年齢は関係ない。成長し続ける還暦トップ営業マン
今年、還暦を迎えた小泉 介更さん。 元々、中間管理職「事業部長」であったのに、現在はなんと営業のトップ成績を取り続けるスーパー還暦営業マン! そんなISAOの営業チームを強く、また自分自身もトップを走りつづける小泉さんに終業後、インタビューさせていただきました! 年齢は関係ない。成長し続ける還暦トップ営業マン [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 終業後、社内のキッチンスペースでお疲れ様の一杯とともにインタビュースタート♬[/caption] 原田:小泉さん、改めて還暦おめでとうございます! 小泉:ありがとうございます! 原田:今年、会社で還暦パーティーを開催されていましたが、改めてご自身の気持ちの変化やなにか感じられたことはありましたでしょうか? 小泉:あのね、そもそもね!還暦ってなにって話になっちゃうんだけど。笑 還暦って十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせが60種類あって、干支が一回りするのが60年。だから人間は60歳も生きれば上等という時代の産物なわけですよ。でもね、今は人間100歳生きる時代だから、本当は十干と十二支に裏表つけて120年で還暦にしたほうがいいと思うんだよ。 原田:120歳!!だいぶ長生きですねっ! 小泉:120年生きればさ、**「120歳よくそこまで生きましたね~」**ってなるでしょう? 120年もあれば、だいたいの人がそこに収まるだろうしね。 60歳で還暦というシステムはもはや現代には合ってないですね。笑 原田:なるほど。60歳なんてまだまだだぞって感じなわけですか。 小泉:そう、だから自分ではあんまりピンとこないんだけど。ただ、せっかく「還暦」と言ってお祝いしてもらえるんだから、生まれ変わった気持ちで、もう一回人生やろうかなって気持ちにはなりましたね。 原田:なるほど~。新たな気持ちになったわけですね。 中間管理職「事業部長」を捨てたワケ ** ** 原田:小泉さんは、50代で営業職に変わられて、今やTOP営業マンになった伝説のお方だと聞きましたが、何歳のときに営業職になられたんですか? 小泉:僕は56歳ですね。なんだかんだ4年経ちましたねぇ。 原田:4年ですか~。営業職の前に、小泉さんは役職のあるポストにいらっしゃったと伺いましたが。 小泉:そうそう。「事業部長」っていうとても素敵な役職をいただいていて、ザ・中間管理職で生きていましたよ。笑 原田:その役職をいらないって言いだしたのが小泉さん?? 小泉:いや、僕が言い出したわけではないんだけど。ちょうどバリフラットができる2015年、たまたま当時の親会社のインドの子会社に6ヶ月間赴任することになったんですよ。 原田:えー、そうなんですか!小泉さんがインドに行かれていたのは初耳でした! 小泉:あ!そもそも僕がインドに行くことになったのはね、当時、ISAOでこれから色んな関連会社とか機会があるごとに海外に人材を出そうという動きがあって、若手がちらほらシンガポールだとか色々海外に行き始めてたんですよ。で、代表の圭志さんとたまたま飲んでいた時**「今頃の若い奴らは海外にいけていいよな~」**って話をしたことがあって。 そしたら、飲んだ翌日にインド行きが決まってたんだよ。笑 原田:えー?翌日に決定っ!? 小泉:そうそう。**まさか昨日の今日で!?**と一瞬思ったけど、まあでも、ISAOっぽいでしょ。 原田:そうですね。笑 インドには営業としていかれたんですか? 小泉:いや、営業としてじゃなくて、人事というか管理部門みたいな役割で。 当時、インドは経済成長が著しくて転職率が高くて、定着率が低い点が課題になっていて。それは評価システムとかが整備されていないという事情があり、その周辺のガバナンスがきいていない部分の立て直しや教育的な役割で行くことになったんですよ。 原田:なるほど! 小泉:でもね、その前に布石として、ISAOは急に英語を勉強しないといけないって流れになったでしょう?僕も当時、全然TOEICスコアが足りなくて、会社の英語学習補助制度を使わせてもらったんですよ。 50代の僕がね、なんと留学を志す高校3年生とともに肩を並べて勉強するというプログラムに入ったんですよ。 それはもう6週間死に物狂いで勉強したよ。 でも、そのおかげでTOEICスコアが160点くらいUPしたかなー?今ではいい思い出だけどね。 そういうのもあったから、ちょっと海外に行きたいって気持ちも芽生え始めてて。 そんなタイミングで、インド行きのチャンスをもらえたから。有難かったですよね。 原田:なるほど~。努力がちゃんとチャンスを呼んでますね~! 小泉:それで、インド行きが決まってから半年くらいかけて事業部長のポストを若手に託して、僕は役職を引き継ぎ、フリーでインドに飛び立ったわけです。 インドから帰ってきた元中間管理職の無力な自分との闘い 原田:ISAOに戻ってきてからは、元々のポストに戻られたんですか?...マネージャー不要の組織論
バリフラットのISAOにはマネージャーという役職が存在しません。 では、**「誰がどうやって決めていったり、チームをリードしていくの?」**という質問をよくいただきます。 マネージャーはいないが、リーダーはたくさんいる ISAOでは、全ての活動が「プロジェクト」になっています。 プロジェクトの推進役は、PL(プロジェクトリーダー)という役割を明確に持ちます。 PLは、そのプロジェクトに関しての責任者ですし、クリティカルな判断をするときは、多数決せず、最後はPLは決めるというのがISAOのルールです。 マネージャーは「役職」、リーダーは「役割」 マネージャーとは、**「任命された役職」**です。 それと比較し、リーダーは**「自然発生的な役割」**です。 ですから、リーダーを選ぶときは、メンバーたちが「この人がリーダーであるべき」という人になってもらう。 また、マネージャーは人事制度の中で決められていくものですが、リーダーはそうではありません。 階層ではない リーダーは「役割」ですから、マネージャーのように組織の中で「高い地位」にいるわけではありません。 ですから「偉い人」はISAOには存在しません。 「でも結局PLが偉い感じになっちゃうんじゃないの?」という疑問に関して この質問をとても良く聞かれます。 確かに、どんな場合でもリーダー的な役割を果たしているとなんとなく「偉い感じ」になってしまうような気がします。 それを避けるために、ISAOでは、PLの人でも、他のプロジェクトではメンバーとして入ってもらう。 時にはリーダー、時にはメンバーとして、活動することで、「偉い人」を作らずフラットな関係を保つメカニズムになっています。 ちなみに、僕自身も、ISAOの経営プロジェクトリーダーとしての役割を持ちながら、その他のプロジェクトに入る場合はメンバーとして活動をします。 ちなみに、僕は職種としては「営業」を長くやってきたので、営業としての活動もしています。 例えば、自社サービスのGoalousでは、事業のリーダーが他にいて、僕は営業としてその中の一メンバーとして営業活動をしたりしています。 Goalousというサービスにおいて、難しい決断をするときは僕ではなく、PLがする。 僕はPLに対して建設的に意見を言うという役割を担っています。 フラットは気持ちいい 僕も経験がありますが、役職の高い人が威張っている組織は楽しくありません。 人間として偉いわけでもないのに、フラットに議論ができず、結局役職の高い人が自分の意見をメンバーに押し付ける。 そして、その人は常にマネージャーですので、立場が逆転することはありません。 そういう環境はつまらない。 誰も威張らない。だから仕事がたのしい。 それが、ISAOのバリフラットなのです。...久々の台湾出張で感じたこと
先日、一泊二日で台北に行ってきました。 実は20年くらい前によく仕事で台湾に行っていて、その時の付き合いが残っているので、たまに人脈のメンテナンスを兼ねて、ISAOのサービスの売り込みをしたりしてます。 今まで80回以上行っていて、街中で、台湾人の中国語とその匂いを嗅ぐとなぜかアットホームな感じがします。 因みに中国語は全く喋れません・・・ 仕事でできた仲間ですが、人生10本の指に入るほどの親友も二人います。 あ、そういえば飲みにいった回数は彼らとがダントツだからかも知れません(笑) キャッシュレスは全然進んでいない 中国はQR決済などのキャッシュレス化が進んでいますが、同じ中国語を使う台湾は全く進んでいません。 街中の店や、マッサージ屋などはむしろクレジットカードだと10%上乗せするとか言ってきます。 空港について、ほとんど現金に変えなかったのですが、タクシーも現金しか使えず、あっという間にキャッシュがなくなり、ミーティングした人に帰りのタクシー代をもらうという恥ずかしいことになりました。 グローバル化は相変わらず進んでいる 国内市場が小さい台湾は、僕が仕事をしていた20年前も、多くの企業がグローバルにビジネスをしていました。 タクシーの運転手さんや、街中では、英語を話せない人もいますが、ビジネスをしている会社員で英語を話せない人はほとんどいません。 因みに今回会った相手とも会話は全て英語でした。 ITサービスはあまりメジャーではありませんが、コンピュータ関連のハードウエアや、半導体製造などで強い会社が多いです。iPhoneを製造し、シャープを買収したホンハイも台湾の会社ですね。工場は中国ですが。 給料は驚くほど上がっている 20年前の台北のサラリーマンの給料は、日本と比較すると3分の2くらいでした。 今回、あるテックの会社の社長に会って最近の給料を聞いてみました。 びっくりすることに、新卒エンジニアの給料は500万円を超えていて、3年も経てば、普通で700万円の年収になるとのことです。 その会社はアメリカ西海岸にも支店を持っているのですが、そこはさらにすごくて、中途採用のエンジニアは大体1,500〜2,000万円の年収だとのこと。 日本はすでに中国にも、台湾にも抜かれてしまっている印象です。 日本以外の空気を吸う重要性 日本国内で生活していると、ともすれば危機感を失いがちです。 日本以外の国に行って、色々聞いてみると、やはり世界は進化していて、大きな刺激になります。 旧友たちが頑張っているのを見て、自分たちもグローバルを目指して頑張らなきゃいけないなと再認識し、また台湾と一緒に仕事をしてみたいとも感じた台湾出張となりました。...吉田、ISAOを辞めるってよ
この度、ビジネスコミュニケーションサービス「Goalous」のリードエンジニアである私吉田将之は今年いっぱいをもちましてISAOを退職することとなりました。 控えめに言ってとても良い会社でしたが、学生の頃から思い描いていた挑戦の為にISAOを飛び出します! 退職エントリー記事はISAOでは初めてとのことです。 記事を書く経緯は、自分の退職が非常にポジティブな理由であり社内でもオープンに説明をした後、広報から退職エントリー記事執筆のリクエストがあったのがきっかけです。 なぜ辞めるのか、ISAOに入社し何を学びどのように成長したのか、Nextチャレンジについて語っていきます。 なぜ辞めるのか 教育・福祉業界で技術のアプローチによる変革に挑戦する為です。 実は大学時代に社会福祉を専攻していて、その頃から「旧態然としたこの業界の悪循環を改善するためにはITによるアプローチが必ず必要になる」と考えていました。 ただ当時はIT音痴でそもそも具体的な構想を描く為の知識・技術は全く無かったので、まずはエンジニアとして様々な現場で知識・技術を磨くことにしました。 これまでの社会人経験の中で特にISAOでは人間としてもエンジニアとしても成長し土壌が出来たので、将来いつか自分がやりたかったことを「今」挑戦すべきだという思いに駆られ転職を決意しました。 ISAOへの入社 ISAOに入社したのは2016年夏。 入社した理由はISAOの特徴である「バリフラット」というとてもフラットな組織のあり方に惹かれたこと、またMVS(ミッション・ビジョン・スピリッツ)への共感が挙げられます。 将来もし会社の組織づくりを行う際にフラットな組織を経験しておくことは貴重な糧になると思ったのです。 ただ最後入社を決意したのは代表の中村圭志さんのおかげです。 最終面接で圭志さんともう一人の面接官とひとしきり話した後、逆質問で「MVSの研修があると伺ったのですが、具体的にどのようなものですか?」と質問をしました。 すると圭志さんはすっと立ち上がり、「じゃあ今から実際に行いますね」と言いそこから何と30分以上も掛けて実際のMVS研修が実施されました。 (もう一人の面接官は巻き込まれると思ったのか始まる前に退室していました苦笑) 僕は圭志さんの良い意味での「ヤバさ」そして「情熱」に惹かれました。 というのも、仕事をする上で最も重要な要素の一つが「情熱」だと考えています。 なぜならそれが無ければ周りの人を巻き込んで大事を成し遂げることは出来ないからです。 人を一つの方向に向かわせる為の原動力は利と情熱両方が必要であり、圭志さんに自分の考えと近しいものを感じました。 ISAOで何を遂げたか 〜学び・成長〜 入社後、組織の目標進捗を共有できるビジネスコミュニケーションサービス「Goalous」開発にコアメンバーの一人として参画しました。 しかし参画時には、既にGoalousのアプリケーションは非常にレガシーな状態でした。 ただ機能開発を優先せざるを得なかったので時間を絞り出し、安定性と拡張性を高くする為の仕組みを随時導入したり、パフォーマンス改善やコードリファクタリングを実施しました。 レガシーなフレームワークで不本意ながらもとことん頑張ってみた 事件は起こった そうして入社から約1年が過ぎた時、大きな転機が訪れます。 当時のGoalous開発のリードエンジニアが他プロジェクトに転属することが決定し、リードエンジニア後任として僕が務めることになりました。 それだけに留まりません。 ほぼ同じタイミングでそれまで日本人だけだった開発チームに、日本語を全く話せないアメリカ人エンジニアの参画が決まりました。 僕達にとってまさにそれは「襲来」と言ってもいい事態でした。 なぜなら開発チームの中に英語をまともに話せるメンバーが一人もいなかったからです。 しかしアメリカ人エンジニアを日本語のコミュニケーションで置いてけぼりにすることは出来ません。 チーム内でコミュニケーションについてどうするか話し合い、最終的にチャットや全員でのMTG等ほとんどを英語に変更しようと決断しました。 当時の回顧については採用サイトにも記載されていますのでご覧下さい。 https://recruit.isao.co.jp/engineering/ 一つ言っておきたいのは普通の企業ではこの事態はあり得ません。 なぜなら英語を話せない開発チームに日本語を全く話せないエンジニアを放り込んだら開発効率が著しく落ちるのは明らかだからです。 が、ISAOには世界で通用する為にグローバルな人材が必要であるという方針があります。 つまりは将来的に社員全体が英語で仕事が出来なければなりません。 その将来に向けた実験の一つとしてGoalous開発にアメリカ人エンジニアを参画させることが決定しました。 またほぼ同時期にブラジル人エンジニアも加わり、一気に国際色豊かになりました。 当時を振り返ってみると、英語でのコミュニケーションがかなり辛かったのを覚えています。 加えて日本人と外国人で考え方が違うことにも戸惑いました。 しかしそれが結果的に自分を大きく成長させてくれた要因でもあったのです。 当時の僕は開発について頑固な面があり、外国人エンジニア達の反発を招く時もありました。 このままではいけないと思い、他人の考えを否定から始めるのではなく多様性を認めることを意識するようになりました。 そうすると状況は少しずつ好転し、メンバーの方から「こういうコードはどうですか」「開発を**のように改善したいです」という積極性が徐々に生まれ始めました。 その時になって気づいたのです。開発において積極性が大事だとメンバーに謳っておきながらその積極性を阻害していたのは自分だったのだと。 正直穴があったら入りたい思いでした。...3大クラウドに挑む、インフラエンジニア
こんにちは!ブランディングプロジェクトのだーはらです! 入社して3ヶ月過ぎ、晴れて試用期間も終わったので、突然ですが**「新人」辞めました(笑)。** とはいえ、まだまだITリテラシーの低さには定評がありますので、ISAOのエンジニアのみなさんにたくさん絡みたいと思っています。 そんなこんなで始めてみました。 ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第一弾! 今回は、インフラエンジニアの粕谷 司さんにお話し伺いました! インフラエンジニアの粕谷さん 原田:粕谷さんとこうやってお話するのは初めてですが、よろしくお願いします!粕谷さんはISAO歴は長いですか? 粕谷:なんだか、緊張しますね~。こちらこそよろしくお願いします。僕は2012年入社だったかな?なので、今年で7年目になりますかね。 原田:7年目ですか~。粕谷さんが今携わっている仕事内容はどういったものでしょうか。 粕谷:僕はMSPというプロジェクトチームにいますが、主にサーバーの設計・運用・監視のサービスをお客様に提供しているプロジェクトです。 例えば、なにか開発を行っているお客様で、インフラ部分を自分たちですべてやるのは難しい場合など、自分たちのプロジェクトにご依頼いただいて構築し、そこから運用・監視などもやっていくみたいな感じです。 その中で現在は、主に設計の部分に携わっています。 原田:設計の部分というと? 粕谷:設計というのが、例えば、営業メンバーと一緒にお客様からのご要望を聞きに行くときに一緒に同行して、実際にお客様の要望にあった構成を提案したりしています。 原田:なるほど!じゃあ外出されることも多いんですね? 粕谷:そうですね。営業の方ももちろんある程度の技術の知識を持っていますが、より詳しく提案できるのは設計メンバーなので、営業提案時に同席することが多いです。 原田:エンジニアさんは社内にいるイメージでしたが、意外とお客様との対面が多いんですね。 「接客を極める!」と宣言した学生時代 原田:粕谷さんは、実は意外なご経歴をお持ちと伺いましたが、これまでの経歴を教えてください。 粕谷:意外なね(笑)。僕は大学の時、**「接客を極める!」**と宣言して、かの有名なオレンジ色の看板の牛丼屋でアルバイトとして働いていました。大学卒業した後も特に就活もせず、ずっとアルバイトを続けていたんですが、当時働いていたお店が閉店することになりまして。 その時、改めて**「これはちゃんと考えないと。」**と思い就職を考えたんですね。 大学は技術系の大学だったんで、元々技術には興味はあったんですが、卒業後はなにも技術的なことはしていなかったので、どこかで下積みをしようと思い、ISAOの前に、別の会社で情シスのアシスタントみたいなことを2年くらいやっていました。 家で自分で趣味程度にPCを作ったりしていたんで出来るかなと…。 。 原田:ん?PC作ってたんですか?PCって個人で作れるんですかっ?? 粕谷:んん?PCは作れますよ(笑)? 原田:いや~、趣味でPC作る人って!少なくとも私は出来ないですよ。趣味から技術屋さんじゃないですか! 粕谷:あはは。まぁそういう趣味もあったので、ちょうどPCのキッティングができる人を募集していたその会社に入りました。 その頃は、サーバーなどに触ったりはしていなくて、多少の技術に触れる程度の経験を積んだという感じでしたかね。 ただ、その当時の会社は、情シス部門がインフラも担当していたので、それを見ているうちにだんだんインフラに興味が湧いてきたんです。 原田:あの…根本的な疑問があるんですが。どこをどう見てどうやったらインフラというものに興味が湧くんでしょうか(笑)??最近、ホントにエンジニアさんに興味がありまして。 粕谷:うーん、何でしょう?動いてるシステムの根幹というか土台が見れたりいじれたりすることが面白かったからかな。 もちろん、表にでているサービスも面白いと思うんですが、それを動かすための下地を自分がつくれたらもっと楽しいと思えるからですかね。 原田:なるほど、そういう部分が面白いと思えたら、エンジニアになれるんですかね(笑)。 粕谷:いや、僕の場合はですよ。まぁ、でもそこからインフラに興味がだんだん湧き出して、インフラをメインに携われる職種を探して始めて、ISAOに辿りついたというわけです。 サーバー作りと向き合う日々 原田:それからISAOではインフラエンジニアに?? 粕谷:ISAOに入った当初は契約社員として、監視チームに入りました。 ただ、その頃は知識ゼロの状態だったので、最初は本当に周りには迷惑をかけたかなぁとは思いますが、聞けば誰かしら教えてくれていたので。本当にありがたかったです。 その中で、どんどんサーバーの方に興味が増えていきつつ、アラートとかがでてくるうちに、**「なんでこんなアラートがでるんだろう」って疑問から、「自分でも触りたいなぁ」**という気持ちがどんどん湧き上がるわけですよ。 ISAOはクラウドの検証環境を個人で使えるようになっているので、それを使って自分でサーバー作りを進めていけるんですが、その頃は自分で調べたり、周りに教えてもらいながらサーバー作りを練習しまくってましたね。 原田:サーバー作りの自主練ですかぁ。 粕谷:そうです。その練習の中でも、自分でできない部分を他のメンバーに教えてもらったりしていました。 そうやっていく中で、監視チームが使う情報共有ツールみたいなのをサーバーに作ったりしていたら、実際の業務で採用されて。 そうしているうちにメンバーの方が推薦してくれて、**「社員にならないか」**と声をかけてもらいました。 それをきっかけに監視チームを抜けて、本格的にインフラエンジニアをやり始めて、今に至るという流れですね。 原田:なるほど。ちなみに粕谷さんはGCPの資格をお持ちということですが、そもそもこの資格はなんですか? 粕谷:いわゆる3大クラウドと呼ばれるAmazon、Microsoft、Googleがあって、その中のGoogleのクラウドが**GCP(Google Cloud Platform)**と呼ばれていて、そのスキルがあることを証明する資格ですね。...自分の価値を上げるたった3つの方法
会社の中での、その人の価値はほぼ給料や役職と連動しています。 今回は、自分の価値をどうやって上げていったらいいかを考えてみたいと思います。 個人のパフォーマンスを上げる① 〜ファンダメンタル 個人の価値の要素を考えた時に、一番初めに思い浮かぶのが、スキルではないでしょうか。 スキルは、仕事を通じて育てて行くこと、すなわちOJTが最も重要です。 しかし、それだけでは足りません。 通常の仕事をしているだけでは、自分のできる領域が限られてしまうからです。 ではどうすればいいか。 良質なインプットを定期的に心がけることが非常に大切です。 まず、基礎的な部分。ファンダメンタルを鍛える。 専門バカにならず、世の中全体のことや、自分の専門外に触れる。 新聞や本を読む。 視野を広げることができるだけでなく、新たな刺激を得ることがモチベーションを上げていくことにも繋がりますので、特に本を読むことはオススメです。 ある調査によれば、年収800万円の人は、年収400万円の人より、2倍本を読むそうです。 間接的ですが、やはり成長と読書は相関関係がある気がします。 個人のパフォーマンスを上げる② 〜スキル 仕事に直接影響する自分の職種としてのスキルを上げるにはどうしたらいいでしょうか。 もちろん、自分のやっている仕事を突き詰めて、レベルを上げて行くことは重要ですが、それだけでは最高の成長することはできません。 ではどうするか。 それは、自分の「周り」の仕事を理解することです。 周りの仕事を理解するようにすると、自分の仕事が周りにどう影響するかがわかるようになってきます。 そうなると、自分視点で仕事を考えるよりも、広い視野で自分の仕事を考えることができるようになり、いままで気づかなかった成長のポイントもわかるようになるのです。 気づけばその時から成長できます。 逆に気づかなければ、一生かかっても成長できないものなのです。 チームの成長に貢献する 上の2つは「自分が成長することにより価値を上げる」という話でした。 それにプラスして3つ目は**「チームの成長に貢献する」**です。 価値の高い人は、周りの人の成長に貢献します。 自分自身のパフォーマンスは出すものの、周りの人への成長貢献がゼロの人。 一方、自分自身だけでなく、自分と密接に仕事する周りの人への成長貢献がある人。 そういう人は、自分の価値に、周りへの貢献を足した総量がチームへの貢献、すわなちその人の全体的な価値となります。 総合的に価値が高いのは後者の人であることは明確です。 価値を二次曲線的に上げるには 仕事はチームでやるものです。 自分自身のパフォーマンス、価値向上(成長)は重要ですが、それだけでは限界があります。 周りへのプラスの影響が多ければ多いほど、その人の価値は二次曲線的に上がっていく。 自分の成長を積み重ねながら、同時にチームへの貢献を意識して仕事をしていくことが、全てのビジネスパーソンにとって、最も成長できる方法なのです。 <大人気コンテンツ>組織やマネジメントに関するセミナー開催中!...「空気読めない」を排除の危うさ
ハイコンテクスト文化の日本 日本は**「ハイコンテクスト文化」**だと言われています。 「コンテクスト」というのは、慣習、知識、価値観などの我々が持っている文化の背景のことを言います。 その背景が共通認識になっていて、**「言葉で言わなくてもわかるよね」**というのがハイコンテクスト文化です。 日本は、ほぼ単一民族で、長い間クローズに文化が作られてきた歴史もあったため、みんながなんとなく同様の認識を持っているので、言葉ではっきりと伝えなくても意思疎通ができるというのが常識でした。 一方、アメリカのように多民族で価値観も多様な人が集まる社会は、ローコンテクスト文化であり、言葉で直接的に伝えないと、意思疎通が不十分になります。 グローバル時代は、ローコンテクストが大前提 ビジネスの現場ではどうでしょうか。 今までほとんどの日本の会社は、「世界第2位のマーケット」「日本語の特殊性」に守られ、日本人だけ、もしくは日本人中心の会社作りが行われてきました。 ところが、国内市場が先細りし、労働人口もどんどん減っていく今のような状況になり、会社もビジネスも、グローバル化が余儀なくされてきています。 グローバルチームは、**「ローコンテクスト」**が大前提。 「なんとなくわかるよね」は通用しない。 「言葉で」「はっきりと明確に」「敬意を払いつつ、ストレートに」 古き良き日本のやり方では、グローバルチームは運営できないのです。 「空気読め」という発言は禁止 「KY」と言えば「空気読めない」ですが、チームの中で誰かが少しわかってなさそうな話をした時に「空気読めよ〜」という感じになるのは良くありません。言いたくなる気持ちは理解できますが。 なぜかというと、「空気読めよ」を許容すると、今度はコンテクストを理解していない人が、怖くて発言できなくなり、結局同質性の高い人たちだけが中心で物事を進めていくことになってしまうからです。 疑問があれば、誰でも素直に質問したり、異議を唱えたりする。 そこに遠慮や不安はないようにしていかなければなりません。 「空気読め」がうみだす忖度による弊害 空気を読まなければいけないチームで発生するもう一つの大きな問題は、**「忖度」**です。 チームの中で、偉そうな人に忖度すると、説明するにしても先回りして色々なことを準備しなくてはいけなくなる。 そうやって、結局必要ないことまで準備すると、効率は格段に落ちてしまいます。 ですから、何かをお願いするときは、明確に言葉にしなければいけませんし、逆にそれ以上のことを忖度してやりすぎることは効率やスピードを上げるためには絶対にやってはいけないことなのです。 僕が感じる同質性の高い組織の弱さ 同質性は、国籍が一部に集中していると起こりやすい現象です。 例えば、日本にある、日本人がほとんどを占める会社など。 その点では、現在ISAOは、日本人以外はまだ10%程度で、国籍集中型で、同質性の高い組織と言えると思います。 ISAOは、基本的に**国籍を問わず「いい人採用」**というふわっとした採用方針もあり、意地悪な人がいないのが特徴で、僕たちはそれをとても気に入っています。 ただ一方、たまに少し強めのKYキャラが入ってくると、お互いに分かり合えないことがあってもダイレクトに話をせずに、なんとなく「あの人付き合いづらいな〜」と言って、その人を遠巻きにしてしまう傾向もあり、それを僕は問題だと思っています。 様々なタイプがいなければチームは強くなりません。 サッカーで例えれば、みんながフォワードだけのチームとか、みんながディフェンダーでは勝てないというところでしょうか。 もちろん多様性があれば、最初からは分かり合えないことは多くなります。 当たり前です。そして、分かり合えなかったら、直接言い合えばいいのです。多少の軋轢は織り込まなければなりません。 「チームの発達段階」という有名なモデルがあります。 そこでは、最強のチームになるまでには4段階が必要と言われています。 フォーミング(形成期) ↓ ストーミング(ぶつかりあい) ↓ ノーミング(規範形成期) ↓ パフォーミング(チームのパフォーマンスが最大化) 同質性の高い組織は、ストーミングが苦手な傾向があり、ぶつかり合わず**「排除」**してしまおうとする傾向があると僕は思っています。 多国籍のチームだと、単純に「排除」するということはあまり起こらず、多少揉めたとしてもまず正面から話し合い、わかり合う努力をします。 それはきっと**「元々の価値観が違っているので、はっきり話さなければ分かり合えないことが前提」**なのだからでしょう。 多国籍、多様性、忖度なしのプロフェッショナルチームを目指す ISAOのビジョンは、「世界のシゴトをたのしくする」。 ですから今後、日本人の比率は益々下がっていって、10年後には日本人は一部、みたいな形を想像しています。 様々な国籍の人が集まる場所の会話はきっと**普通に「英語」**になるでしょう。...1か月のインターン中に毎日「勇気ランチ」してみたら…
自己紹介 初めまして、8月中旬からISAOで1か月間インターンをしていた堤です。 インターン生ではあったのですが、インターンの前に既に内定をもらっており2020年4月からISAOにエンジニアとして入社することが決まっています。 現在私が通っている大学は地方にあり、本来なら毎日会社に通うことはできない環境でしたが、内定をもらった際に**「夏休みの間だけでもインターンしてみたら?」**と人事の方に誘っていただき、個人的にも今のうちからできるだけ馴染んでおきたいと思っていたので夏休み期間中だけ東京に住んでインターン生として働くことにしました。 インターンの内容 ISAOでは、顧客が保有するシステムのインフラ構築を導入から保守運用まで一貫して請け負う事業を行っており、私はこの1か月のインターンでその事業を担当しているチームに入れてもらい、インフラ構築の案件を1つを任せてもらうことになりました。 関わる範囲としては、最初のヒアリングから最後の納品までの予定だったので、構築だけではなく顧客のところへ直接行ってお話を聞く段階から参画することができ、将来的に営業もエンジニアもできる人になりたいと思っていた私にとってはとてもありがたかったです。 「自分がエンジニアだったら、営業のヒアリングがきちんとしていないと後で困ることになるかもしれないな。ヒアリングめちゃくちゃ大事だな。」 「自分が営業だったら、自社のエンジニアが難解な言葉で説明してきたら理解できないだろうな。専門知識を営業にでも誰にでも分かりやすく伝える力が必要だな。」 など、営業から見たエンジニア、エンジニアから見た営業がどうあればいいかを考えるきっかけになりました。 毎日ランチして見えてきたISAOの姿、そして将来の自分の在り方 このインターンではエンジニアとして必要な知識を学ぶことが第一目標ではありましたが、ISAOの方と仲良くなって馴染んでおくのもまた目標でした。そこで私は、ISAOの福利厚生の1つである「勇気ランチ」という制度を利用し、この1か月ほぼ毎日違う人とランチに行き積極的にコミュニケーションしていくことに。 「仕事で楽しいと思うところはどんなとこだろう」「なぜISAOに入社を決めたんだろう」など、人それぞれ違ったISAOへの思いを聞いてISAOへの理解を深めつつ、プライベートな話もして仲良くなりたいなと思っていたからです。 ここで勇気ランチについて詳しく説明します。 この制度は普段交流がない人や業務での関わりが薄い人とランチをしてお互いをもっと知ることを目的とした制度です。 【勇気ランチ制度】 社内SNSであるGoalousの「勇気ランチ」サークルに入る 普段接する機会がない社員を誘って、2人きりでランチに行く ランチに誘った人が、2人が写った写真にコメントを添えて「勇気ランチ」サークルに投稿 2人分のランチ代として、1人あたり1,000円の手当を支給 今回私はこのインターン中に合計20人以上の方とランチすることができました。 ISAOはエンジニアが多いので内訳的にエンジニアが多くはなりましたが、それ以外にも**営業、広報、デザイナー、**など他の職種の方ともランチをすることができ、様々な視点からISAOを知ることができ非常に有意義な時間を過ごせました。 しかし、人それぞれ違う視点は持っていても考えが共通している部分が1つあるように思いました。 それは**「ISAOにいる以上成長し続けないといけない」**ということです。 これはISAOの会社紹介ページや、ブログ記事にも書いてあることではありますが、ランチの時に「今後こういうことやりたいとか、こういうキャリアを歩みたいってのはありますか?」と質問した際、みなさんしっかり自分の言葉でこの質問に答えてくださったので掛け値なしにこう思いました。 成長しなくていい、現状維持でいいと思っている人が将来のことを語れはしないはずです。 「今はこういうことをやっていて、今後はこんなことをやりたいと思ってるよ。」と話す姿はみなさんかっこよく、私も同じように常に将来のことを見据えて成長にコミットできる人になりたいと思いました。 そしてもう1つ、これはISAOに関係するというより、人とのコミュニケーションについての話ですが「ランチを自分からはあまり誘わないけど、誘われたら嬉しい。」ということも色んな方がおっしゃっていました。 それを聞いて私は「その気持ちよくわかるなあ」と思いながらも、同時に「これってもしかしてチャンスでもあるな」と思いました。 というのも、みんな心の中では分かっているけど、中々行動に移せないちょっとしたコミュニケーションって結構あるなと思うからです。 今回はランチでしたが、もうちょっとハードルを下げると**「自分からあいさつをする」「人の投稿に何かコメントを残す」「いいなと思ったら褒めてみる」**などたくさんの種類のコミュニケーションがあります。 これらのコミュニケーションは、1つ1つはとても小さいかもしれませんが、どれも自分がされたら嬉しいですし、もしかしたらそこから会話が始まってお互いを理解するいい機会になるかもしれません。 そしていつか「そう言えばあの人こんなこと言っていたな、今もしかしたら困っているかもしれない」とか「これチャレンジしてくれるんじゃないかな」と、何かが結びつくきっかけになってくれるかもしれません。 何かのミーティングがある時だけ話す、仕事に関係することだけ話す、ではなく、日々の小さなコミュニケーションを大事にして、**自分のことを理解してもらう&相手のことを理解し、**チャンスをたくさん生み出していきたいと思いました。 インターンの反省点と今後の心構え インターンの1か月間、勇気ランチを利用してISAOの人と仲良くなるという目標は達成することができたものの、メインの仕事であるインフラ構築の方は最後まで自分でやり遂げることなく中途半端なままインターン最終日を迎えることになってしまいました。 ヒアリングのための営業同行からインターンは始まりましたが、その後構築の段階でつまづいてしまったため時間がどんどん足りなくなり、本来自分がやるべきだった部分をコーチの方に任せてしまうことになりました。 仕事でつまづくことは誰にでもあることだと思います。しかし、私の場合はつまづいた時の対応が2つの点で良くありませんでした。 1つ目は**「タイムマネジメントをしていなかったこと」**です。 何か分からないことがあって行き詰まった時は「とりあえず調べまくればどうにかなるだろう」と、何も考えずただひたすら作業しているだけでした。 **「〇日までやってもできなければコーチに相談する」**など、時間に関する意識が薄く、進捗なくただ時間が過ぎることが多かったです。時間を決めてできるできないに関わらず、こまめに進捗報告をしてフィードバックをもらう必要があったなと思います。 2つ目は**「今自分がやっていることをGoalousで全く共有しなかったこと」です。 何か進捗がないと投稿しちゃいけないと勘違いしていたので「全然進捗ないから何も投稿することができないなあ」**と考えていました。 進捗がないならないで「今ここらへんでつまづいている」と投稿しておくだけでも、自分の中で言語化して整理するのに役立ちますし、もしかしたらその投稿を見た方がアドバイスをくださったかもしれないなと反省しています。 今回露呈したこの2つの反省すべきポイントは今すぐにでも改善しないといけないのですが、ちょうど今現在、修士論文を書いているのでその執筆に生かしています。 タイムマネジメントもこまめな進捗報告もどちらも忘れることなく、締め切り間近に慌てふためくなんてことはないようにしたいです。 この2つの反省点は学生のうちにしっかり改善しておき、そして勇気ランチを通して感じた「こうありたい」という理想の社会人像はずっと大切にしたまま来年からISAOで働きたいと思っています。 ISAOで働いてみよう! 私は内定をもらった後に短期でインターンをさせてもらいましたが、入社するしない関係なくISAOではインターンを募集しています。 突然ランチに誘っても笑顔でOKしてくださる優しい人たちと、営業もエンジニアもやりたいと言っても大歓迎して迎えてくれるような何でもチャレンジできる環境がISAOにはあります。 少しでも気になった方は是非一度ISAOに遊びに来てください!...ISAOが求めるリーダー像について
ISAOでは全員が「リーダーシップ」を求められる ISAOの組織運営は「バリフラット」です。情報は極限までオープン。階層や役職、部署はありません。 役職がありませんので、マネージャーはいません。 マネージャーでなくとも、ISAOのメンバーは全員「リーダー」であり、「リーダーシップ」を発揮することが求められます。 では、リーダーとは何でしょうか。今回は僕が考えるリーダー像を書きたいと思います。 基本編 〜Basic〜 基本動作をやりきること、この一点につきます。 ではリーダーとしての基本動作とは何か。 僕がチームに出しているメッセージは以下のようなものです。 【時間】 特に朝に関しては、ギリギリは許容しません。確実に目標とした時間に会社につけるようにバッファを設定してください。 一般的にはミニマムで15分は余裕を見るべきです。いつも5分前に来ていて、電車が少し遅延したら遅刻、となる人は基本動作ができていないとみなします。 *朝だらしないひとは必ず仕事もだらしない部分がでると経験則で理解しています。 【相談・報告】 必要な相談・報告は、自分からしてください。特にBad News Firstは重要。 【提出物の期限を守る】 業績チェック・自身の工数管理・勤怠承認など。 リマインドを受けることなく、自分で管理してしっかり提出物の期限を守ってください。 守れなかった後に言い訳として「仕事が忙しい」は許容しません。守れない場合は事前に相談し、必要な対処をしてください。 【Goalous】 リーダーは率先垂範。Goalousのアクション(投稿)が全くないリーダーは評価しません。 (注)Goalousとは目標を掲げ、それに向かった日々の活動を徹底的にオープンにシェアするISAOのサービスです 【全社理解】 月曜朝会(全社の簡単な共有会)は重要です。参加してください。これに参加せずして全社の動きがわからないということは許容しません。 【体調管理】 プロフェッショナルとして体調管理をしてください。土日遊びすぎて月曜に出社できないなどは論外。体の弱い人はそれなりのコントロール方法を身につけてください。 *社内向けのメッセージですので、少しダイレクトで恐縮です。 応用編 〜Advanced〜 【コーチング】 コーチしてください。時間はMax10%。コーチに自分の時間のほとんどを使うと自分自身の成果を出せません。 【基本動作の浸透】 基本動作ができないメンバーには厳しく対処してください。 【事業への関心、コミット】 自分のプロジェクト、カテゴリを俯瞰し、成長戦略を自分なりに描いてください。 【全社への貢献】 全社最適、全社貢献を強く意識してください。 【ペルソナになる】 自分の職種で、後輩たちの「ペルソナ」になってください。 【経営への参画】 影で愚痴を言わず、建設的な批判をもって会社の経営に参画してください。 【プロフェッショナル】 どの職種でも、会社の代表として外部でプレゼンができるプロフェッショナルを目指してください。 リーダーに求める成果とは? 行動は成果を生み出します。 リーダーシップの先にある「成果」とはどのようなものでしょうか。 「成果の定義」については、以下のように伝えています。...「発言しない」は「存在しない」
発言しないは罪!? チームで仕事をしている人にとって、自分が考えていることを発言することは、**「した方がいい」のではなく、「しなくてはならない」**ことだと僕は考えています。 世の中には、常に自分からは発言せず、他の人が考えを言った後に初めて自分が発言する、というスタイルの人がいます。 自分から発言することは勇気が必要です。 でも、だからと言ってみんなが、他の人が何か言うのを待っていたらモノゴトを進めることはできません。 思ったこと、考えたことをどんどん発言することは、チームの仕事のスピードを高め、進めていくことに大きく貢献することなのです。 チームのグローバル化 文化背景が共通の、例えば日本人のみで構成されるチームであれば、それでも**「共通理解」**みたいなものが漠然とあります。 発言しなくてもある程度は伝わる環境と言えるでしょう。 ところが、現在のISAOもそうなのですが、これからの日本の組織は、日本人だけでなく、世界の人たちが集まってチームを作っていくことも多くなってくるでしょう。 そういったチームでは、共通理解や、共通の常識がありませんので、自分の考えを明確に発信しなければ、しっかり議論し、最終的にコンセンサスを取ることはできません。 発言することは**「しなくてはならない」**ことになります。 発言しないは、存在しない グローバルなチームにおいて、発言しないのは存在がないと同義です。 活動においても、どんなに素晴らしいことをしていても、その中身をオープンに語らなければ、周りに十分に認めてもらうことはできません。 これからの時代は**「有言実行」**が確実に求められる時代になります。 説明のうまさだけで、人を評価しないことの大切さ こういった話をすると**「プレゼンがうまい人しか評価されなくなる」**と拒否反応を示す人がいます。 確かに、プレゼンテーション的な発信だけを考えるとそうなります。 でも、それでは本質に迫ることはできません。 ではどうするか。 プレゼンのうまさではなく、活動を評価するようにすればいいのです。 活動の評価をするために。例えば日報。 活動の評価をするためには、みんなで自分の活動を発信していくことが重要です。 例えば日報です。それであれば、プレゼンのうまさではなく、活動の内容で、周りはその人を評価することができます・ ただ、日報には問題があります。 **「文字だけでつまらない」**という問題です。 つまらなければ、読まなくなる。読まなければ結局みんなの活動が正しく評価できない。悪循環です。 Goalousで、活動共有をたのしく それを解決するのが、ISAOのサービス「Goalous」です。 スマホでもPCでも、サクサク活動を共有できて、写真があるので見る方も飽きずに楽しくチームの活動を確認できます。 たのしく共有しているうちに、組織の壁がとけ、コラボレーションを生み出す。 そして、Goalousに搭載されたHR Techで、活動を分析することでわかる、個人間や、個人とチームとのエンゲージメントや、バイオリズムなどを利用して、チームに必要なサポートを行っていくことも可能になります。 Goalousは、世界のチームをたのしくすることを目標に、これからも進化し続けます。...みんなを巻き込んで情シスからの生産性向上
こんにちは。中央線高尾-相模湖が単線復旧して盛り上がっている情シスのプロジェクトリーダー、すがピーです。 複線の片側交互というのは、自動車と違って、信号設備が両方向に対応していないため、とっても大変なのです。追突や正面衝突を起こさないために、人手で厳格な管理が必要なので、現場の鉄道マンの皆さん大変だろうと思います。 本格的復旧までよろしくお願いいたします。 さて、情シス、総務のみなさん、日々社内にはいろんな要望ありませんか? ISAOでも、アレが欲しい、コレが使いにくいと様々な要望があがってきます。 特にエンジニアからの大画面液晶モニターについては熱い要望があり、ついに改善できましたのでご紹介しましょう。 声をまとめるということ ISAOでは壁を作らずオープンにコミュニケーションしようということで、デスクトップパソコンはほとんど存在せず、社員にはノートPCを支給しています。 弊社オフィスは窓際が全部外の見える席になっており、そこであれば壁にはならないということで22インチの液晶モニターを設置しているのですが、いかんせん古めのものなので解像度もそれほど高くなく、利用率は高くありませんでした。 私も開発に携わっていた経験があるのでよくわかるのですが、エンジニアの画面はエディタやターミナルやその他もろもろ、一目で見れるということが生産性に直結するので、ノートPCの狭い画面ではつらいと常々要望がありました。 コミュニケーションのキャッチボールがうまくゆかず、まるで今の中央線のように片方が進むともう片方は止まるみたいな状態だったのを、採用担当小柴さんとエンジニア秋山さんが中心になり、要望する側から要求事項をまとめてくれました。 さすがバリフラット。 みごとに片側交互通行が複線開通って感じです。 試してみるってだいじ まずは、エンジニアからの要望が多かった27インチ4Kと、デザイナーからの要望で色再現度の高いEIZOのモデルを1台ずつ購入してみて、試験的に設置してみました。 機能面ではおおむね好評でしたが、台数が少なく、1日占有できないと意味が無いという根本的な問題がわかり、さらに標準添付のスタンドではノートPCに合わせた高さ調整ができず使いにくいという声もありました。 とはいえ窓際席すべてに置くとなるとそれなりのコストがかかるのですよねー。 ISAO代表中村にその大画面液晶モニターを見てもらったところ、 「いーじゃん、買お!」 ということで、一挙に追加で18台ほど導入し、さらにアームを取り付けて可動できるようにすることに大・決・定! 液晶モニター設置大会 16台もデカイ液晶買って、しかもただ置くのではなく、アーム取り付けて机に固定って、情シスだけでやるのシンドイっすよね。 とりあえず1台やってみたところ、1台あたりは意外と簡単だと判明したので、Goalousで**「液晶モニター設置大会やるよー」**と呼びかけてみたところ、たくさん参加者が!! **うーん家族的キズナぁ~。**まるで復旧作業に集まる鉄道マンのよう! 私のお手本でみんなで一気に組み立て完了! あっさり設置完了しちゃいました。災害復旧もこれくらい簡単ならいいのに。そうはいかないのが自然の驚異。 今回の作業によって、もともとあった液晶モニターもそのまま設置しているので、ノートPCの液晶と合わせてトリプルモニターもできちゃう!(一部機種)。 せっかくなので、一部の業務で別にしているネットワークを使いたいという熱い要望にもお応えし、ネットワークも引き回しましたよ。 その結果、モニター設置前の窓際席は1/3も使われておらず、マドギワっぽい雰囲気を醸し出していましたが、モニター設置後は、我先に席を確保しようと、ちょっと**みんな出勤早くなったんじゃないの?**というくらい席が埋まってます。 エンジニアの皆さん、やる気がみなぎっているようです! まとめ そんなに安くない投資ではありましたが、むしろこの程度で、これだけ使ってもらえれば窓際席も本望でしょう! ISAOでも多くの人の頑張りで以前よりも使いやすい環境となりました。 中央線も今頃きっと、不通となっているもう片方の線路を復旧すべく、多くの方々が頑張ってらっしゃると思います。 完全復旧期待しております! いかに意見を吸い上げまとめるか、費用対効果を説得できるか、設置の手間といったところは皆さん悩みどころかと思います。 ISAOの場合、そこをうまくやれる仕組みがあるため、こういったことがすぐに解決できているのかなと考えております。 もしISAOのしごとのやりかたにご興味がわいた方は、毎月開催している弊社セミナーにお越しください! ▷最新のセミナー情報はコチラ...あなたにチームが必要な理由
以前「個人とチームの関係」について記事を書きました。 ■https://blog.colorkrew.com/for-the-team/ 成長し強くなっていく個人が、チームに貢献していくことで、より大きな成果が出せる。 成果が出れば、より大きな挑戦のための成長環境ができ、それにより個人もさらに成長していく、というスパイラルが回ります。 個人で働くか、会社で働くかの選択 世の中は、会社に入って働くのが一般的ではありますが、最近では、会社という組織に入らずに、フリーランスや個人事業主として働く選択をすることもできるようになってきました。 個人で働き、組織にいるより多くの収入を得ている人も数多くいます。 一昔前のように「生き残っていくためには組織に所属しなければならない」というのは常識ではない。 「選択肢が増えて、良い世の中になってきたな〜」と思います。 もちろん、個人で働いたとしても、周りと緩やかなアライアンスというチームを組むことはありますが、かなり流動的で、状況により作られるバーチャルなチームと言えるでしょう。 ここからは、個人の嗜好の問題ですが、僕は会社という**「チーム」で仕事をすること**に大きな意義を感じています。 チーム(会社)をどう選ぶか 会社を選ぶとき、考えるべきことがいくつかありますが、僕は下記に集約されていると考えます。 その会社の、ミッション、ビジョン、スピリッツ(以下MVS)と給与条件です。 ミッションは**「なぜマーケットにその会社が存在するのか。その意義」** ビジョンは**「具体的に何を成し遂げようとしているのか」** スピリッツは**「その会社の価値観」** 給与条件は、「”いま”だけでなく、将来に渡ってどのように給料を上げていける可能性があるか」 MVSは、飾りではなく、本質的、実質的なものでなければ意味がありませんので、ホームページに書いてあるものではなく、その会社が実際にどうであるか、を考えることが重要です。 外から見ると、会社の中は見えづらいものです。 ですから、外に向かって、経営者や、その会社の人たちが発信しているブログなどをたくさん確認することが、間違いない選択をするためには必要となってきます。 かくいう僕も、それが重要だと周りから背中を押され、IsaBを書いています。笑 チームで働くことと、そのチームでビジョンを達成することに意義がある 僕が、会社で働きたい理由は、一定の期間は必ずチームであることが決まっている仲間と、仕事に一緒に取り組み、一緒にビジョンを達成したいからです。 個人的には、過去のキャリアの中で、会社に所属しながら個人プレーで成果を出したこともありますが、達成する喜びは、チームで取り組んだときとは雲泥の差です。楽しくないのです。 苦しさも、楽しさも、達成も一緒に分かち合うことが、仕事をする上で非常に重要ではないでしょうか。 多くの人にとって、働いている時間は、人生の半分です。 その時を最高にすることが、クオリティオブライフの向上にも大きく貢献すると僕は信じています。 チーム(会社)は全員で作っていくもの チームは生きものです。 いまと将来では、変わったり、成長したり、退化したりします。 一人一人が、チームに良い影響を与え続けることで、チームは成長していく。 自発で行動し、個人からチームへと発信し続けることが、強いチームを作るためには最も重要です。 ISAOは、そんな社内のコミュニケーションを最強にサポートする目標達成型コミュニケーションサービス「Goalous」を提供し、世の中の会社の進化に貢献していきたいと考えています。...エンジニア経験0からの急成長。「最優秀エンジニアアワード」の栄誉に輝くまで
こんにちは。ISAOの新人PR担当、原田です。 ISAOに入社して早2ヶ月半経ちますが、私が社内のNEWSを配信する仕事で初めて携わったものが「トレンドマイクロ パートナーエンジニアアワード 最優秀賞」受賞に関するものでした。 正直、私はエンジニア界隈のことについてはほぼ無知に近いのですが、このタイトルを聞いたとき「ISAOにはすごいエンジニアがいるんだなぁ。お話聞きたいなぁ」と純粋に興味が湧きました。 しかも噂に聞くと、元々エンジニアではなかったとか。 エンジニアじゃなかった人が、エンジニアの最優秀賞受賞できるってどういうこと?とさらに興味が湧きおこりました。 と、いうことで今回はISAOのセキュリティプロジェクトリーダー西郡さんにインタビューしました! エンジニア経験0から最優秀賞アワード受賞までのヒストリー [caption id=“attachment_4351” align=“alignnone” width=“800”] トレンドマイクロ パートナーエンジニアアワード 授賞式にて[/caption] 原田:西郡さん、改めまして「トレンドマイクロ パートナーエンジニアアワード 最優秀賞」受賞おめでとうございます。 西郡:ありがとうございます。 原田:私がISAOにきて初めてニュースリリースを出したのがこのアワードについてだったので、すごく印象に残っています。 しかも個人アワードは今年から始まったんですよね?初年度で最優秀賞受賞って本当にすごいなって。 西郡:ありがとうございます。私が携わってるプロジェクトでは、いわゆる「サイバー攻撃」からお客様のサーバーを守るサービスを提供しています。そこでトレンドマイクロ社の「Deep Security」という商品をお客様のサーバーに導入して監視運用しているのですが、その実績を評価いただけたようです。 元々ISAOは「くらまね」というクラウドを中心としたサーバーマネジメント事業をやっていて、そちらで多数の実績があり、高評価をいただいています。そこから発展して、サーバーの上のアプリケーションまでセキュリティ対策をしてほしいという声から生まれたプロジェクトですね。 なので今回、セキュリティ部門の中で賞をいただいたんですが、「Deep Security」の導入の主要な部分を担当していたので、そこを評価いただけたのかなぁと思っています。 エンジニア経験「0」スタート 原田:でも、西郡さんは元々エンジニア職ではなかったと伺いましたが…? 西郡:そうですね。実は、私は元々新卒でゲームプランナーとして働いていたんです。なので、最初はゲームのキャラクターとかストーリー、システムを考える仕事をしていました。 その後、会社を変わってからはWEBプランナーとして働いていました。 どういうサイトをつくろうか、どういうサービスにしてどういう仕組みにすればユーザーが使いやすいかなどを構築する仕事にずっと携わっていました。 WEBプランナーとして、お客様に良いものを提供するのは大前提なんですけど、サイトを作ることに慣れてくると、ビジネスとして事業を収益化させることを考えることが多くなってきました。私はこれもプランナーの仕事の一部と考えてはいるんですが、プランナーとして後半になるとどうやって事業を成り立たせるかを常に考えていました。 原田:そういうことまでWEBプランナーってやるんですか? 西郡:うーん。もしかしたら厳密には一般的なWEBプランナーの定義とは異なるかもしれないんですが、私の考えは、プランナーというのは良いサービスを提供するだけではなくて、最終的に事業をしっかり黒字化させるまでがプランナーだと勝手に定義しています。 原田:経営的な目線まで必要な職種なんですね?お話を聞いているとマーケティング要素なども必要なんでしょうか? 西郡:そうですね。一般的にいうマーケティング要素もありますが、でも実際そんなかっこいいものではなくてやることの取捨選択、そしてその選択を突き詰めていくような仕事だと思っています。 原田:西郡さんの独自の「WEBプランナー」の定義がすごく幅広くて、WEBプランナーという印象がすごく変わりました。 西郡:一般的にはWEBディレクターだったり、WEBプロデューサーみたいにいわれる領域でもあるかもしれませんね。私はプランナーとして、そういう下積みを積んできたので総してWEBプランナーと言ってます。 原田:なるほど~。西郡さんはWEBプランナーだったんですね。 ISAOの「チャレンジングな環境」と「個人の成長」 原田:ISAOならではの「成長環境」を求められる社風がありますが、これまでのISAOの中でのご経歴を教えてください。 西郡:今のセキュリティプロジェクトに関わる前は、WEBプランナーとしてムービーフルPlusという動画配信のプロジェクトに携わっていていました。5年ほど携わって、そのプロジェクトも収益化にまでもっていきました。 原田:それから現在のセキュリティプロジェクトに変わった経緯は? 西郡:特に理由はなかったです。ただ、誘われたからやってみようかなって。その場の勢いでしたね(笑)。 原田:それって、ISAOでいう「個人の成長」のポイントだったんですかね? 西郡:そうですね。私的には全く新しい領域だったので、知識的にはほぼ0からのスタートでした。40歳過ぎてからの大きなチャレンジでしたね。まぁISAOはどんどんチャレンジしていこうっていう環境ですから、みんなそれぞれ頻繁にあると思いますよ。普通の会社だったら部署異動とか色々手続きとかいりそうですが、ISAOはそういうのもないですからね。 原田:そんなあっさり変わったんですか!職種的には大きな変化だと思うのですが、結構不安じゃないですか?エンジニア職って知識とか経験とか必要な分野かなと思ったりするんですが。 西郡:そうですね。普通ではあんまりないジョブローテーションだったかもしれないです(笑)。だから当然、苦労はたくさんありました。ただ、ISAOにはすごく技術力の高いエンジニア集団がいるので、本当に助けられたし勉強させてもらって、なんとかやってこれました。だから今回のアワードもたまたま自分が前面に立っていただけで、個人の力というよりはチーム力あってのアワードだと思っています。 原田:なるほど~。ISAOの他のエンジニアの方にもたくさんお話聞いてみたくなりました!...中村流コーチング公開します!
コーチングの定義 コーチングは、コーチが対象者(以下:メンバー)に対して教える(ティーチ)のではなく、問いを繰り返すことでメンバー自身が持っている考えを引き出すことだと定義されています。 新卒であったり、まだ社会人経験が浅い人に対しては、ティーチングの要素をミックスしながらコーチングをすることになりますが、今回は**「コーチング」**に特化します。 以前ISAO流コーチングについて書きましたが、今回は僕自身のコーチングについてより具体的に書きたいと思います。 コーチはメンバーと同じ職種である必要はない ISAOでは、コーチの指名は本人の自由です。 僕に関して言えば、現在は3人からコーチに任命されています。 僕の元々の職種は「営業」です。ですから、専門的なことを伝えられる(教えられる)可能性があるのは、営業のことか、ビジネスに関してになります。 一方、僕をコーチに選んだ人の中には、エンジニアもいます。 その場合、もちろん専門的なことは教えることはできません。 ではどうやってコーチングをするのか。 コーチング前の事前準備 コーチがまずしなければいけないことは、そのメンバーの現状や、思いを理解することです。 事前準備では、メンバーの周りの人がメンバーをどう評価しているか、可能であればヒアリングします。 また、日常会話を重ね、カジュアルに話せる関係性をまずは作っていきます。 ここまで準備できたら、最初の1on1のミーティングを設定します。 2つの1on1ミーティング コーチングをスタートするために、僕の場合は2回のミーティングを設定します。 1回目は1時間半~2時間。2回目は1時間で設定します。 なぜ二つに分けるかの理由は、レイヤーの違う課題をしっかり認識して話す必要があるからです。 1回目のミーティングは、**「ファンダメンタル」について、2回目のミーティングは、「スキル」**にてついて話します。 第一回1on1ミーティング ~ファンダメンタル編~ ファンダメンタルのミーティングでは、2つのことを話します。 一つは、ビジネスパーソンとしての基礎力です。 例としては下記のような項目があります。 有言実行すること(実行だけでなく、宣言することも重要) タスク管理 社会人としての様々な場面でのコミュニケーション能力 時間管理 仕事以外の一般常識をどれだけ持っているか(リベラルアーツ) この項目が増え、一つ一つのレベルが高くなればなるほど、低次なレベルの判断に頭を使うことがなくなり、より高いレベルの判断をしながら仕事ができるようになります。 この時に使うフレームワークは・・・ ①1~2年後のあるべき姿では、基本動作がどのレベルになっているかを考える。 各項目と、そのレベル(1~5) ②それぞれの項目に関して、現在の自分のレベルを考える ③ギャップを理解する ④あるべき姿に向けて、毎日意識して繰り返すことを決める ⑤毎日振り返る(自分自身で記録をつける) もう一つは、仕事の環境についてです。 成長するために、いい環境が作れているか。 この時に使うフレームワークは、こんな感じです。 これらの象限で、自分がどの象限にどのくらいの割合で時間を使うべきかと、現状の割合をまず考えます。 そこにギャップがうまれるので、その割合をどう修正していくのかを具体的なアクションに落とし込みます。 例えば、若手で、仕事に追われているけれど、成長実感のない人はこんな割合の人が多いです。 重要ではない仕事が多く、かつ長期で重要な仕事を全くできていない。 この場合は、重要ではない仕事を止めたり効率化することで、割合を減らし、出来るだけ「緊急ではないが、重要」な仕事に時間を振り分けていくことが重要です。 その際、コーチとして最も重要な役割は、周りとの調整があれば解決を手伝うことです。また、ツールの導入をするなどで効率化できる仕事は、一瞬コストがかかってでもやるべきかをバランスよく判断することです。 第二回1on1ミーティング ~スキル編~ 二回目のミーティングでは、スキルについて話します。...