障害にマルチ対応、運用監視のスペシャリスト

こんにちは!あるときは人事プロジェクト、あるときはブランディングプロジェクトの小柴です!

ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第三弾! だーはらさんから引き継いで、ISAOのエンジニアのみなさんを紹介していきます。

今回は、インフラエンジニアの鷹城さんにお話を伺いました!

インフラの運用監視を支える鷹城さん

クラウドインフラエンジニア

小柴:前回インタビューした鮫島さんから、鷹城さんは食べるのが好きだと伺ったんですが、グルメですか?

 

鷹城:いや、質より量ですね。笑

 

小柴:そっちですか。笑 オススメのお店あります?この辺中華ばっかりなイメージなんですけど・・・。

 

鷹城:よくランチで行くのは桜坊(さくらぼう)という中華です。

 

小柴:やっぱり中華!・・・っていきなり本題からずれちゃってすみません。

早速ですが、インタビューよろしくお願いします!

 

鷹城:はい、よろしくお願いします。

 

小柴:鷹城さんは粕谷さん鮫島さんと同じくMSPプロジェクトのお仕事をされていますよね。

 

鷹城:はい、MSPは大きくわけると設計・運用・監視の3つの役割がありますが、私は主に運用に関するところを担っています。

 

小柴:運用というと具体的にはどんなお仕事なんでしょう。

 

鷹城:お客様のシステムを預かって監視設計をしたり、サーバーからあがってきたアラートに対応したり、月次の運用レポートを作成したりですね。 お客様からシステムに関する問い合わせがあれば、それを受けて設定変更したりもします。

 

小柴:もともと前職でもそのような仕事をされてましたか?

 

鷹城:そうですね。仕事の内容という点ではISAOに入る前とあまり変わってないです。前職は基本オンプレで、データセンターにあるサーバーの面倒を見ていましたが、そのうちクラウドの業務も出てくるようになりました。とは言っても、なかなかクラウドメインというところまではいきそうになかったので、ISAOに転職してきたという経緯です。

 

小柴:なるほど、クラウドメインというところが魅力に映ったんですね。 そういえば、入社されるとき既にAWSの「Solution Architect Professional」を取得済みでしたよね。

 

鷹城:はい、業務でやったことのおさらい的な意味で取りました。案件にもよりますが、業務の中だけで身につけられる範囲には限りがあります。 例えばこの機能は使ったけどこの機能は使わなかったとかあるわけで、そういう足りていないところを補って網羅的に理解するために資格の勉強は役立ちます。

 

小柴:実務でも役立ちましたか?

 

鷹城:そうですね。触ったことはなくても、ここにこういうサービスがあると知っていれば、お客様との会話の中で「できそう/できなさそう」くらいのことはその場で答えられます。それに、まったく何もわからない状態から触れるよりも、あらかじめ知っている方が早く習得することができます。

 

小柴:会社的にも鷹城さんの資格はありがたかったです。ISAOはAWSのパートナーなのですが、資格取得はその要件のひとつでもあるので。

 

鷹城:そういう意味でも喜ばれましたね。

 

小柴:ちなみにISAOなら、こういった資格取得のための受験料はプロジェクトが負担してくれます!

幅広いからおもしろいISAOのインフラ

インフラエンジニア

小柴:鷹城さんの仕事についてもう少し詳しく教えていただけますか?

 

鷹城:運用チームは、設計チームが作ったシステムを引き継いだり、お客様のところで既に動いているシステムに直接入っていって運用します。 必然的に、途中から入っていくようなイメージですね。だから自分が担当するシステムがどういう構成になっているか理解する必要があります。 仮想マシンはどういうふうに立っているか、PaaSで動いているのか、など_全体の構成をを素早く把握_しなければいけません。

 

小柴:構成がわからないときはどうするんですか?

 

鷹城:聞くしかないですね。とにかく今我々が受け持っているものはどういう状態にあるのか把握するのが一番の基本です。そうでなければ障害に対応できません。

 

小柴:でもISAOってマルチクラウドですし構成も一様ではなさそうですよね。

 

鷹城:はい。AzureやAWSやGCP、その他のパブリッククラウドもあります。オンプレを取り扱っている場合もあり、とても幅広いです。

 

小柴:ということはそれぞれ担当を決めて分担しているんでしょうか?

 

鷹城:いえ、運用チームの中で担当の振り分けはしていません

 

小柴:なぜですか?

 

鷹城:我々はアラートがあがったらすぐ対応する必要があります。でもアラートがいつあがるかなんてわからないですし、自分から選べるものでもありません。 だから、どんなアラートがいつ来ても対応できるように、幅広く理解しておく必要があります。

 

小柴:なんだか大変そう・・・。

 

鷹城:でもそこがおもしろいところでもあります。

 

小柴:おもしろい、というと?

 

鷹城:ISAOなら1つのベンダーにとらわれることなく、AzureにもAWSにもGCPにも触ることができます。それに、最近はDatadogのようなクラウドのSaaSを利用する監視も増えてきているので、新しいスキルや技術をキャッチアップしていくのもおもしろいです。

 

小柴:様々な技術に触れる機会と、それを実際に試せる環境があるんですね。

 

鷹城:私の年齢も40を超えてるんですけど、40過ぎのエンジニアが自分のスキルが世間で通用せず転職できない、という記事をネットで見かけたことがあります。

 

小柴:厳しいですね。

 

鷹城:そうならないためには最新のものを勉強して、触って、使えるようにならないと乗り遅れると思っています。自分は〇〇しかできない、なんて言ってられる環境ではないので、とりあえず覚えるし手を出すようにしています。 そういう意味では、ISAOは必然的にいろんな知識に触れることになりますし、仕事に追われる形で覚えていけるので、ありがたい環境です。

 

小柴:ちなみに、どういうときに喜びを感じますか?

 

鷹城:何か障害が起こった時に、ズバリその問題を指摘して改善できた時です。

 

小柴:ナゾトキみたいですね。

 

鷹城:まさにそんな感じです。自分が想定した通りの筋書きだった時は、「まあわかってたんだよ、これが理由だってことは(ドヤァ)」って。笑

 

小柴:いいですねえ。笑

 

鷹城:といっても実際はそううまくいくことはまれで、 頭抱えながら調べてやることのほうが多いんですけどね。 でもそうしながらちゃんと原因がわかって、対応が終わって、復旧できた時の達成感といったら!エンジニアの醍醐味ですね。

クラウドは我が子?恋人?それとも・・・

クラウドインフラ

小柴:鷹城さんにとってクラウドはどんな存在ですか?どう対峙してます?

 

鷹城:存在?

 

小柴:恋人とか相棒とか・・・どんなふうに見えているのかなあと。

 

鷹城:うーん・・・、部下みたいなイメージでしょうか。自分が面倒見ているインフラに対して、「俺はこいつらを指揮統率している!」みたいな。指揮官と兵士のような関係です。 オンプレの頃は、これが俺が手間暇かけた秘伝のサーバーだと愛着を持っていました。 でもクラウドは、必要に応じてスケールして落ちます。だから個々の構成要素への愛着はないですね。

 

小柴:なるほど。

 

鷹城:でもそれがクラウドとして正しい使い方なんです。必要な時に必要なだけ作って、必要がなくなれば消えていく。 こうして考えてみると、オンプレとクラウドではサーバーに対する感情は結構変わってしまいましたね~。 オンプレ時代は、サーバーといったら愛しいわが子のような存在で、凝った名前なんかつけたり・・・

 

小柴:え?名前ですか?!

 

鷹城:はい。なので、AWS が日本でも一般的に普及し出したころ、re:Invent で、「サーバーにいちいち名前をつけるな」という内容のプレゼンがあって衝撃をうけました。オンプレのときとは考え方がまるで違うな、と。 (※2013年の AWS re:Invent のこのスライド)

 

小柴:ちなみに鷹城さんはどんな名前を付けてたんですか?

 

鷹城:え、別にふつうですよ。「Web01」とか・・・。

 

小柴:いやいや~、凝った名前っていうからにはもっと何かあるはずですよね!

 

鷹城:え、そんな期待されてもないですよ。お客様にも見えるものですし・・・。

 

小柴:そうだな~たとえば動物の名前とか!

 

鷹城:あの、・・・

 

小柴:じゃあ、好きなミュージシャン名とか?

 

鷹城:だから・・・

 

小柴:さては、恋人の名前ですね?

 

鷹城:ちょっ・・・

 

小柴:あ!食べるのが好きだから、食べ物の・・・

 

鷹城:いいかげんこの話題から離れましょう!!!笑

 

小柴:し、失礼しました。笑

 

鷹城:いえ、私も取り乱して失礼しました。笑

何かに縛られたくないならISAOがオススメ!

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小柴:最後に、これからISAOに応募しようと思ってる人に向けてメッセージをお願いします!

 

鷹城:クラウド全部やりたいならいISAOがいいですよ。ある特定のクラウドベンダーに限られていないので、身につけられる技術の幅は大きいです。 それに、会社的な側面で言うと上下関係が厳しいこともないし、これやりたいと言えばやらせてもらえる環境です。 クラウドの技術もですが、何か特定の技術にロックオンされたくない人におすすめです! 設計・運用・監視と上流から下流まで揃っているのでエンジニアとしては動きやすいですし、なにがしか能力を発揮できるところが見つかるはずです。

 

小柴:ですね!ISAOは一緒に働いてもらえる仲間を募集してます!ということで、鷹城さん、今日はありがとうございました!

 

小柴:ところで、こんど構成するサーバーにはぜひ私の名前を・・・

 

鷹城:つけません!!!!笑

 

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