難易度が高い課題にぶちあたったときの乗り越えかた

5月から6月にかけて、30代の若手リーダー層に、40、50代のシニアが経験を伝える”小島塾”なるものを開催しました。

塾長は、3月から6月まで短期間ですが濃いカラクルライフを送った小島さん。
彼がなぜColorkrew(以下、カラクル)に来て、なぜ4ヶ月という短期間で卒業したのか。
カラクルで何を感じて、そして何をカラクルに残そうとしてくれていたのか。

それはまた別途ブログでご紹介するときが来るような気がしてます。
小島さん、よろしくお願いします(笑)

塾生は男女2人ずつの4人です。

毎回”経験を積んだ人は知っているけど、普通に過ごしていると教えてもらえないこと”を小島塾長が講義するという塾で、僕もシニアオブザーバーの一人として、参加して塾長をサポートしています。

*6月18日小島塾最終日、塾長との写真

小島さんのブログはこちら

「難易度が高い壁をどう乗り越えるのか」は意外と普段話されない議題かも

小島塾は毎日1時間x15日間のカリキュラム。
座学的なインプットをして、自分で考え、質問や議論をしながら進めます。

その中で先日、「自分にとって、乗り越えるのが難しいと思える課題(壁)をどう乗り越えてきたのか」について、塾長やオブザーバーたちの経験を聞きたいという要望がありました。

確かに日々、課題はありますし、その時々で周りに相談してリアルタイムに解決していくのがカラクル流ではあります。

ただ、それは短期的なものが多いので、もっと大きく、長い期間が解決に必要な課題に突き当たったときどうするのかということは、意外と普段の仕事では話されないことかも知れません。

小島塾長の教えは、

・インサイド(自分の中)に関しては「納得できることをする」、アウトサイドに関しては「するべきこと(求められていること)をする」

・双方のバランスをとりながら、自分の裁量がある領域の限界まではとにかくやってみるということでした。

オブザーバー、経験を語る

参加した他のオブザーバーからは、ノウハウだけでなく、実際にキャリアの中で起こったどうしようもなく難しい課題に直面した経験なども聞くことができました。

特に吉岡オブザーバーの話は、僕が聞いても「そりゃきついわー」と思うような経験。
彼は一度カラクルを辞めて、その壮絶な経験をしてから再びカラクルに戻ってきた出戻り組です。

吉岡真人のブログはこちらから。

こんな感じで、脱線もしながら、でも結構貴重な話を聞けるのは小島塾のいいところでした。

中村流、高難易度の課題の乗り越えかた

自分にとって高難易度な課題の乗り越えかたについて、僕の考え、やりかたもみんなに伝えましたので、皆さんにも紹介したいと思います。

【STEP1】自分にとっては難しいことでも、「世の中でやれている人はいるのか?」と考える

客観的にその課題見るために、このようにまず考えます。
例えば、世の中でその課題を克服できそうな人が一定数いると考えたとします。その場合は、そんなに特殊なスキルを持った人でなくてもできるやりかたがあるということです。

ちなみに、僕が過去「難しい」と思った課題で、世の中の誰もやったことのない課題というのはほとんどありませんでした。

逆に、誰もやったことのない課題に取り組む場合、大袈裟に言えば、それはもう人類にとっての発明をしようということですので、難しくて当たり前だし、簡単になんとかなりません。

【STEP2】とにかく「正しそうなやりかた」を見つける

ここは仮説で構いません。
難しい課題には、確実に正しい答えはありません。

【STEP3】仮説に従って、着実に進める。

それで少しずつでも進めていきます。
いいペースで目標に向かって進んでいけばOK。

進んでいかなかったらダメ、またスピードが遅すぎるのもダメです。
その場合は、方法を変える必要があると判断します→STEP2に戻る

基本的に、このSTEP1〜3をぐるぐる回せば、全てのことは解決するというのが僕の考えです。

問題解決に関しては、少し違う切り口で過去ブログもあるので、興味のある方はそちらもご覧ください。

大きな問題を抱えたときの対処のしかた

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