• オープン化の鍵は、xxxを排除すること

    オープン&フラットは競争力を圧倒的に上げる企業変革 これまでバリフラット(オープン&フラット企業運営)は、ビジネスにおいて、判断の質とスピードを圧倒的に上げることができることを説明してきました。 ほぼデメリットがなく、いいことしか起こりませんので、どんな会社にもオススメできる仕組みなのですが、色々な会社の方とお話しすると、「ウチではなかなか難しいなぁ」という声もよく聞きます。 なぜでしょう? 真のオープン化とは 「オープン化」というと、経営トップの発信や、財務情報、事業情報の開示を社員にしていく、「トップダウン型」の情報共有を思い浮かべるかもしれません。 しかし、トップダウン型の情報共有は、オープン化の最初の一歩に過ぎません。 全ての社員が、自分の想いや活動の情報を発信する「ボトムアップ型」の情報共有ができて初めて、真のオープン化と言えるのです。 トップダウン型の情報共有はトップが強い意志を持てば必ずできます。 しかし、ボトムアップ型はそんな簡単にはいきません。 その証拠に、社員が思っていることを、上司や役員に向かって話ができる会社はなかなかありません。 なぜでしょう。 その最大の要因は「権威主義」だと僕は思っています。 「権威主義」とは 権威(人を服従、強制させる力)に価値をおき、それに対して自己卑下や盲目的服従をする態度のこと。また逆に人にそれを要求する態度のこと。心理学的には、権威や伝統、社会的に価値のあるとされているものを無批判に承認し、これに服従、依存し、融通が利かないパーソナリティを指す。 *Hatena Keywordより引用 会社においては、地位が高い人が、内容の如何に関わらず、下位の人よりも常に「正しい」とされる価値観です。 議論において、最終的に地位が上の人が勝つというだけでなく、階層によって知ってはいけないこと、教えてもらえないことなどがあることも権威主義と言えるでしょう。 あなたの周りにある権威主義 権威主義という価値観があると、階層が違う人同士が遠慮なく議論し合うというのは不可能です。 みなさんも上司にこんなことを言われたことはないでしょうか。 「君はそんなこと考えなくていい」 「言われたことをやりなさい」 こういった言葉が出た瞬間に、お互いの議論はストップします。 そして、言われた方は、納得しないまま仕事をすることになります。 そんな環境で、自分のパフォーマンスを存分に発揮することができるでしょうか? 権威主義を排除して、真のオープン化でチーム力の最大化を実現する まずはトップダウン型の情報共有を徹底し、権威主義を排除することでボトムアップ型の情報共有で「真のオープン化」に向かいましょう。 真のオープン化によって、全ての社員の力を引き出すことができるようになり、チームの力は圧倒的に向上します。 *ISAOの提供する「Goalous」は、全ての社員の目標と活動を共有することで、チームの協働および、個人のパフォーマンスを向上させることができるサービスです。
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  • I Lived in Japan!

    HOW DID I END UP IN JAPAN? For those who have come to Japan on vacations, this title might seem silly. So what? Well, living isn’t like taking vacations. Not at all. Especially when you talk about Japan and Brazil, two completely opposite countries (in every aspect). Let me start with how I ended up here.
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  • オープンな組織でクローズにすべきこととは!?

    オープンな組織でもクローズに話し合うことはある ビジネスパーソンにとって、情報とはパワーです。 いかに情報を持っているかで、社内でも社外でもパワーを持てるようになります。 ISAOでは、全社員が最高のパワーを持って経営参画できるようにするため、情報格差ゼロを目指しています。 一方で「なんでも全員でコミュニケーションするのですか?」という質問に関しては、「それは状況に応じて」と答えます。 オープンな組織で、クローズにコミュニケーションが行われるときとはどんな時でしょうか。 こんな時はクローズで 例えば、個人のメンタルに関しての課題や、チームの中でうまくいかないことがあるときに、周りが「どうしよう」と集まって話すとき。 全社員を巻き込んで話し合うというのも違いますよね。 ISAOでは、まずは関係する人が集まって話をします。 ここで大切なのは関係する人”全員”を立場に関係なく集めるということです。 その課題に関して話し合うべき全ての人を呼びましょう。 逆に「偉いから」みたいな理由は、呼ぶ理由にはなりません。 あくまでその課題解決に関して貢献できる人という観点で人を集めます。 (注)ISAOではバリフラットなので、そもそも「偉い」という概念はありませんが、ヒエラルキーのある組織の場合 みんなの時間を使うべきでないと思えば、まずは少人数で話す また、まず隣の人と相談してというときも、クローズというか、こじんまりした人数で話すことをお勧めします。 必要に応じて、人を継ぎ足していきながら、必要な会話をします。 これはクローズというよりも、他の人の時間を不用意に奪わないことが、組織の効率的に重要だということでもあります。 なので、聞かれても構わない話は、できるだけオープンスペースで話すことをISAOは心がけています。 クローズな話をオープンにしていく 少人数で話し始めたことでも、結論や方向性が決まったらどんどんオープンにしていきましょう。 できるだけ多くのことをオープンにすることで、情報格差はなくなりますし、さらにその課題に対して何か意見がある人がいれば積極的に取り入れていくことができるようになります。 とにかくスピード 大切なのはスピード。タイムラグを作らないことです。 決まったらとにかく共有する。 タイムラグがなければ、一部の人だけが情報を持っていて、情報格差が生まれる構図は解消できます。 いまは情報を共有する社内SNSなどのツールはたくさんありますし、ひと昔前にはできなかったスピードで情報共有ができるようになっています。 ISAOが提供するサービスである「Goalous(ゴーラス)」では、単なる情報共有に止まらず、自分たちの目標やそれに向かう活動など、全ての社員に重要な情報を共有し、最強のコラボレーションを生み出すことを目指しています。
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  • The Reasons Why You Should Choose ISAO If You Want to Make the World Better

    How Will You Choose a Company You Work for? In Japan, hiring new graduates is still considered to be the mainstream, but career change and company change are gradually becoming popular. How did you choose the company you work for? You chose it because it’s famous, because the money is good, you like the kind of job you do, you want the skills you acquire through it, or you want to put yourself in a circumstance that will help you grow?
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  • 年齢は関係ない。成長し続ける還暦トップ営業マン

    今年、還暦を迎えた小泉 介更さん。 元々、中間管理職「事業部長」であったのに、現在はなんと営業のトップ成績を取り続けるスーパー還暦営業マン! そんなISAOの営業チームを強く、また自分自身もトップを走りつづける小泉さんに終業後、インタビューさせていただきました! 年齢は関係ない。成長し続ける還暦トップ営業マン [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 終業後、社内のキッチンスペースでお疲れ様の一杯とともにインタビュースタート♬[/caption] 原田:小泉さん、改めて還暦おめでとうございます! 小泉:ありがとうございます! 原田:今年、会社で還暦パーティーを開催されていましたが、改めてご自身の気持ちの変化やなにか感じられたことはありましたでしょうか? 小泉:あのね、そもそもね!還暦ってなにって話になっちゃうんだけど。笑 還暦って十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせが60種類あって、干支が一回りするのが60年。だから人間は60歳も生きれば上等という時代の産物なわけですよ。でもね、今は人間100歳生きる時代だから、本当は十干と十二支に裏表つけて120年で還暦にしたほうがいいと思うんだよ。 原田:120歳!!だいぶ長生きですねっ! 小泉:120年生きればさ、**「120歳よくそこまで生きましたね~」**ってなるでしょう? 120年もあれば、だいたいの人がそこに収まるだろうしね。 60歳で還暦というシステムはもはや現代には合ってないですね。笑 原田:なるほど。60歳なんてまだまだだぞって感じなわけですか。 小泉:そう、だから自分ではあんまりピンとこないんだけど。ただ、せっかく「還暦」と言ってお祝いしてもらえるんだから、生まれ変わった気持ちで、もう一回人生やろうかなって気持ちにはなりましたね。 原田:なるほど~。新たな気持ちになったわけですね。 中間管理職「事業部長」を捨てたワケ ** ** 原田:小泉さんは、50代で営業職に変わられて、今やTOP営業マンになった伝説のお方だと聞きましたが、何歳のときに営業職になられたんですか? 小泉:僕は56歳ですね。なんだかんだ4年経ちましたねぇ。 原田:4年ですか~。営業職の前に、小泉さんは役職のあるポストにいらっしゃったと伺いましたが。 小泉:そうそう。「事業部長」っていうとても素敵な役職をいただいていて、ザ・中間管理職で生きていましたよ。笑 原田:その役職をいらないって言いだしたのが小泉さん?? 小泉:いや、僕が言い出したわけではないんだけど。ちょうどバリフラットができる2015年、たまたま当時の親会社のインドの子会社に6ヶ月間赴任することになったんですよ。 原田:えー、そうなんですか!小泉さんがインドに行かれていたのは初耳でした! 小泉:あ!そもそも僕がインドに行くことになったのはね、当時、ISAOでこれから色んな関連会社とか機会があるごとに海外に人材を出そうという動きがあって、若手がちらほらシンガポールだとか色々海外に行き始めてたんですよ。で、代表の圭志さんとたまたま飲んでいた時**「今頃の若い奴らは海外にいけていいよな~」**って話をしたことがあって。 そしたら、飲んだ翌日にインド行きが決まってたんだよ。笑 原田:えー?翌日に決定っ!? 小泉:そうそう。**まさか昨日の今日で!?**と一瞬思ったけど、まあでも、ISAOっぽいでしょ。 原田:そうですね。笑 インドには営業としていかれたんですか? 小泉:いや、営業としてじゃなくて、人事というか管理部門みたいな役割で。 当時、インドは経済成長が著しくて転職率が高くて、定着率が低い点が課題になっていて。それは評価システムとかが整備されていないという事情があり、その周辺のガバナンスがきいていない部分の立て直しや教育的な役割で行くことになったんですよ。 原田:なるほど! 小泉:でもね、その前に布石として、ISAOは急に英語を勉強しないといけないって流れになったでしょう?僕も当時、全然TOEICスコアが足りなくて、会社の英語学習補助制度を使わせてもらったんですよ。 50代の僕がね、なんと留学を志す高校3年生とともに肩を並べて勉強するというプログラムに入ったんですよ。 それはもう6週間死に物狂いで勉強したよ。 でも、そのおかげでTOEICスコアが160点くらいUPしたかなー?今ではいい思い出だけどね。 そういうのもあったから、ちょっと海外に行きたいって気持ちも芽生え始めてて。 そんなタイミングで、インド行きのチャンスをもらえたから。有難かったですよね。 原田:なるほど~。努力がちゃんとチャンスを呼んでますね~! 小泉:それで、インド行きが決まってから半年くらいかけて事業部長のポストを若手に託して、僕は役職を引き継ぎ、フリーでインドに飛び立ったわけです。 インドから帰ってきた元中間管理職の無力な自分との闘い 原田:ISAOに戻ってきてからは、元々のポストに戻られたんですか?
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  • マネージャー不要の組織論

    バリフラットのISAOにはマネージャーという役職が存在しません。 では、**「誰がどうやって決めていったり、チームをリードしていくの?」**という質問をよくいただきます。 マネージャーはいないが、リーダーはたくさんいる ISAOでは、全ての活動が「プロジェクト」になっています。 プロジェクトの推進役は、PL(プロジェクトリーダー)という役割を明確に持ちます。 PLは、そのプロジェクトに関しての責任者ですし、クリティカルな判断をするときは、多数決せず、最後はPLは決めるというのがISAOのルールです。 マネージャーは「役職」、リーダーは「役割」 マネージャーとは、**「任命された役職」**です。 それと比較し、リーダーは**「自然発生的な役割」**です。 ですから、リーダーを選ぶときは、メンバーたちが「この人がリーダーであるべき」という人になってもらう。 また、マネージャーは人事制度の中で決められていくものですが、リーダーはそうではありません。 階層ではない リーダーは「役割」ですから、マネージャーのように組織の中で「高い地位」にいるわけではありません。 ですから「偉い人」はISAOには存在しません。 「でも結局PLが偉い感じになっちゃうんじゃないの?」という疑問に関して この質問をとても良く聞かれます。 確かに、どんな場合でもリーダー的な役割を果たしているとなんとなく「偉い感じ」になってしまうような気がします。 それを避けるために、ISAOでは、PLの人でも、他のプロジェクトではメンバーとして入ってもらう。 時にはリーダー、時にはメンバーとして、活動することで、「偉い人」を作らずフラットな関係を保つメカニズムになっています。 ちなみに、僕自身も、ISAOの経営プロジェクトリーダーとしての役割を持ちながら、その他のプロジェクトに入る場合はメンバーとして活動をします。 ちなみに、僕は職種としては「営業」を長くやってきたので、営業としての活動もしています。 例えば、自社サービスのGoalousでは、事業のリーダーが他にいて、僕は営業としてその中の一メンバーとして営業活動をしたりしています。 Goalousというサービスにおいて、難しい決断をするときは僕ではなく、PLがする。 僕はPLに対して建設的に意見を言うという役割を担っています。 フラットは気持ちいい 僕も経験がありますが、役職の高い人が威張っている組織は楽しくありません。 人間として偉いわけでもないのに、フラットに議論ができず、結局役職の高い人が自分の意見をメンバーに押し付ける。 そして、その人は常にマネージャーですので、立場が逆転することはありません。 そういう環境はつまらない。 誰も威張らない。だから仕事がたのしい。 それが、ISAOのバリフラットなのです。
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  • 久々の台湾出張で感じたこと

    先日、一泊二日で台北に行ってきました。 実は20年くらい前によく仕事で台湾に行っていて、その時の付き合いが残っているので、たまに人脈のメンテナンスを兼ねて、ISAOのサービスの売り込みをしたりしてます。 今まで80回以上行っていて、街中で、台湾人の中国語とその匂いを嗅ぐとなぜかアットホームな感じがします。 因みに中国語は全く喋れません・・・ 仕事でできた仲間ですが、人生10本の指に入るほどの親友も二人います。 あ、そういえば飲みにいった回数は彼らとがダントツだからかも知れません(笑) キャッシュレスは全然進んでいない 中国はQR決済などのキャッシュレス化が進んでいますが、同じ中国語を使う台湾は全く進んでいません。 街中の店や、マッサージ屋などはむしろクレジットカードだと10%上乗せするとか言ってきます。 空港について、ほとんど現金に変えなかったのですが、タクシーも現金しか使えず、あっという間にキャッシュがなくなり、ミーティングした人に帰りのタクシー代をもらうという恥ずかしいことになりました。 グローバル化は相変わらず進んでいる 国内市場が小さい台湾は、僕が仕事をしていた20年前も、多くの企業がグローバルにビジネスをしていました。 タクシーの運転手さんや、街中では、英語を話せない人もいますが、ビジネスをしている会社員で英語を話せない人はほとんどいません。 因みに今回会った相手とも会話は全て英語でした。 ITサービスはあまりメジャーではありませんが、コンピュータ関連のハードウエアや、半導体製造などで強い会社が多いです。iPhoneを製造し、シャープを買収したホンハイも台湾の会社ですね。工場は中国ですが。 給料は驚くほど上がっている 20年前の台北のサラリーマンの給料は、日本と比較すると3分の2くらいでした。 今回、あるテックの会社の社長に会って最近の給料を聞いてみました。 びっくりすることに、新卒エンジニアの給料は500万円を超えていて、3年も経てば、普通で700万円の年収になるとのことです。 その会社はアメリカ西海岸にも支店を持っているのですが、そこはさらにすごくて、中途採用のエンジニアは大体1,500〜2,000万円の年収だとのこと。 日本はすでに中国にも、台湾にも抜かれてしまっている印象です。 日本以外の空気を吸う重要性 日本国内で生活していると、ともすれば危機感を失いがちです。 日本以外の国に行って、色々聞いてみると、やはり世界は進化していて、大きな刺激になります。 旧友たちが頑張っているのを見て、自分たちもグローバルを目指して頑張らなきゃいけないなと再認識し、また台湾と一緒に仕事をしてみたいとも感じた台湾出張となりました。
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  • 吉田、ISAOを辞めるってよ

    この度、ビジネスコミュニケーションサービス「Goalous」のリードエンジニアである私吉田将之は今年いっぱいをもちましてISAOを退職することとなりました。 控えめに言ってとても良い会社でしたが、学生の頃から思い描いていた挑戦の為にISAOを飛び出します! 退職エントリー記事はISAOでは初めてとのことです。 記事を書く経緯は、自分の退職が非常にポジティブな理由であり社内でもオープンに説明をした後、広報から退職エントリー記事執筆のリクエストがあったのがきっかけです。 なぜ辞めるのか、ISAOに入社し何を学びどのように成長したのか、Nextチャレンジについて語っていきます。 なぜ辞めるのか 教育・福祉業界で技術のアプローチによる変革に挑戦する為です。 実は大学時代に社会福祉を専攻していて、その頃から「旧態然としたこの業界の悪循環を改善するためにはITによるアプローチが必ず必要になる」と考えていました。 ただ当時はIT音痴でそもそも具体的な構想を描く為の知識・技術は全く無かったので、まずはエンジニアとして様々な現場で知識・技術を磨くことにしました。 これまでの社会人経験の中で特にISAOでは人間としてもエンジニアとしても成長し土壌が出来たので、将来いつか自分がやりたかったことを「今」挑戦すべきだという思いに駆られ転職を決意しました。 ISAOへの入社 ISAOに入社したのは2016年夏。 入社した理由はISAOの特徴である「バリフラット」というとてもフラットな組織のあり方に惹かれたこと、またMVS(ミッション・ビジョン・スピリッツ)への共感が挙げられます。 将来もし会社の組織づくりを行う際にフラットな組織を経験しておくことは貴重な糧になると思ったのです。 ただ最後入社を決意したのは代表の中村圭志さんのおかげです。 最終面接で圭志さんともう一人の面接官とひとしきり話した後、逆質問で「MVSの研修があると伺ったのですが、具体的にどのようなものですか?」と質問をしました。 すると圭志さんはすっと立ち上がり、「じゃあ今から実際に行いますね」と言いそこから何と30分以上も掛けて実際のMVS研修が実施されました。 (もう一人の面接官は巻き込まれると思ったのか始まる前に退室していました苦笑) 僕は圭志さんの良い意味での「ヤバさ」そして「情熱」に惹かれました。 というのも、仕事をする上で最も重要な要素の一つが「情熱」だと考えています。 なぜならそれが無ければ周りの人を巻き込んで大事を成し遂げることは出来ないからです。 人を一つの方向に向かわせる為の原動力は利と情熱両方が必要であり、圭志さんに自分の考えと近しいものを感じました。 ISAOで何を遂げたか 〜学び・成長〜 入社後、組織の目標進捗を共有できるビジネスコミュニケーションサービス「Goalous」開発にコアメンバーの一人として参画しました。 しかし参画時には、既にGoalousのアプリケーションは非常にレガシーな状態でした。 ただ機能開発を優先せざるを得なかったので時間を絞り出し、安定性と拡張性を高くする為の仕組みを随時導入したり、パフォーマンス改善やコードリファクタリングを実施しました。 レガシーなフレームワークで不本意ながらもとことん頑張ってみた 事件は起こった そうして入社から約1年が過ぎた時、大きな転機が訪れます。 当時のGoalous開発のリードエンジニアが他プロジェクトに転属することが決定し、リードエンジニア後任として僕が務めることになりました。 それだけに留まりません。 ほぼ同じタイミングでそれまで日本人だけだった開発チームに、日本語を全く話せないアメリカ人エンジニアの参画が決まりました。 僕達にとってまさにそれは「襲来」と言ってもいい事態でした。 なぜなら開発チームの中に英語をまともに話せるメンバーが一人もいなかったからです。 しかしアメリカ人エンジニアを日本語のコミュニケーションで置いてけぼりにすることは出来ません。 チーム内でコミュニケーションについてどうするか話し合い、最終的にチャットや全員でのMTG等ほとんどを英語に変更しようと決断しました。 当時の回顧については採用サイトにも記載されていますのでご覧下さい。 https://recruit.isao.co.jp/engineering/ 一つ言っておきたいのは普通の企業ではこの事態はあり得ません。 なぜなら英語を話せない開発チームに日本語を全く話せないエンジニアを放り込んだら開発効率が著しく落ちるのは明らかだからです。 が、ISAOには世界で通用する為にグローバルな人材が必要であるという方針があります。 つまりは将来的に社員全体が英語で仕事が出来なければなりません。 その将来に向けた実験の一つとしてGoalous開発にアメリカ人エンジニアを参画させることが決定しました。 またほぼ同時期にブラジル人エンジニアも加わり、一気に国際色豊かになりました。 当時を振り返ってみると、英語でのコミュニケーションがかなり辛かったのを覚えています。 加えて日本人と外国人で考え方が違うことにも戸惑いました。 しかしそれが結果的に自分を大きく成長させてくれた要因でもあったのです。 当時の僕は開発について頑固な面があり、外国人エンジニア達の反発を招く時もありました。 このままではいけないと思い、他人の考えを否定から始めるのではなく多様性を認めることを意識するようになりました。 そうすると状況は少しずつ好転し、メンバーの方から「こういうコードはどうですか」「開発を**のように改善したいです」という積極性が徐々に生まれ始めました。 その時になって気づいたのです。開発において積極性が大事だとメンバーに謳っておきながらその積極性を阻害していたのは自分だったのだと。 正直穴があったら入りたい思いでした。
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  • 3大クラウドに挑む、インフラエンジニア

    こんにちは!ブランディングプロジェクトのだーはらです! 入社して3ヶ月過ぎ、晴れて試用期間も終わったので、突然ですが**「新人」辞めました(笑)。** とはいえ、まだまだITリテラシーの低さには定評がありますので、ISAOのエンジニアのみなさんにたくさん絡みたいと思っています。 そんなこんなで始めてみました。 ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第一弾! 今回は、インフラエンジニアの粕谷 司さんにお話し伺いました! インフラエンジニアの粕谷さん 原田:粕谷さんとこうやってお話するのは初めてですが、よろしくお願いします!粕谷さんはISAO歴は長いですか? 粕谷:なんだか、緊張しますね~。こちらこそよろしくお願いします。僕は2012年入社だったかな?なので、今年で7年目になりますかね。 原田:7年目ですか~。粕谷さんが今携わっている仕事内容はどういったものでしょうか。 粕谷:僕はMSPというプロジェクトチームにいますが、主にサーバーの設計・運用・監視のサービスをお客様に提供しているプロジェクトです。 例えば、なにか開発を行っているお客様で、インフラ部分を自分たちですべてやるのは難しい場合など、自分たちのプロジェクトにご依頼いただいて構築し、そこから運用・監視などもやっていくみたいな感じです。 その中で現在は、主に設計の部分に携わっています。 原田:設計の部分というと? 粕谷:設計というのが、例えば、営業メンバーと一緒にお客様からのご要望を聞きに行くときに一緒に同行して、実際にお客様の要望にあった構成を提案したりしています。 原田:なるほど!じゃあ外出されることも多いんですね? 粕谷:そうですね。営業の方ももちろんある程度の技術の知識を持っていますが、より詳しく提案できるのは設計メンバーなので、営業提案時に同席することが多いです。 原田:エンジニアさんは社内にいるイメージでしたが、意外とお客様との対面が多いんですね。 「接客を極める!」と宣言した学生時代 原田:粕谷さんは、実は意外なご経歴をお持ちと伺いましたが、これまでの経歴を教えてください。 粕谷:意外なね(笑)。僕は大学の時、**「接客を極める!」**と宣言して、かの有名なオレンジ色の看板の牛丼屋でアルバイトとして働いていました。大学卒業した後も特に就活もせず、ずっとアルバイトを続けていたんですが、当時働いていたお店が閉店することになりまして。 その時、改めて**「これはちゃんと考えないと。」**と思い就職を考えたんですね。 大学は技術系の大学だったんで、元々技術には興味はあったんですが、卒業後はなにも技術的なことはしていなかったので、どこかで下積みをしようと思い、ISAOの前に、別の会社で情シスのアシスタントみたいなことを2年くらいやっていました。 家で自分で趣味程度にPCを作ったりしていたんで出来るかなと…。 。 原田:ん?PC作ってたんですか?PCって個人で作れるんですかっ?? 粕谷:んん?PCは作れますよ(笑)? 原田:いや~、趣味でPC作る人って!少なくとも私は出来ないですよ。趣味から技術屋さんじゃないですか! 粕谷:あはは。まぁそういう趣味もあったので、ちょうどPCのキッティングができる人を募集していたその会社に入りました。 その頃は、サーバーなどに触ったりはしていなくて、多少の技術に触れる程度の経験を積んだという感じでしたかね。 ただ、その当時の会社は、情シス部門がインフラも担当していたので、それを見ているうちにだんだんインフラに興味が湧いてきたんです。 原田:あの…根本的な疑問があるんですが。どこをどう見てどうやったらインフラというものに興味が湧くんでしょうか(笑)??最近、ホントにエンジニアさんに興味がありまして。 粕谷:うーん、何でしょう?動いてるシステムの根幹というか土台が見れたりいじれたりすることが面白かったからかな。 もちろん、表にでているサービスも面白いと思うんですが、それを動かすための下地を自分がつくれたらもっと楽しいと思えるからですかね。 原田:なるほど、そういう部分が面白いと思えたら、エンジニアになれるんですかね(笑)。 粕谷:いや、僕の場合はですよ。まぁ、でもそこからインフラに興味がだんだん湧き出して、インフラをメインに携われる職種を探して始めて、ISAOに辿りついたというわけです。 サーバー作りと向き合う日々 原田:それからISAOではインフラエンジニアに?? 粕谷:ISAOに入った当初は契約社員として、監視チームに入りました。 ただ、その頃は知識ゼロの状態だったので、最初は本当に周りには迷惑をかけたかなぁとは思いますが、聞けば誰かしら教えてくれていたので。本当にありがたかったです。 その中で、どんどんサーバーの方に興味が増えていきつつ、アラートとかがでてくるうちに、**「なんでこんなアラートがでるんだろう」って疑問から、「自分でも触りたいなぁ」**という気持ちがどんどん湧き上がるわけですよ。 ISAOはクラウドの検証環境を個人で使えるようになっているので、それを使って自分でサーバー作りを進めていけるんですが、その頃は自分で調べたり、周りに教えてもらいながらサーバー作りを練習しまくってましたね。 原田:サーバー作りの自主練ですかぁ。 粕谷:そうです。その練習の中でも、自分でできない部分を他のメンバーに教えてもらったりしていました。 そうやっていく中で、監視チームが使う情報共有ツールみたいなのをサーバーに作ったりしていたら、実際の業務で採用されて。 そうしているうちにメンバーの方が推薦してくれて、**「社員にならないか」**と声をかけてもらいました。 それをきっかけに監視チームを抜けて、本格的にインフラエンジニアをやり始めて、今に至るという流れですね。 原田:なるほど。ちなみに粕谷さんはGCPの資格をお持ちということですが、そもそもこの資格はなんですか? 粕谷:いわゆる3大クラウドと呼ばれるAmazon、Microsoft、Googleがあって、その中のGoogleのクラウドが**GCP(Google Cloud Platform)**と呼ばれていて、そのスキルがあることを証明する資格ですね。
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  • 自分の価値を上げるたった3つの方法

    会社の中での、その人の価値はほぼ給料や役職と連動しています。 今回は、自分の価値をどうやって上げていったらいいかを考えてみたいと思います。 個人のパフォーマンスを上げる① 〜ファンダメンタル 個人の価値の要素を考えた時に、一番初めに思い浮かぶのが、スキルではないでしょうか。 スキルは、仕事を通じて育てて行くこと、すなわちOJTが最も重要です。 しかし、それだけでは足りません。 通常の仕事をしているだけでは、自分のできる領域が限られてしまうからです。 ではどうすればいいか。 良質なインプットを定期的に心がけることが非常に大切です。 まず、基礎的な部分。ファンダメンタルを鍛える。 専門バカにならず、世の中全体のことや、自分の専門外に触れる。 新聞や本を読む。 視野を広げることができるだけでなく、新たな刺激を得ることがモチベーションを上げていくことにも繋がりますので、特に本を読むことはオススメです。 ある調査によれば、年収800万円の人は、年収400万円の人より、2倍本を読むそうです。 間接的ですが、やはり成長と読書は相関関係がある気がします。 個人のパフォーマンスを上げる② 〜スキル 仕事に直接影響する自分の職種としてのスキルを上げるにはどうしたらいいでしょうか。 もちろん、自分のやっている仕事を突き詰めて、レベルを上げて行くことは重要ですが、それだけでは最高の成長することはできません。 ではどうするか。 それは、自分の「周り」の仕事を理解することです。 周りの仕事を理解するようにすると、自分の仕事が周りにどう影響するかがわかるようになってきます。 そうなると、自分視点で仕事を考えるよりも、広い視野で自分の仕事を考えることができるようになり、いままで気づかなかった成長のポイントもわかるようになるのです。 気づけばその時から成長できます。 逆に気づかなければ、一生かかっても成長できないものなのです。 チームの成長に貢献する 上の2つは「自分が成長することにより価値を上げる」という話でした。 それにプラスして3つ目は**「チームの成長に貢献する」**です。 価値の高い人は、周りの人の成長に貢献します。 自分自身のパフォーマンスは出すものの、周りの人への成長貢献がゼロの人。 一方、自分自身だけでなく、自分と密接に仕事する周りの人への成長貢献がある人。 そういう人は、自分の価値に、周りへの貢献を足した総量がチームへの貢献、すわなちその人の全体的な価値となります。 総合的に価値が高いのは後者の人であることは明確です。 価値を二次曲線的に上げるには 仕事はチームでやるものです。 自分自身のパフォーマンス、価値向上(成長)は重要ですが、それだけでは限界があります。 周りへのプラスの影響が多ければ多いほど、その人の価値は二次曲線的に上がっていく。 自分の成長を積み重ねながら、同時にチームへの貢献を意識して仕事をしていくことが、全てのビジネスパーソンにとって、最も成長できる方法なのです。 <大人気コンテンツ>組織やマネジメントに関するセミナー開催中!
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  • 「空気読めない」を排除の危うさ

    ハイコンテクスト文化の日本 日本は**「ハイコンテクスト文化」**だと言われています。 「コンテクスト」というのは、慣習、知識、価値観などの我々が持っている文化の背景のことを言います。 その背景が共通認識になっていて、**「言葉で言わなくてもわかるよね」**というのがハイコンテクスト文化です。 日本は、ほぼ単一民族で、長い間クローズに文化が作られてきた歴史もあったため、みんながなんとなく同様の認識を持っているので、言葉ではっきりと伝えなくても意思疎通ができるというのが常識でした。 一方、アメリカのように多民族で価値観も多様な人が集まる社会は、ローコンテクスト文化であり、言葉で直接的に伝えないと、意思疎通が不十分になります。 グローバル時代は、ローコンテクストが大前提 ビジネスの現場ではどうでしょうか。 今までほとんどの日本の会社は、「世界第2位のマーケット」「日本語の特殊性」に守られ、日本人だけ、もしくは日本人中心の会社作りが行われてきました。 ところが、国内市場が先細りし、労働人口もどんどん減っていく今のような状況になり、会社もビジネスも、グローバル化が余儀なくされてきています。 グローバルチームは、**「ローコンテクスト」**が大前提。 「なんとなくわかるよね」は通用しない。 「言葉で」「はっきりと明確に」「敬意を払いつつ、ストレートに」 古き良き日本のやり方では、グローバルチームは運営できないのです。 「空気読め」という発言は禁止 「KY」と言えば「空気読めない」ですが、チームの中で誰かが少しわかってなさそうな話をした時に「空気読めよ〜」という感じになるのは良くありません。言いたくなる気持ちは理解できますが。 なぜかというと、「空気読めよ」を許容すると、今度はコンテクストを理解していない人が、怖くて発言できなくなり、結局同質性の高い人たちだけが中心で物事を進めていくことになってしまうからです。 疑問があれば、誰でも素直に質問したり、異議を唱えたりする。 そこに遠慮や不安はないようにしていかなければなりません。 「空気読め」がうみだす忖度による弊害 空気を読まなければいけないチームで発生するもう一つの大きな問題は、**「忖度」**です。 チームの中で、偉そうな人に忖度すると、説明するにしても先回りして色々なことを準備しなくてはいけなくなる。 そうやって、結局必要ないことまで準備すると、効率は格段に落ちてしまいます。 ですから、何かをお願いするときは、明確に言葉にしなければいけませんし、逆にそれ以上のことを忖度してやりすぎることは効率やスピードを上げるためには絶対にやってはいけないことなのです。 僕が感じる同質性の高い組織の弱さ 同質性は、国籍が一部に集中していると起こりやすい現象です。 例えば、日本にある、日本人がほとんどを占める会社など。 その点では、現在ISAOは、日本人以外はまだ10%程度で、国籍集中型で、同質性の高い組織と言えると思います。 ISAOは、基本的に**国籍を問わず「いい人採用」**というふわっとした採用方針もあり、意地悪な人がいないのが特徴で、僕たちはそれをとても気に入っています。 ただ一方、たまに少し強めのKYキャラが入ってくると、お互いに分かり合えないことがあってもダイレクトに話をせずに、なんとなく「あの人付き合いづらいな〜」と言って、その人を遠巻きにしてしまう傾向もあり、それを僕は問題だと思っています。 様々なタイプがいなければチームは強くなりません。 サッカーで例えれば、みんながフォワードだけのチームとか、みんながディフェンダーでは勝てないというところでしょうか。 もちろん多様性があれば、最初からは分かり合えないことは多くなります。 当たり前です。そして、分かり合えなかったら、直接言い合えばいいのです。多少の軋轢は織り込まなければなりません。 「チームの発達段階」という有名なモデルがあります。 そこでは、最強のチームになるまでには4段階が必要と言われています。 フォーミング(形成期) ↓ ストーミング(ぶつかりあい) ↓ ノーミング(規範形成期) ↓ パフォーミング(チームのパフォーマンスが最大化) 同質性の高い組織は、ストーミングが苦手な傾向があり、ぶつかり合わず**「排除」**してしまおうとする傾向があると僕は思っています。 多国籍のチームだと、単純に「排除」するということはあまり起こらず、多少揉めたとしてもまず正面から話し合い、わかり合う努力をします。 それはきっと**「元々の価値観が違っているので、はっきり話さなければ分かり合えないことが前提」**なのだからでしょう。 多国籍、多様性、忖度なしのプロフェッショナルチームを目指す ISAOのビジョンは、「世界のシゴトをたのしくする」。 ですから今後、日本人の比率は益々下がっていって、10年後には日本人は一部、みたいな形を想像しています。 様々な国籍の人が集まる場所の会話はきっと**普通に「英語」**になるでしょう。
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  • 1か月のインターン中に毎日「勇気ランチ」してみたら…

    自己紹介 初めまして、8月中旬からISAOで1か月間インターンをしていた堤です。 インターン生ではあったのですが、インターンの前に既に内定をもらっており2020年4月からISAOにエンジニアとして入社することが決まっています。 現在私が通っている大学は地方にあり、本来なら毎日会社に通うことはできない環境でしたが、内定をもらった際に**「夏休みの間だけでもインターンしてみたら?」**と人事の方に誘っていただき、個人的にも今のうちからできるだけ馴染んでおきたいと思っていたので夏休み期間中だけ東京に住んでインターン生として働くことにしました。 インターンの内容 ISAOでは、顧客が保有するシステムのインフラ構築を導入から保守運用まで一貫して請け負う事業を行っており、私はこの1か月のインターンでその事業を担当しているチームに入れてもらい、インフラ構築の案件を1つを任せてもらうことになりました。 関わる範囲としては、最初のヒアリングから最後の納品までの予定だったので、構築だけではなく顧客のところへ直接行ってお話を聞く段階から参画することができ、将来的に営業もエンジニアもできる人になりたいと思っていた私にとってはとてもありがたかったです。 「自分がエンジニアだったら、営業のヒアリングがきちんとしていないと後で困ることになるかもしれないな。ヒアリングめちゃくちゃ大事だな。」 「自分が営業だったら、自社のエンジニアが難解な言葉で説明してきたら理解できないだろうな。専門知識を営業にでも誰にでも分かりやすく伝える力が必要だな。」 など、営業から見たエンジニア、エンジニアから見た営業がどうあればいいかを考えるきっかけになりました。 毎日ランチして見えてきたISAOの姿、そして将来の自分の在り方 このインターンではエンジニアとして必要な知識を学ぶことが第一目標ではありましたが、ISAOの方と仲良くなって馴染んでおくのもまた目標でした。そこで私は、ISAOの福利厚生の1つである「勇気ランチ」という制度を利用し、この1か月ほぼ毎日違う人とランチに行き積極的にコミュニケーションしていくことに。 「仕事で楽しいと思うところはどんなとこだろう」「なぜISAOに入社を決めたんだろう」など、人それぞれ違ったISAOへの思いを聞いてISAOへの理解を深めつつ、プライベートな話もして仲良くなりたいなと思っていたからです。 ここで勇気ランチについて詳しく説明します。 この制度は普段交流がない人や業務での関わりが薄い人とランチをしてお互いをもっと知ることを目的とした制度です。 【勇気ランチ制度】 社内SNSであるGoalousの「勇気ランチ」サークルに入る 普段接する機会がない社員を誘って、2人きりでランチに行く ランチに誘った人が、2人が写った写真にコメントを添えて「勇気ランチ」サークルに投稿 2人分のランチ代として、1人あたり1,000円の手当を支給 今回私はこのインターン中に合計20人以上の方とランチすることができました。 ISAOはエンジニアが多いので内訳的にエンジニアが多くはなりましたが、それ以外にも**営業、広報、デザイナー、**など他の職種の方ともランチをすることができ、様々な視点からISAOを知ることができ非常に有意義な時間を過ごせました。 しかし、人それぞれ違う視点は持っていても考えが共通している部分が1つあるように思いました。 それは**「ISAOにいる以上成長し続けないといけない」**ということです。 これはISAOの会社紹介ページや、ブログ記事にも書いてあることではありますが、ランチの時に「今後こういうことやりたいとか、こういうキャリアを歩みたいってのはありますか?」と質問した際、みなさんしっかり自分の言葉でこの質問に答えてくださったので掛け値なしにこう思いました。 成長しなくていい、現状維持でいいと思っている人が将来のことを語れはしないはずです。 「今はこういうことをやっていて、今後はこんなことをやりたいと思ってるよ。」と話す姿はみなさんかっこよく、私も同じように常に将来のことを見据えて成長にコミットできる人になりたいと思いました。 そしてもう1つ、これはISAOに関係するというより、人とのコミュニケーションについての話ですが「ランチを自分からはあまり誘わないけど、誘われたら嬉しい。」ということも色んな方がおっしゃっていました。 それを聞いて私は「その気持ちよくわかるなあ」と思いながらも、同時に「これってもしかしてチャンスでもあるな」と思いました。 というのも、みんな心の中では分かっているけど、中々行動に移せないちょっとしたコミュニケーションって結構あるなと思うからです。 今回はランチでしたが、もうちょっとハードルを下げると**「自分からあいさつをする」「人の投稿に何かコメントを残す」「いいなと思ったら褒めてみる」**などたくさんの種類のコミュニケーションがあります。 これらのコミュニケーションは、1つ1つはとても小さいかもしれませんが、どれも自分がされたら嬉しいですし、もしかしたらそこから会話が始まってお互いを理解するいい機会になるかもしれません。 そしていつか「そう言えばあの人こんなこと言っていたな、今もしかしたら困っているかもしれない」とか「これチャレンジしてくれるんじゃないかな」と、何かが結びつくきっかけになってくれるかもしれません。 何かのミーティングがある時だけ話す、仕事に関係することだけ話す、ではなく、日々の小さなコミュニケーションを大事にして、**自分のことを理解してもらう&相手のことを理解し、**チャンスをたくさん生み出していきたいと思いました。 インターンの反省点と今後の心構え インターンの1か月間、勇気ランチを利用してISAOの人と仲良くなるという目標は達成することができたものの、メインの仕事であるインフラ構築の方は最後まで自分でやり遂げることなく中途半端なままインターン最終日を迎えることになってしまいました。 ヒアリングのための営業同行からインターンは始まりましたが、その後構築の段階でつまづいてしまったため時間がどんどん足りなくなり、本来自分がやるべきだった部分をコーチの方に任せてしまうことになりました。 仕事でつまづくことは誰にでもあることだと思います。しかし、私の場合はつまづいた時の対応が2つの点で良くありませんでした。 1つ目は**「タイムマネジメントをしていなかったこと」**です。 何か分からないことがあって行き詰まった時は「とりあえず調べまくればどうにかなるだろう」と、何も考えずただひたすら作業しているだけでした。 **「〇日までやってもできなければコーチに相談する」**など、時間に関する意識が薄く、進捗なくただ時間が過ぎることが多かったです。時間を決めてできるできないに関わらず、こまめに進捗報告をしてフィードバックをもらう必要があったなと思います。 2つ目は**「今自分がやっていることをGoalousで全く共有しなかったこと」です。 何か進捗がないと投稿しちゃいけないと勘違いしていたので「全然進捗ないから何も投稿することができないなあ」**と考えていました。 進捗がないならないで「今ここらへんでつまづいている」と投稿しておくだけでも、自分の中で言語化して整理するのに役立ちますし、もしかしたらその投稿を見た方がアドバイスをくださったかもしれないなと反省しています。 今回露呈したこの2つの反省すべきポイントは今すぐにでも改善しないといけないのですが、ちょうど今現在、修士論文を書いているのでその執筆に生かしています。 タイムマネジメントもこまめな進捗報告もどちらも忘れることなく、締め切り間近に慌てふためくなんてことはないようにしたいです。 この2つの反省点は学生のうちにしっかり改善しておき、そして勇気ランチを通して感じた「こうありたい」という理想の社会人像はずっと大切にしたまま来年からISAOで働きたいと思っています。 ISAOで働いてみよう! 私は内定をもらった後に短期でインターンをさせてもらいましたが、入社するしない関係なくISAOではインターンを募集しています。 突然ランチに誘っても笑顔でOKしてくださる優しい人たちと、営業もエンジニアもやりたいと言っても大歓迎して迎えてくれるような何でもチャレンジできる環境がISAOにはあります。 少しでも気になった方は是非一度ISAOに遊びに来てください!
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  • ISAOが求めるリーダー像について

    ISAOでは全員が「リーダーシップ」を求められる ISAOの組織運営は「バリフラット」です。情報は極限までオープン。階層や役職、部署はありません。 役職がありませんので、マネージャーはいません。 マネージャーでなくとも、ISAOのメンバーは全員「リーダー」であり、「リーダーシップ」を発揮することが求められます。 では、リーダーとは何でしょうか。今回は僕が考えるリーダー像を書きたいと思います。 基本編 〜Basic〜 基本動作をやりきること、この一点につきます。 ではリーダーとしての基本動作とは何か。 僕がチームに出しているメッセージは以下のようなものです。 【時間】 特に朝に関しては、ギリギリは許容しません。確実に目標とした時間に会社につけるようにバッファを設定してください。 一般的にはミニマムで15分は余裕を見るべきです。いつも5分前に来ていて、電車が少し遅延したら遅刻、となる人は基本動作ができていないとみなします。 *朝だらしないひとは必ず仕事もだらしない部分がでると経験則で理解しています。 【相談・報告】 必要な相談・報告は、自分からしてください。特にBad News Firstは重要。 【提出物の期限を守る】 業績チェック・自身の工数管理・勤怠承認など。 リマインドを受けることなく、自分で管理してしっかり提出物の期限を守ってください。 守れなかった後に言い訳として「仕事が忙しい」は許容しません。守れない場合は事前に相談し、必要な対処をしてください。 【Goalous】 リーダーは率先垂範。Goalousのアクション(投稿)が全くないリーダーは評価しません。 (注)Goalousとは目標を掲げ、それに向かった日々の活動を徹底的にオープンにシェアするISAOのサービスです 【全社理解】 月曜朝会(全社の簡単な共有会)は重要です。参加してください。これに参加せずして全社の動きがわからないということは許容しません。 【体調管理】 プロフェッショナルとして体調管理をしてください。土日遊びすぎて月曜に出社できないなどは論外。体の弱い人はそれなりのコントロール方法を身につけてください。 *社内向けのメッセージですので、少しダイレクトで恐縮です。 応用編 〜Advanced〜 【コーチング】 コーチしてください。時間はMax10%。コーチに自分の時間のほとんどを使うと自分自身の成果を出せません。 【基本動作の浸透】 基本動作ができないメンバーには厳しく対処してください。 【事業への関心、コミット】 自分のプロジェクト、カテゴリを俯瞰し、成長戦略を自分なりに描いてください。 【全社への貢献】 全社最適、全社貢献を強く意識してください。 【ペルソナになる】 自分の職種で、後輩たちの「ペルソナ」になってください。 【経営への参画】 影で愚痴を言わず、建設的な批判をもって会社の経営に参画してください。 【プロフェッショナル】 どの職種でも、会社の代表として外部でプレゼンができるプロフェッショナルを目指してください。 リーダーに求める成果とは? 行動は成果を生み出します。 リーダーシップの先にある「成果」とはどのようなものでしょうか。 「成果の定義」については、以下のように伝えています。
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  • 「発言しない」は「存在しない」

    発言しないは罪!? チームで仕事をしている人にとって、自分が考えていることを発言することは、**「した方がいい」のではなく、「しなくてはならない」**ことだと僕は考えています。 世の中には、常に自分からは発言せず、他の人が考えを言った後に初めて自分が発言する、というスタイルの人がいます。 自分から発言することは勇気が必要です。 でも、だからと言ってみんなが、他の人が何か言うのを待っていたらモノゴトを進めることはできません。 思ったこと、考えたことをどんどん発言することは、チームの仕事のスピードを高め、進めていくことに大きく貢献することなのです。 チームのグローバル化 文化背景が共通の、例えば日本人のみで構成されるチームであれば、それでも**「共通理解」**みたいなものが漠然とあります。 発言しなくてもある程度は伝わる環境と言えるでしょう。 ところが、現在のISAOもそうなのですが、これからの日本の組織は、日本人だけでなく、世界の人たちが集まってチームを作っていくことも多くなってくるでしょう。 そういったチームでは、共通理解や、共通の常識がありませんので、自分の考えを明確に発信しなければ、しっかり議論し、最終的にコンセンサスを取ることはできません。 発言することは**「しなくてはならない」**ことになります。 発言しないは、存在しない グローバルなチームにおいて、発言しないのは存在がないと同義です。 活動においても、どんなに素晴らしいことをしていても、その中身をオープンに語らなければ、周りに十分に認めてもらうことはできません。 これからの時代は**「有言実行」**が確実に求められる時代になります。 説明のうまさだけで、人を評価しないことの大切さ こういった話をすると**「プレゼンがうまい人しか評価されなくなる」**と拒否反応を示す人がいます。 確かに、プレゼンテーション的な発信だけを考えるとそうなります。 でも、それでは本質に迫ることはできません。 ではどうするか。 プレゼンのうまさではなく、活動を評価するようにすればいいのです。 活動の評価をするために。例えば日報。 活動の評価をするためには、みんなで自分の活動を発信していくことが重要です。 例えば日報です。それであれば、プレゼンのうまさではなく、活動の内容で、周りはその人を評価することができます・ ただ、日報には問題があります。 **「文字だけでつまらない」**という問題です。 つまらなければ、読まなくなる。読まなければ結局みんなの活動が正しく評価できない。悪循環です。 Goalousで、活動共有をたのしく それを解決するのが、ISAOのサービス「Goalous」です。 スマホでもPCでも、サクサク活動を共有できて、写真があるので見る方も飽きずに楽しくチームの活動を確認できます。 たのしく共有しているうちに、組織の壁がとけ、コラボレーションを生み出す。 そして、Goalousに搭載されたHR Techで、活動を分析することでわかる、個人間や、個人とチームとのエンゲージメントや、バイオリズムなどを利用して、チームに必要なサポートを行っていくことも可能になります。 Goalousは、世界のチームをたのしくすることを目標に、これからも進化し続けます。
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