Mondo Rescue使ってみました(その2)

おはようございます。インフラの宮下です。

前回「Mondo Rescue」で取得したバックアップデータを使用して、レストアするまでを紹介します。


目次

  1. はじめに
  2. レストア実施
  3. 参考サイト

はじめに

バックアップをとるまでは実行しますが、物理環境だとレストアまではなかなか検証する環境が無いので最初にしっかりとレストアしておくのが賢明だと思います。クラウドはその辺いいですね~♪

バックアップをNFS先に出力した方がMondo Rescueぽいですが、今回はネットワーク環境の都合と作業時間が限られていた為に
ローカル出力してDVDメディアからレストアする方法を選択しました。

前回作成したしたisoイメージをDVDに書き込んでおきます。
DVDへの書き込みですが、私は昔からDeepBurnerを愛用しています。

DeepBurner

レストア実施

DVDメディアを挿入して、サーバを起動します。
mondoのOSが立ち上がってきたら「boot:」プロンプトが出てきますので下の中から方式を選択します。

nuke全自動でリストア。ただ見てるだけで終わります。元データは完全に消去されるので注意は必要。
interactive対話形式でリストア。カスタマイズやNFS上のISOを指定する時に選択します。
expertシェルプロンプトを起動する。fdiskとかも実施する場合はこちらで。

[shell] boot: nuke [/shell]
今回は全て自動でレストアします。実際「nuke」を入力する以外に何もする事はありませんでした。
DVDメディア1枚(約4GB)なら30分もあればレストアまで完了しました。

DVDドライブの書き込み速度が24倍速だと、全ての工程が1時間くらいで終わります。

今後の使い方ですが、ISOデータをAWSで保管するとか
クラウド上での利用方法(AMI作れるからプライベート上)とか
その他の商用ソフトとの比較も実施してみたいです。

AWS Storage Gateway

また、「Mondo Rescue」はUNIXに対応していないのでSolarisでufsdumpの他にもっと快適にできる
方法も探したいと思います。

参考サイト

Mondo rescueを用いたシステムリカバリの方法
Mondo Rescueのバックアップデータをリストアするには
Mondo Rescue