3大クラウドに挑む、インフラエンジニア

こんにちは!ブランディングプロジェクトのだーはらです!

入社して3ヶ月過ぎ、晴れて試用期間も終わったので、突然ですが**「新人」辞めました(笑)。**

とはいえ、まだまだITリテラシーの低さには定評がありますので、ISAOのエンジニアのみなさんにたくさん絡みたいと思っています。

 

そんなこんなで始めてみました。

ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第一弾!

今回は、インフラエンジニアの粕谷 司さんにお話し伺いました!

インフラエンジニアの粕谷さん

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原田:粕谷さんとこうやってお話するのは初めてですが、よろしくお願いします!粕谷さんはISAO歴は長いですか?

 

粕谷:なんだか、緊張しますね~。こちらこそよろしくお願いします。僕は2012年入社だったかな?なので、今年で7年目になりますかね。

 

原田:7年目ですか~。粕谷さんが今携わっている仕事内容はどういったものでしょうか。

 

粕谷:僕はMSPというプロジェクトチームにいますが、主にサーバーの設計・運用・監視のサービスをお客様に提供しているプロジェクトです。

例えば、なにか開発を行っているお客様で、インフラ部分を自分たちですべてやるのは難しい場合など、自分たちのプロジェクトにご依頼いただいて構築し、そこから運用・監視などもやっていくみたいな感じです。

その中で現在は、主に設計の部分に携わっています。

 

原田:設計の部分というと?

 

粕谷:設計というのが、例えば、営業メンバーと一緒にお客様からのご要望を聞きに行くときに一緒に同行して、実際にお客様の要望にあった構成を提案したりしています。

 

原田:なるほど!じゃあ外出されることも多いんですね?

 

粕谷:そうですね。営業の方ももちろんある程度の技術の知識を持っていますが、より詳しく提案できるのは設計メンバーなので、営業提案時に同席することが多いです。

 

原田:エンジニアさんは社内にいるイメージでしたが、意外とお客様との対面が多いんですね。

「接客を極める!」と宣言した学生時代

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原田:粕谷さんは、実は意外なご経歴をお持ちと伺いましたが、これまでの経歴を教えてください。

 

粕谷:意外なね(笑)。僕は大学の時、**「接客を極める!」**と宣言して、かの有名なオレンジ色の看板の牛丼屋でアルバイトとして働いていました。大学卒業した後も特に就活もせず、ずっとアルバイトを続けていたんですが、当時働いていたお店が閉店することになりまして。

その時、改めて**「これはちゃんと考えないと。」**と思い就職を考えたんですね。

大学は技術系の大学だったんで、元々技術には興味はあったんですが、卒業後はなにも技術的なことはしていなかったので、どこかで下積みをしようと思い、ISAOの前に、別の会社で情シスのアシスタントみたいなことを2年くらいやっていました。

家で自分で趣味程度にPCを作ったりしていたんで出来るかなと…。

原田:ん?PC作ってたんですか?PCって個人で作れるんですかっ??

 

粕谷:んん?PCは作れますよ(笑)?

 

原田:いや~、趣味でPC作る人って!少なくとも私は出来ないですよ。趣味から技術屋さんじゃないですか!

 

粕谷:あはは。まぁそういう趣味もあったので、ちょうどPCのキッティングができる人を募集していたその会社に入りました。

その頃は、サーバーなどに触ったりはしていなくて、多少の技術に触れる程度の経験を積んだという感じでしたかね。

ただ、その当時の会社は、情シス部門がインフラも担当していたので、それを見ているうちにだんだんインフラに興味が湧いてきたんです。

 

原田:あの…根本的な疑問があるんですが。どこをどう見てどうやったらインフラというものに興味が湧くんでしょうか(笑)??最近、ホントにエンジニアさんに興味がありまして。

 

粕谷:うーん、何でしょう?動いてるシステムの根幹というか土台が見れたりいじれたりすることが面白かったからかな。

もちろん、表にでているサービスも面白いと思うんですが、それを動かすための下地を自分がつくれたらもっと楽しいと思えるからですかね。

 

原田:なるほど、そういう部分が面白いと思えたら、エンジニアになれるんですかね(笑)。

 

粕谷:いや、僕の場合はですよ。まぁ、でもそこからインフラに興味がだんだん湧き出して、インフラをメインに携われる職種を探して始めて、ISAOに辿りついたというわけです。

サーバー作りと向き合う日々

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原田:それからISAOではインフラエンジニアに??

 

粕谷:ISAOに入った当初は契約社員として、監視チームに入りました。

ただ、その頃は知識ゼロの状態だったので、最初は本当に周りには迷惑をかけたかなぁとは思いますが、聞けば誰かしら教えてくれていたので。本当にありがたかったです。

その中で、どんどんサーバーの方に興味が増えていきつつ、アラートとかがでてくるうちに、**「なんでこんなアラートがでるんだろう」って疑問から、「自分でも触りたいなぁ」**という気持ちがどんどん湧き上がるわけですよ。

ISAOはクラウドの検証環境を個人で使えるようになっているので、それを使って自分でサーバー作りを進めていけるんですが、その頃は自分で調べたり、周りに教えてもらいながらサーバー作りを練習しまくってましたね

 

原田:サーバー作りの自主練ですかぁ。

 

粕谷:そうです。その練習の中でも、自分でできない部分を他のメンバーに教えてもらったりしていました。

そうやっていく中で、監視チームが使う情報共有ツールみたいなのをサーバーに作ったりしていたら、実際の業務で採用されて。

そうしているうちにメンバーの方が推薦してくれて、**「社員にならないか」**と声をかけてもらいました。

それをきっかけに監視チームを抜けて、本格的にインフラエンジニアをやり始めて、今に至るという流れですね。

 

原田:なるほど。ちなみに粕谷さんはGCPの資格をお持ちということですが、そもそもこの資格はなんですか?

 

粕谷:いわゆる3大クラウドと呼ばれるAmazon、Microsoft、Googleがあって、その中のGoogleのクラウドが**GCP(Google Cloud Platform)**と呼ばれていて、そのスキルがあることを証明する資格ですね。

 

原田: GCPの資格を取ることで業務的になにか変化はありましたか?

 

粕谷:まず自分の自信にはなりますね

そして、自信がつくとお客様への提案時にも変化してきますし、そもそも資格の勉強する時に実際にサービスに触らないとなかなか覚えられないというのもあって、自分で実際作って動かしてみてという実務につながる動きができるので、どんどん自分自身の提案の幅が広がっていきます。

 

原田:資格の勉強が実務に直につながるわけですね。その資格を取得するのに、どれくらいの期間を要しましたか?

 

粕谷:実は…1回目落ちてまして(笑)。

1回目は、とりあえず受けてみようと思って、全く勉強もせず受けたんですよ。そりゃあ落ちますよね。

当時、会社の中でもGCPの案件もそこまでなくて、実務で携わることもなく知識もなかったので落ちて当たり前ですが。

でも、そこから会社でも少しずつ案件が増えてきて、実務で携わるようになってから1年ちょっとくらいで資格を取りました。

 

原田:その資格を取るためのおすすめの教材とかあったりするんですか?

 

粕谷:その頃はあんまり教材みたいなものがなかった気がします。当時、GCPは新しめのクラウドだったから、その頃は公式のマニュアルみたいなもので勉強していましたね。

 

原田:なるほど~。仕事しながら資格の勉強もするってなかなかタフですよね。

 

ISAO流「成長ポイント」

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原田:ISAOの人にはいつも聞かせていただいていますが、粕谷さん的にご自身の「成長ポイント」はどのあたりにありますか?

 

粕谷:そうですね。僕は監視チームからインフラエンジニアとして仕事するようになった時がやっぱり大きな変化だったし成長ポイントでしたかね。

インフラエンジニアの仕事に携わりだしてからは、メインは運用で、一つの大きなお客様の担当としてついて、困りごとを解決したりすることなどが最初の主な仕事でしたが、やっていく中でお客様と話す機会も増えていくので、対外的な側面でいうとコミュニケーション能力も身に付いたかなと思います。

 

原田:対外的な側面でいうと、粕谷さんは学生時代の**「接客を極める」**時代のスキルも役に立っているんじゃないですか(笑)?

 

粕谷:あはは。どうでしょうか。それも少しは役立ってるかも知れないですね。

でも、運用を経験していると、既に動いているシステムを徐々に理解していけるので、別のお客様のシステムに対してもそれを参考にしながら、どんどん提案を派生していけるようになりました。

あとはクラウドの商品は本当に早いスピードで新しくなるので、運用をしていく中でもどんどんアップデートされていきます。

その積み重ねで既存のお客様にもその時点でお客様にとってより良いかつ新しい提案ができるように心がけています。

 

原田:ということは、エンジニアのみなさまも日々アップデートしていかないといけないということですよね?

 

粕谷:もちろん、そうですね。そうじゃないとついていけないですね。

 

原田:ISAO内での、粕谷さんご自身の変化とかありますか?

 

粕谷:そうですねぇ。システムが大きくなればなるほど、タスクの振り分け能力がどんどん必要になってくるので、自分と関わるメンバーがどんどん増えていきます。その中で、どうやってタスクを振り分けていくかというディレクション能力はかなり必要だし、自分自身の経験値としては高まっていると感じます。

 

原田:なるほど。ディレクション能力ですか。

 

粕谷:僕は運用から設計になったので、今までは**「自分で終わらせればいいや」**と思っていたものが、「どういう説明をすれば相手が理解しやすいか」を考えるようにもなりましたね。

 

原田:そういうタスク振り分けの時って、工数が空いている人や出来る人にお願いするんですか?

 

粕谷:僕はそれはやらないようにしています。既に経験したことのあるタスクに似た案件は、基本的にはやったことのない人に振るようにしています。

そうすることで、僕も初めての人に対して説明しないといけないので、そこで説明する能力も高まりますし、自分自身の知識としても確立できるので。

もちろん、経験したことがない人に案件を振るので、やったことがある人にお願いするより時間はかかるんですが。

でも納期に遅れないように、自分もできるだけフォローに入る体制にしたりしています。

 

原田:それってすごく大事なポイントですね。タイムマネジメント力!

 

粕谷:とはいえ、ギリギリになることも多いんですけどね(笑)。

 

原田:そうなんですよねぇ。でも、そういうフォーメーションがチーム内でできているのが素晴らしいですね!

今後の展望

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原田:今後、個人的にチャレンジされたいことはありますか?

 

粕谷:まずは3大クラウドの資格取得することですね!

 

原田:エンジニアさんの中で、すべての資格をお持ちの方は多いんですかね?

 

粕谷:3つとも取得している人は少ないと思います。

資格取るためには勉強しないといけないので、結果自分の提案力の幅も広がりますし、自分の自信につながるので頑張りたいと思っています。

 

原田:じゃあ、いつ取りますか??あ、これプレッシャーかけてませんよ(笑)。

 

粕谷:そうですね~、今年中にAWSは取りたいと思っています。Microsoftは2020年4月くらいまでには…。

 

原田:おぉ!言っちゃいましたね??

 

粕谷:追い込まれましたね~(笑)。でも、頑張ります。

 

原田:最後に、プロジェクト自体の大きなチャレンジなどあったりしますか?

 

粕谷:そうですね!今までは、インフラだけのレイヤーをMSPが担当していて、開発部分はあまり受けてなかったんですが、WEB開発メンバーとリレーション強化していくので、一気通貫で仕事が受けれるようになってきています。

エンジニアとしてもインフラだけじゃなく、より幅広い経験ができる可能性が広がると思います。

実際、開発メンバーとも一緒に仕事していくので、インフラエンジニアだけど、サーバーサイドもできてくると、より強い人間になれる可能性があると思います。

 

原田:なるほど!個々人もどんどん強くなっていけるフォーメーションになっていくんですね。

 

粕谷:そうですね。インフラだけじゃない、+αの成長ができる環境になってきてると思うので自分自身も楽しみです。

 

原田:今日はありがとうございました!

 

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