こんにちは、ISAOの筋肉エンジニア深瀬です。 今回、出張先のDallasからSXSW視察チームに合流させていただいてAustinに来ています。 この記事では僕が参加させていただいたSXSWのWorkShop(ワークショップ)について書かせていただきたいと思います。 SXSWの説明については、堀田の記事が詳しいので合わせて是非ご覧ください。
SXSW WorkShop(サウスバイサウスウェスト ワークショップ)とは
ワークショップでは、具体的なトピックやスキルを中心に展開し、SXSW登録者が特定の関心分野に関する専門知識を得ることができる、実践的で詳細な高度なレベルの情報を提供します。 特定のセッションにもよりますが、ワークショップは1〜3時間です。
ちなみに2019年のWorkShopの一覧はこちらです。 そのなかでDevelopmentやDesign領域である、InteractiveカテゴリーのWorkShopの一部はこんな感じです。
- Accelerated Introduction to Machine Learning
- The Arsenal of a Blockchain Developer
- Be the Blockchain: A Game Experience for Newcomers
- Build a Movie Recommendation Engine in Python
- Build Your Own AR Prototype
- Chalk Talk: Developing for VR, AR and MR
- Conversational Design Sprint
- Create Your Own Bitcoin with Black Girls CODE!
- Dancing to Algorithms: How to Algorave
- Data Science for Designers
- Design & Build Disruptive Products for the Future
- Designing APIs for Growth
- Digital Accessibility Master Class
- Equitable Design for Persons with Disabilities
- Health Check: Diagnose Your Design Team’s Culture
- How to Contribute to Ansible - Step by Step
- Integrating Google Firebase with a React Application
- Jump Start Your Career in Infrastructure Engineering!
- Let’s Prototype a Voice-Activated Interface
- Make Your First Android App with Machine Learning
- Making Daily Song Plays Datasets For Music Labels
- Mobile Architecture with Redux
- Moment to Make: Analog in a Digital Landscape
- A Music Blockchain Use Case for Mycelia
- Producing Live Performance in VR
- Python for Asteroids, Using NASA’s Open API
技術的には機会学習やAR/VR/MRなどの流行りの分野が多かったです。 そのためWordShopは事前予約制となっており、僕はSXSWへ参加できるのがわかったのが直前となった為予約がすでに埋まっていたWorkShopもいくつかあった様です。 皆さんもSXSWへの参加が決まったらすぐにスケジュールをチェックする事をおすすめします。 そのなかで僕が参加したWorkShopは「Let’s Prototype a Voice-Activated Interface」と「Jump Start Your Career in Infrastructure Engineering!」の2つです。
Let’s Prototype a Voice-Activated Interface
プロトタイピングをする事は、新しいフレームワークやプラットフォームを学ぶいい機会であるという文脈で、Voice Interfaceをもったwebアプリケーションのプロトタイプを作成するセッションです。 JavascriptのVue.jsというフレームワークと、artyom.jsというHTML5のVoice Controlのライブラリを使用して、プロトタイプを作成していきます。
プロトタイプがアイディアをテスト・検証する一番はやい手段である。 その方法として、ペーパープロトタイピング、InVisionなどのツールを使ったり、動画を撮ってみたりするなどがある。
まだ使った事のないフレームワークやプラットフォームを見つけたら、プロトタイピングで使ってみる。 この点については、個人的にとても同意できる所でした。 新しいツールやライブラリなどを見つけた場合に、その学習時代が目的になりがちな所があると個人的に感じていたため、プロトタイピングをする上でそういった技術的に検証をする事は有意義だなと感じました。
機能的には上記のスライドの項目を順に実装していった感じです。
GithubのリポジトリのURLはこちらになります。 興味がある方は、是非ためして見てください。
Jump Start Your Career in Infrastructure Engineering!
これからインフラ領域で活躍するエンジニアになる為にはどういった技術や知識が必要なのか、また後半ではkubernetesとGitLabとを連携させてアプリケーションをデプロイさせるWorkShopを行いました。ここでは、kubernetesの詳しい説明は省きます。
参加している方は、職種やレベルも様々で流石アメリカといった所でしょうか。 余談ですが、セッションの講師の方が全員黒人の女性という事もあり独特な陽気な雰囲気で終始すすんでいきました。 まずは、インフラエンジニアのキャリアについてカテゴリー分けをしてそれぞれについて、必要なスキルなどの説明がありました。
その中でも基本的なスキルについては、下記のような事を求めるられる事が多いみたいです。 DevOpsが流行っている為か、Gitのスキルや自動化の知識などが当たり前のように求められるのだなと驚きました。
ここには記載はないですが、あるといいスキルに関しては、MBAや、Agileについての知識もありました。 エンジニアとしてはもちろんですが、ビジネスマンとしてのスキルも求められるのは日本も同様だなと改めて感じました。
GitLabのパイプラインの機能やCIの機能を利用して、kubernetesと連携する方法を学びました。 個人的にインフラを触る機会があまりない為が、ここまでインテグレーションが進んでいるのだなと驚きました。 勉強していかないといけないと感じましたね。 その際に利用したリポジトリはこちらです。
最後に
いかがでしたでしょうか? バリエーションに富んだ、様々なプログラムがあるのがSXSWならではないかと思います。 Pitchのセッション同様にブロックチェーンのプログラムがあったり、AR/VR/MR、Voice UI関連のプログラムなどが今年の流行なようでしたね。 来年以降参加を予定されている皆さんは、是非知識や技術、またコネクションを広げていただければと思います。