久しぶりにブログを書きます。ブランディングプロジェクトのあいです。
テレワークを開始してから、約1年。
Colorkrew(カラクル)では、ほぼ全社員がテレワークしている状況ですが、世間ではあまり浸透していないようですね。
それはなぜでしょう?
東京都の小池都知事は、リモハラが原因だと考えているようです。
リモハラってなに?
リモートハラスメント(略してリモハラ)とは、リモートワーク中に発生するハラスメントのことです。
なんでもかんでもハラスメントをつければいいってものでもないですが、困っている人が多いのも事実ですね。
オフィスに存在するハラスメント、いわゆる「セクハラ」「パワハラ」のようなワードは、はすでに多くの人が認識していますが、このリモハラは、リモートワークが増えたここ最近でよく聞くようになりました。
東京都は5月27・28日にリモハラに関する相談窓口も設置するなど、社会的な問題になってきています。
リモハラに該当するケースは?
みなさんリモハラってイメージできますか?
興味がでてきたので、実際にリモハラに該当しそうな事例を調べてみました。
・カメラを常に起動させて部下の監視をしている
・オンラインの返信を15分以内に返すように求める、返信がなければすぐに電話する
・部下の服装や化粧について不適切な指摘をする
・オンライン上で性的な言動をする
などなど。
自分がされたらと思うとぞっとしちゃいますね。
特に服装・化粧への不適切な指摘や性的発言は、オンラインだからとか関係なく普通にセクハラですよね!
みなさんもしたりされたりの経験あるのでしょうか?
リモハラが起きる原因は?
なぜリモハラが発生するのか。
それは、見えないことに対する不安が一つの原因になっているのかもしれません。(セクハラ系のリモハラは除外)
例えば、なんでも管理したがるリモハラおじさんがいたとしましょう。
(リモハラおばさんでも、なんでもお好きなようにイメージしてください。)
今までみたいに出社していたら、普通は部下の行動が目に見えますよね。
なんとなく忙しそうだな~とか、手が空いてそうだな~とか見ていればわかると思います。
それがテレワークになったことで部下の様子が見えなくなってしまって、どうにか管理しようと「監視」という強行に走ってしまうのかもしれません。
あとは監視するのが部下の管理だと思っているとか?
中間管理職で人の管理しかしてないから、テレワークでやることがなくなって無理やり仕事をつくろうとしているとか?
部下に悪口言われちゃってるんじゃないかって被害妄想に陥っているとか?
いずれにしても、見えないことによるネガティブ要素により、リモハラが起こっているんだと思います。
世の中こんなおじさん・上司ばかりではないと思いたいですけどね。
(実際、Colorkrewにはこんな人いません。そもそも役職・階層がないバリフラット組織なので、上司という存在がいませんが…)
こうやって話題になるってことはそれなりに数がいるんでしょう。
非常に悲しいですね。
この記事を読んでいるあなたがリモハラ上司ではないことを祈るばかりです。
リモハラを撲滅するには?
先ほど書いたリモハラをなくすには、個人の状態や活動をオープンにしておくといいと思います。
スーパーフラットでスーパーオープンな弊社Colorkrewでは、ITツールを活用してさまざまなことをオープンにしています。
①今自分がどこにいるのかオープンに
ビジネスコンシェルジュツールのMamoru Bizを使い、座席表をリアルタイムで可視化しています。
Colorkrewではオフィスの座席ごとのQRコードと、テレワーク用のQRコードがあり、出勤時にアプリからQRコードを読み込むと、オフィスいるのか、自宅にいるのかなど、誰がどこにいるのかすぐにわかるんです。
ポータルから座席表は見られるので、調べたい人を検索すればその人がオフィスにいるのかテレワーク中なのかわかるんですね。
その他座席変更や外出も選択できるので、午前中はテレワークで午後からオフィスに出社なんていうフレキシブルな働き方でも、ステータスを変更しておけば大丈夫です。
これで、リモハラ上司から今どこにいるんだ攻撃は防ぎましょう。
②自分の活動をオープンに
部下がどこにいるのか把握できても、何をしているのか知りたい上司は、まだリモハラ管理を続けるかもしれません。
そんな時はフィードバック活性ツールの「Goalous(ゴーラス)」を活用するといいでしょう。
Goalousはゴール(目標)とそれに紐づく活動内容がシェアできます。
毎日ゴールのために何かしら活動していれば、その活動内容も投稿できます。
SNSのように写真付きなので、気軽にみられるしコメントもできます。
さみしがり屋の上司にはぴったりかもしれません。
このGoalous上でコミュニケーションも取れます。
アクションを通じでフィードバックすれば、それは適切なサポートになりますし、アクションがないというときは活動できていないという可能性があるので、それに対して状況確認で連絡を取ることは上司として適切な行動だと思います。
リモハラにはオープンが効く!
リモハラは見えないことが原因になりえる。
そして、それを解決するのがオープンだという結論になりました。
オープンってなんだかよさそうじゃんって思った方、その感性いいと思います!
他にもリモハラ撲滅の方法はあるかもしれませんが、このオープンを取り入れてみなさんが快適なリモートワーク生活を送れるようになれば幸いです。
※オープンにしたいけど、上司を説得できないという方は、まずは下記のセミナーへご参加ください。
上司への提案など、いろいろご協力させていただきます!