Boa tarde!
あ、ついポルトガル語がでてしまったColorkrew広報のあいです。
今回は、ブラジル人Danielにインタビューしました。
Goalousブラジルデビュー!
Danielは、社会人インターンシップとしてColorkrewで勤務した後、ブラジルへ帰国。
そこからたった一人で、Goalous(ゴーラス)の販売をスタートさせました。
コロナ禍の2020年9月。
SNS型目標管理ツールGoalousのブラジルでの提供が始まりました。
これは、まさしく彼のおかげです。
彼とColorkrewとの出会いや、ブラジルでのビジネス話など、いろいろ聞いちゃおうと思います。
ちなみに、Colorkrewの翻訳業務を担当しているたすくさんにもインタビューに協力いただきました。
今回は、特別に英語版も準備していますので、英語で読みたい方はこちらからご覧ください。
▼Vá global: Daniel’s story in Brazil!
登場人物
Daniel
本記事でインタビューされた人。ブラジルでGoalousをセールス中。
たすく
翻訳担当。
Colorkrew代表中村ブログの英訳も彼が担当しています☺
あい
Colorkrewの広報。
英語でインタビューすることになって、ドキドキ。
ワールドワイドな男、その名もDaniel
あい:
Daniel, 久しぶり!
いつもGoalousで日々の活動を見ているから、久しぶりな感じはほとんどしないね(笑)
Daniel:
そうだね、ブラジルからもみんなの活動見ているよ!
だから、地球の裏にいても寂しさはあまり感じないかな。
あ!時差があって、日中は日本のみんなが寝ていて連絡とれないのは寂しいかも(笑)
あい:
ブラジルと日本の時差は12時間あるもんね。時間つくってくれてありがとう!
早速だけど、日本に来る前はどんなキャリアをつんでいたの?
Daniel:
学生時代は、父の経営するレストランや銀行でインターンシップをしてたね。
卒業してからは、主にマーケティング・コンサルティング・プロジェクト管理に携わって経験を積んでいるよ。
金融市場、銀行、電気通信、コンサルティング、テクノロジーなど、幅広い分野で働いて、
アメリカで働いたこともあるよ。
あい:
グローバルに働いていたんだね!
なんで、ブラジルから遠く離れた日本に来ることになったの?
Daniel:
妻が仕事で日本に駐在することになり、僕も一緒に行くことにしたんだ。
あい:
そのときDanielも仕事していたんでしょ?仕事を辞めることに抵抗はなかったの?
Daniel:
全くなかったね!
こんな貴重な機会をもらえるなんて滅多にないよ。
もし、ここでNoといってしまったら、一生後悔すると思ったんだ。
自分のキャリアも全然気にしていなかったよ!
結果的に、Colorkrewで働けていいシナジーがもらえた。
ブラジルで新しくビジネスを始めることもできたし、自分のキャリア的にも日本に行ってよかったと思っているよ。
ブラジル企業よりも働きやすいColorkrewとの出会い
たすく:
いい決断だったね。
ところで、日本でも働こうと思っていたの?
Daniel:
日本企業は、日本語がしゃべれないと雇ってくれないだろう?
全然話せなかったから、働く気はなかったんだ。
あい:
日本語必須な企業は多いだろうね。
そこからColorkrewで働くことになったきっかけを教えてくれる?
Daniel:
妻とケイジ(Colorkrew代表 中村 圭志)に共通の知人がいて、そこから縁がつながったんだ。
ケイジと話してみて、Colorkrewだったら働いてもいいかなって思えたよ。
Colorkrewってとってもユニーク。
スタートアップ企業にも似ていて、さらにフレキシブルだよね。
ブラジルにもたくさんいい環境の会社はあるけれど、ヒエラルキーとか組織になにかしらのしがらみがある。
Colorkrewはそんなのが一切なくてみんなオープンだし、働きやすいだろうなと思ったんだ。
あと、代表のケイジがオープンマインドだったのもとてもよかった!
あい:
なるほど、確かにColorkrewみたいな会社ってなかなかないと思う!
ケイジさんは、オープンすぎるほどオープンだし(笑)
たすく:
うんうん(笑)
Go Global! Colorkrewを世界へ
あい:
日本にいたとき、Colorkrewではどんな仕事をしていたんだっけ?
Daniel:
Colorkrewはグローバル化を目指しているよね。
僕は、GoalousやMamoru Bizを海外へ展開しようとチャレンジしていたよ。
主にブラジルやアメリカの企業にコンタクトをとって、営業活動してた。
1年前はオンラインミーティングがそこまで一般的ではなくて、アポを取るのがすごく難しかった。
今は新型コロナウイルスが世界中で流行して、オンラインミーティングが主流になってから、コンタクトは取りやすくなってるね。
あい:
そうやって、海外進出に向けて色々チャレンジしているタイミングで、ブラジル帰国のタイミングがきたと。
他の企業で働くなんて話もあったみたいだけど、なぜブラジルでもColorkrewで働こうと思ったの?
Daniel:
日本にいた時に、いい結果を残せなかったのがくやしかったんだ。
Colorkrewで働いていた2019年は、たくさんの海外企業とのコネクションができていたんだ。契約まではいかなくても、可能性が残っている企業もたくさんあった。
ブラジルのIT市場は巨大。
Goalousの可能性を感じる。
営業資料も海外用の準備がある。
これはもうブラジルでもやるしかないだろう!ってね。
ブラジルのコワーキングスペースから物語が始まる
あい:
ブラジル市場でのGoalousの可能性を感じていたんだね!
でも、0からのチャレンジってすごく大変そう…最初に何から始めたの?
Daniel:
まずはコネクションをつくるために、ブラジルのwework(コワーキングスペース)にパソコン持参で通ったよ。
そこでパートナーシップを組めそうな人物と出会ったんだ。
顧客やリードを紹介してくれて、ブラジルでのビジネススタートは、彼との出会いが一番大きかったかも。
たすく:
人と出会うところからスタートしたんだ。
そこからビジネスをどう広げようと思ったのか教えてくれる?
今DanielはGoalous販売だけじゃなく、OKRトレーナーになって、企業のコンサルティングもしているよね。
コンサルティングからGoalousも自然に紹介できて、すごくいい流れだなと思ってさ。
Daniel:
最初にブラジルに戻ってきたときには、ただGoalousとMamoru Bizを販売しようと思ってたんだ。
でも、新型コロナウイルスがブラジルでも大流行して、ほとんどの企業が自宅で仕事をすることになっただろう。Mamoru Bizはプロダクトとしてすごくいいけど、オフィスにいてこそ真価を発揮するツール。この状況で販売がするのは難しいんだ。
だから、今はGoalousにフォーカスすることに決めた。
それから営業していく中で、OKRの活用を思いついたよ。
Goalousが取り入れているGKAの思想はOKRを進化させたもの。だからOKRもGoalousで使えると思ってね。
We workで出会ったパートナーがOKRトレーナーだったのも一つの理由だね。
あい:
ブラジルの市場的にも、たしかに今はGoalousの方が需要ありそう!
Daniel:
ブラジルでGoalousを使ってもらうには、まず「OKRとは何か」とその構造を知ってもらう必要があると思ったんだ。
企業でOKRを知っているのは数名程度。
まずはOKRトレーナーになって企業全体に広めて、Goalousを使ってもらった方がいいと思ったのが今の戦略の始まりだね。
それに、パートナーがOKRトレーニングで沢山稼いでいるのを知っていたし(笑)
たすく:
なるほどね。
そこからの具体的にどう進めていった?
Daniel:
Goalousは何百回と営業トークを重ねて、いいセールストークが言えるようになった。
今ならGoalousの価値や、利用方法や、それを使ってどう会社をよく変えていけるのかなど、はっきり伝えられるよ。
コンサルティングに関しては、今までトレーニングしたことなかったんだ。
パートナーから学んで一からOKRを勉強し始めたね。だいたい30~40時間くらいかな。
そこからHR・マーケティング・営業・法務・経理・管理部門など、それぞれに向けたOKRの資料を準備したよ。
250人に全部で150時間かけてOKRトレーニングをしたのがとてもチャレンジだった!
いい経験になったよ。
これで、どの部門に対してもOKR活用が提案できると自信にもつながったね。
たすく:
150時間かけてトレーニング…それはすごい!
0から生み出すところとか、大きなチャレンジするところが、すごくColorkrewっぽいよ。
Daniel、君は立派なカラクラーだ!
※カラクラー=Colorkrewを体現する人。流行らせていきます(笑)
Daniel:
ありがとう。
今までずーっとタダでいろいろやってきたおかげか、最近やっと問い合わせも増えてきたんだ。
コンサルティングやっているよね?いいツールあるんだよね?って。
あい:
セミナーにワークショップに色々やっていたもんね。
半年以上過ぎて、やっと実を結びだしてきたんだ。
ブラジルで目指す未来とは?
あい:
今契約しているのは何社くらい?
Daniel:
4社だね。Goalousで2社、コンサルティングで2社。
たすく:
ちなみに、この契約とるまでどのくらいかかった?
Daniel:
今年、僕とMarcelo(ブラジルのセールスマン)の二人で1,000社以上は連絡したね。
実際に連絡が取れたのは500社くらいかな。
そこからミーティングまでいったのは約150社、具体的な提案までいったのが30社。
このコロナ禍でも4社と契約できたのは正直嬉しいよ。
今は契約に至らなくても、やっぱり試したいと戻ってくる企業もあると思う。
あい:
1,000社!地道に頑張っていたんだね。
今後のブラジルでの目標を教えて欲しいな。
Daniel:
まずは集中してカスタマーを増やすこと。
まだまだ経済は悪いけど、ブラジルのテック市場は非常に大きい。
OKRに興味を持っている人も多いからGoalousを紹介しやすいし、ガンガン紹介していきたいね。
オフィスに人が戻ってくれば、Mamoru Bizも売れるようになってくると思う。
ブラジルでは見たことがないいいツールだよ!
それで、ブラジルでColorkrewのプロダクトをもっともっと発展させていきたい。
あい:
何もないところから、ダニエル自身の努力と人とのつながりで、ブラジルでのビジネスを頑張っていることがよくわかったよ。これからもGoalousから応援しているね。
カラクラーとして、一緒に頑張っていこう!
さいごに
Danielだけでなく、これからColorkrew全員で“Go Global”を加速させていきます。
3年後、5年後、10年後のColorkrewをたのしみにしていてください!
▼SNS型目標管理ツール「Goalous」で、世界中のシゴトたのしく!を目指します