クラウドネイティブを推進、オープンマインドの体現者

こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です。
ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第4弾!

前回インタビューに引き続き、今回もMSPチームからご紹介。プログラマ出身のクラウドソリューションアーキテクト、秋山さんにお話を伺いました。
秋山さんは Microsoft Azure のクラウドネイティブな技術を扱う案件を中心に、クラウドの設計や構築を行っています。

Amazon Dash Button で作成したシステムの光と闇

小柴:秋山さんといえば私の中でAmazon Dash Button の人というイメージです!

 

秋山:あーそういえば作りましたね。

Amazon Dash Button
備品を補充する Dash Button。このボタンを押すだけで自動で注文できるのだ。便利!

小柴:どうして作ろうと思ったんですか?

 

秋山:すごくHow思考なんですけど、当時 Dash Button が発売されたニュースを見て、これを使って何か社内の問題解決をしてみたいと思ったんです。

 

小柴:おお~実際に作りたくなっちゃったんですね。

 

秋山:最初に作ったのは、「今キッチンで飲んでるよ」という通知が社内の人たちに届くというものでした。でもあんまり受けが良くなかったんですよね~。

Amazon Dash Button
キッチンにあるボタン。こちらもまだ現役です。押したら社内のみんながやってくるかも。

秋山:備品補充なら本来の用途に近くて使ってもらえそうとだと思ってもう一つ作ってみたら、こちらは活用されていて。満足しました。笑

 

小柴:普段からそういう情報には敏感なんですか?

 

秋山:うーん、どういう技術用語を最近よく聞くか、情勢は掴むようにしています。ものによっては自分で手を動かして試してみたりしますね。

 

小柴:エンジニアさんっぽい!

 

秋山:今は仕事で使わない技術でも、1年後とか後になってからそれを使う機会に出会って繋がっていくんですよ。これはITで働いていておもしろい点です。

 

小柴:最近興味があるのはどんなことですか?

 

秋山:Azureのクラウドネイティブに大別される技術全般が好きで、常に情報を集めたりしてますね。GitHub Actions というCI/CDのツールを試したり、パーツをマーケットプレイスに公開してます。

 

小柴:ほんとに好きなんですね。

 

秋山:性格的にも合ってるんだと思います。前職ではアプリ開発をしていましたが、それよりも、DevOps の環境を整備して チームメンバーがうまく働ける状況を作ってみんなの効率をあげるとか、そういう方が好きなんです。

受託の魅力は様々な経験を積めること

小柴:前職の話がちらっとでましたが、転職される前は静岡に住んでらっしゃったとか?

 

秋山:そうですね。ISAOに来るのを機に富士市から東京に引っ越してきました。

 

小柴:「こだま」しか止まらない場所からはるばるありがとうございます。

新幹線こだま
だいたいいつも空いてるこだま。年末年始などの繁忙期でも予約無しで乗れちゃう優れもの。(画像引用:Wikipedia)

 

秋山:ディスられてる感じがしますが、聞き流しましょう。

 

小柴:そんな思い切った決断をした理由ってなんだったんでしょうか?

 

秋山:前職は自社開発のパッケージソフトウェアベンダーだったんですけど、受託をやりたいと思って転職を考え始めました。そうするとやっぱり東京と静岡では仕事のチャンスの数が全然違うんですね。あと東京に対してキラキラした憧れもありました。

 

小柴:あ、私も地方出身なのでそのイメージわかります。しかしISAOはキラキラというより下町感強めですよね。笑

 

秋山:ISAOに来て、下町には下町の良さがあることも知りました。笑
まあそんなわけで、受託案件もできるし、AzureやC#など前職で培ってきたスキルセットも活かせるISAOを選びました。

 

小柴:学生さんと話していると自社プロダクトを開発希望の人が多いんですけど、受託のいいところってどういう点なんでしょうか?

 

秋山:短期的に様々な経験を積むことができるのが魅力ですね。自社サービスだとプロジェクトのスパンが数年単位だったりすることもあるんですが、受託であれば短期間のものもたくさんあります。

 

小柴:しかもISAOはバリフラットなので同時に複数のプロジェクトにかかわることもできますよね。

 

秋山:そうですね。自分の場合、受託案件だけでなく自社プロダクトにも関わってますし、経験できる厚みも幅も広いのは嬉しいところです。

エンジニア視点からの「情報オープン」の重要性

クラウドネイティブ

小柴:秋山さんはGoalous(自社開発している社内SNS)やセミナーでもよく情報発信してくださるので、エンジニアさんの中でも特に活動が見えやすいと感じているのですが、意識してそうされてるんですか?

 

秋山:はい。色々意味はありますが、自分のチャンスを広げるためだったり、ITエンジニア的な価値観を広げるためにやっています。

 

小柴:というと?

 

秋山:ISAOの場合、社内のエンジニアがどんなことできるか知るきっかけはGoalousだと思っています。何ができるかアピールすれば、それに近しい案件が来た時に相談を受けやすくなるので、自分のチャンスを広げることができます

 

小柴:なるほど。実際、AIに興味があると発信していたエンジニアがそういう案件に入っていった例もありますもんね。

 

秋山:はい。それからビジネスサイド、エンジニアサイドなど、それぞれが持つ価値観を互いに共有することも大事だと考えています。
たとえばエンジニア的な視点で言うと、めんどくさいことはプログラムを書いて誰もやらなくていいようにするとかですね。

 

小柴:チームにおいて相互理解は大事ですね。何が心地よくて何が困るとか、そういう価値観がわかっているとコミュニケーションもスムーズになりそうです。

 

秋山:オープンにするのはISAOのカルチャーだと信じているので、それを体現なくちゃいけないなと積極的に発信しています。周りに良い影響を与えられる活動にはもともと興味があるタイプなので、ISAOとはそういう意味でもマッチしてますね。

Azureエンジニア
Goalousでの投稿。秋山さんは、開発者同士だけでなく会社全体に対しての意見もよく発信してくれます。

グローバルなチームで奮闘中

小柴:ISAOに来てどんな成長がありましたか?

 

秋山:Azureの技術は以前から使ってはいましたが、かなり広範囲に身についたと思います。新しい技術をキャッチアップしてお客さんに喜んでもらえる経験ができています。
それから最近は外国人エンジニアと一緒に仕事をしているのですが、彼から学ぶことが多いです。

 

小柴:どんなことですか?

 

秋山:話の進め方、コミュニケーションの取り方の部分ですね。とにかくすごくうまいんです。日本語ほぼ話せないのに!

 

小柴:それはすごい!

 

秋山:(当たり前のことではあるのですが)ミーティングの中で具体的な問題を話してその場で解決するので、終わったらみんなすぐさま作業に取り掛かれる、という状態に持っていってくれるんです。

 

小柴:ファシリテーションがうまいんですね。話し合いの時間を無駄にしない進め方だ。

 

秋山:ミーティングって形骸化しやすいじゃないですか。彼のそういうマインド、コミュニケーションの取り方はすごくいいなと、いつも刺激をもらっています。

 

小柴:いいですね。今後更にチャレンジしていきたいことはどんなことですか?

 

秋山:今もやっていますが、クラウドネイティブな技術を使う経験はもっと増やしていきたいですね。
チームで進めるプロジェクトでは、先ほど話した外国人エンジニアのようにコミュニケーションをとりながら、うまく進められる組織体制を作っていきたいです。

 

小柴:案件の規模も大きくなってきているので、プログラマ時代のチーム開発の経験が活きてきそうですね。

 

秋山:はい。それから、受託と自社プロダクト両方に関わっているという面から言うと、各プロジェクトで得た経験をお互いにフィードバックするサイクルも回していきたいです。

クラウドソリューションアーキテクト
小柴:最後にこれからISAOに応募しようかなと考えている人に向けて、メッセージをお願いします!

 

秋山:複数のロールを同時にやりながら、自分のできる範囲を広げていきたいという人にはISAOは働きやすい環境だと思います。
バリフラットなので、複数の立場で複数のプロジェクトに参加できます。
それからオープンマインド。そういうカルチャーが好きな人にもぴったりだと思うので、ぜひこちらからご応募ください!

 

小柴:秋山さん、ありがとうございました!

 

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