビジネスフェスティバルに成長しています。
引用元:http://sxsw.jp/about-sxsw/
今年の開催は3月11日(金)〜20日(日)。 全10日間が、以下3つのセクションで構成されています。
- Interactive - Music - Film
私たちが参加したのはIT・Tech系のInteractive(インタラクティブ)。
まだスタートアップだった頃に TwitterやFoursquareが有名になるきっかけとなったのもSXSW。
これから流行るサービスをいち早く目にすることができることに加え、 普段会うことのできない世界の著名人の講演に参加できることも魅力です。
2016年のSXSW、目玉は?
出発1週間前に公式メルマガから驚きのニュースが。
なんと初日のKeynote(基調講演)にオバマ大統領が登壇!
時はアメリカ大統領選の予備選挙真っ只中。 現職の大統領を見られるなんて、おそらく一生に一回のチャンスでしょう。
SXSWは基本的にワークショップ以外は全て予約はできず 人気の講演は当日に並ぶしかないのですが さすがにオバマ大統領は人が殺到してしまうので抽選制でした。
残念ながら抽選には外れてしまい、画面でのパブリックビューイング。
ちなみに、別日にはミシェル夫人も登壇されていました。
帰国日だったので、残念ながらこちらも拝見できず。
SXSWのプログラム
Interactiveは主にこのような構成です。
- Session (セッション)
- Pitch Events (ピッチ)
- Meet Ups (ミートアップ)
- Workshops (ワークショップ)
- Keynotes (基調講演)
- Tradeshow (トレードショー)
- Lounge (特設ラウンジ)
- Party (パーティー)
Session (セッション)
セッションの中でも、登壇する人数で分かれています。
- Solos
- Duals
- Panels
全種類参加したのですが、Solosはプレゼン資料+口頭での説明の構成。
Duals、Panelsは、複数人でのトークライブやパネルディスカッション。 基本的に後ろにスライドもないので、英語が堪能な人にしかおすすめしません。
私はDuals、Panelsは雰囲気だけしか楽しめず、早々に退出しました。。
理解できるようになりたい!英語がんばろう。
Pitch Events (ピッチ)
スタートアップ界ではお馴染みの”Pitch”。
2分程度の限られた時間で、サービスやビジネスモデルの プレゼンテーションやデモがおこなわれます。
SXSWではPitchの勝者がアワードとして表彰されるため、かなり注目度が高いです。
スライドとともにテンポよく進むので、英語がそこそこでも十分理解できます。
Meet Ups (ミートアップ)
ミートアップはあるテーマに沿って関心のある人々が集まり、ネットワーキングします。
欧米は日本と違って、セッションやパーティーで喋っても 名刺交換を必ずする習慣がないので、知り合いを作りたかったらミートアップに参加しましょう。
私はその中でも変わり種な『YOGA Meetup』に参加しました。
Workshops (ワークショップ)
ワークショップはPCを持ち込んで技術的なレクチャーを受けたり 参加者同士が話し合う時間が持たれてたりして セッションよりも実践的なことを学べます。
ワークショップは事前に公式サイトで予約制なのですが 私は直前までそれに気が付かず ブックマークだけして満足していました。。
参加したかったけど満席でできなかったものがたくさんあるので 確実に予約する方法は改めて別記事で書きますね。
Keynotes (基調講演)
前述のようにオバマ大統領など著名人が毎日訪れます。
別日には、スターウォーズのJ.J.Abrams監督や Marie ClaireのチーフエディターのAnne Fulenwiderも登場し、会場は大行列していました。
Tradeshow(トレードショー)
たくさんのブースでデモをやってます。 IoT関連が多かったですね。
東京ビッグサイトや幕張メッセの展示会みたいなイメージです。
学生主体のスタートアップから、NASAみたいな有名どころまで出展しています。
Lounge(特設ラウンジ)
メイン会場となるコンベンションセンターやホテルとは別に 野外に特設会場が設置され、体験型アトラクションや最新デバイスに触れることができます。
SONY、IBM、Samsungといった有名企業が多かったです。
Party (パーティー)
各スポンサーが主催するパーティーが毎日各所で開催されます。
私たちは、OracleやIEEE、Google Cloud Platform、SONYなどのパーティーに参加しました。
各プログラムのレポートはまた後日。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!