はじめまして!もう1人の新入社員、青木匠です。 けいしに代わって、ディスカバリー研修2日目を、コンタクトに変え爽やかになった私の眼光からレポートしていこうと思います!
入社式の様子はこちら https://blog.colorkrew.com/2019new_member/
1日目の様子をまだご覧になっていない方はこちらをご覧ください! https://blog.colorkrew.com/discovery_01/
波乱の予感!?研修2日目
2日目は電車のダイヤが大乱れし、予定開始時刻になっても半分ほどしか集まっていない状態から始まりました。 それでも時間を無駄にしないのがディスカバリー研修。
ファシリテーターの今成さんは、残りの人を待ちつつも、時間を無駄にしないため、雑談をしながら前日のおさらいを交え話してくれました。
実はこの研修で一番勉強になったことの一つがこの今成さんのファシリテーションだったりします。
大きい声で、時に優しい顔で、多くのエピソードと、グループディスカッションでひたすら「考えさせ」、理解させる。決して答えを与えないのがファシリテーションです。
身振り手振り表情をじっと観察しながら話を聞いているうちに人が集まってきたところで、2日目本スタートです。
仕事もチームも主体性
さて、2日目は1日目に学んだ「主体性」を具体的に仕事やチームの中で活かしていくためのマインドとして、
- 目的・意義
- ソリューション
- ポテンシャル
を学びました。
1日目は、
1つの「事実」は、ものの見方(=パラダイム)によって、全く異なった「結果」として認識できる。なのでそのパラダイムを意識的に変える(=パラダイムシフト)ことで良い結果を生み続けることができることが大切である。
ということを学びました。
仕事に対してもパラダイムが大切なのは同じで、仕事に対して熱意を持てる、価値を見出せる目的=「パラダイム」を持つことがそのままHighパフォーマンスにつながることになります。
研修では目的・意義を、お客様や会社、社会からの期待と自分にとっての仕事の意義をすり合わせたところに設定することを学びました。
続いて、仕事の目標・意義を見出せたら、今度はそれを個人そしてチームの仕事の中で実現していくための方法や工夫を見出し、問題点や課題を解決するための手段=「ソリューション」を学びました。 特に、組織でベストパフォーマンスを生み出すためには、以下の4つが必要になるそうです。
ゴールを明確にする いつまでに、どんなニーズに答えなくてはいけないのか、チームの方向性を明確にし、全員が理解する必要がある。
チームに貢献する ゴール達成のために自分に何ができるかを考え、常にチームのゴール達成を優先した活動をしなくてはいけない。
役割認識を持つ チームのゴール達成のために、自分の役割を発見し、それに対してオーナーシップを発揮する。 その時、成果につながるタスクは優先順位をつけて行動する。
多様な視点を尊重する 自分と異なるものの見方、考え方を受け入れ尊重する。これを適切に反応し受け入れる。
ここまで目的・意義、ソリューションの内容をまとめてみました。 さらっと書いてしまいましたが、1日目と比べて何か新鮮味がない、ずっとモヤモヤした気持ちを持っていました。
ありきたりな話なのか?
普通のことだからなのか?
ISAOで?
「ISAOでいつもやっていることだから。」
ISAOの主体性はすごいぞ
衝撃でした。 今日習ったことはほとんどISAOで、Goalousを使ってやっていることそのままでした。
ゴールを明確にする くらまねのゴール、Mamoruのゴール、その他全てのチームのゴールはGoalousを見れば一瞬でわかります。
チームに貢献する 個人のアクションも常に何かのゴールに対したアクションになっています。 勝手に好きな仕事をやっていいわけではなく、何ができるかはISAOだと自分で考えて仕事を見つける必要があります。
役割認識を持つ チームに貢献と似ていますが、ISAOではゴールに向けた仕事は自分で探さなければいけません。 これは新卒で入った私たちも一緒で、例えば、研修もゴールやOJTは自分で必要だと思ったことを設定して取り組んでいます。
多様な視点を尊重する アクションは100%オープンにされるため、いろんな人の意見やアドバイスを聞くことができる環境がGoalousを中心にしっかりと整えられています。 そして、それを良しとする雰囲気もISAO全体で作っていただいているように感じます。 他の会社でここまで周りの人の意見を簡単に汲み上げることができる気がしません。
主体性を尊重するだけではなく、主体性を求められる、むしろ主体性が引き出される環境がISAOにはあります。 なので今日の内容は少し今更感があったのかもしれません。
今一番欲しいもの「信頼」
そして最後は「ポテンシャル」の話でした。 これは「任せて安心」という信頼を得るために求められる能力や人格のことです。 ここでさらなる衝撃が走りました。 研修に参加した私たちは今期、このようなゴールを設定しコラボしていました。
「新卒2人で、信頼される働き方をするために高め合う!」
いきなりドンピシャな話が始まりました。
さて、ポテンシャルには、誠実さと意図に分類される「人格」と、力量と結果に分類される「能力」があります。 人格と能力はそれぞれ木の根と葉に例えられ、人格という根を大きく育てないと、能力という葉は育たず、逆に能力という葉で一時は立派な成果を生んでも、人格という根がなければ来年同じ葉は育たないとされるそうです。
このポテンシャルを表す、信頼を高める行動が13個あり、とても大切なことだと思ったのでいかに全て列挙していきます。
- 率直に話す
- 他者を尊重する
- 透明性を高める
- 間違いを正す
- 忠誠心を示す
- 結果を出す
- より上を目指す
- 現実を直視する
- 期待を明確にする
- アカウンタビリティーを果たす(オーナーシップ)
- まずは耳を傾ける
- コミットメントし続ける
- 他者を信頼する
すごい。 私たちのTKR(ゴールを達成するためにもっともやるべきこと)は「自分の基本行動を決める」です。 すなわち、この13項目をできるようになるために、出来ていると周囲に思われるためにやるべき具体的習慣を決めることが私たちの今もっとも重要なミッションなのです。
透明性とは?
これらは、今から意識してできるようになればいいのですが、その中でも一番苦戦しそうなのが、
3.透明性を高める。「裏表がなく、心から相手に敬意を表した挨拶や対応をする」
です。この「裏表がなく」と「敬意」を両立するところに私は矛盾を感じました。
私はよく感情が態度や顔に出やすいと言われます。 これは裏表がない、隠せないということだと思いますが、尊敬できない人、嫌いな人に対してははっきりとそれが態度に出てしまいます。 こういう人に敬意を持って接する必要があるのか、どうしても納得いかず、今成さんやISAOの先輩に相談してみました。 すると揃って、「尊敬できないことと、敬意を持たないことは違う」という答えが帰ってきました。
人間なのでどうしても合わない人、嫌いな人はいる。 その人を尊敬する必要もない、全ての人間が人として誇れる生き方をしているわけではないから。 ただ、世界中の全ての人にとって悪、間違っていることはほとんどない。 その人が自分には合わないだけで、その人には他に適した環境があるわけだから生き方そのものを否定して敬意を示さないのは間違っている。 だから自分にとって尊敬できない人でも、他の人と同じように当たり前の礼儀やマナーはちゃんと持って接しないといけない。
しっかりとできるようになるには時間がかかると思いますが、まずは言葉を正しく理解できたのでよかったです。 ISAOに嫌いな人は現在いませんが、今後は取引先など社会の中でまだたくさんの合わない人に会うと思います。 その時に「透明性を高める」ことを忘れないようにしたいです。
以上で研修は終了です! 2日間で学んだこと、同じ研修を受けた中でけいしと私の考えたことの違いなどを感じてもらえたらとても嬉しいです。 まだ1日目のブログを読んでいない方は絶対に読んでください。
おまけ
けいしと私は職種も全然違いますが、彼が唯一の同期でよかったなと思います。
このブログも、けいしの方から、研修の目的意識を強く持ちたいと投げかけてくれて、研修前に書こうと決めたのですが、それを言ってきたときのけいしの眼圧はすでにやる気と目的意識に溢れた力強いものでした。
実は、研修中のグループディスカッションで、「同期がライバル宣言をしてきたらどう思うか」をテーマにして見たところ(けいしは別グループです。)、嫌だ、距離を置く、関わりたくないという意見がほとんどで、私にとっては軽いカルチャーショックでした。
もしかしてけいしもそう思っているのかと不安になり、そういえばはじめはかなり戸惑ってる感じだったなと思い出しましたが、今やこんな眼圧を向けてくれるようになって楽しくてたまりません。
まだ入社して1ヶ月ほどしか経っていないですが、このまま2人でゴールに向けて頑張っていきますので、今期が終わった頃にまた振り返りブログを書きたいと思います。
それではみなさん、読んでいただきありがとうございました。