日本の働きかたは効率が悪い!?
先日、JB Pressの記事にこんなのがありました。
だらだらと残業する社員には「マイナス残業代」だ/効率が悪い社員ほど出世していくのが日本の会社
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46523
最近、機会があれば周りの人には話すようにしているのですが 残業して成果を出そうとするのは、間違っている可能性が高いことが多いです。
僕たちISAOはインターネットのサービスを仕事としていますので、 トラブルの時など『いざ!』というときは、長い時間張り付いて成果を出すことを要求される宿命があることは否定できません。
ただ『いつも長時間労働して成果を出す』というのは、やはり何かおかしい。
仕事の仕方が間違っているか、そもそも自分が任された仕事に対して、実力が足りていないか。
何か間違っています。
労務的な問題は大きく、最近これは社会的に取り上げられているのですが、 もっと根本的に『本当に生産性の高い仕事をしているのか』という観点で見ても多くの場合は問題がありそうな気がします。
定時に帰る!
高度成長期の日本は、お父さんが家のことを顧みずに働いて、お母さんが家事を完全にカバーする働きかたが標準でした。
しかし、現代では共働きは当たり前ですし、育児だけでなく介護を仕事と両立して働かなくてはならない人が増えてきました。
いまを生きる僕たちの働きかたも、いまの時代にあったものにしていかなくてはなりません。
以前ISAOのエンジニアが、強い意志で定時に帰るという記事をQiitaで書いたのですが、 その中で彼は、「本当に集中してゾーンに入れる時間は一日3~4時間位」と言っています。
まさに喝破していると思いました。
成果を評価する
冒頭のJB Pressの記事にもありますが、
短時間で成果を出している人 < 残業しまくって成果が乏しい人
という評価を会社がしてしまうと、将来にわたって間違ったメッセージを与えてしまう結果になると考えています。
もちろん、心情的には『あいつ、頑張ってるからな・・・』という部分はありますが、 ISAOでは決して成果が乏しい人を評価はしないことにしています。
新しい組織のカタチ
僕らは、バリフラットという、新しい組織のカタチにチャレンジしていますが、 こういった成果や評価に関しての考え方も、旧来型の日本の悪しき伝統を打ち破っていきたいと思っています。
では、定時間である一日7〜8時間どうやって過ごすのか。
これは、また別の機会に書きたいと思います。