こんにちは!
久々の登場、ブランディングプロジェクトのだーはらです。
気づけば、11月も今日でラスト。(いや、ちょっと前から気づいてました。笑)
2020年も残り1ヶ月カウントダウン始まりましたねぇ~。
秋といえば、食欲の秋に、読書の秋。(いや、もう冬ですけども…)
ということで、ちょっと前に社内で定期的に行われている読書会にお邪魔してきました!
読書会とは
2020年、新卒で内定を蹴って、中途入社したバックエンドエンジニア安原賢弥ことヤスケンが発起人となって
本のアウトプットとその議論が新たな学びの場になると考え、社内につくったサークル。
え、素晴らしすぎませんか。
本を読むことも素晴らしいですが、読んだ内容を周りにシェアして、いろんな人と議論するなんて!
しかも、レギュラーメンバーは2019年、2020年の新卒入社の若手ばかり。
最近の若手、やりよりますね~。
そんな読書会ですが、既に9回目の開催ということでしたが、今回は初参加メンバーも!
終業後に集まった、総勢10名の大読書会開催の様子をレポートしたいと思います。
参加メンバー
今回参加者は、読書会レギュラー陣(2019年・2020年入社メンバー)にColorkrew歴の長めな先輩二方&Colorkrew代表までバラエティーに富んだ感じに!
19卒メンバー
デザイナーでGoalousのLPデザインを担当。 社内イベントではColorkrewのカメラマンになることも。
くらまね営業担当。 自転車でどこまでもいける体育会系。
一度Colorkrewからの内定を断り、中途入社した猛者。 エンジニアとして活躍中。
20卒メンバー
Vinci
Mamoru Biz営業担当。 浜崎あゆみさんが大好きなイタリア人。
堤くん
Colorkrew入社に伴い、九州から上京。 Alexaスキル開発中のエンジニア。
Luisa
デザイナー。 ニコニコ笑顔がキュートなドイツ人。
パイセン
Colorkrew歴11年。 SF小説をこよなく愛するWeb エンジニア。
山名さん Colorkrew歴7年。
日経新聞をほぼ毎日読んでるエンジニア。
Colorkrew代表
小学3年生で既に年間600冊は本を読んでいたツワモノ。 絶賛Kindle推し。
みんなの推し本をプレゼン方式で紹介
古山:じゃ!今日は僕からいきますかね~。僕からのおすすめは**「三体」**です!
SF好きなら知ってる人もいると思いますが、めちゃくちゃ世界で売れた中国発SF小説です。 あのオバマさんも絶賛(らしい)し、ザッカーバーグも絶賛(らしい)のですが、それなりにSF小説を読んでるつもりの私でも、これは先が読めない展開なんですよ。ほんと新しい感覚で。 しかも、かなり表現がリベラルな感じで、すごく文化的な締め付けがきついと思っていた中国のイメージが変わりましたね。
みんな:へえええ×10!
中村:これたしか英語版もでてるよね?
古山:お、そうなんです。既に英訳は出ていたんですけど、アルファベットでは中国人の名前は覚えられないので、漢字で読めるのがこれまたよい、らしい(日英バイリンガル談)です。
表意文字のすごさがやっぱりあるんですよね~。
みんな:なるほど~!
古山:はい!他の人の聞きたいからどんどんいきましょっ!
安原:古山さん、ありがとうございます!今日は人数も多いので、次の人いってみましょうか!
青木:じゃー僕いきます!
前回の読書会で**「****バッタを倒しにアフリカへ」**っていうバッタ博士の本を紹介したんですが、実は前回も参加してくれた古山さんが即買いしてくれたんですよね。
古山:そうそう!読んだ読んだ!あれ、めっちゃ面白かったよ!
青木:今日も買ってくれるかなぁ~。笑 ということで今日の本はこれ**「夢をかなえるゾウ④」**です!
原田:私も持ってるー!
青木:あ、ほんとですか!知ってる人も多いかもですが、これ実は、4冊目で、1とか2とかは多分僕が小学生くらいの時に結構読んでて面白いなと思ってた本なんですけど。
最近新しいのが出てて、懐かしいなぁと思って買って読んでみました。
堤:へぇ。その作者は僕も知ってて読んでみたいなと思ってたけど、まだ読んだことなかった!
青木:今回、自分が社会人になって改めてこの本を読んでみて感じ方が変わったなと思って。
なんか胡散臭い教えっていうのがこの本には書かれてるんですけど、意外と自己啓発本とかに書かれていそうなこととが、噛み砕いて言われてたんだなぁって気づきがありました。面白いだけじゃなくて、意外と学びがあるんだなって。
安原:ちなみに、青木くんはこの本でどこが一番刺さったの?
青木:**大きな夢に向かう小さな一歩を踏み出す!**って一言かなー。すぐ行動にうつすってほんと大事だなって仕事の中でも意識してることだったから。
1冊の本の感想から弾む・膨らむ・広がる~
安原:ちなみにけいじさんは、すぐに踏み出した一歩によって好転したこととかありますか?
中村:いや、めっちゃあるよ!ちなみに最初の一歩にも、ポジテイブな一歩と、追い詰められた時の一歩って2種類あると思うんだけど、特にトラブったとき(バッドニュース)の時こそ、すぐに一歩を踏み出すことが大事だと思うよ。
でも、自分の感情に沿っていて行動したことに後悔したことはあんまりないかな?
みんなにどう映ってるかわからないけど、割と自分は感情で動くタイプだから。
世の中、自分は理屈じゃないと思ってて、最終的には自分の感情ですべてを決めてると思ってるよ。
中村:ちなみにみんな、自分の感情に逆らってディシジョンメイキングした時に後悔した経験ない??
Vinci:Yes! I have a one of experence actually !(僕、経験あるっ!)
Vinci:When you finish your bachelor’s degree, in Italy is usually normal to take a master’s degree too. I didn’t want to take it because I knew I wasn’t going to like its contents. I wanted to come to Japan as fast as I could, look for a job, and stay here. But I followed the logic, that meant taking both the bachelor’s degree and the master’s degree and after that looking for a job. So I started my master. I hated it. I never started studying and I didn’t take any exam.
(イタリアでは大学を卒業したら、進学するのが当たり前。僕は大学院に行きたくなかった、だって授業の内容好きじゃなさそうだったから。とにかく早く日本に来て、就職活動を始めて、ずっと日本にいたかったんです。でも、論理に従って、大学を卒業して、進学してしまいました。ほんと大嫌いでした。試験は1つも受けていないです。)
みんな:ハハハ!!(爆笑)
Vinci:Anyway, I wasted one year of my life doing nothing. Because I followed the logic instead of my feelings.(僕の人生の1年間を無駄にしちゃいました!心の代わりに論理に従ってしまったから。)
中村:But It’s learning!(学びだね)
Vinci:Yeah.
安原: いやぁ~。めっちゃ面白いエピソードでてきますね~。こういうのが読書会のフリートークのいいところなんですよね!
本の感想をWordにまとめるスタイル
安原:じゃ!次いきましょう!
堤:次、僕やろっかな♬ いつものごとく、Wordにまとめてきたので共有しますね~!
青木:出た!笑
原田:え!?堤くんはいつも本読んだら、Wordにまとめるスタイルなの!?
青木:堤くんはいつもわりとちゃんとまとめてくるよな~。
Vinci:ほんと!偉すぎる!
堤:こっちの方が、頭の中が整理しやすくていいんですよね~。僕が今日紹介するのは**「広告コピーってこう書くんだ!読本」**っていう本で、著者は「日本の女性は、美しい」を書いた谷山さんっていうコピーライターさんなんですけど。
この本を読むまで僕は、こういキャッチコピーを作る人ってすっごいセンスがあって、パッと閃いてこういうの出せるんだろうなって思っていたんです。
でも、実はそういう人は一握りで、ちゃんとトレーニングして、発想できる体質にしていく必要がある。
そのトレーニング法やヒントが書かれてある本です!
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その後も熱くまとめたポイントをプレゼンしてくれた堤くん。(今回は参加人数が多いので割愛っ!)
読書会が経済セミナーに大変身!?
安原:じゃー次、山名さんお願いしてもいいですか!?
山名:はい!私は、英語では説明できないので、資料は英語で話すのは日本語でいきたいと思います。
Luisa: Thank you for making it English.
山名:いえいえ、私も英語の資料で英語で説明されたら寂しいので、今回は資料は英語で作ってみました!
中村:いいね!
安原:え…え…今回読書会のためにこんな資料作ってくれたんですか?
原田:(いや、凄すぎる。もはや経済ウエビナーやないか)←心の声。
山名:今回は週刊ダイアモンドのWEBの記事を元に調べてみました。
山名:最近、MMTは良いよ!これで日本は救われるみたいなことを言っている議員がいたので、「これは本当なのか?」という思いがきっかけで調べてみました。
ざっくりMMTの概念とは、政府はインフレ率が高くなくて、自国の通貨建てであればいくら借金しても大丈夫という考えなんですね。
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その後も、MMTについて分かりやすくご説明いただき…(今回は、割愛)
山名:MMTは斬新な考えで、ある程度理論的だとは思うのですが、必ずしも万能であるとは限らないかなと思います。
財政は健全化していかないといけないし、借金は返していかなければいけないねというのが結論ですね。
感想としては、借金が多い日本が破綻していない理由については説得力はあるなと思います。ただMMTをやる場合は、日銀の独立性がかなり失われるなと感じました。
しかも、MMTでは2%のインフレ率を越えたら増税とかお金の発行を減らせばいいと言っているが、そんな簡単にコントロールできるものなのか疑問に感じました。
田嶋:MMTって言葉初めて知りました…。メジャーな言葉なんでしょうか?
青木:僕も知らなかった。
中村:新聞読んでる人は知ってるんじゃん?
山名:そうですね。経済面を読んでる人は知っているかな。
中村:まあでも割と新しいワードではあるよね。ここ1年くらいかな?
山名:そうですね。この後どんどん浸透していくのか、もしくはバズるのかはわからないですけど、その時に人から聞いて根拠もなく「すごいな!」って思うだけじゃなくて、今日のこの事を少しでも思い出してくれたらいいなと思いますね。
Kindle推しの中村流、読書スタイル
安原:では、初参加のけいじさんお願いしてもいいですか!?
原田:あ、けいじさん今日初参加なんですね?
中村:そう、初めて!だから何準備していいのかわからず参加してる。笑
(と言いつつ始めたのはまず、紙か、Kindleか。)
中村:まず、紙はすごく良いんですよ!とにかく安い。しかも人にあげやすいし。なんだけど、不便。
長年、紙にこだわっていた私ですが、ついにKindleに変えました。
しかも、絶対Kindle Oasisにしてください!
高いんだけど、読書量は5倍になったね。
しかも、持ちやすい、便利、見やすい!とKindleはこの辺にしときますが。
ちなみにKindleの回し者ではありません。笑
みんな:アハハ。笑
中村:俺はすっごい読書が好きなんですよ。
小学校3年生で年間600冊は読んでた。1日3冊借りるのが日課でそれを絶対1日で読み切ってたよ。ありとあらゆるジャンルを読んでた。
で、人生で一番歴史上の上で好きなのが竜馬。大学の時にこれに出会ってほんと感動した。全巻8冊あるんだけど、6回は読んだかな~。
行動大胆だし、視点が高いし、ロマンがあるし。
(と、ここからはけいじさんの怒涛の歴史のおすすめ本の嵐っ!)
中村:ちなみに俺はもうすっかり織田信長ファンね。竜馬越えっちゃったかなぁ?ってくらい。この人すごいんだわ。
中村:あと、みんなの中に感動したい人いる?愛情に感動したい人におすすめはこれ。子どものいる人が読んだら、ほんと泣きすぎて死んじゃうと思う。笑
と、かなりの数の本をおすすめいただきました!
まとめ
今回は、取材時間の都合で途中抜けをしたので、全員のお話しを聞けませんでしたが、いやはや圧巻。
とにかく、みんなそれぞれ本の楽しみ方、読むスタイルがありました!
大量に活字を自分の中に流し込む派、インプットしたものをちゃんとまとめる派、プレゼン資料にまで仕上げちゃう派などなど。
みんな想い想いで読書を楽しんでいるようです。
自分の知らない世界を垣間見れるのもこの読書会の良いところだと感じたし、自分では手に取らない本でも、周りからおすすめされると「ちょっと読んでみたいな」って気持ちが芽生えて、新しい本との出逢いのきっかけになるかも知れませんね。
終業後、こんな風に会社のメンバーとオンラインでコミュニケーションを取る時間もすごくいい時間だなあと思いました。(この日、最終的に2時間半くらい読書会していた模様!)
この読書会の様子は、社内SNS「Goalous(ゴーラス)」上でも共有されていて、社員全体にも参加したメンバーのおすすめ本がシェアされます。
ちなみに今回書ききれませんでしたが、各メンバーが紹介してくれた本はこちら。
中村さん『好きな本たくさん紹介するプレゼン』→中でも 『カシコギ』という本を読んで一人ボロ泣きしたそうです。
古山さん『三体』
青木くん『夢をかなえるゾウ』
堤くん『広告コピーってこう書くんだ!読本』
田嶋くん『なるほどデザイン』
山名さん『中野剛志さんに「MMTっておかしくないですか?」と聞いてみた』
Vinci『よく分かる都道府県』
Luisa ”Don’t make me think ”
次回は、どんな推し本が紹介されるんでしょうか~☺
楽しみです!
ちなみに私はこの日、中村さんが以前飛行機の中で一人で大号泣してしまったという「カシコギ」をポチリましたとさ。