バリフラットのISAOにはマネージャーという役職が存在しません。
では、**「誰がどうやって決めていったり、チームをリードしていくの?」**という質問をよくいただきます。
マネージャーはいないが、リーダーはたくさんいる
ISAOでは、全ての活動が「プロジェクト」になっています。
プロジェクトの推進役は、PL(プロジェクトリーダー)という役割を明確に持ちます。
PLは、そのプロジェクトに関しての責任者ですし、クリティカルな判断をするときは、多数決せず、最後はPLは決めるというのがISAOのルールです。
マネージャーは「役職」、リーダーは「役割」
マネージャーとは、**「任命された役職」**です。
それと比較し、リーダーは**「自然発生的な役割」**です。
ですから、リーダーを選ぶときは、メンバーたちが「この人がリーダーであるべき」という人になってもらう。
また、マネージャーは人事制度の中で決められていくものですが、リーダーはそうではありません。
階層ではない
リーダーは「役割」ですから、マネージャーのように組織の中で「高い地位」にいるわけではありません。
ですから「偉い人」はISAOには存在しません。
「でも結局PLが偉い感じになっちゃうんじゃないの?」という疑問に関して
この質問をとても良く聞かれます。
確かに、どんな場合でもリーダー的な役割を果たしているとなんとなく「偉い感じ」になってしまうような気がします。
それを避けるために、ISAOでは、PLの人でも、他のプロジェクトではメンバーとして入ってもらう。
時にはリーダー、時にはメンバーとして、活動することで、「偉い人」を作らずフラットな関係を保つメカニズムになっています。
ちなみに、僕自身も、ISAOの経営プロジェクトリーダーとしての役割を持ちながら、その他のプロジェクトに入る場合はメンバーとして活動をします。
ちなみに、僕は職種としては「営業」を長くやってきたので、営業としての活動もしています。
例えば、自社サービスのGoalousでは、事業のリーダーが他にいて、僕は営業としてその中の一メンバーとして営業活動をしたりしています。
Goalousというサービスにおいて、難しい決断をするときは僕ではなく、PLがする。
僕はPLに対して建設的に意見を言うという役割を担っています。
フラットは気持ちいい
僕も経験がありますが、役職の高い人が威張っている組織は楽しくありません。
人間として偉いわけでもないのに、フラットに議論ができず、結局役職の高い人が自分の意見をメンバーに押し付ける。
そして、その人は常にマネージャーですので、立場が逆転することはありません。
そういう環境はつまらない。
誰も威張らない。だから仕事がたのしい。
それが、ISAOのバリフラットなのです。