• 新卒で入社して1年。振り返ってみたら結構いろんなことにチャレンジしていた

    Colorkrewにインターンから入社し、2020年9月に正式入社して1年が経ちましたエンジニアの河野です。 正式入社して1年とまだまだ短いですが、この1年間で新卒とは思えないような経験を多々させていただきました。 この1年間の出来事とColorkrewの新卒ってどんな感じなのかを紹介します。 (インターン時代の記事はこちらをご覧ください) これまでのことを振り返り 入社まもなく:Mamoru Biz オンライン入社式を終えた入社したての僕を待っていてくれたのは、インターン時代から参加していたMamoru Bizチームでした。 Mamoru Bizチームは英語話者がいることもあり、週次ミーティングなども主に英語で行っていました。 インターン時代から参加していただけあり、かなり安心感を持ってプロジェクトに参加できました。 MamoruBizチームでは海外向けクレジットカード決済機能に関する開発を行っていました。 決済周りという責任が一段と重い業務でしたが、開発リーダーとよく相談をし、よりセキュアな機能開発に向け何度もミーティングを重ねて開発しました。 また同時期に、人手が足りていないプロジェクトがあったので、そちらにも参加させていただきました。 プロジェクトの内容としては、React.jsを使ったフロントエンドの業務でした。自分の興味のある分野ということもあり、勉強をしながら積極的に参加させていただきました。 一つのチームに属していても、別のプロジェクトやチームを掛け持ちできるColorkrewの良さです。 入社2ヶ月目 ~ :Mamoru Biz + 受託プロジェクトその1 フロントエンドのプロジェクトは終わり、Mamoru Bizのみとなっていたところに、Mamoru Bizのプロジェクトリーダーから別プロジェクトに参加してみないかと誘われたので、参加しました。 そちらは自社サービスのMamoru Bizとはまた一味違い、お客さんからの要望に対して開発をする、いわゆる受託業務に近いものでした。 こちらのプロジェクトでは、すでに作成されている他社のイントラサイトの追加改修を担当することになりました。 今までは行ったことのないプロジェクトにワクワクしつつも、厳格な納期のあるプロジェクトを少し怖いと感じていました。 使っている技術としては、Mamoru Bizと同様のものだったので慣れてはいるものの違いももちろんあり、チームの先輩に相談しながら進めました。 結果的には、普段Mamoru Bizなどでは詳細には行わないドキュメントの管理や厳密な締め切りがあり、技術だけではないエンジニアとして大事な要素を多くを学ぶことができました。 かなり逼迫した状況もありましたが、厳格な納期もあるため腹を括ってやりきりました。 チームのみなさんには、テストやコードレビューなどで多く助けていただきました。 入社4ヶ月目 ~ :Mamoru Biz + 受託プロジェクトその2 受託業務が終わった頃、またもやプロジェクトリーダーから受託系の別案件に関するお誘いがありました。 今回は少人数ではありましたが、スケジュール管理や開発成果物に関する顧客への説明などさらにステップアップした内容で、かつ開発も初めてのAndroid開発でした。 主に同期のエンジニアと2人で開発を進め、仲を深めました。 開発するもの自体は既存アプリの追加の開発で、そこまで大きな案件ではありませんでしたが、初めてのAndroidとのこともありAndroid開発で使うKotlinから学び始めました。 納期も短めでかなりヒヤヒヤしたこともありましたが、プロジェクトメンバーの方の手助けもあり無事終わらせることができました。メンバーの方には頭が上がりません…。 ここでプロジェクト管理いわゆるPMの業務の一端に触れることができたのはかなり自分にとってとても良い経験だったと思います。 やり遂げられたことに対する達成感もかなりありました。
    ...
  • 労働集約型ビジネスはやらない。給料を上げる肝とは。

    労働集約型ビジネスはやらない。給料を上げる肝とは。 過去いくつかの記事の中でも書いていますが、**「給料を上げること」は、僕が考える”経営の主たる目的の一つ”**です。 給料を上げていくことがなぜ重要なのかについてはコチラから Colorkrewが労働集約型ビジネスと、リソース売りビジネスをやらない理由 会社として、みんなの給料を上げていくときに、僕が非常に大切にしている考え方の一つが**「労働集約型のビジネスをできるだけやらない」**ことです。 労働集約型ビジネスというと一般的には、単純労働で、低賃金。キャリアアップが見込めないみたいなイメージがあるかも知れません。 しかし「人のリソースを売る」という観点でいけば、ハイレベルな仕事であっても属人的なものや、何時間でいくらのような価格体系のものは全て、労働集約型ビジネスです。 またColorkrew(以下、カラクル)のいるIT業界では、技術者派遣ビジネスが活発です。 これはリソース売りビジネスの典型と言えます。 カラクルでは、**”社員の成長に貢献しないからという理由”**で、単純労働・低賃金の労働集約ビジネスモデルと、技術者派遣ビジネスはやらない、と決めています。 例外は、ビジネスモデルを切り開く尖兵隊として、一時的かつ、ハイレベルな属人的ビジネス(コンサルのイメージ)と、若手を会社の外に一回出して、重要な経験させるための派遣・出向のような形態のビジネスです。 ちなみに、カラクルに新卒で入った若手には、一般の企業の働き方も経験できたらいいなと思っていて、後者のパターンの出向をさせたいと思っているのですが、いままで一度も実現したことはありません。 労働集約ビジネスをしないという縛り しかし、カラクルがやらないと決めている、労働集約やリソース売りのビジネスは、会社の業績(利益)を比較的簡単に上げる方法であることも事実。 これをやらないと決めるということの意味はなんでしょうか。 まず個人としては、あまり深く考えずに目の前の仕事をこなせば給料をもらえる環境がなくなる。 経営としては、安直に会社を成長させることはできなくなり、成長施策の難易度が上がります。 カラクルでも過去「あの時点で労働集約ビジネスに舵を切っていれば、大きく拡大したかも知れない」と思える瞬間はたくさんありました。 でもそれをすると、一部のマネージャーたちが高給取りにはなっても、平均給与が1000万円を超える会社には到底なることはできません。 ですから、カラクルはプライドを持ってそれをやらずにここまできました。 Colorkrewの給料はこうして上げていく! 僕たちはIT企業です。 IT企業のできることは、インターネットを使ったサービスを作り、それを売ることです。 自ら直接手を動かす労働で対価を得る仕事はなくし、ビジネスモデルが利益を生むシステム。 そしてそのサービスを、世界のマーケットに展開すれば、さらに何倍にもスケールします。 このやり方であれば、売上の増加に伴って人が増加する必要がないので、一人一人の給料はドンと上がります。 GAFAMやネットフリックスなどのIT企業は全てこのモデル。労働集約はひとつもありません。だから給料が高い。 グローバルビジネスの中で、それぞれが高いレベルで機能を果たすこと。これがカラクルの社員であり続けるための条件です。 この考え方を徹底し、給料もグローバルレベルで上げていくことを、カラクル経営の給料に関しての当面の目標としています。
    ...
  • Microsoft Japan Digital Days 開催中!

    こんにちは。 Azure Cloud Solution Architect の原です。 ただいま絶賛開催中のオンラインイベント『Microsoft Japan Digital Days』にて、2つのセッションで登壇させて頂きました。 Microsoft Japan Digital Days https://www.microsoft.com/ja-jp/events/top/digital-days ブレイクアウトセッション: ”世界のシゴトをたのしくする” をビジョンにクラウド事業を手掛ける Colorkrew が D365 Business Central の導入で実現したこと 2021年10月13日(水) 14:35 - 15:00のBusiness Applicationsトラックにて、弊社のDynamics 365 Business Central導入事例について、株式会社パシフィックビジネスコンサルティングの吉島さん&スペシャルゲストでお話しさせていただきました。 もともと販売管理システムの老朽化をきっかけに始まった弊社内のリニューアルプロジェクトがD365BCと出会ってどうなったか、そして「ノンカスタマイズ」での導入をどうやって実現したか、Power Platformとどのように連携したのか、と言ったことをご紹介いたしました。 プロジェクト中には何度か「これはちょっと厳しいかな?」という局面もありましたが、関係者で知恵と技術を持ち寄ってクリアできた経験は、いま振り返ると「チームColorkrew」にとっても大きな財産になったと感じています。 弊社も100名ちょっとの所帯で、当初は「ERP導入なんて理念先行過ぎて過剰投資になっていないだろうか?」と悩む時期もありましたが、進めて良かったと思えるプロジェクトになりました。導入プロジェクトを支えていただき、また事例発表という形で振り返りの機会を頂いた株式会社パシフィックビジネスコンサルティング様、ありがとうございました。改めてお礼申し上げます。 国内/海外へのERP導入をサポート | 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング https://www.pbc.co.jp/ 特別編集版を後日イベントサイトにて配信しますので、詳しいことが分かりましたら改めてご案内いたします。 パートナーセッション: DX実現の礎~クラウドで実現するデータ基盤構築事例のご紹介 一方、パートナーセッション会場の『Industry Innovation ~インダストリー DX~』にて、弊社くらまね『データ分析基盤構築支援』の事例をご紹介しております。 データ分析基盤構築支援 | くらまね https://kuramane.
    ...
  • リーダーに必要な、嫌われる勇気

    リーダーに必要な、嫌われる勇気 僕が考える、リーダーのポジションに最も必要なものとは何か。 それは**「現状をOKとせず、さらに高みを目指すマインドセットと行動」**です。 逆に言えば「現状維持でOK」とリーダーが考えた瞬間にそのチームの成長は止まってしまう。 言うは易しです。 「高みを目指す」を実行していくと、チームとの間には、常に緊張関係が生まれ、ときには、嫌われることも言っていかなくてはなりません。 現状に満足しないリーダーが取るべき行動 現状に満足しないと考える場合、リーダーは、自分も含めチームに”成長”を求めます。 具体的には「いまやっていることが、同じレベルで続いていく」と判断した場合に、行動を変えなければなりません。 メンバーに対しても、行動を変えることを要求するのです。 人は、変化を嫌います。 ですから、こうした行動を取るリーダーは、常に好かれてばかりはいられなくなり、むしろ”嫌われる”存在になっていきます。 人気はあるが弱いリーダー 逆に、現状を認め、褒めるだけの弱いリーダーは、メンバーに**「あぁ、これでいいんだ」**と思わせてしまうため、チームの成長の阻害要因になります。 もちろん、常にやってきたことを認めず文句ばっかりでもチームは疲れてしまうので、バランスは必要ではあるのですが。 実は甘いから、みんなに好かれているというリーダーは世の中に多く存在します。 そういった人は、人気がある一方でチームの成長を止めてしまう最大の戦犯でもあり、弱いリーダーなのです。 まとめ メンバーの日々の努力、活動を認め、感謝しつつも、常に高いレベルの課題を自分とチームに設定し続け、会話し続ける。 嫌われても、成長にコミットし、チームを引っ張っていくリーダーになる。 「チームを成功に導きたい」と思っている人は、嫌われる勇気を持ったリーダーを目指しましょう。
    ...
  • 今年も全社員1on1やってます!

    Colorkrew(以下、カラクル)では、代表という役割の僕と社員全員が、毎年1on1やるようにしています。 今年も絶賛開催中なのですが、なぜ毎年やるのか、どんないいことがあるのか、僕が思っていることを書きたいと思います。 毎週3人! 1on1は、毎週月曜日の16時から18時の間にやっています。 原則一人30分で、16時からと、16時半、少し休憩を挟んで、17時半からがラストです。 原則30分と書きましたが、結局30分以上話してしまうことが多いです。 特に16時半からの部や、17時半からの部は、その後の時間に余裕があるため、お互いに話したいことがあれば、無理に30分で切らずに話すようにしています。 ちなみに、今年は最長で2時間くらい話しました。 それでも時間が足りなければ、また後日おかわりすることもありえます。 対象者は、僕をコーチやメンターに指名していない人、要するに日常的なコミュニケーションがない人としています。 アルバイトの学生なども含めてやりますので、ざっと60〜70人を、かなり長い期間をかけてこなしていきます。 評価などのためにやるわけではないので、特に時期を定めて行う必要もありません。 今年ももう3ヶ月以上やっていますが、これを書いている9月中旬で、半分くらい終わったかなくらいの進捗となっています。 半年くらいかけてじっくりやっていきます。 何を話すのか これが、僕の「1on1やりますよー」のGoalousでの投稿です。 iKEIJIという、Goalous内での僕の発信するサークルがあって、大体週に1〜2回くらい、最近考えていることとか、こういうこと知っておいて欲しいというようなことを書いています。   ちなみに、関係ない写真を貼ったりするのもカラクル流です。 これは社内でこの投稿をするために撮って貼りました。なぜ指1本とピースなのか。特に意味はありません。 ちょっと投稿が面白くなったり、目を引いたりすればそれでOKなのです。 この投稿の内容ですが、日本語と英語が入り混じっていて、ぐちゃっとしています。 これは、最近のカラクルには日本語ではなく英語で仕事をしているメンバーが増えてきたためです。 Goalousには、Googleの翻訳機能がついているので、ボタン一つで翻訳もできるようになっているのですが、日本語→英語の翻訳精度はイマイチの時があるので、大事な投稿の時は両方を自分で書くようにしています。 話がだいぶ逸れました。何を話すのかに戻ります。 一応、仕事や、今後のキャリアの話、困っていることあれば話すみたいな感じで話します。ただそういった内容に固執する必要はなく、基本的には話したいことが他にあればそれを話すというフリートークスタイルでやっていきます。 オープン&フラットなカラクルでも1on1をしたほうがいい理由 カラクルといえばオープン&フラット。 ”話したいときに話したい人と自由に話す”ことがしやすい組織のカルチャーではあります。 僕に話しかけるハードルも、普通の会社の経営者より格段に低いです。 今年取ったアンケートで**「あなたは経営者に対して意見が言えますか」という質問で、なんと84%の人が「言える」と答えています**。 こういった1on1は追加でやった方がいいと僕は考えています。 理由は、”機会があれば話すけど、機会がなければ無理には話さないこと”があるからです。 ちょっとした疑問や、不満。そして会社に言いたいこと。自分のキャリアの相談も、普段はわざわざ僕に話しかけてこない人も多いです。 上のアンケート結果でも分かる通り、「言えない」人は少ないはずなのに、そんなにしょっちゅう僕に何か言ってくる人はいないのです。 話ができない、と言うわけではなく、わざわざ話しにいくことでもない、と思ってしまっているのではないでしょうか。 さらにコロナでリモートが基本の働き方になって、この傾向はますます助長されています、 ですが、こういった1on1は、そういうちょっとしたことを話すいい機会になります。 こういった面談をきっかけにいままで気がつかなかったことに気づくことがあることは、経験上わかっていることでもあります。 1on1を毎年継続して行っていくことはとても重要なことなのです。 大事なことは”たのしく話す” 上記した通り、1on1は一回だけでなく、来年も再来年も継続してやっていくものです。 こういった面談で、お互いに緊張して、とにかく無難なことしか話をしないみたいなことになると、本来の目的を果たせなくなります。 ですから**「楽しく、カジュアルに、話したいことを話す」ことを大切にする**。 一回でバチッといい会話ができなくても、お互いに相手に対していい印象を持つことで、その次に話すときに繋がるような1on1を目指すことが重要だと僕は思っています。 楽しく話す1on1、オススメです。やっていない会社はぜひやってみてはいかがでしょうか。
    ...
  • セキュリティプロジェクトに参画してみて

    こんにちは! 新卒からColorkrewで働き始めて8年目になるエンジニアの西田です。 最近セキュリティプロジェクトに新しく参画しました。 なので、今日はセキュリティプロジェクトに入って感じたことをお話ししたいと思います! なぜセキュリティプロジェクトに参画したのか ある日、代表の圭志さんからオンライン電話がありました。セキュリティ事業を拡大していくにあたり、このプロジェクトでやってみないかというお誘いでした。 当時、私は主に自社のMamoru PUSHという認証サービスの開発をやっていまして、このMamoru PUSHとはまた違うセキュリティを学べるし、逆にMamoru PUSHで培ったセキュリティ知識をセキュリティプロジェクトで活かせるのでは!? と、わくわくどきどきした自分がいたので、すぐOKして参画に至りました! しかもいちメンバーとしてだけではなく、ゆくゆくは事業をリードする役割も期待されていることがわかり、自分にとって大きなチャレンジになると感じました。 具体的に何をやってるのか Deep Security、 Azure WAF、 Azure Sentinel、 AWS WAF、 F5 BIG-IP、 Barracuda WAF/CGFなど、様々なセキュリティ製品から出力されるログを収集し、解析から重要度判断までやっています。 セキュリティ製品の導入から監視までワンストップでサポートできるので、会社に専門エンジニアがいないお客様でも安心して任せてもらっています。 高いセキュリティ製品を導入したけど、運用や監視はどうしよう?とお困り方はぜひお任せください! 年々サイバー攻撃の被害は拡大しているので、**これをColorkrewの力で減少させてやる!**と思う、今日この頃です。 SOCサービスについてはこちらのサービスページをご覧ください。 セキュリティのココが面白い サイバー攻撃からどうやって情報を守るのかを考えるのが個人的にすごい面白いポイントです。 お客様にセキュリティ製品導入のご提案をさせていただく機会もあるのですが、 「どういうインフラ設計になっていて、どこに重要な情報があるのかということを把握し、最適なセキュリティ対策を考える」 この作業にとてもやりがいを感じています。 自分に満足しない、まだまだ成長 今まで、チャレンジ!チャレンジ!で色んなことを経験させてもらい、成長してきました。 * フロントエンド(HTML/CSS/Javascript/React…) * バックエンド(PHP/Python/Node.js…) * モバイルアプリ(iOS/Android) * インフラ(Azure/AWS/GCP) * プロジェクトマネジメント などなど。 これらの様々な知識やスキルを使って、会社に大きく貢献したいと考えています。 大きく貢献=大きな利益を出すということです。 そのために、事業を大きくできるエンジニアを目指すべく、プロジェクトの売上管理や新機能の検討などもやらせてもらっています。
    ...
  • 内定者が語る。Colorkrewの魅力と内定者インターンで成長したこと

    内定後のインターンで私が学んだこと 初めまして!Colorkrewで主にWebエンジニアとしてインターンしている清水です。 去年の12月から就職活動を始め、今年の2月にColorkrewから内定をいただきました。 卒業して働く前に、少しでも会社に慣れたいと思いインターンを今年の5月から始めました。 今回のインターンでエンジニアとしての仕事だけでなく、マネジメントなど今までできなかった経験をすることができました。 今回は、Colorkrewを選んだ理由やインターンで学んだことをご紹介させていただきます。 私がColorkrewを選んだ理由 私は大学でソフトウェアについて学んでおり、就職先はざっくりIT系とあまり職種に拘らず就職活動を行っていました。 大小様々な企業の説明会や面談、面接などを受けてきましたが、そこで私が最も重要視したのが**「会社としての意思決定の早さ」**です。 何か新しいことにチャレンジしたい性分だったので、行動を起こすまでに時間がかからないような、次々にチャレンジできるような会社がないかと探していました。 そこで出会ったのがColorkrewでした。 魅力1:社風 Colorkrewには - Mission - Vision - Spirits という理念があります。 その中でもSpiritsの中に、 チャレンジ: 世の中にまだない価値を作る。常に成長、常に自責、常に楽しく。 という価値観があります。 つまりColorkrewは新しいことにチャレンジできる社風で、成長できる会社であるということです。 魅力2:体制 また、Colorkrewは上下階層のないバリフラットモデルを採用しています。 バリフラットモデルでは簡単に様々な社員と関わることができ、人を巻き込みながら仕事ができます。 そこには年功序列や経験の有無なんて関係ありません。 やりたい!と思えば、行動できる環境が整っています。 これらの点から、私が働きたい会社にとても近いと考え、Colorkrewで働きたいと思い面接を受けました。 そして晴れて、内定をいただくことができました。 インターンで学んだこと エンジニアとしての成長 私は、現在インターンとして社内のポータルサイトであるIntraの開発を行っています。 今までpythonやJavaでの開発経験はありましたが、今回のインターンでは今まで使ったことのないPHPフレームワークのLaravelやあまり経験のないJavaScriptでの開発となりました。 そんな経験のない開発でも進めることができたのは、コーチの河野さんのおかげです。 Colorkrewではインターンだけでなく、全社員にコーチがつくコーチ制度があります。 インターンの最初は小さなバグ修正から始まりました。 そこから次第に大きなタスクを任されるようになり、本格的な開発となりました。 河野さんには開発の基礎から、ユーザビリティを意識した実装の方法など様々なことを教えていただきました。 今までユーザがいるような開発を行ったことがなかったこともあって、「こういう表示の方がユーザが使いやすい」や「こういう機能も必要だよね」というような的確で自分では気づくことができなかった部分を河野さんからアドバイスしていただきました。 また私が驚いたのは、河野さんのコードレビューです。 コードレビューは他人のコードを読む必要があるということもあり、非常に大変で時間がかかります。 しかし、河野さんはコードの変更点から私の意図を読み取り、さらに読みやすいコード、わかりやすいコードにするためにアドバイスをしていただきました。 そのアドバイスの数も多く、エンジニアとしての成長につながりました。 PMとしての成長 今回のインターンでは、ただエンジニアとして開発をするだけでなく、計画やミーティングの進め方などPM(プロジェクトマネジメント)の面も成長することができました。 このPMについては河野さんだけでなく、プロジェクトリーダーの前澤さんからも様々なアドバイスをいただきました。 特に開発したものを説明する際は、どのようなものを作ったのかやどう使えばいいのかということだけでなく、なぜ作ったのか、目標は何かなどゴールやモチベーションを話すことが重要だというアドバイスをいただきました。 これは実際に働いて、顧客に説明する場面になった時にいきてくる経験だと思います。 今までこのような経験をする機会はありませんでしたが、今回のインターンで経験することができ成長につながりました。
    ...
  • CI/CD の推進について ~ Azure Data Factory ~

    こんにちは。 Azure Cloud Solution Architect の秋山です。 今回は推進している CI/CD の取り組みについて、 Azure Data Factory(以下、ADF) を取り上げて紹介します。 ADF そのものの紹介については今回は触れません。少し古いですが以前ハンズオンしたときの記事がありますので、参考にしてください。 Azure Data Factory 入門ハンズオンの資料を公開します なぜ CI/CD を推進しているのか みなさんは時間を持て余してますか? 私はいつももっと欲しいと思うことが多いです。 もし時間が袋詰めで売ってたら買いたいくらいです。 そんな有限で平等なリソースである時間を有効活用するためにも、 CI/CD の推進は重要です。 開発/検証/本番環境の3環境があるプロジェクトにおいて、開発環境より後述の環境に対しては、開発環境と同じ成果物を自動的にデプロイしたい、というニーズがあります。 その背景は、開発環境で修正したバグが検証/本番環境で発生してしまうといったつまらない問題を回避したい、というものです。 もしも人が3環境を手動でデプロイしていると、こういったつまらない問題がかなりの頻度で発生してしまいます。 人はミスをする生き物なので、避けがたい問題に時間を費やすのではなく、価値を生み出すことに時間を割きたいものです。 Azure Data Factory の CI/CD 構築例 構成イメージとしては以下のとおりです。 開発者は開発環境の ADF の開発ポータルを操作して開発します 開発者は開発の区切りで publish を行います publish を行うと、 ARM Template が Azure Repos に Commit されます Commit によって Azure Pipelines がトリガーされると、ARM Template を使って検証/本番環境の ADF にリソースをデプロイします 開発者は環境差異を ARM Template Parameter で管理して適宜更新します 参考: https://docs.
    ...
  • ワークライフバランスについて

    ワークライフバランス。近年、企業も社員もしっかり考えていかなければならない重要項目です。 僕が社会人になった、1990年代を振り返ると、いまで言えば完全にハラスメントだったなと思うようなことも多かったですし、残業規制などもほとんどない世の中でした。 当時の僕の同年代でも、150時間とか残業していて、ほとんど残業代がなかった僕と比べて倍くらいの年収の人もいました。 残業は多くても、サービス残業なんて言葉がない時代。 たくさん給料もでるし、それはそれで人によってはいい時代だったのかも知れません。 テレビでも「24時間戦えますか?」とかガンガン流れてました。これがわかる人は完全に40代以上ですね。ジャパニーズビジネスマン! さて、世の中は完全に変わりました。 カラクルでも、毎月残業の多い人には、ヘルスケアチームが残業させないように必死に対策を考えたりしています。 元々僕は残業反対派なので、この世の中の流れはいいことだと思っています。 その一方で、**「会社で仕事をしている8時間以外を、全く仕事から切り離す人」**でデキる人はあまり見たことはありません。 20代、30代の若手で、“残業するな”をただ鵜呑みにして、それ以外全く仕事と関わらない人は、キャリアを作る上で知らないうちにハンディキャップを背負っているのかも知れません。 僕が残業をしなかった理由 20代のとき、僕は全く残業をしないタイプでした。 その一番大きな理由は、僕の営業の師匠から 「営業は、お客さんが稼働しているはずの営業時間以外には仕事はない。残業しているやつは、営業の仕事ではないことで仕事しているフリをしているだけだ」 と教わったからです。笑 実際に、残業している人は、営業とは直接関係のない説明資料とかをたくさん作る人が多かった気がします。 長い時間働くことが成果と必ずしも結びつかないことを、当時学びました。 平日は仕事の日 とはいえ、僕は平日、まっすぐ家に帰るタイプでもありませんでした。 直接的な仕事はしないものの、社内や取引先の人について、ほとんど毎日飲みにいっていました。 実は、これが自分の仕事にとって非常に重要な時間で、尊敬する先輩たちからたくさんのことを学ぶ時間となっていました。日中のアウトプットする仕事とは違い、100%インプットの時間です。 結果的に、平日はプライベートはほとんどない生活をしていました。 ただアフターファイブは、会社にいての業務、アウトプットとは違う時間の使い方をするので、精神的な負荷はほとんどなかったと記憶しています。飲み過ぎで身体的・内臓的な負荷が高い時はありましたが。 いまでも僕にとっては、平日はあくまで仕事の日です。 仕事の日と言っても、基本残業・長時間労働ではなく、必要あればすぐに仕事を優先する気持ち的なモードを保つということです。 休日はアウトプットしない 休日は、もちろん休みます。 ただ、休むとは言っても、チャンスがあれば仕事へのインプットをします。 本を読むこともそうですし、テレビや、その他のメディアを見て、見聞を広げることも広い意味ではリテラシーを高め、引いては仕事の役に立つ。 そういった新しい知識をもって、普段より少し距離を置いて、仕事のことを少し考えたりもしてみます。 僕が注意しているのは、**休日は「アウトプットしない」**ことです。 例えば、いいこと思いついたから次の週に必要なプレゼンを作り始めるとか、ブログの記事書いたりとかはしないようにしています。 それをやってしまうと、結局休めなくなってしまう。メリハリをつけるためにアウトプットはしないのです。 最後に。。 誤解をされたくないのですが、これは**「いつも仕事のことを考えていた方がいい」という話ではありません**。 残業するなと言われて、仕事をし足りない人や、もっと成長を加速させたいと思っている若い人へのヒントになれば幸いです。
    ...
  • Colorkrew人事が「東海オンエア」メンバーをガチで面接してわかったこと

    こんにちは! ブランディングプロジェクトのだーはらです! 今回の東海オンエアさんとのコラボ企画に関する動画をご覧いただいている皆さま、そしてブログをご覧いただいている皆さま、本当にありがとうございます。 前回のColorkrewチャンネルで更新した、【東海オンエア】ガチファン社員が東海オンエアに会うという至福の一日では、この企画のきっかけを作った東海オンエアガチファン社員のあっちゃんが憧れの東海オンエアに会うまでの1日の様子をお届けしたのですが、16万再生という予想を遥かに超えてたくさんの方に見ていただき、私自身も驚きでした! コメントにも、今回の企画に対して感謝の言葉や嬉しかった、楽しかった、などなど嬉しいお言葉をいただき、改めて今回の企画を実現できて良かったなと感じます。 ▼ちなみに過去のブログや動画を見逃した方はこちらからご覧いただけます▼ 東海オンエアさんコラボ動画紹介記事はこちら しばゆーさん面接後インタビュー記事はこちら としみつさん面接後インタビュー記事はこちら てつやさん面接後のインタビュー記事はこちら りょうさん面接後のインタビュー記事はこちら ゆめまるさん面接後のインタビュー記事はこちら 虫眼鏡さんインタビュー記事はこちら 東海オンエアを面接してわかった13のコト 今回、東海オンエアさんとのコラボ企画に関する動画は最後のお届けとなります。 この企画で面接官を担当した「ドレッド人事」と「きよちゃん」が東海オンエアさんの面接で感じたホンネを全部語ります。 東海オンエアの知識ほぼ0でガチで面接をした2人にトップYouTuberの東海オンエアメンバーはどう映ったのでしょうか? 遠慮無しで思ったこと全部言っちゃってます!笑 動画の最後には、普段多くの方と実際に面接を行っているColorkrew人事二人の想いなど、結構真面目に良いこと語ってくれています。 今回の企画を通じて、私たちも多くのことを学ばせていただきました! 現在、就職活動をしている方の中には、面接が苦手で辛い・・・などネガティブな印象を持つ方もいるかもしれません。 今回の動画が、ありのままの自分とマッチする企業に出会うための貴重な経験として、少しでもポジティブになるきっかけになったら嬉しいです! 『好き』ってすごいな・・・ 最後に、改めて『好き』という気持ちのすごさを実感しました。 今回は、東海オンエアのことが大好きなあっちゃんの「好き」が原動力となり、多くの方にColorkrewのことを知っていただくきっかけにもなりました。 そして、動画やブログを通じて、「好き」が人から人へ伝わり、多くの「楽しみ・喜び・嬉しさ」が生まれていくことを実感させられました。 人生の中で、たくさんの「好き」を見つけるのは、なかなか難しいかもしれませんが、なにかに熱中して心動くものと出会えるように、 自分自身で一歩踏み出す、ちょっと行動してみることが大事だなって思います。 この日、あっちゃんが勇気を出して、東海オンエアさんのことを相談してくれたMTGの写真🎵 あっちゃんのこの小さな一歩が今回の企画に繋がりました! Colorkrewでは、一緒に働くメンバーを募集してますので、少しでもご興味ありましたら、ぜひ初めの一歩でまずは気軽にお話ししましょう!!
    ...
  • Colorkrew社員はバリフラットをどう思っているのか 〜2021年従業員アンケート番外編①

    「今年も従業員アンケートをやりました!」の続編、「Colorkrew(以下、カラクル)社員はバリフラットをどう思っているのか」を書きたいと思います。 前提条件として、僕がバリフラットをどう考えているかをまず書きます。 バリフラットはまだまだ発展途上だと思っています。人類が100年以上かけて磨き上げてきた従来の階層型組織に比べれば、カチッとしていませんので(それが特色でもありますが)隙間っぽいものもあります。 そうした、課題に向き合い続けるという前提に立てば、従来型組織と比べてバリフラットは、圧倒的に民主的で、効率的。 先行き不透明ないまの時代を勝ち抜ける可能性の高い組織運営であることは間違いないと断言できます。 従来型の階層組織も、バリフラット的な要素を入れるだけでも格段に進化するはずなので、ハイブリットでもいいかも知れません。 あれ、そういえば。。 でもカラクルのみんなは、現時点のバリフラットに関して、どう思ってるのでしょうか。 従業員アンケートから、その点について検証してみましょう。 バリフラットに対しての賛否 ずばり聞きました。 「あなたにとってバリフラットは従来型組織よりも良い」のか。 この問いに関しての、答えは90%の人が、**「バリフラットの方が良い」**との答えでした。 ここまで多いとはビックリです。 バリフラットへの意見 ポジティブな意見を見てみましょう。 ・上司がいなくて人間関係がフラット ・色々なことに関われる(挑戦できる) ・意思決定のスピードが早い ・自由がある などなど。 バリフラットの目的を表現してくれてる感じになっています。 逆に「ココが問題、階層型の方が優れている部分」に関する意見はこんなものがあります。 ・階層型の方が責任範囲がクリア ・世の中にあるITツールは階層型組織を想像して作っているので、バリフラットでは使いづらいケースがある ・役職による権威がないので、組織コントロールがしづらい場面がある などなどです。 面白かったものとしては、「従来型組織がいいのであれば、そういう会社に行けば良い。バリフラットは貴重なのでぜひ継続してください」という意見もありました。 確かにそうかもしれません。 それでもやっぱりバリフラット アンケートでわかったのは、やはりカラクラーは圧倒的にバリフラットを支持しているようです。 一方で、まだまだ沢山ある課題や、そもそもバリフラットの目的に関して一部誤解されているところもあることがわかったので、一つ一つ取り組んで、バリフラットを進化させていこうと思います。 最後に。 どう進化させていくかということに関しても、ウィットに富んだ意見がありました。 「熱いコーヒーが好きな人が50人、冷たいコーヒーが好きな人が50人、じゃあ一番みんなにウケるコーヒーはぬるいコーヒーという話があります。 カラクルはぬるいコーヒーにならないようによろしくお願いします。」 確かに・・・ ぬるいコーヒーにしないように、がんばります!! おしまい。
    ...
  • なければ作る!の精神を持つアプリケーションエンジニア

    こんにちは! Colorkrewで働き始めて5年目になるアプリケーションエンジニアの福原です! 普段は決済代行の基幹システムの保守・運用・開発を担当するとともにコミュニケーション型目標達成サービス「Goalous(ゴーラス)」の開発に携わっています。 今日は僕がColorkrewにいて一番成功を感じた時の話をしたいと思います。 きっと誰もが抱える課題 過去に参加したプロジェクトでは毎週の定例ミーティングがありました。 なかなか困難なプロジェクトだったこともあり、週次の定例なのに3,4時間におよぶことがザラにありました。 一年計画のプロジェクトでしたので定例の回数も多く、毎週のようにこんな時間をかけていてはチリツモでとんでもない損失です。 きっとこんな話はどこにでもある悩みですよね。 問題点としては 話す必要のないことまで話している 説明の段取りが悪い あたりでしょうか。 当然これらの対策は試みていましたがそれでも時間がかかってしまっていました。 どうやって解決したのか ではどうすれば定例が短くなるのかと考えた結果、1時間だけプロジェクトの作業を停止してとあるアプリを開発しました。 (弊社では20%ルールというものがあり、月のうち20%の時間を自己研鑽などに使って良いことになっています。) それがミーティング支援ツール「METEOR」です。 弊社では全社員の給料が公開されているのでミーティング参加者の1秒あたりのコストまで丸わかりです。 そこで、参加者の給与情報を入力することでそのミーティングにいくらかかるのか、いくらかかっているのかが表示されるようにしてみました。 その結果、参加者全員にコスト意識が生まれたのか1時間早く終わるという快挙を達成! それ以来数週間このツールを使って定例を実施しました。 期待以上の結果ですが、一度早く終われることがわかった以上時間をかける理由もなく、その後はツールなしでも早く終わるようになりました! どんなに意識して早く終わらせようとしても時間がかかってしまっていましたが、数字の力は偉大ですね。 試しに数人で5分雑談した時のコストを可視化した時なんてかなり震えました。 僕らの雑談にはこんなにお金がかかっていたのか!と。 Colorkrewならではの経験 この成功体験はまさにColorkrewならではのものだったと感じています。 そもそも全社員の給料が公開されていないとこの仕組は成り立ちませんし、直接仕事と関係ないツール開発を許してもらえる時間もなかなか取れません。 また、プロジェクト内では若手も若手な僕のアイデアをいとも簡単に試させてもらえるフラットな関係性も重要でした。 このようなエンジニア発の勝手に作ってみた系の話は弊社では一つや二つではありません。 どのプロジェクトに何時間かけたのかをcsvからweb上のサービスに転記してくれるスクリプトだったり、出勤コアタイム前に打刻QRを画面の一番手前に表示させるアプリケーションだったり。 自分の困りごとを技術で解決してみんなにシェアする文化が根付いていて、みんな結構なリアクションをしてくれるのでエンジニアとしても作りがいがあります。 エンジニアだからできる事業貢献 IT企業におけるエンジニアのお仕事って、普通に考えると売物になるサービスを作るかお客様の課題解決のためにソリューションを提供するくらいじゃないかと思います。 良かれと思ってツールを作ったり自動化進めてもチームに受け入れてもらえず悪者扱いされる、という話もよくある話ですよね。 そんな中でもColorkrewなら、以下のような環境のおかげでエンジニア発のアイデアで事業貢献ができる土壌が整ってます。 給与すら公開する情報のオープン性 ちょっとしたことにチャレンジできる制度 誰もが同じ目線で議論できるバリフラットな関係性 いろんなものを自作する「なければ作る」の精神を持っている方にはもってこいな職場です。 一緒に新しい「もの」を作り出して行きませんか?
    ...
  • 今年も従業員アンケートをやりました!

    Colorkrew(以下、カラクル)では直近、従業員エンゲージメントアンケートを取りました。 このアンケートは年に一回やっていて、毎年進化させてきています。 今回は61項目の、ガッツリとしたアンケートになりました。 アンケートは痛い みんなが、本心でアンケートに答えれば、必ず批判的な意見も含まれます。 批判的な意見を読むのは心が痛みます。 特に経営者は、会社のことについての意見だったとしても、僕のように自分に対しての批判に感じる人も多いのではないかと思います。 でも、アンケートはそういうものでなければならないとも思っています。 自分にとって心地よいことばかりの内容であれば、それはどこかおかしい。忖度されまくっている可能性があるからです。 カラクルにとってアンケートの目的とは カラクルのバリフラットは、社員みんなで作り上げていく会社の運営システムです。 もちろん全ての制度などを多数決で決めていくようなことはできませんので、基本的には僕をリーダーとする経営プロジェクトが、色々なことを変えていく決断をしていく役割を担っています。 しかし、経営プロジェクトはメンバーの数も限定的ですし、全ての人の視点で物事を見ることができるわけではありません。そこで、経営プロジェクト以外のメンバーからもいい意見があればどんどん取り入れていくために、いつでも意見できるような環境や、仕組みを整えています。 リアルタイムに意見が出てきて、それを検討してパッと施策を打つことはカラクルでは日常的に行われています。 「いつでも意見できる環境なら、定期的なアンケートは不要では?」と思う人もいるかも知れません。しかし、アンケートをとると、それをきっかけに色々な意見がでてくるものなので、やはり定期的にアンケートを取っていくことも大切だと考えています。 アンケートの内容とは カラクルのアンケートはこんなことを聞いているというのをご紹介します。 ①MVS(ミッション・ビジョン・スピリッツ)について。ただお題目として掲げているだけでなく、自分たちがそれを実現しようと努力できているか。実際にビジョンに向かっているかなど。 ②経営者について。しっかり発信しているか。それを読んでいるか。言行一致しているか。意見はあるか。 ③バリフラットの制度について。それぞれの立場から見て、しっかり機能しているか。問題はないか。 ④自己の成長について。成長環境があるか。成長実感があるか。 ⑤人事制度について。評価は公正だと思うか。コーチ制度は機能しているか。 ⑥eNPS(Employee Net Promoter Score) 「親しい知人や友人にあなたの職場をどれくらい勧めたいか」 ⑦セクハラ・パワハラなどの、ハラスメント系はないか。 ⑧カラクルをもっと良くしていくために、アイデアがあれば。 ざっとこんな内容です。 それぞれの項目で、自由記述も最後に設けています。 ちなみに、②は経営者だけに関する質問です。 これは、実質的に僕に対しての、みんなからの360度評価です。 アンケートの結果を読んだときの僕の心境とは 今回のアンケートで、多くの回答は、いまのカラクルの運営に関してポジティブに語ってくれていて、とても嬉しいと感じるものが多かったです。 ただ、それと同時に、回答の中のいくつかは会社にとってネガティブな意見だったり、僕に対しての批判も当然あります。 毎回、アンケートの回答を全て読み終わると、しばらく現実逃避したくなります。笑 いつもみんなが嫌がることでも、ガンガンやっていくのが僕の仕事だと思っているのですが、その割には、フィードバックを受けると結構傷つく自分が情けない。こればっかりは何年やっても慣れません。 慣れずに、しっかり向き合うべきなので、慣れなくていいのかも知れませんが、この時間はリーダーというポジションの辛い瞬間ではないかと思います。 記名か無記名か 現在は**「記名」**でやっています。 以前は無記名でやっていたこともあったのですが、無記名のアンケートの中に「記名でやるべき」という意見が多くあったのと、無記名だと会社にとって問題だと思うことを書いている人に、そのことについて掘り下げて聞くことができないので、結局問題解決に向かわないと判断したためです。 記名を支持する人が多いのは、バリフラット組織で、自分の活動や考え方をオープンにすることが求められているカラクルだからこそかもしれません。 そんなカラクルであっても、経営に対して批判が含まれた記述をするのは、少し勇気が必要です。 波風立てない方が個人としてはラクなのに、チームのために思ったことを発言する。これは素晴らしいことですし、リスペクトするべきものだと考えています。 もちろん上述した通り、同時に「うっ」とくるものでもありますので、カラクルでは、みんなに**「内容は批判的でも、丁寧に礼儀正しく表現すること」**をお願いしています。 アンケートをとった後のアクションについて まず、全てのコメントは公開され、社員全員が確認できるようにします。 そして、その中から批判的な回答に関しては、必ず対応します。 個人的に話した方がいいと思うときは1対1で。 あとはできるだけオープンに、Goalous上のiKEIJIという僕の考え方を発信するサークルで一つ一つ答えるようにしていきます。
    ...
  • 二択を迫られたら要注意!

    僕の社会人としてのキャリアは、ほぼ営業です。 特に20代、30代は、海外の製品を扱ったため、不具合が多く、追い込まれる形での顧客との交渉を数多く経験しました。 また、ドイツに駐在したり、カラクルにきた当初は親会社からいきなり出向できたりと、社内で味方がゼロな状態も何度か経験しました。 そんな経験から、**「相手が二択を迫ってきたら要注意」**という話を今回はしたいと思います。 二択を迫ってくる人 皆さんの周りにもいるのではないでしょうか。 二択を迫ってくる人。 例えば最近であれば、”ゼロコロナ”で、経済活動を大幅に止めるのか、全く止めずに自由に経済活動をするか、みたいな選択肢を言う人がいれば、これも二択を迫るパターンです。 「この保険に入るか」それとも「そういった保険に入らないか」なんていうのもそうでしょう。 こういう人、世の中に沢山います。 本当に二択なのか 多くの場合、選択肢は無限にあります。 もちろん、無限の選択肢の全てが検討するに値するものではないかも知れませんが、大抵の場合、選択の種類もいくつかありますし、それぞれの項目について、強弱のグラデーションがありますので、かなり多くの選択肢がある場合が多い。 ですから、基本的に**「選択肢は二択ではない」**のです。 うまいデートの誘い方 あるモテ男に聞いた話です。 女の子をデートに誘う、上手いやり方は「美味しい中華と、素敵なイタリアンがあるんだけど、どっちがいい?」というように二択で聞くそうです。 よく考えてみたら「いや、あなたとはディナーにいかない」という選択肢があるはずなのに入っていません。 ランチでもいいはずですよね。 うまいトリックです。笑 社内で二択を迫る人 やるかやらないかの二択を迫ってくる上司、逆に事業の進め方について、二択を迫ってくる部下。 よくあるのではないでしょうか。 常習的に二択を迫ったくる人は、相手に十分な情報を与えず、自分の思う通りに物事を進めようとする人です。 実は、カラクルにきたばかりの、事業がよくわかっていないときに、僕に対して必ず二択を迫ってくる人がいました。 最初はうまく対処できず「なんか違う気がするなぁ」くらいだったのですが、ある日気づきました。 「選択肢は二つじゃない!」 それ以降、僕は「いつも二択を迫ってくる人は信用しません」と伝えるようにしたので、その人は僕に二択を迫らなくなりました。笑 二択には要注意、というお話でした。
    ...