ごあいさつ
こんにちは! 株式会社ISAO代表取締役、中村圭志です。
初投稿!ということで、ISAOの組織運営について書こうと思います。 10月1日に、ISAOは、**管理職0、階層0、チーム力∞(無限大)**を目指し「バリフラットモデル」を導入しました。
バリフラットとは何か!?
バリ=超 フラット=階層のない 組織です。 ラーメンのバリカタってありますよね。 あのバリです。
主に博多ラーメンで用いられる、麺の硬さの分類の一つで、通常よりもかなり硬い麺を意味する語。「バリ」は博多弁で強調を表す語。「ハリガネ」よりも軟らかく、「カタ」よりも硬いとされる場合が多い。 引用:http://www.weblio.jp/content/バリカタ
バリフラットでは、従来型の組織と違って、一人の社員が複数プロジェクトに参加することが可能となります。 プロジェクトは組織ではないので、必要な時に作られ、必要がなくなれば解散します。 人事に関して言えば、部署異動などというものはなく、 一人ひとりが必要に応じて柔軟にプロジェクトに参加する形態になるのです。
ISAOでは以前から部署移動が活発で、期初や期末以外にも頻繁に人事通達を発信していましたが バリフラットではその概念も無くしました。
「バリフラット」名称の由来は?
ISAOでは、会社的にいろんなことを決めるとき、フラットに多くの人の意見を聞いて決めていきます。 このバリフラットの名前も社内SNS「Goalous」で議論して決めました!
どんな成果を期待している?
まずは、組織運営が効率化します。
どこの企業にも、生産性をうみださない仕事は少なからずあると思います。
バリフラットモデルでは、部長などの中間管理職的な仕事を無くし、部署の縛りからうまれる非繁忙期の余剰工数も発生しにくくします。 そのうえで、部署をまたがないコラボレーションを促進し、新たなチャレンジが同時発生的にうまれることを期待しています。
チャレンジはビジネスの原動力であり、チャレンジしないことは後退を意味します。
全社どこからでもチャレンジが生み出される環境を整えていきたいのです。
なぜチャレンジにこだわるのか?
2010年、僕が就任当初のISAOは、実は年間数億もの赤字状態で会社存続の危機でした。
実力のある社員はいるものの、個々の力を集結した組織力でのビジネスをやりきれていませんでした。 近年はどの業界も流れは速いですが、特にIT業界はドッグイヤー、マウスイヤーと言われるほどスピードが顕著です。 時間をかけて、徹底的に社員全員と共通の価値観を醸成していくことと、 スピードを上げて、既存事業をブラッシュアップすることを、同時に尽力してきました。 結果的に、今のように赤字事業が無くなりGoalousなどの新規サービスに投資ができるようになったのは 経営者としての僕の力ではなく、全員参加型の経営を理解して自発的にチャレンジをしてくれた社員たちの成果です。 ISAOは薩摩の教えというものに影響を受けて、チャレンジについてこんな基準をかかげています。 メンバーの中でも、共感してくれる人がかなり多い教訓です。
薩摩の教え(男の順序) 1. 何かに挑戦し、成功した者 2. 何かに挑戦し、失敗した者 3. 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者 4. 何もしなかった者 5. 何もせず批判だけしている者
みなさんの中でも、経営者やメンバーを評価する立場にある人は こんな目線を持って接してみるのはいかがでしょうか。
代表取締役がいたら、フラットでないのでは?
株式会社であるので代表取締役という職種は必要ですが
僕自身も、他の人がリーダーをやっているプロジェクトにメンバーで参加します。
バリフラットにマネージャーはいません。
沢山のプロジェクトに1人づつリーダーがいるだけです。 なので、誰が偉いとか、誰の言うことを聞かなければならないとかもありません。 僕も含め、社員に上下はないのです。
階層ゼロなんて実現できる?
「そんなことができるのか?」 実は、社内外でもそういった声をいただいていますが ISAOにはできます! そのためにたった一つだけ、社員が絶対に守らなければならない掟がISAOにはあるのです。 それが、ミッション・ビジョン・スピリッツです。
ISAOのミッション(存在意義)
- たのしい!をうみだしとどける
ISAOのビジョン(目指すもの)
- ニッポン発!億人を楽しませるサービス実現
ISAO Spirits(価値観)
- 新しきに挑み拓く
- 自分の仕事を愛し誇る
- オープンにつながる
- 見えないものを見る
- 家族的キズナ
これらに掲げられたISAOの魂を全員がリスペクトし、行動基準にする。
ISAOは新しい時代の価値観、働き方で、ワールドクラスの会社を目指します! ニッポン発で、世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニーへ。