仕事ができない人ほど不満が多い

いままで何回か、組織の中で成長し、キャリアをどう育てていくかについて書いてきました。

▼自分の価値を上げるたった3つの方法
https://blog.colorkrew.com/3ways_to_increase_your_value/

▼仕事ができる人に共通するたった一つの特徴
https://blog.colorkrew.com/person-who-is-good-at-work/

今回は、どうやったらできる人になれるかの反対で、「できない人」を書いてみたいと思います。

自分に与えられた仕事に対しての不満をいうひと、言わない人

誰しも「こんなことやるために、この会社に入ったわけじゃない」と思ったことはあるのではないでしょうか。
もしくは「いまの仕事は、自分がやりたいことと違う」なんてこともよくあります。

いままで何百人、社内外の人と仕事を一緒にしてきましたが、できる人には共通点があります。

仕事ができる人の共通点を書いた記事にも書いた通り、「まずは与えられた仕事で成果をしっかりやり切り、さらに期待を超える」です。

こういう人は、目の前のやらなければいけない仕事を”いかにレベル高くやってやるか”ということを常に考えています。
そして、そういう仕事の成果を出している人を周りは放っておきません。

普段から、将来的にどんな仕事をやっていきたいかを伝えておくことも重要です。
それを伝えておくことで、その人の仕事っぷりをみている周りは必ず「こいつのやりたいことを、なんとかやらせてやりたい」という気になるのです。

逆にできない人にも共通点があります。

それは、”自分の仕事に不満が多い”ことです。
できない人は、やりたくない仕事だと思いながら嫌々やるので、成果が中途半端になります。期待を超えることはもちろんできません。

将来の希望を周りに伝えていたとしても、周り人は「なんとかやらせてやりたい」とは思いません。

なぜか。

それは、期待を超えてくれることを想像できないからです。
周りの人も人間ですから、いつも不満ばっかり言っている人をサポートしてやりたいとは、なかなか思わないというのも人情です。

不満を話すのはたのしい!?

会社や上司への不満を同僚と話すのは、結構オモシロイものです。

コロナ時代になって、見る機会は減りましたが、居酒屋にいけばサラリーマンが、会社や上司の悪口を言い合っているのは、よく見かける光景です。
一緒に不満を話していると、仲間意識も生まれます。

もちろん、会社にいれば、たのしいことばかりではないこともありますから、たまには不満もいいと思います。
でもそれが日常になるのは困り物です。

結局ずっと不満を言い続けてしまう

不満ばかり話していると、ネガティブなスパイラルが回り出します。
そして、そこから抜けられず、ずっと不満を言い続けることになります。

一方、冷静になって「ずっと不満を言い続けること」が何の得にならないことに気づき、建設的に動き出せばその先は、ポジティブに変化していくものなのです。

不満をチャンスに変えるためには

では、どうやって建設的になればいいでしょうか。

上述したように、まずは与えられた仕事で成果をだすことを目指します。
そして、不満のあることについては、不満を解消するためのアイデアを考える。

ただ不満を言うのではなく「やりかたをこう変えたい」というような代替案を出せば、周りの人が言い分を聞いてくれる可能性は飛躍的に高まります。

そうして、自分が主導して状況を変えられたとき、知らぬ間にコミュニケーションのレベルが上がり、キャリアとしても一段階上がっているはずです。

不満があるときこそ成長のチャンスとも言えるでしょう。

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