一歩一歩、領域を広げ続けるアプリケーションエンジニア
こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です!
Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第11弾!
今回は、Colorkrewの良心、堀田さんにインタビューしました。 もともと前職ではiOSアプリの開発をされてましたが、Colorkrewに来てからはそれだけにとどまらず、Webアプリの開発、チャットボット開発と次々と領域を広げ、現在は、基幹システムのデータウェアハウスをAzureで開発しています。 堀田さんの趣味はキャンプということで、まずはキャンプ話からスタートしました。
何もしないのが醍醐味のソロキャンプ
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キャンプが趣味の堀田さん。おすすめのキャンプ飯は簡単だけど豪華で食べ応え抜群なローストビーフ。[/caption]
小柴:堀田さん、キャンプお好きですよね?
堀田:はい。最近だと、レンタカーを借りてあさイチで富士山のふもとっぱらに行ってソロキャンプしてきました。
小柴:あの、ひとりでキャンプってめちゃヒマそうって思っちゃうんですけど・・・(汗)
堀田:はは、そうですよ。何もしないために行く感じです。
小柴:え?何もしないため?
堀田:普段スマホとかPCずっといじってるじゃないですか。キャンプの間はできるだけ触らずに、本読んだり、寝たり、焚火に薪をくべたりしてのんびり過ごします。何も考えず頭を真っ白にできるのって良くないですか?
小柴:いや~キャンプしなくても常に真っ白なもんで・・・たぶん普段から常に思考してる人じゃないとでない発想ですね。
堀田:僕同じことやってるのが割と好きなんですね。自転車も、古山さんみたいにレースで1位を目指すとかじゃなくて、漕ぐこと自体が楽しいみたいな。だから朝7時から夜6時まで観光もせずただひたすら自転車に乗ったりしてました。
小柴:そんなに!!
堀田:やるなら朝から晩までやらないともったいないって思っちゃうタイプなんです。キャンプは行くとがっつり時間使わなきゃいけないので、そういう意味でも好きかもしれないです。
小柴:仕事にも現れたりします?どっぷりやる、みたいなところって。
堀田:うーん、新しい分野の仕事をする前は、わりとがっつり勉強してから入ったりはしますね。 分厚い技術書買って読んだり、開発者コミュニティーに毎週参加したり、お金払って大きなカンファレンスに行ったり。
小柴:まずは入門書から、じゃないんですね。
堀田:あ、僕そういうのは買わないんです。分厚い本を最初から順に読んでいくのが好きなんです。
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参考書はパラパラ片手間に見たいので電子書籍ではなく紙派。[/caption]
小柴:堀田さんはiOSの開発者としてColorkrewに入社されましたけど、その後Webアプリの開発、チャットボット開発、クラウドってめちゃくちゃ領域広げてますよね。 そのたびに勉強するのって大変じゃないですか?
堀田:もちろん大変ですよ。しなくていいならそれにこしたことはないんですけど、お客さんからしたらやっぱりちゃんと下準備して臨む人のほう信頼できると思うんですよね。 それに、根本的にテクノロジー分野が好きなので、新しいこと知るのはおもしろいです。色んな技術がありますけど、それってどこかで繋がっているんですね。それを発見した瞬間がアハ体験みたいでスッキリするんです。
単体テストの愛すべき点
小柴:そういえば堀田さんのGoalous(社内で使っているSNSツール)のプロフィール欄に、単体テストが好きって書いてましたよね。あれってどういうことですか?
堀田:安心感をくれるところと、コードがきれいになるところが好きなんです。
小柴:安心感はわかるんですけど、コードがきれいになるというのは?
堀田:テストできるようにコードをきれいに書くってことですね。 えっと、たとえば寿司マシンがあって、まぐろ・えび・・・とか握れるとしますよね。
小柴:は、はい。(寿司マシン・・・?)
堀田:そのマシンに、わさびユニットが各ネタに個別に設定されると、わさびユニットがネタの数だけ必要になってしまいます。 なので、各ネタで同じわさびユニットを使おうと考えます。すると今度は各ネタごとにわさびの量は違うので正しい量がでてくるのか気になります。
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単体テストを寿司マシンに例えて説明してくれる優しい堀田さん。しかしなぜ寿司マシン![/caption]
堀田:つまり、わさびユニットを単体テストしたくなります。この単体テストでは、どんなネタでも正しいわさびの量が出ることを確認します。 すなわち、単体テストにおける”新しいネタ”に対応できるわさびユニットというのは、各ネタに対応できる、ということになります。その結果、他のネタでも使える汎用わさびユニットが完成します。
小柴:後々テストすることを考えると整ったコードになるってことですか?
堀田:はい。単体テストを入れようとすると、コードもきれいになるし、結果も良くなるということなんです。これがが僕が単体テストの好きなところです。
小柴:なるほど。Janもコードのきれいさを大事にするタイプでしたが、エンジニアの人ってやっぱりきれいなコードが好きですか?
堀田:好きですね。きれいなコードは先ほどのわさびユニットのように他でも使いやすいですし、何よりもわかりやすいです。 コードも一般の書類と同じように、後々他の人も目を通すものです。なので、自分自身が読む立場になったとき、きれいなコードだと一目置いてしまいます。
小柴:他にも仕事で大事にしていることってありますか?
堀田:正直であることですね。自分が思ったことは隠さずに言いたいです。 お客さんに対しても、変に遠慮しすぎないでちゃんと伝えることが大事だと思ってます。
小柴:それが大事だと思うようになったきっかけがあったんでしょうか?
堀田:きっかけというか、このままいくとこうなりそうだなって悪い予感がするときあるんですけど、それってだいたい実現するんですよね。
小柴:あ、わかる気がします。あのとき不安がよぎってたのに言っておけばよかったー!って思ったことあります。
堀田:はい。だから思ったことはなんでも言いたいですね。早めに相手に伝えておいたほうが後々自分も楽だし、その後も安らかに過ごせるんじゃないかなと思ってます。
領域を拡大しながらキャリアを模索
小柴:Colorkrewに入って変化したことってありますか?
堀田:コード書くだけがエンジニアじゃないなっていう気持ちは、入社前よりも強くなりましたね。 新卒の頃はコードを書いて貢献したいという想いが強かったんですけど。
小柴:堀田さんが新卒入社された会社ってメーカーの技術部門でしたよね。
堀田:はい。どちらかというと特定分野に特化した人が集まってる感じでした。 でもColorkrewはいろんな人がいて、コード書きながらも、お客さんと話をして意図を汲み取ってシステムに落とすとか、技術的アドバイザリーをしていたりとか・・・自分の範囲を広げないとやり切れないことが多いと感じてます。
小柴:専門家が集まって特化するパターンも、一人が広い範囲をカバーするパターンも、それぞれ一長一短ありそうですね。 ところでColorkrewにはおっしゃったようにいろんな人がいますけど、だからこそ統一的なキャリアビジョンみたいなものもないじゃないですか。堀田さんは進む方向に迷いはなかったですか?
堀田:ありましたよ。というか今も迷い続けてます。笑
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迷いながらもどんどんチャレンジ。現在はクラウドに挑戦し、チームのミーティングにも参加。楽しそう。[/caption]
堀田:こういう立ち回りをできるようになりたいとか、こういうコード書けるようになりたいとか、それぞれの分野で尊敬できる人たちを見ながら、ちょっとずつ自分がどんな能力つけていきたいか模索している状態です。
小柴:いいですね。なりたい姿が最初からバチっと決まってるといいのかもしれないですけど、実際そんな人ばかりじゃないと思うんですよね。 新しいことにチャレンジしながら方向性を探る動きがしっかりできてるっていうのは素晴らしいなと思います。
堀田:模索しながらも一応ざっくり理想とする姿はあって、システム全部を作れるような人になりたいと思っています。 といっても実際一人だけで何かつくるってことはないので、全体的な視野を持ちながら他のメンバーと協力しながら作れる人、というほうが適切な表現かもしれません。
小柴:なるほど。ちなみにどんな人と仕事をしたいですか?
堀田:楽しそうに働いている人がいいですね。
小柴:楽しそう、というのはもう少し具体的に言うとどういうことですか?
堀田:難しい問題にあたったときに、笑いながら喋れるような・・・あ、鳥居さんみたいな感じですね。 プログラムの仕様で変なことがあっても「あり得ないよねーははは」って笑いながら話すみたいな。笑
小柴:なるほど。そんなふうに笑いながら、新しいことにチャレンジしていきたいですね。 堀田さん、今日はありがとうございました!