こんにちは。
家では3児の安全を守りつつ、会社でもISAOメンバーの安全を守っている人事の外野です。
突然ですが、みなさんの会社には安全衛生委員会ってありますか?
そもそも安全衛生委員会とは?
労働安全衛生法において、一定の基準※に該当する事業場では安全委員会、衛生委員会(又は両委員会を統合した安全衛生委員会)を設置することが義務付けられています。
※一定の基準とは
安全委員会 1.常時使用する労働者が50人以上の事業場で、次の業種に該当するもの > 林業、鉱業、建設業、製造業の一部の業種(木材・木製品製造業、化学工業、鉄鋼業、金属製品製造業、輸送用機械器具製造業)、運送業の一部の業種(道路貨物運送業、港湾運送業)、自動車整備業、機械修理業、清掃業
2.常時使用する労働者が100人以上の事業場で、次の業種に該当するもの > 製造業のうち1.以外の業種、運送業のうち1.以外の業種、電気業、ガス業、熱供給業、水道業、通信業、各種商品卸売業・小売業、家具・建具・じゅう器等卸売業・小売業、燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業
衛生委員会 常時使用する労働者が50人以上の事業場(全業種)
(厚生労働省サイトより)
ISAOの安全衛生委員会
ISAOでは安全委員会と衛生委員会を統合した安全衛生委員会を設置しています。
その構成メンバーは、衛生管理者、人事、社員代表からとなっています。
委員会の開催頻度は毎月1回。
マッチョな産業医の伊藤先生にももちろん毎回参加いただき、活発な活動をしています。
そして、安全衛生活動を活性化するためにGoalも策定しています。
現在のGoalは「いきいきと働く文化を根付かせる」こと。
このGoalは、Goalous(ゴーラス)を使ってISAOメンバー全員にも共有しています。
どんなことをしているの?
ISAOの安全衛生委員会の流れ
安全衛生委員会 → 職場巡視 → 産業医面談という流れで毎月実施しています。
安全衛生委員会での労働時間の把握
労働時間の把握は、Microsoft Power BIを使って行っています。
ちなみに数年前まではExcelで管理をしており、その時は毎月本当に集計に時間がかかっていました。
現在は勤怠システムからデータを抽出してサーバーにアップするのみ。いずれはこの部分も自動化する予定です。
見栄えも全然違うし、わかりやすいし本当に管理がしやすくなりました。
チェックの内容は、
・時間外+休出時間の多いメンバーの確認 ・45時間オーバーのメンバーの確認 ・遅刻や早退などの確認
を行っています。
勤怠上で気に留めたメンバーとは安全衛生委員会メンバーとの面談や産業医との面談を実施しています。
職場巡視
安全衛生委員会後の職場巡視においては、
- キッチン周りの確認
- 冷蔵庫の確認
- 執務環境の確認
を主に行っています。
改善が必要な事項については、委員会メンバーを中心に改善を実施。
またその内容についてはGoalousのアクションを使って全メンバーに共有をしています。
職場巡視の様子
2018年7月から使用しているISAOのキッチンはいつもピカピカ☆
伊藤先生による産業医面談
産業医の伊藤先生との面談は、長時間労働メンバーやメンタル不調のメンバーを対象に実施しています。
4月以降は長時間労働時間の基準をさらに下げて面談対象を決定していきます。
定期健康診断の実施
健康診断は毎年社内で実施しています。
社内で健康診断を実施すること、またその後のサポートにより受診率はここ数年100%をキープしています。
昨年はMamoru Bizを使って健康診断のオプション検査を充実させました。
社員はQRコードを読み込むだけでオプション検査を受けられ、健康診断を実施する会社は一括でISAOに請求でき、ISAOは社員の健康維持促進へ取り組めるというとてもHappyな結果となりました。今年ももちろん実施します。
Mamoru Bizを使った健康診断の様子はこちら
ストレスチェックの実施
毎年ストレスチェックも実施しています。
ストレスチェックの集団分析の結果も、Power BIやGoalousで共有しています。
今年度のISAOのストレスチェックの結果は、全てのプロジェクトにおいて全国平均よりも良好でした。
インフルエンザ予防接種の実施
3年ほど前から社内でのインフルエンザ予防接種を始めました。
この予防接種の実施に関してもMamoru Bizを使っての予約。
先述の通り、社員はQRコードを読み込むだけで予防接種の予約ができます。
今年は社内で6割のメンバーが予防接種を受けました。今シーズンは2回の社内予防接種を実施しました。
健康グッズの検討
安全衛生委員会では健康グッズについても話し合います。
社内にあったらいいと思う健康グッズなどは委員会で検討して購入しています。
ISAOにはマッサージチェア、アブローラー、バランスディスクなど導入しています。
健康グッズで筋トレしているメンバーの姿
まとめ
ISAOの安全衛生活動について紹介しました。
今年4月から施行の働き方改革関連法では「労働時間状況の客観的把握の義務化」「産業医の機能強化」も義務付けられています。
ISAOでは自社のサービスを使いながら、安全衛生活動を効率化し、様々な課題を改善し成長を続けています。