The More Bugs You Write, the More You Learn: An Ever-evolving Web Engineer!
Hi! I’m Kiyo from HR and Branding projects! I’m presenting the vol.6 of Let’s talk with Colorkrew engineers! This time we talked with Mr. Nishida (usually going by Nishi), the developer of the inhouse product of push notification and authentification service, “Mamoru PUSH,”and a business tool with QR codes to reduce office duties regarding personnel, resource, and money, “Mamoru Biz....褒めるだけのコーチを選ばない方がいい理由
コーチングの基本は、メンバーの話をまず徹底して聞くこと。 これに異論のある人は少ないのではないでしょうか。 相手の存在を認め、肯定する。 この延長線上で「褒める」ことがとにかく重要だという考えのマネージャーも多いのではないでしょうか。 「叱ったらイマドキの若者は萎縮してしまう。だから褒めて伸ばす」 もっともらしく聞こえます。 野村監督の教え 昨年、惜しまれながら亡くなったプロ野球の名監督、野村さんは、コーチングについて、以下のように言っています。 人を育てるプロセスには「無視」「称賛」「非難」の3段階がある 無視は、新人や能力不足の選手に対して 称賛は、可能性が見えてきた選手に対して 非難は、成長した、中心選手に対してのコーチング手法です。 野村監督は野球の人ですので、野球選手に当てはめて説明しています。 ビジネスパーソンのコーチングプロセス3段階とは これをビジネス世界や、会社で考えるとこんな感じでしょうか。 「無視」 レベルが低く、ジュニアのときは、あまり関わらず観察しながら”見守る”。 「称賛」 もう少しレベルが上がって、ある程度の実力がついてきたら褒めて伸ばす。 「非難」 さらにレベルが上がり、中心的な人材になったら、その程度で納得し成長を止めないように、厳しいフィードバックで気づきを与える。 重要なことは、メンバーのレベル感を見定めること このブログの最初に書いた「叱ったらイマドキの若者は萎縮してしまう」というのは、実はイマドキに限りません。 実力のないときに、厳しいことばかり言われても、成長し始めることは難しいというのは、誰しもが自分自身のキャリアの初期に通った道ではないでしょうか。 誰かが認めてくれることで、自信がつき、さらに努力をしてキャリアを作っていく、というのは若い時代の典型的な成長モデルです。 もちろん、例外的に強力な精神力と成長意欲を持ち、どんなに叩かれてもガンガン努力をし続けられる人もいますが、多くの人にとって、まずしっかり見守ることが重要です。 そして、成長し始めたら、それをしっかり認めて褒める。 大事なのはこの先です。 せっかく中心を担える人材に育っても、「これでもう十分いいんだ」と慢心すれば、その先の成長は鈍化します。 そのレベルになったら、さらに伸ばしていくためには、野村監督の言う「非難」、ビジネスの世界で言えば「厳しいフィードバック」の出番です。 このように、コーチは、メンバーがどのレベルにあるかをしっかりと見定め、そのフェーズにあったコーチングを与えていくことが重要です。 逆にコーチングを受ける場合。 いつまで経っても耳に心地いいフィードバックしか与えてくれないコーチは、実はあなたにとって本当にいいコーチではない可能性が高いということを理解しておきましょう。 ▼組織を変える無料のオンラインセミナー開催中!...Colorkrewの働き方- コロナ対策やリモートワーク -
オフィス勤務がメイン、リモートワークは週1回程度としていた私たちの働き方は、COVID-19の影響を受けて変わりました。 2020年2月末からは、リモートワークがメイン、必要に応じてオフィス出勤も可能という形で働いています。 今回は、そんなリモートワークにおける私たちの働き方をご紹介していきます。 コミュニケーションツール 会社共通でコミュニケーションに使用しているツールは大きくこの2つです。 Goalous Microsoft Teams Goalousは、目標や日々の活動を可視化できるツールです。 離れていても、Colorkrewのみんなが何をしているのか知ることができます。写真や画像で共有されみんなの様子が視覚的にもわかるのもGoodポイント! Teamsは、チャットやビデオ会議の手段として使用しています。 その他、プロジェクトによってはプロジェクト管理ツールなど別のものも合わせて使っていたりします。 [caption id="" align=“alignnone” width=“603”] Goalousで日々の活動を共有しています。[/caption] 勤怠管理 仕事を始めるとき/終了するときは、Mamoru Bizでチェックイン/チェックアウトします。 リモートワーク用のQRを読み込むことで、勤怠データがシステムに登録されます。 出勤/退勤情報は座席マップに反映されるため、誰が働いているか一目瞭然で確認できます。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 座席表を見れば、誰がどこに座っているかわかります。[/caption] また、勤怠の情報はTeamsにも連携させているため、そちらからも出勤状況を確認することができます。 誰が、どこで、何時から/何時まで働いたか、といった情報を確認することができます。 こちらには勤務時間が表示されるので、人事が活用しています。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] Teams上に勤怠情報情報が流れるようになっています。[/caption] リモートワーク時のコミュニケーション共通ルール リモートワークに関するアンケートをとったところ、うまくないっている人がほとんどではあるものの、やりづらさを感じている人も中にはいることがわかりました。 たとえば、「オフィスだったら相手がそこにいることもわかるし、呼べばすぐ応えてくれるけど、リモートワークだと相手からの返事がいつあるかわからない」といったものです。 このように、オフィス勤務時と同じことを求めてしまうとストレスが溜まってしまいます。 ある程度頭を切り替えてもらう必要があるかもしれないと思い、守ってもらいたい最低限のルールとともに、マインドセットや事例について発信することにしました。 つらつらと並びたてても形骸化すると考え、シンプルにまとめました。 Small talk(雑談部屋) オフィスにいれば、同じデスクに座っている人と会話をしたり、たまたますれ違った人と挨拶をしたり、偶然の出会いや雑談が発生します。 ところがリモートだと、どうしても仕事に関するコミュニケーションに偏りがちです。 それをなんとかするために、雑談部屋をTeams内につくってみました。 息抜きしたいときに参加するもよし、相談事があるときに参加するもよし。 いつでも誰でも好きな時に参加し、好きな時に出ていける場所です。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”]...Colorkrew Blog 2020年の人気記事TOP10を発表します
Colorkrew Blogでは、Colorkrewの経営、組織運営に対する想い、社内で活躍するメンバーのインタビュー、社内イベントなど、さまざまなコンテンツをお届けしています。 今回は、2020年に投稿したものの中から、PVの高かった記事TOP10を紹介していきます! いったいどんな記事がランクインしているのでしょうか? 1位 在宅勤務を監視する会社が滅びる理由 2020年5月20日公開 https://blog.colorkrew.com/the_reason_why-_the_company_that_monitors_work_at_home_will_die_out/ 2位 リモートワークにおける「雑談」の重要性 2020年7月27日公開 https://blog.colorkrew.com/importance-of-chat-in-remote-work/ 3位 オンライン入社式で迎える新たな門出 2020 2020年4月6日公開 https://blog.colorkrew.com/2020new_member/ 4位 開発に採用に育成に!多方面に活躍するMr.リーダブルコード 2020年6月26日公開 https://blog.colorkrew.com/engineer_vol7/ 5位 育休明けからの職場復帰!Colorkrewワーママの本音 2020年7月13日公開 https://blog.colorkrew.com/maternity-leave/ 6位 なんでもオレが一番!なリーダーがチームをダメにする理由 2020年5月28日公開 https://blog.colorkrew.com/leader_theory/ 7位 リモートワーク時代に通用しない上司とは 2020年7月22日公開 https://blog.colorkrew.com/unhelpfull-boss-in-remote-work/ 8位 新卒で内定を蹴った僕が、やっぱりISAOに中途入社した理由 2020年3月5日公開 https://blog.colorkrew.com/yasuhara_pre_newbie/ 9位 2020年、新年のご挨拶 2020年1月6日公開 https://blog.colorkrew.com/2020greeting/ 10位 ぶっちゃけ、評価と給料の公開って社員はどう思ってるの? 2020年9月30日公開 https://blog.colorkrew.com/disclose-salary-to-employees/ 2020年はコロナの影響もあり、リモートワーク関係の記事がいくつかランクインしていましたね。 みなさんは、何か気になる記事は見つかったでしょうか? 2021年も、Colorkrewの「今」をどんどん発信していきますので、引き続きよろしくお願いします! ▼2021年も組織改革セミナー開催します!お申し込みはこちらから。...良さそうに見えて、ダメなリーダーとは
バリフラットな組織運営をしているColorkrew(カラクル)では、役職や階層はなく、プロジェクトごとにリーダーがいます。 社歴や年齢に関係なくリーダーが選ばれていくこともあり、経験豊富で力強く引っ張っていくリーダーもいれば、リーダーとしての経験があまりなく、リーダーシップを発揮しきれない人もいます。 ちなみに、僕自身に関して言えば、バリフラットの中で、会社全体の経営プロジェクトのリーダーをやりつつ、同時にその他のプロジェクトにメンバーとして参画しています。 僕が考える優れたリーダー、反対にダメなリーダーについて、過去関わってきた上司たちも思い浮かべながら(笑)書きたいと思います。 いいリーダーの条件①成果を出す リーダーは、成果にコミットし、そして成果を出すことが仕事です。 成果を出せなければ、事業であれば継続できませんし、そこにいるメンバーに安定した環境を提供し続けられないということになります。 成果を出すためには、コミット(気持ち)だけでなく、ビジョンを作り、みんなを巻き込み、プロジェクトマネジメントをするというスキルも必要になります。 いいリーダーの条件②コミュニケーションがしやすい 人あたりがよく、コミュニケーションハードルが低いことは重要です。 なぜ重要なのかというと、「必要な情報」が常にメンバーから入ってくる状態でなければならないからです。 悪い状況が起こっているのに、リーダーに言うと怒られるし、怖いのでなるべく隠すなんていうとこは、いろいろな組織でよく起こっているのではないでしょうか。 当然、悪いことを隠していても、そのうちより状況が悪化して露呈します。 その時にまた、正直に話すのではなく、うまく責任を回避するような説明をしてしまうようであると、根本的に解決することはできなくなります。 ですから、正直に話ができる環境を作ることはリーダーにとって非常に重要なことなのです。 いいリーダーの条件③エネルギーをチームに与えることができる エネルギーは人に伝搬します。 エネルギーを持つことに関して、人は3種類いるそうです。 燃えていて、周りの人も燃やす人 燃えている人に近づけば、燃える人 何をしても燃えない人 リーダーは、常に周りにエネルギーを与える人、すなわち“燃えていて、周りの人も燃やす人”でなければなりません。 良さそうに見えて、ダメなリーダーについて ダメなリーダーの定義は、上記の逆なのですが、厄介なのが良さそうに見えるけど、実はダメなリーダーです。 典型的なパターンは、 A: 人当たりが良くてチームの雰囲気はいいけれど、スキルがないので成果が出せないタイプ B: 権威主義的な統率をするので短期的成果は出すけれど、チームビルディングができないので、中期でチームをダメにするタイプ Aのタイプは、メンバーには割と好かれているけれど、会社としては困ってしまいます。 Bのタイプは、一見会社から見ると成果を出すので、良さそうに見えますが、メンバーには人気がない。 そして、中長期のサステナビリティを考えると有害です。 Bに関しては、短期だけではないレビューをしたり、チームからのヒアリングで対処することができますが、問題なのはAのタイプです。 優しいのでメンバーからは嫌われないのですが、いつまで経っても成果がでない。 こういったダメなリーダーを放置せず、しっかり周りから働きかけて良いリーダーに変えていくことがチーム力を高めるためには重要です。 ▼リーダーも組織も改革しましょう。無料のオンラインセミナー開催中!...2021年、新年のご挨拶
皆さん、あけましておめでとうございます。 2021年初ブログです。今年もよろしくお願いします! 2020年の振り返り いつもは、過去ブログを振り返らないタイプではありますが、新型コロナウイルスにより想定外の想定外が起こりまくった去年の初めに、どんなブログを書いたがが気になって読んでみました。 ▼2020年、新年のご挨拶 「2020年はオリンピックイヤーで、1ヶ月丸々リモートになりそうだ」みたいなこと書いています。 オリンピックイヤーは2021年に延期になり、リモートは1ヶ月どころか9ヶ月フルリモートに! 去年の自分に会うことがあったら「今年は、君が想像もできないような大変なことが起こるよ」とニヤニヤしながら言いたくなりますね、きっと。笑 そうそう、株式会社ISAOから、株式会社Colorkrew(カラクル)に社名も変わりました。 ▼Colorkrewに社名変更しました! カラクルに変わって、いきなりコロナで業績が落ち込み焦ったことも、遠い昔に感じられます。 まさか、こんな形で世界が変わってしまうなどとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。 事実は小説より奇なり、な2020年でした。 変わらない経営骨子 去年のブログを振り返って気づいたのは、経営の骨子はそんなにコロコロ変わらないものだということです。 カラクルのここ数年変わっていない骨子は、以下のようなものです。 ①強い事業をつくること、フローからストックへ ②ドメスティックからグローバルへ ③人材の能力密度を上げること では、中身も変わらないかと言えば、そうでもありません。 ①のフローからストックへで言えば、GoalousやMamoruなどの自社のプロダクトが去年一年で大きく進化したので、今年は開発・販売・プロモーションなど、さらなるリソースの投入を考えていく時期になりました。 ②のグローバルへに関しては、2020年はブラジルでの販売活動が始まり、すでに数社顧客ができたことが一番の出来事でした。 また、日本人よりも日本人以外の採用が多かったことで、社内がよりインターナショナルなチームになってきたことも大きな進化と感じています。 ③に関しては、採用と、今いる社員の成長で、レベルの高いチームにしていくという意味ですが、カラクラー(注)でいるための条件は毎年じわじわと上がってきています。 (注)カラクラー:カラクルのミッション・ビジョン・スピリッツに共感し、グローバルチームの中、爆速で成長する人材のこと 骨子はぶらさず、レベルアップのスピードを上げていきたいと考えています。 2021年の抱負と決意 では、それぞれどういうレベルを目指すのかということを今年の抱負としたいと思います。 ①強い事業をつくること、フローからストックへ 自社プロダクトを成長させ、中期的に事業の核とすることを目標としていきます。 ②ドメスティックからグローバルへ 去年スタートさせたブラジルにまずは集中し、成長軌道に乗せること。 さらには、他地域への拡大の第一歩を踏み出すこと。 そして、チームはより国際色豊かな採用を行い、社内は英語でのコミュニケーションが当たり前にできるようにします。 ③人材の能力密度を上げること これに関しては、成長することに対してのプレッシャーを明示的に上げることを意識したいと思っています。 バランスが極めて重要ではあるという前提ではありますが、自由で、かつ理不尽なストレスがないことを担保しつつ、サバイブしていくのは厳しい組織をつくります。 社歴が浅くても、新卒であろうとも、成長が早い人の給料はどんどん上げていく。 近いうちに、平均年収1千万円にしたいと社内でも宣言しているので、研修、コーチやメンター制度など、あらゆる手を尽くして成長支援をしていきたいと考えています。 2021年も激動の年になる予感がしますが、「シゴトたのしく!」を引き続きテーマにし、駆け抜けていきますので、皆さま本年もお付き合いください。 よろしくお願いします! ▼2021年激動の一年を生き抜くには組織改革を!無料のオンラインセミナー開催中。...IT企業のCEOが振り返る2020年~コロナの年の、最後のブログ~
今年の、新語・流行語大賞は「三密」が選ばれました。 ノミネートされた新語・流行語も半分以上はコロナ関連と、まさにコロナに始まり、コロナに終わった年でした。 これまでの常識は非常識になり、そしてその非常識がニューノーマルになった。 第二次大戦後、最も世の中が変化した年であったと言える2020年を振り返りながら、今年最後のブログを書きたいと思います。 アメリカ人がみんなマスクをしているという衝撃 あまり大きな声では言えないのですが、僕はマスクをするのが苦手です。 正直なところ今でもあまり好きではありません。人がいなくなったらすぐに外してます。笑 コロナ前にも、マスクをしている人はいました。 感染予防だけでなく、乾燥肌にいいとか、メイクしなくていいとか、盛れて見えるとか色々理由はあるのでしょう。 一般的に、日本や韓国などアジアの国々は、以前からマスクをすることに抵抗がない人が多かったように思います。 そして社会もそれを受け入れていました。 欧米は反対で、ヨーロッパ駐在時代には、同僚から「日本人は冬になるとみんなマスクをしていて怖いね」なんて言われたことすらありました。 コロナ前、ヨーロッパやアメリカの街中でマスクをしている人は明らかに「怪しい」人に見えました。医者以外でマスクをしている人はほぼいなかったのではないかと思います。 ところが、いまテレビでニュースでは、ヨーロッパも、アメリカも公共の場ではみんなマスクをしています。 それを見て「アメリカ人ですら…本当に常識が変わったんだな」としみじみ思いました。 社会の分断 2020年は、アメリカファーストを公言するトランプさんが大統領となった4年前から始まった分断が、さらに顕著になった年でもありました。 帝国主義・第二次世界大戦・冷戦を経て、人類が差別なく一つになっていく方向性が緩やかに続いてきましたが、ついに逆方向に廻り出した感のある年になりました。 富裕層と貧困層の分断だけでなく、イデオロギーによる世界の分断、人種による分断など。 Black Lives Matterも話題になりました。 元々あった分断を、皆が見ないフリをしていたところ、トランプさんなどが、本音を発信する様になり、それに賛同する人が現れて、顕在化しただけなのかもしれません。 資本主義社会においては、企業は常にマーケットでの勝ち組と負け組に分断される宿命に立っています。 勝ち残っていきつつも、より良い社会へ向かうための貢献をできる会社にもなっていきたい。 そのために自分たちのビジョン「世界のシゴトをたのしく」を叶えていきたいと、いままでより強く感じる年になりました。 ビジネスへのインパクト 3月頃から急速に感染者数が増え始めて、緊急事態宣言が4月7日にでたころから、Colorkrew(以下、カラクル)のビジネスも変調しました。 1〜3月は例年以上に調子が良かったので、コロナの影響が多少出ても、まあ大丈夫だろうと思っていました。 しかし、4〜6月の四半期はここ数年で一番調子の悪い結果となりました。 「このまま続いたら困るな〜」と思っていたところ、チームの頑張りもあり7月くらいから盛り返し、現在は平年並み以上に戻ってきました。 会社としては親会社から独立したばかりだったので、だいぶヒヤッとしましたが、なんとか持ち直して良かったです。 まさに、世の中「一寸先は何が起こるかわからない」を実感しました。 激変したマーケットから学んだこと そんな中、良かったなと思うこともいくつかありました。 そのうちの一つは、ビジネスの調子が突然悪くなったことで、いままで見えてなかったもので、見えたものがあったことです。 カラクルはIT企業です。 コロナ禍で、デジタル化・オンライン化が進む中、ビジネス的に追い風が吹いてもおかしくない状況の中、4〜6月に停滞してしまった。 これは、僕たちのビジネスモデルが、現在の変革の時代に対応し切れていないという事実です。 社内に目を向ければ、そんなビジネスが厳しい状況の中でも成果を出す人と、成果が出しづらくなった人がはっきり分かれました。 今回のような不況は、本当の実力を洗い出します。 パナソニックの創業者である松下幸之助さんはこのように言っています。 「不況またよし。 不況は改善、発展への好機である。」 はっきりと認識できた課題は、改善できるチャンス。 この経験を活かして、会社全体で進化していければといまはポジティブに考えています。 リモートワークは当たり前に カラクルでは2月の中旬からリモート推奨、4月の初めから強制リモートとし、春以降ほとんどの社員は在宅勤務になりました。 最初は「通勤もないし、効率がいい。家族との時間も過ごせるし」というポジティブな意見がほぼ全てだったように記憶しています。 ビデオ会議でバンバン会話することも日常化し、業務に障害はほとんどないと思えるほどにオンラインツールの活用が進み、コミュニケーションやオペレーションは進化しました。...A Developer, a Recruiter, and a Trainer! Multi-talented Mr. "Readable Code"
Hi! I’m Kiyo from HR and Branding projects! I’m presenting the vol.7 of let’s talk with Colorkrew engineers! This time we talked with Jan, the developer of “Mamoru Biz,” a business concierge tool dealing with QR codes to reduce office duties regarding personnel, resource, and money. He’s a web engineer who leads the team as the product development leader....テレワーク中、会社に電話がかかってきたらどうしよう?~代表電話を自動応答にしてみた~
画像引用:Wikipedia こんにちは。今日も鉄道だいすき情シスのプロジェクトリーダー、すがピーです。 冒頭の写真で、「おいおい今回は鉄道関係ないんじゃないのか?」と思った皆さんご安心ください。 これは新幹線車内の公衆電話なので、しっかり鉄道関連です(笑) もはや公衆電話のかけ方を知らない世代が台頭してきており、公衆電話のかけ方のPRも兼ねた、ミニチュアのガチャガチャまで登場する世の中ですが、数は少なくなれどもまだ列車の公衆電話は生き残ってたりします。 とはいえ、昔はあった新幹線に電話をかけるというのは既にできなくなってるんですけどね。 ちなみに冒頭の写真は東海道新幹線の車内です。 ちょっと気になるわというあなた! いつまで使えるかわからないので、ぜひ探してみてください。 さてさて、本題に行きましょう。電話です。 みなさんの会社にも当然電話ってありますよね。 きっとどの会社も代表電話番号・各部門・担当者直通の電話番号などがあるのではないでしょうか。 そして、代表電話番号は電話帳(そろそろなくなりそうですが)や、ホームページやパンフレット、与信や信用情報会社の情報から入手できますので、さまざまな方から電話をいただくこととなります。 ちなみにColorkrewでは代表電話番号のほか、必要なプロジェクトや個人に直通番号を用意しており、お客様から直接代表電話番号にかけていただく必要がない状態です。 代表電話番号にかかってくる電話のほとんどが、さまざまな商材の売り込み営業電話となっていました。 こういった営業電話は、直接必要な担当者にかかってくる分には、ありがたい場合も多いです。 しかしあてもなく代表電話にかかってくると、受けるのはだいたいどの会社も、コーポレート部門の方だったりしませんか? これが1日に何十件とかかってくるので、受け続けるコストもばかになりません。 しかも、Colorkrewは2020年12月現在も全社でテレワークとなっております。 テレワークだと、会社の代表電話にかかってきた電話をどうするかは悩みの種でした。 結局はたまたま必要があって出社している人(たいていコーポレート部門の誰か)が受けることになり、しかもテレワークで代わる相手もいないという、だれも幸せになれない状況でした。 今回は、Colorkrewで電話に関する悩みををどう解消したのか、ご紹介したいと思います。 自動応答をやってみよう 世の中、電話も様々なサービスがありますよね。 コンシェルジュみたいに電話を全部受けてくれて、必要な人にお知らせしてくれるサービスとか、特定の電話番号に転送してくれるサービスとか、いろいろあります。 そんな中Colorkrewでは、Amazon Connectというサービスを使ってみました。 これは、ざっくりいうとコールセンターのシステムをクラウド上で作れる仕組みです。 電話番号の用意からはじまり、電話を受け付けて、音声アナウンスを再生したり、番号入力で目的ごとにフローを分岐させたり、担当者を割り振ったり、問い合わせフローの進捗状況を管理したり、AWSの他の仕組みと連携して、プログラムを呼び出したり通知したりということができます。 今回の目的は電話の自動応答なので、一部の機能を使ってみました。 Amazon ConnectはAWSのサービスの一部なので、AWSから設定していきます。 Amazon Connectの初期登録を行った後、電話番号をとります。 どうやら1契約で取れる電話番号の数が限られているようなのですが、とりあえず番号取得。 ※ちなみにこれは、お金がかかりますのでご注意を。 そして、電話番号が取れたら、フローを作っていきます。 左側のメニューから機能を選んでドラッグし、矢印で繋いでいくという感じです。 機能のブロックを開くと、詳細設定ができます。 例えばプロンプトの再生では、実際に再生させるメッセージを設定したりしています。 合成音声なのでちょっと自動音声っぽさがあるのですが、日本語も英語も対応していて、本当にコールセンターの自動応答システムそのものが、クラウド上で作れちゃうのです。 単純に音声を再生させて終了であれば、ここにある機能だけで完結できると思います。 『〇〇の方は「1」を、□□の方は「2」を押してください』といったこともできます。 発信番号通知がされている場合は、発信番号も取ることができます。 そこで、発信番号をどうやって誰に通知するかで少し悩みました。 いろいろ調べた結果、Amazon Connectの仕組みだけでは自由にいろいろなところに通知はできないので、AWSのLambdaという仕組みでプログラムを作り、その中で通知を行うこととしました。 通知を受けるのは、ColorkrewではMicrosoft 365のTeamsにし、Teamsで電話番号通知用のチャネルを作りました。...仕事ができる人に共通するたった一つの特徴
社会人として働いていると、仕事を通じて多くの人と知り合います。 その中で、この人仕事ができるなとか、ちょっとイマイチだなと思うことが、皆さんにもあると思います。 今回は、できる人、そしてできない人に共通する特徴を考えてみたいと思います。 ネットを調べてみた いきなり脱線しますが、僕はブログを書くとき、一応ネットで過去書かれているものをググってみることにしています。 理由は、他の人と全く同じことを書くことはあまり意味がないからです。 他の人が同じ内容を書いている場合、「この記事おもしろいですよ」とシェアすればいいと思っています。 ユニークな内容がなければあまりこのタイプのブログとしては価値はありません。 自分へのハードルを少し上げたところで、早速「仕事ができる人 共通点」「仕事ができる人 特徴」などとググってみました。 出るわ出るわ。 もう先人たちがこれでもかというほど書いています。 一般的に仕事ができると言われる人たちの特徴 ユニークな内容が必要といいつつ、仕事のできる人について、どんなことが一般的に書かれているかを整理してみます。 ①仕事のできる人は「早い」 早いにも色々あります。レスポンスが早かったり、行動が早かったり、決断が早かったりなど。 ②仕事のできる人は「論理的」 考えていることが整理されていることは”できる”ことの大前提でしょう。 ③仕事のできる人は「要領がいい」 仕事のスピードを上げるためには重要なことでしょう。 ④仕事のできる人は「コミュニケーションがうまい」 いい感じの会話ができ、人から好かれることは重要です。 その他は、いつも笑顔で、挨拶ができて、勉強熱心で、プロ意識があって、挑戦をし続けている、などなど。 確かに… ただ、言うのは簡単ですが、これら全てできる人なんてそうそういません。 スピードが早くなくても仕事ができる人もいる 上記のできる人の特徴の一つ一つですが、よく考えてみると「コミュニケーションがそれほどうまくないけれど、仕事ができる人」や「スピードはそこまで早くないけれど、質が高くて、仕事ができると思われている人」なんてパターンもあります。 早さも同様かもしれません。そんなに早くなくても仕事ができるなと思える人はいます。 一般的に言われている「仕事ができる人の特徴」は”絶対条件”ではないものがかなり混ざっていそうです。 仕事ができる人の特徴を一つだけ選ぶとすれば タイトルで「たった一つの」と言ってしまっていますので、ここでは一つだけ仕事のできる人の特徴を選びたいと思います。 僕の観点で、「できる人だな」と思った人全員に共通するもの。 それは「期待を超える仕事をする」この一点につきます。 期待を超える仕事とは 期待とは、周囲の期待です。 仕事を依頼されたのであれば、依頼した人の期待です。 期待値を超えるためには、期待値をしっかりと把握していなければなりません。 仕事が出来る人は、周囲の「期待値」をしっかり把握しています。そして必ずちょっとプラスアルファの仕事をする。 普通の人は、期待値を把握しても、プラスアルファを考えずにそのまま仕事をする。 できない人は、そもそも期待値が明確に把握できていないので、やることに穴があったり、スピードが遅かったりして、マイナスアルファの仕事をしてしまうのです。 ここでのプラスアルファは、その人に対してのリスペクトや感謝につながりますし、マイナスアルファは、その反対になります。 仕事できる人になる方法 いかがでしょうか。 これを踏まえて、仕事ができる人へのなり方を考えてみます。 仕事が出来るようになる第一歩は、まず期待値を正確に把握すること。 そして、その期待を少しでも超えてプラスアルファの成果を出すこと。 その活動を日々積み重ねる。 周囲に認められることで、さらに高いレベルの仕事を任せられる機会を手に入れる。 そして、次の仕事でも期待値を超えていく。その循環を作り出すことが仕事ができる人になる方法ではないでしょうか。...大きな問題を抱えたときの対処のしかた
仕事でも、プライベートでも、対処しなければならない大きな問題を同時に抱えてしまうことは、よくあることではないでしょうか。 一つの問題も簡単に解決できないうちに、また違った問題が起こる。 頭の中はパニックになってしまい、さらに状態が悪化していく… そんなことが起こったとき、僕がどうしているかを紹介したいと思います。 マーフィーの法則 問題が重なって起きる。泣きっ面に蜂。踏んだり蹴ったり。弱目に祟り目… などと考えていたら、頭の中に「マーフィーの法則」が浮かびました。 そう言えば最近はあまり聞かないので、いまの若い人は知らない人もいるかもしれません。 今回紹介してみようと思い、調べました。 Wikipediaによれば、こう書いてあります。 マーフィーの法則とは、“If anything can go wrong, it will."(「失敗する可能性のあるものは、失敗する。」)に代表される「経験則」や、「法則」の形式で表明したユーモアである。 日本でマーフィーの法則が初めに流行ったのは、1970年代前半。 「洗車をすると必ず雨が降る」なんていうのもマーフィーの法則です。 だいぶ話が脱線しましたが、マーフィーの法則的に今回の内容を言えば「大きな問題は、前に抱えた問題が解決しないタイミングでやってくる」という感じでしょうか。 すぐに解決しようとしない ただでさえ大きな問題は、一気に解決することは難しいです。 さらに複数の問題を抱えてしまった場合、当たり前ですがサクッと解決することは不可能です。 まずは「この問題はすぐには解決しないんだ」と割り切る。 精神的に追い込まれない状況をつくるのは、問題解決のファーストステップ。 気持ちが楽になればいいアイデアもわいてきます。 問題はいつか解決する 「いつまで経っても解決しなかったら、ずっとこの苦しさから解放されないのではないか」 こう感じるときもあります。 しかし、どんな問題でも3年とか5年続くものはほとんどありません。 仕事で言えば、関係性が最悪の上司でも大体2〜3年経てば変わりますし、どんなに悲惨なトラブルも半年以上辛い状況が続くことは、僕の経験上ほとんどありません。 多くの問題は長くても数ヶ月です。 なので「こんなに辛いのは今だけだ」ということをきちんと認識することが重要です。 周りから見れば大した問題ではない(かもしれない) 自分では大変なことになっていると感じていても、周りから見ればそうでもない状態であることも多いものです。 特に仕事では、経験の浅い若い人が深刻に考えている問題は、シニアにとってはなんてことのない問題であることも多い。 問題にどっぷり浸かっていると、自分が客観的に見えなくなるので、周りの人に相談してみることはオススメできます。 ハマりまくって、自分自身には見えてこない解決の糸口も見えてきます。 忘れている時間をつくる 問題は対処せず、放っておくと大きくなるという特性もありますので、すべからく解決に取り組まなくてはいけません。 放置は、悪手です。 でも、だからといって、24時間そのことを考え続けると精神的におかしくなります。 ですから、やるべきことを決めて、行動したら、それ以外の時間はあまりその問題について考えないようにすることです。 例えば夜、仕事とは関係のない友だちとご飯に行ったら、そのことをすっかり忘れて楽しめばいい。 どのみち明日になれば問題を思い出すことになりますので、その点の心配は無用でしょう。 ちなみに僕は、10年くらい前に「この問題は重要だから24時間ずっと考えてみる」と決めたことがありました。 その結果は、精神的には大丈夫でしたが、2ヶ月で身体に異常がでて、それが理由で、1週間ほど入院することになりました。 何事も極端はよくないと、このとき身をもって学びました。笑 問題解決の進め方 ここまで読んでもらった人は「心構えだけで、問題解決の仕方がまったくないじゃないか!」と思っていますよね?...利益とチャレンジのバランス感覚を忘れないアプリケーションエンジニア
こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第12弾! 今回は、最近キムチを漬けこんだという山名さんにお話を伺いました。 キムチづくりだけでなくラズベリーパイで湿度計を作成したり、日経ニュースをかかさず読んでいたりと多方面にアンテナのある山名さん。 決済代行の基幹システムの開発をメインでされていましたが、最近ではクラウドインフラやデータサイエンスの分野にも幅を広げているアプリケーションエンジニアです。 Raspberry Piで湿度計を作ってる話 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 小田急案件を担当していたので箱根そばを引っ提げて登場。[/caption] 小柴:最近ラズパイの投稿をGoalous(社内SNS)でよく見かけますが、あれって湿度計ですよね?どういうきっかけ始められたんでしたっけ? 山名:以前Award(半期に一度、大きな貢献をした人に贈られる賞。選ばれると追加のボーナスがもらえる。)で、課金決済チームとしてチームゴールド賞をいただきました。そのお金で除湿器を購入したんですが、除湿の効果がどの程度あるか知りたくて考えたというのがきっかけですね。 小柴:湿度計は買わなかったんですか? 山名:時間とともにどう変化するのか知りたかったので、記録を残せるタイプのものが良かったんですね。でも数万円の研究用みたいなものしかなかなかなくて、それならラズパイでもできそうだなと思って調べてみたらまさにぴったりの記事をQiitaで見つけたんです。それで作ってみることにしました。 小柴:なるほど。 山名:ラズパイならスペックが高いものでも1万円はいかないですし、自分の好きなようにカスタマイズもできます。クラウドにつなげることもできるし、BIで情報を見たりもできる。 小柴:Colorkrewの技術を色々使えますね。 山名:ただ、除湿器を買ったのが7月頃で、実際ラズパイで作り始めたのが9月、出来上がったのが10月なので、湿度の高い時期が終わっちゃったんですよね。だから作っただけの自己満で終わってます。笑 小柴:除湿じゃなくて加湿の季節に突入ですね。笑 でも会社にも展開しようとされてますよね?オフィス改善のためですか? [caption id="" align=“alignnone” width=“599”] 社内SNSで進捗状況を共有。[/caption] 山名:最初は遊びで始めたんですけど、温度や湿度って衛生面でも重要らしいんですね。こういう状況でもありますし、働き方を改善するMamoruのコンセプトにも合っているので、オプション化の可能性もなくはないな、とか思いながら今はやってます。 小柴:おもしろいですね。乾燥してるとウイルスが感染しやすくなると言われてますもんね。 オフィスの湿度計を作るときは、ぜひ相対湿度だけでなく絶対湿度もわかるようにしていただきたいです! 山名:あ、それいいアイデアですね!たぶん絶対湿度も出せるはずなので調べてみますね。 小柴:やった!こういうふうに機能追加できたり自分の手で何かを作り出せるっていうのは、たしかにただ湿度計をポンと買うより楽しいことですね! プロジェクトによる文化の違い 小柴:そろそろラズパイから離れて、次は山名さんの仕事について聞かせていただけますか? 山名:そうですね、今は課金決済の仕事が5割程度、クラウドMSPの仕事が4割程度、残り1割でAI関係の仕事をしています。AIの割合を将来的には増やしていきたいですね。 小柴:課金決済の仕事はどんなことをされていますか? 山名:今は大きく2つのことをやっています。ひとつは日々の運用ですね。お客さんのリクエストに応じるために、社内で仕事を振り分けるなどPMっぽいことをしています。 もう一つはPHPのバージョンアップで、こちらのプロジェクトでは自分もガリガリ手を動かしてます。 小柴:山名さん=課金決済のイメージが私の中であるんですけど、今は4割もクラウドMSPの仕事をされてるんですね。 山名:クラウドでは、Azure Data Factoryでデータ処理のパイプラインを構築したりしています。 堀田さんとポータルサイトの開発をしていたときに、「データ処理興味ありません?」って誘ってもらったのがきっかけですね。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 山名さんを誘ったという堀田さんのインタビューはこちらから。[/caption] 小柴:そうだったんですね。 山名:当時Azureのことなんて全然知らなくて、最初は足手まといになってるなって結構ツラい時期もあったんですけど、知らないんだから調べるしかない!聞くしかない!と割り切って、なんとかキャッチアップしてきました。...スピードを阻害する、巧妙で最悪な組織の罠
僕のバーチャルメンターであるジャック・ウェルチは、スピードについてこう言っています。 「ビジネスでは遅いより早い方が優れている」 ジャック・ウェルチの名言シリーズで、ブログを書いていますので、興味ある方はこちらもお読みください。 ◆我がメンター「ジャック・ウェルチ」 今回は、スピードを阻害する組織のワナについて書きたいと思います。 本題に入る前に… 新型コロナウイルスで、世の中の「働き方」はすっかり変わりました。 リモート・オンラインで多くの仕事がされるようになりました。 僕自身、在宅勤務がデフォルトになった始め(3〜4月)は、「会社に行かないって通勤ないし、すごく楽。会議も移動がないのですごく効率的だな」と感じていました。 リアルに会わないことで心配されたコミュニケーションに関しても「話そうと思えばすぐにビデオ会議すればいいし」と思っていました。 しかし、半年以上リモートワークが続くと、逆にストレスを感じることも増えてきました。 話そうと思えばすぐビデオ会議というのも、思ったほど気軽ではありませんでした。 結局は相手のスケジュールを確認してからかけたりすることになる。そして、大丈夫だと思ってコールしても全然つながらないこともある。 ストレスたまります。 オンラインでの人間関係の維持は、リアルで作り上げた人間関係を少しずつ削りながらしているような感覚でもあります。 こういったオンラインならではの課題を少しでも解消するために、カラクルでは、ビデオ会議に「雑談部屋」をつくりました。 その部屋は、誰でも好きな時間に入ることができます。 そこにいる人と雑談をすることもできますし、ただみんなのキーボードの音や雑談を聞きながら、もくもくと作業している人もいます。 ちなみに今僕はその部屋で、この原稿を書いています。5人入っていて、2〜3人が話しているので、それをバックグラウンドにしながら、もくもくやっています。 雑談部屋で話した「組織とスピード」 そのオンライン雑談部屋で「来週のブログネタがないよ〜」と話したら、最近入社したメンバーが、「カラクルってめちゃくちゃスピード速くていいですよね。そのことについて書いてみたら?」と嬉しいことを言ってくれました。 多くの組織人は、ジャック・ウェルチに言われるまでもなく、スピードはビジネスにとって重要だということを認識しています。 でも、大抵の組織では、逆にスピードを上げさせないようなことが頻繁に起こっています。 「前の職場はとにかくスピードを上げさせないようなことが多くてストレスでしたよ」と彼は続けました。 確かに、カラクルはスピードを阻害するような制度や、システムをとことん無くしたり、減らしたりしていくという哲学を持っていますので、普通の会社に比べると圧倒的に物事が進むスピードが早いのです。 スピードを上げるのではなく、無駄を排除する 具体的に、スピードを上げるためにやっていることを紹介したいと思います。 と、考え始めたところ、実は「スピードを上げる」ということよりもスピードが落ちてしまう”悪い”仕組みを改革して、スピードを落とさない仕組みをつくる、すなわち「無駄を排除する」ということにずっと取り組んできたということに気づきました。 以下例を挙げます。 ・承認者を減らす いわゆる稟議書の承認者を一人にするルール。以前ブログに書いています。 ⇒ハンコ2つルールで、社内向けの仕事を激減させる ・できるだけその場で話す 簡単に話せることは、その場で人を集めて話します。 最近はオンラインになったので、例えば二人で最初話していた内容の範囲が広がったときなどは、途中でどんどん人を足しながらミーティングをします。 ・多数決を採らない カラクルの運営は非常に民主的な雰囲気ではありますが、何か重要な判断をするときは、その事柄に関わるリーダーが決定します。それによって、非常に明快でスピードの速いデシジョンメイキングを実現しています。 リーダーは、多数決を採るのではなく、判断をできるだけのメンバーとの話し合いや、情報収集をそれまでにすることが求められています。 ちなみに、僕がリーダーとしてやってきた多数決を採らないディシジョンメイキングについては、以下のブログで書いています。 ⇒バリフラットができるまで ③〜多数決では改革はできない~ ・レビュワーに”説明してわからせる”だけのミーティングを止める 多くの会社で行われている”リテラシーの低い上司への報告”。 こういった類のミーティングはカラクルにはありません。 カラクルのレビューでは、一定のリテラシーを持っている人が、各ビジネスに対して貢献できるかという視点で議論をします。 もちろん、評論するだけの人もレビューに参加する資格はありません。 ・コーポレートが事業側の足を引っ張らない 普通の会社でよくあるパターンに、「コーポレート部門が面倒くさいことを言って、無駄な仕事が増える」ということがあります。 大前提として”意味もなく面倒くさい仕事”は、カラクルにはありません。 ただ、カラクルでも”意味があって面倒くさい”はあります。...秋のオンライン大読書会
こんにちは! 久々の登場、ブランディングプロジェクトのだーはらです。 気づけば、11月も今日でラスト。(いや、ちょっと前から気づいてました。笑) 2020年も残り1ヶ月カウントダウン始まりましたねぇ~。 秋といえば、食欲の秋に、読書の秋。(いや、もう冬ですけども…) ということで、ちょっと前に社内で定期的に行われている読書会にお邪魔してきました! 読書会とは 2020年、新卒で内定を蹴って、中途入社したバックエンドエンジニア安原賢弥ことヤスケンが発起人となって 本のアウトプットとその議論が新たな学びの場になると考え、社内につくったサークル。 え、素晴らしすぎませんか。 本を読むことも素晴らしいですが、読んだ内容を周りにシェアして、いろんな人と議論するなんて! しかも、レギュラーメンバーは2019年、2020年の新卒入社の若手ばかり。 最近の若手、やりよりますね~。 そんな読書会ですが、既に9回目の開催ということでしたが、今回は初参加メンバーも! 終業後に集まった、総勢10名の大読書会開催の様子をレポートしたいと思います。 参加メンバー 今回参加者は、読書会レギュラー陣(2019年・2020年入社メンバー)にColorkrew歴の長めな先輩二方&Colorkrew代表までバラエティーに富んだ感じに! 19卒メンバー 田嶋くん デザイナーでGoalousのLPデザインを担当。 社内イベントではColorkrewのカメラマンになることも。 青木くん くらまね営業担当。 自転車でどこまでもいける体育会系。 安原くん 一度Colorkrewからの内定を断り、中途入社した猛者。 エンジニアとして活躍中。 20卒メンバー Vinci Mamoru Biz営業担当。 浜崎あゆみさんが大好きなイタリア人。 堤くん Colorkrew入社に伴い、九州から上京。 Alexaスキル開発中のエンジニア。 Luisa デザイナー。 ニコニコ笑顔がキュートなドイツ人。 パイセン 古山さん Colorkrew歴11年。 SF小説をこよなく愛するWeb エンジニア。 山名さん Colorkrew歴7年。 日経新聞をほぼ毎日読んでるエンジニア。 Colorkrew代表 中村さん 小学3年生で既に年間600冊は本を読んでいたツワモノ。 絶賛Kindle推し。...