• バリフラット組織のつくりかた

    階層型で膠着した組織を、オープン&フラットで生まれ変わらせた手順をISAOの実例を通じて語ります! 主に、2010年〜2012年の3年間にISAOで行なった改革について一つ一つお話しします。 いま階層型組織で、今後もっとフラットな組織づくりをしたいと思っているマネジメントの方に参考にしていただければと思っています。 バラバラだった給与制度の改革 2010年当時の状況 中途採用が95%以上で新卒入社がほとんどいないISAOは、入ってくる前の会社での条件の延長で、給与が個人個人決められていました。昇給についても、当時の組織では上司のさじ加減一つで決まってしまう。 これを「全社に納得してもらえる給与制度」にすることが課題でした。 等級制度をつくる まず、新入社員からハイレベルのシニアまでをカバーする「等級制度」をつくりました。各等級に求められるレベル感を定義しました。 結果として、300万円から1300万円くらいまでの年収を12等級で表現できるようにしました。 *現在は11等級で410万円〜1500万円と変更されています 当時70名程の全社員を、全て等級に当てはめるための会議を、部長レベル以上7人程度が集まって、一人一人について話し合い、3日間かけて、等級を決定しました。 新等級制度は2011年4月に開始されました。 一人一人に等級を伝える ここまでのプロセスで、等級制度と、社員全員の等級が決まりました。 ここで何が起こったかというと、ほとんどの人の給料が上がったり下がったりしました。 全体としては、ほんの少しだけ給与水準は上がりましたが、個々人としては、年収で200万円以上上がる人もいれば、200万円以上下がる人も出てしまいました。 上がる人に伝えるのは簡単ですが、一番大変だったのは下がる人にしっかり説明することでした。 上述で決めた、等級定義を元に、上司たちが一人一人に丁寧に説明していきました。 中には納得ができないと、かなり揉めたり、それなら辞めるといって辞めていった人もいました。 ISAOは当時62ヶ月連続赤字の真っ只中でしたので、このタイミングで会社に見切りをつけた人もいたと思います。 調整給で変化をなだらかに 説明は終わりましたが、いきなり年収が何百万円も変わってしまうと、各社員への生活に大きく影響してしまうので、下がる人には調整給を適用しました。 これは2年間かけて、決定した等級に徐々に給与を合わせていくというやりかたです。 *新等級によって給料が上がる人は即時適応しました。 情報公開はどうしたか 大きな痛みを経て生まれた等級制度(給与制度)ですが、いまのISAOのように「フルオープン」ではない状況で、等級(=給与)の公開にはすぐに踏み切れませんでした。 はじめに決めた等級が、本当に正しいものかを見定めていくのも時間が必要でした。 個人個人と話し合い、ようやく適正だと思われる等級構成になるのに3年、最終的に、全員の等級を公開するまでに5年がかかりました。(2016年) その後は、等級を全公開することはもちろん、昇降級の情報もタイムリーに社内コミュニケーションサービス「Goalous(ゴーラス)」を使って公表するようになりました。 次回は「給料を公開することで起こった素晴らしいこと」です。
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  • Amazon Alexaスキル開発・VUIデザインのお話 "オルビスの「今日のうるおい」" 編

    こんにちは、中嶋あいみです。 ISAOがデザイン・開発協力をしたAlexaスキルがリリースされました! オルビスの「今日のうるおい」 先日こちらのブログでもご紹介したように、VUIデザインスプリントワークショップを経て本開発が決定し、最近ついに皆さまへお披露目できることとなりました! VUIデザイン・スプリント ワークショップ事例:オルビス株式会社様 Alexaスキルの概要 今回リリースしたAlexaスキル” オルビスの「今日のうるおい」”は、オルビスさんが1月1日に発売した肌の水分を逃がしにくくする」機能が確認された特定保健用食品『ORBIS DEFENCERA』の定着プログラムの一貫として提供しています。 Alexaスキルストアで「オルビスの今日のうるおい」を有効化し、対応デバイスに対して「アレクサ、今日のうるおいを開いて」と話しかけることで起動します。
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  • VUIデザイン・スプリント ワークショップ事例:オルビス株式会社様

    こんにちは、VUIデザイン担当の中嶋あいみです。 オルビス株式会社様向けに、スマートスピーカー・VUI関連のお仕事をさせていただいたので、紹介したいと思います。 2日間にわたって以下のプログラムを組みました。 スマートスピーカー・IT活用をテーマにした講演 Amazon Alexaのスキルを題材にしたVUIデザインスプリント ワークショップ ORBISについて オルビスさんと言えば、2018年多数のメディアでベストコスメを受賞した『ORBIS u (オルビスユー)』シリーズが話題に。 最近では飲むスキンケア『ORBIS DEFENCERA (オルビス ディフェンセラ)』が、日本初の肌トクホとしても注目されています。 TVコマーシャルをご覧になった方も多いのではないでしょうか。 1.スマートスピーカー・IT活用をテーマにした講演 スマートスピーカーを持っている人も持っていない人も、まずは知見を高めていただくことが目的に、 11月某日、オルビスさんの広ーいセミナールームで講演をしました。 対象は全てオルビス社員の方々なので、コスメ業界のスマートスピーカー参入状況など、独自調査した内容をお話させていただきました。 ヘルスケア、筋トレなどのスキルは複数出ていますが、美容・コスメ領域ではまだまだ参入が少ない現状。 可能性を感じます! 2.VUIデザイン・スプリント ワークショップ 12月某日、朝から夕方にかけてISAOオフィスでデザイン・スプリント 1DAYワークショップを実施しました。 講演に参加された方の中から有志の18名で、3つのチームを結成。 アイデアの拡散と収束を繰り返す、デザイン・スプリントのプロセスをVUI (音声ユーザーインターフェース)にカスタマイズしたプログラムです。 Design Sprint (デザインスプリント) とは? デザイン・スプリントとは、アメリカのGV (旧Google Ventures) が提唱するデザイン・シンキングのフレームワーク。 約7名のチームを結成し、3〜5日間などの限られた時間で、課題の抽出〜試作品を使ったユーザーインタビューまでおこないます。 過去記事で詳しく紹介しているので、初めて目にした方はよかったらこちらをご覧ください。 Design Sprint (デザイン スプリント) ワークショップを開催! 3日間で完結!実践デザインスプリントワークショップ VUIデザインスプリントワークショップのゴールは? 『ORBISのスマートスピーカースキル企画を、各チーム1つづつ、プロトタイプを作りコンセプトを検証する』 をゴールに、たった1日でゼロの状態から現状理解〜アイデア出し〜企画決定〜VUIデザイン〜プロトタイプ制作〜テストまでおこないました。 具体的にどんなプロセスを経たのか見てみましょう。 フェーズ1:現状理解 参加者は様々な部署や役割の方々の混合チーム。
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  • 【平成最後】ISAO代表・中村より、新年のごあいさつ

    あけましておめでとうございます! 中村です。 ISAOは本日1月7日(月)、2019年の活動を開始いたしました。 旧年中お世話になった皆様、ありがとうございました。 本年もよろしくお願いします。 さて、年末年始はうまい具合に土日が絡んだので、9連休を取れた方が多かったのではないでしょうか。 なかには会社全体で16連休という会社もあって、ISAOもこういった大型連休をそのうちやりたいなと思っています。 実は2019年は、ISAO創業20周年! ISAOは、20年前の10月に世界初インターネットにつながるゲーム機として登場したSEGAのドリームキャストのインターネットサービスの運営会社として誕生しています。 1999年ってどんな年だった!? 20年前の1999年はどんな年だったか調べてみました。 当時の総理大臣は、小渕恵三さんでした。ブッチホンや冷めたピザなど、印象に残るエピソードを残した政治家でした。 また3月には、日銀がゼロ金利政策を始めました。景気回復してゼロ金利を脱するどころか、一部マイナス金利になるなど、まだ景気回復にあえいでいる様子が伺えます。 一方、ヨーロッパでは単一通貨ユーロがスタートした年でもあります。 IT業界の1999年は? ISAOはIT企業ですので、業界のニュースも見てみましょう。 2000年問題の前年ですので、IT業界は年明けの対応で大変でした。 また、1999年にはiモードが始まりました。 携帯電話がインターネットにつながるという、世界でも圧倒的に進んだテクノロジーを日本が先駆けました。 個人的な体験では、僕は2004年から6年ほどドイツに駐在したのですが、当時の欧米の携帯は日本の携帯に比べてテクノロジーで5年遅れていると感じていました。 日本の携帯は、カメラも高精細で、ビデオも取れて、その上インターネットにもつながる。 一方欧米の携帯は、データ通信はほとんどSMSしかなく、カメラも画素数の小さいもので、もちろんインターネットにつながるものはほとんどありませんでした。 まだ高度成長期の貯金があり、日本はGDPでもアメリカに次ぐ2位。現在2位の中国は日本の4分の1の大きさでした。 20年経った日本とISAO 20年経って、日本は世界の成長にただ一人で置いていかれ、GDPも3位ではありますが、2位の中国のほぼ3分の1まで落ち込んでいます。(アメリカは、20年前日本の2倍→現在4倍) ISAOはこの20年の間、ゲーム業界にうまれ、IT業界との間で成長してきました。 オンラインゲームの運用・サポートといえば業界では知らない人はいない会社です。 昨年はISAOにとって思い入れや象徴の一つだったゲーム運営・サポート事業を売却し、より純粋なIT企業として新たな一歩を踏み出しました。 長年一緒にやってきた仲間と分離したことは寂しい気持ちもありましたが、お互いの目指す方向の違いから大きな決断をしました。 なお、事業を担ってきたメンバーがほぼそのまま新しい会社、株式会社ウィットワンで継続していますので、ISAOクオリティをさらに高め、事業を発展させていってくれることでしょう。 これからのISAOのビジョン さて、IT企業としてのISAOの今後ですが、キーワードは以下3つです。 ** グローバル 世界のシゴトをたのしく! オンリーワン・ナンバーワン ** グローバル 『グローバル』に関して言えば、20年前にはほとんどゼロに近かった日本人以外の社員はどんどん増えています。 最近では新卒はほとんど外国人です。 エンジニアも入社する半分くらいは外国人。 チームは確実にグローバル化しています。 また、英語が話せない人は等級が上がらない人事制度もここ数年で導入しています。 これからのISAOは、明確に世界で活躍できる人材を育てていく方針です。 事業はまだまだ日本向けが多いですが、ますますチームをグローバル化し、世界の市場に打って出たいと思っています。 世界のシゴトをたのしく! ISAOの2020年ビジョン『世界のシゴトをたのしくするのビジョナリーカンパニー』 バリフラットという、オープンでフラットな企業運営をISAOは志していますが、自分たちの哲学や仕事の仕方が、これからの世界の働く人たちの能力を解放し、圧倒的に高いパフォーマンスを発揮しながら、Quality of work を上げていくことが、ISAOにとっての社会的使命だと考えています。
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  • ISAO流忘年会 in 2018

    こんにちは!ブランディングプロジェクトのあいです。 もうすぐ2018年も終わりですね。 今年もISAOの忘年会についてレポートしたいと思います。 ISAOの忘年会といえば…? こんな感じでコスプレ忘年会のイメージが強いかもしれません。 ですが、今年は気分を変え、コスプレなしで社外で開催されました。 今年の会場は? 場所は、恵比寿にあるdining bar KITSUNE です。 社外で開催される忘年会は5年ぶり?なので、ドキドキワクワクがとまりません。 司会はISAOのコンテンツリーダー草刈さんと、ISAO退社後もなぜかよく飲み会に参加している金光くんの二人。 ISAOでは、「新たな分野で活躍したい」「自分のスキルをもっと向上させたい」など成長のため発展的卒業される方もいるため、退社してからも多くのOB・OGと交流が続いているんです! 上期でMVPを受賞した高井さんの乾杯とともに、楽しい会のスタートです。 実はISAOにはDJがたくさんいた…? 今回DJブースがあるということで、3人がブースにたってくれました! エントリー№1 DJ Tip ISAOのドレッド人事でおなじみの、この人。ドレッドが伸びてきましたが、どこまで行くのでしょうか。 (同じ人事の小柴は引っこ抜いてみたいと思っているそうです。) 本職はDJかと思わせるくらい、輝いておりました! エントリー№2 アフロ西郡 セキュリティープロジェクトの西郡さん。 アフロなのに、眼差しは超真剣でかっこいいですね。 セキュリティーでお困りの方は、なんでもご相談ください(^^)/ エントリー№3 マッスル深瀬 深瀬さんの代名詞である筋肉を惜しみなく披露してくれました。 来年はワンサイズ小さいタンクトップを着用し、筋肉をより際立たせていただきたいですね! 音楽に合わせてさらに盛り上がる会場です。 今年のイベントは…? サプライズ企画として、還暦を迎えた原崎さんと奥野さんへ感謝の気持ちを伝える手紙の朗読(おしゃれカンケイ風、わかる人いるでしょうか)があったり、 毎年おなじみの検索企画で、ISAOあるあるにみんなで笑ったりと、とても楽しく過ごすことができました。 最後にみんなで集合写真 今年はゲーム運営サポート事業を株式会社ウィットワンへ承継し、社員数は減りましたが、このメンバーでより一層頑張っていきます。 「世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニー」 来年もこのビジョンに向かって駆け抜けてまいりたいと思います。 今年もみなさんに大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。 また、このブログでお会いしましょう(^^)/
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  • 株式会社サイバードさんをゲストに、スマートスピーカー ビジネス活用セミナーを開催しました

    こんにちは、中嶋あいみです。 新型のNature Remoを購入し、自宅のIoT化がますます進んできた今日この頃です。 12月6日 (木) にISAO主催で『スマートスピーカー・AI音声アシスタント ビジネス活用セミナー & VUI体験ワークショップ』を開催しました。 師走でお忙しい方も多いようで、今回はいつもと違い参加者さんは少なめ。 1対多のプレゼンではなく、みんなで1つの机を囲むアットホームなスタイルでやってみました! 質問し放題でプライベートセミナーのような、ある意味贅沢な空間でした。 アジェンダ 株式会社ISAOについて 【セミナー】スマートスピーカー国内外最新動向とアメリカ市場現地レポート : ISAO 【セミナー】Voice UIとキャラクターが歩む道~これまでとこれから~ : 株式会社サイバード 元木様 【ワークショップ体験】VUIデザイン (音声ユーザーインターフェース) を作ってみよう : ISAO スマートスピーカー国内外最新動向とアメリカ市場現地レポート タイトルは過去と同じですが、今回はかなり内容をアップデートしたこちらのセッション。 スマートスピーカーの2018年世界出荷台数は1億台を超えることが確実視されてきました。 日本でもAmazon Payを利用したスキル開発が一般企業・開発者向けにも解禁され、いよいよビジネス色が濃くなってきたこの12月。 ビジネス視点。本当におっしゃる通りです。 #ISAOcorp pic.twitter.com/GwV1RQpCnq — Rie Motoki@12/5女子会イベ (@vui_rie) 2018年12月6日 **No Alexa, No Office.**を提唱していますが、データからもオフィスや外出先での利用はまだまだ少なく、 『世界のシゴトをたのしく』をVUI観点から実現したいと、燃えております。 NO,alexa NO,office を提唱するあいみさん。ぽこっと抜けている時間はオフィスにいる時間。そこを埋められるのではないか。納得! #ISAOcorp pic.twitter.com/14PWv9xJNH
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  • AWS re:Invent2018 (Gravitonプロセッサ搭載・EC2 A1 Instances登場)

    プリセールスの片貝です。 今回 AWS re:Invent 2018へ、エンジニアの西田と参加させて頂きました。 これから新規発表されたサービスを中心に、実際にテストや導入した内容を記載できればと考えております。 まずMonday Night Live でEC2のA1シリーズが発表されておりました。 Serverlessな環境が注目されている状況ではありますが、やはりEC2の進化も見逃せません。 EC2 A1 Instances このA1シリーズは、ARMベースとなりAnnapurna Labs(アンナプルナ)がカスタマイズしたCPUになるそうです。 Annapurna Labs とは、2015年にAmazonが買収したイスラエルの半導体企業で、ASICによるネットワークの高速化や昨年(2017年)に発表された、 EC2の新基盤 Nitro(ナイトロ)を開発した企業だそうです。専用CPUまで作成してしまうとは、Amazonは何処まで行くのでしょうか。 ただこのCPUはARMベースなので、アプリケーションはARM環境用にコンパイルが必要となりそうです。 EC2 M5A/R5A Instances またAMDのCPUを搭載した、m5a、r5a インスタンスも選択可能になりました。 選択可能CPU これでEC2は3つのCPU環境を選択できる事になります。 ただ残念ながら、まだ a1 インスタンスも m5a/r5a インスタンスも東京リージョンで選択する事はできません。 東京リージョンへリリースされるのを待ちつつ、他リージョンにてテストしてみます。 因みに、a1インスタンスが選択可能なリージョンでは、Amazon Linux 2 AMI (HVM) の選択肢に以下が追加されております。 〇64ビット (x86)、〇64ビット(Arm) こんな感じ あとがき まだ色々と新サービスの情報がありますので、順次アップします。
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  • オープン&フラットセミナーを1年間、毎月やってみてわかったこと

    お久しぶりです、ISAOの中村です。 ISAOでは、毎月オープン&フラットセミナーをやっています。 階層・役職・部署・情報格差を全て取っ払う。 組織のムダを徹底的になくし、たのしく、そしてビジョンを叶えるために、バリフラットは最善な方法だと、僕たちは考えています。 世界にインパクトを与える会社になることがビジョンです。 「全部オープンにしたら統治が難しいのでは?」 「上司がいなくてもみんなちゃんと働けるの?」 そんな疑問にお答えできると思いますので、興味のあるかたはぜひお越しください。 さて、今回はバリフラットセミナーの話ではなく、セミナーを約1年続けてみて僕自身が気づいたことをお話ししたいと思います。 ウケると思ってつくったスライドがウケない これはプレゼンあるあるです。 狙うと外す。焦ると外す。ふざけすぎると冷える。 期待値が高いところから始まると、面白くする腕の無さに情けなくなるので、最近では「僕が面白いこと言おうとしていると思ったら、ぜひ笑ってください。勇気がでます。」と冒頭お願いするようにしています。 これを言い始めてから、少しリラックスして最初から微笑んでくれる人が増えました。ありがたい。 スライドの写真を撮られると、とても嬉しい よく色々なセミナーで「写真は禁止です」と言われることがあるのですが、ISAOのセミナーは基本「写真はどんどん撮ってください」とお願いしています。 そもそもオープンを目指しているということもありますが、単純に写真を撮られると”結構嬉しい”ということに気づきました。 「オレ、なんかいいこと言ってる!?」なんて気分になれます。 どんどん写真を撮ってください。 質問はやっぱり嬉しい 僕のプレゼンは大体1時間くらいなのですが、その後質問コーナーがあります。 30分くらい枠を取ってありますが、だいたい途中で「続きは懇親会で」となるほど質問をいただきます。 僕が、バリフラットを1時間で全て説明することができていないということもありますが、やはり興味をもって質問してもらえると嬉しい気持ちになります。 おもしろ半分でも、本当に興味を持ってでも構いません。 どんどん質問、お待ちしています。 がんばらないと、あまり人は集まらない 最近はISAOの営業メンバーがお会いした方達をお誘いするようになったので、セミナー参加の人数が増えたのですが、以前はイベントサイトだけで集客していたこともあり、ほとんど人が来ない会も何回かありました。 いままでの最低人数は、なんと1人! 20人以上入る部屋で、マンツーマンでセミナーをしました。(笑) ちなみに事務局も3人くらいいたので、来ていただいた方にはバランス悪くて申し訳ありませんでした。 やはりISAOは一般での知名度がないので、集客は頑張ってしないとダメですね。 地道に頑張ります。 懇親会は盛り上がる セミナーのあと、1時間くらいビールを飲みながら懇親会をやるのですが、結構いつも盛り上がります。 社員も呼ぶので、バリフラットは本当のところどうなの?とか、リアルな話を聞いていただける会になっていると思います。 盛り上がりすぎていつも時間が超過してますが、帰りたい人はいつでも帰れますので安心してきていただければと。 これからも続けます! ということで、1年間やってきてだいぶ運営もわかってきましたし、これから益々おもしろくできるように頑張ります。 ぜひ一度お越しください! 次回以降の日程・お申込みはこちら 管理職ゼロの組織が実践する新しい目標管理の形とは? 2019/1/24 (木) 16:00〜20:00(15:30開場) 2019/2/21 (木) 16:00〜20:00(15:30開場)
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  • AWS re:Invent2018 参加レポート その1

    エンジニアの西田です。 LAS VEGASで開催されているAWSのユーザカンファレンスであるre:inventに来ています。 今年はISAOからは、私を含め2名で参加してます。 セッション このカンファレンスでは、AWSのソリューションに関する様々なセッションが開催されています。 それぞれのセッションには、レベルが設定されていて入門レベルからエキスパートまであり、自分のレベルに合わせたセッションに参加することができます。 私もセッションに参加したので、その中からいくつかご紹介したいと思います。 Security & Compliance for Modern Serverless Applications このセッションは、AWS LambdaとAWS API Gatewayを使用したアプリケーションのモダンなセキュリティモデルを説明してくれるものでした。 ここで推奨とされていたモデルとしては、AWS Cognito, AWS Secrets Managerなどを用いたモデルでした。 ユーザー認証は、Cognitoを使用してコントロールし、機密情報(APIキーなど)があればSecrets Managerで管理しましょうといった感じです。 また、AWS Config、AWS Identity and Access Managementを使い、リソースの設定の監視や権限管理をするのも忘れずにだそうです。 Reliable & Scalable Redis in the Cloud with Amazon ElastiCache 今月に、Amazon ElastiCacheにRedis5.0が追加されました。 ElastiCacheのパフォーマンスの向上やRedis5.0の新データ型のStreamについて紹介していました。 Stream型での使用も当来どおり、スケールアウト、スケールアップができるそうです。 まとめ セッションの予約をする際に思ったことですが、やはりサーバーレスに関するセッションが人気で結構予約が埋まっていました。 特にAWS FargateやAWS Lambdaに関するセッションは、ほとんど予約が埋まっている状況でした。
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  • Noidさんをゲストに、スマートスピーカー ビジネス活用セミナーを開催しました

    こんにちは、中嶋あいみです。 日経トレンディ 2018年の「ヒット商品ベスト30」で5位に選出されたGoogle Home・Amazon Echo。 今年購入したという方も多いのではないでしょうか? 先日11月14日 (水) にISAO主催で『スマートスピーカー・AI音声アシスタント ビジネス活用セミナー & VUI体験ワークショップ』を開催しました。 今回新しい取り組みもやってみました!当日のレポートです。 アジェンダ 株式会社ISAOについて 【セミナー】スマートスピーカー国内外最新動向とアメリカ市場現地レポート : ISAO 【セミナー】ノンプログラミングのスキル制作ツール 「NOID(ノイド)」のサービス概要と活用事例 : 株式会社アイリッジ 岩屋様 【ワークショップ体験】VUIデザイン (音声ユーザーインターフェース) を作ってみよう : ISAO スマートスピーカー国内外最新動向とアメリカ市場現地レポート 私たちのセミナーでは、スマートスピーカー初心者の方に魅力を知ってもらうこと、ビジネス活用のヒントを得てもらうことを目的にしています。 毎回、最新市場データのアップデートと、私がアメリカ出張中に現地で目にしたり聞いたりしたことを織り交ぜています。 今回特に反響があったのは、海外からはAmazonのAlexa搭載電子レンジなど新デバイス発売の話と、Alexaのスマートホームが体験できる話。 国内からはJTBさんや出前館さんのAmazon Payを利用した決済対応スキルの登場などをご紹介。 お客様の層としては、スマートスピーカー所有が半分くらい。エンジニアの方が1/3、その他は企画やデザイナーの方などでした。 プログラミングの知識がなくても、スキルが作れる!? アイリッジさんが提供する『Noid』は、スマートスピーカーのスキル制作ツール。ノンプログラミングで、まるでマインドマップを作るような形で直感的に対話を作ることができます。 世の中に類似ツールは複数ありますが、日本製は今のところNoidのみ! 当然コンソールが日本語なので、迷うことなく使えます。 音声アップロードも簡単で、知識がなくても、開発から申請公開までNoidで完了できるという優れもの! 登壇者の岩屋さんから直接学べるハンズオンもやっているので、詳細はNoid ホームページをご確認ください。 https://www.noid.ai ワークショップでスキルをデザイン、その場でテスト! いつも好評いただいている、VUIワークショップ。 デザイン・スプリントの手法を用いて、スキル企画、対話のフロー設計、ユーザーテストを体験していただくプログラムです。 今回はワークショップで作ったスキルの対話を、その場でアイリッジさんのスタッフがNoidでサンプルを作成、懇親会でお披露目するという取り組みにも挑戦。 1スキル作成時間は、たった5〜10分! Amazon Echo Spotの実機でテストすることができました。
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  • Azure Data Factory 入門ハンズオンの資料を公開します

    クラウドエンジニアの秋山です。 Tech Summit 2018 Day3(11/7) に Azure Data Factory の入門ハンズオンを行いました。 データ可視化のインフラ インテグレーション ~ 50 分でわかる Azure Data Factory 入門 試したい方へ Tech Summit 2018 Azure Data Factory 入門ハンズオン from 康平 秋山 上記ハンズオン資料はあらかじめ Azure Blob Storage と SQL Database が作成されている前提で進みます。 ポータル上で作成するか、 terraform がわかる方は以下の tfファイルを参考にしてください。 Blob Storage 上の emp.txt ファイルは以下の内容です。 所感 ご参加いただいた方はありがとうございました。 個別に質問いただいた点についてもここに記載しておきます。
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  • 60歳還暦社員が語る、定年がないISAOの働き方

    60歳還暦を迎えて 株式会社ISAOの原崎です。 ISAOで初めての60歳還暦社員としてこのブログを書いております。 IT業界に入り会社も3社目。技術者・マネージメント・コーポレートとかなり普通の道を歩んできましたが、今ここにきて、また技術者に戻っての社会人生活継続中です。 60歳というと一般的に再雇用の節目ですが、ISAOには定年がありません。普通に能力を発揮してチャレンジをし続ける限り皆と同じ就業環境です。 ISAOで還暦を迎えた幸せ ISAOはバリフラット(オープンでフラットな組織)です。 従来型のヒエラルキー型で育った私ですが、最近このオープン&フラットに喜びを感じています。 - 無駄な権力やレポートラインがない(バリフラット) 社内の情報は誰でも共有している(Goalous) 他者の成長も素直に喜べる社風がある(ミッション・ビジョン・スピリッツ) 自身のスキルや挑戦する分野があれば、事業の面ではかなり自由な裁量が与えられています。 年老いていく自分の能力を横目で見ながら、対応できるスキルがあれば会社に貢献できる自由度があり、心地よい疲れを伴うやりがいのある環境ではないかと思います。 思うところ 還暦と言われても定年70歳の風潮なのでまだまだ現役です。ただ年齢も残酷なところはあり、誰でも何もしなくても歳はとります。 ヒエラルキー組織の中で還暦を迎えることとISAOで還暦を迎えることには大きな違いがあるように思います。 この環境で何歳まで働けるのか自分との戦いになりますが、少なくとも働く環境としては厳しく楽しくが実現できていると感じます。
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  • 秋の新卒ご紹介

    こんにちは!採用プロジェクトの小柴です。 今年は秋にも新入社員が入ってくれました! ということで、進撃の新卒ジェホくんをご紹介します! ジェホくんとの出会い 私がジェホくんと知り合ったのは、夏の採用イベントです。 当時彼は韓国にいたので、Skypeで面接を行いました。 その後、日本で顔を合わせて面接。 Skypeの時には気づきませんでしたが、めっちゃでかい…! このときの印象が強すぎたのか、社内で情報共有する際「身長190m」と書いてみんなに突っ込まれてしまいました。 ISAO初・秋の入社式 そんなジェホくんの入社式が、11月1日に行われました。 通年採用をしているISAOですが、実は秋の新卒入社は初めてです。 今回もスーツでパリッときめてお出迎え。 この日のために、着慣れないフォーマルな格好をしてきてくれたISAOのみんなに感謝です。 まずは代表の中村から挨拶。 外国人も働いているとはいえ、まだまだISAOは日本人がマジョリティ。 海外から日本にやってきて仕事をする大変さを想像しながら、みんなでジェホくんをサポートしていきましょう。 続いて、ジェホくんの成長をサポートするブラザー役・だーまさからのメッセージ。 ジェホくんが成長していけるように支えていくが、甘やかすつもりはないという言葉にしびれました。 そのあとは、今年4月に入社したソンミンからISAOを紹介してもらいました。 ISAOで働いているからこそ言える実感のこもったアドバイスと堂々としたふるまいに、ソンミンの成長を感じてちょっぴりじ~んとしてしまいました。 そして大爆笑だったメンバーのピックアップ紹介。 きっとジェホくんの不安も吹き飛んで、ワクワクに変わったことでしょう! 最後はジェホくんに、自己紹介とこれからの意気込みを語ってもらいました。 ジェホくんはこんな人 バイオリン奏者だよ! 体格がいいけどインドア派なんだよ! 最近興味があるのはクイズだよ!得に東大王! ハンバーガーが好きすぎるけど体重も気になるから1日2食にしちゃえ! 大学で東アジアについて学んだあとプログラミングの学校に通ったよ! 黒霧島って生き別れた兄弟だったかも! たのしいをうみだしとどけよう! 新卒だからとか外国人だからとか、自分で自分にレッテルを貼って遠慮する必要なんてありません。 ジェホくんは、Team ISAOの一員です。みんなで協力しながら”たのしい!”を生みだし届けていきましょう! 新たなメンバーが加わってパワーアップしたISAO。 世界のシゴトをたのしくという中長期ビジョンに向かってますます前進していきます!
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  • 英語で学ぼう!Voice User Interface

    こんにちは、中嶋あいみです。 VUIデザイナーとして精進している毎日です。 近頃で最もエキサイティングだったニュースはAmazon Alexaの新デバイス発表! わたしたちの生活の中にVUIの波がぐいぐい来ている感じでわくわくします。 VUIワークショップを英語でやってみた 先日、英語での『VUIワークショップ by デザイン・スプリント』を開催しました。英語研修として。 VUI ワークショップ デザイン・スプリント 英語 研修 ・・・なんだかキーワードがもりもりですが おそらく日本で唯一!もしかしたら世界で唯一かもしれない取り組みなので、みなさんにご紹介したいと思います。 VUI、デザイン・スプリントとは? VUI=Voice User Interfaceのことで、音声で入出力されるインターフェースのことを言います。 Amazon EchoやGoogle Homeなどスマートスピーカーが代表的なVUIプロダクトで、ボタンやテキストで操作を誘導できるGUIとは異なり、対話の設計や音だけで認識できるわかりやすさ等が重要です。 ISAOは私が講師として、スマートスピーカーの対話を設計してみるVUIワークショップを定期的に主催しています。 デザイン・スプリントとは、デザイン・シンキングのもとアメリカのGV (旧Google Ventures) がうみだしたサービスデザインのフレームワーク。 このブログでも何度か取り上げているので、気になる方はこちらをどうぞ。 Design Sprint (デザイン スプリント) ワークショップを開催! なぜ英語で? 今回は英語研修の株式会社アイベックさんと、帝人グループさんとのコラボ。 帝人さん・ISAOともに社員向け英語研修プログラムでアイベックさんにお世話になっています。 もともと『英語での異業種交流会』として昨年から3社で始めた取り組みで、そのお題として定期的に主催しているVUIワークショップを英語でやったらどうかと運営側に軽いノリでお声がけいただきました。 私は昨年度に生徒として参加しており、今年は講師のサポーター役となっていきなり大役をまかされた感じです。 こんな突然のアサインも、バリフラットなISAOではよくあることなんです! ISAOと英語の関係 ISAOではグローバルで通用するビジネスパーソンを育成するため、英語学習支援に力を入れています。 また、国籍を問わず採用しており、現在はドイツ人・スペイン人・インドネシア人・中国人のエンジニアも在籍しています。 英語ができると昇給できるわけでないのですが、TOEICで一定レベルに達していないと昇給条件を満たせないことになります。 要は、本来もらえるはずのお給料がもらえません。 厳しく聞こえますが、実はかなり愛のある支援をしてくれて、数々の学習機会の提供や費用の負担をしてくれます。 今回もその機会の1つ。 ISAOの英語学習支援については1つ1つご紹介したいくらい豊富なのですが、それは別途で人材育成担当のブログに書いてもらおうと思います。 英語学習とVUIデザインの親和性 これは個人的な見解ですが、英語学習とVUIデザインは相性が良いと確信しています。
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