新卒2人がフランクリン・コヴィーの研修で「発見」したこと #1

どうも、インターンからISAOに新卒入社した田嶋です。
ISAOの新入社員には様々な新卒研修が用意されています。
(ちなみに、新卒研修期間は2ヶ月ほどなのですが研修自体は基本的に午前中のみです。
なので午前は新しいことを学びつつ、午後はOJT業務をすることができるので、入社してからすぐに実践的な仕事に挑戦することが可能です。)

研修内容としては社内のことについてだけでなく、プロフェッショナルな人材になるための考え方や基礎となる行動についても教えてもらいます。
その新人研修の一貫として、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社主催の新入社員向け研修「DISCOVERY」に参加してきました。
本当に学びが多く、「おおー。。」と無意識に声がでてしまうことが何度かありました。
今回は、この「DISCOVERY」での気付きを唯一の同期であるたくみと2回に分けてご紹介します!

ただなんとなく参加するだけじゃ意味ない

研修等を受けてインプットをするときに気をつけなければならないことは、学んだ気になっているだけという状況を避けることです。
この状況を避けるためには、「考えながらインプットする」ことが大事です。
「考えながらインプットする」ために研修参加前に実行したことが以下の3つです。

  • ブログを書くことにする(アウトプットを出すことを決めて、よりインプットを意識するため)
  • 事前知識をインプットする(研修内容を深く理解するため)
  • 発言や質問を積極的にする(意欲的に参加するため)

結果としては、これらの事前準備をしたことで、モチベーション高めで参加し、多くを学ぶことができました。

研修内容

「能力」だけじゃなくて「人格」が重要

能力」だけじゃなくて「人格」が重要
みなさんは「7つの習慣」という書籍をご存知でしょうか?
「7つの習慣」は自己啓発に関する書籍で世界的に有名な名著の一つです。
DISCOVERYは第1の習慣である「主体性」をメインに 、仕事で成果を出し続けるための「人格」について学ぶことが出来ます。
また、この研修は教えてもらうのではなく、自分で気づく(=discovery)ことを目標としています。

「依存」・「自立」・「相互協力」

「依存」・「自立」・「相互協力」

人格の成長プロセスとして「依存」・「自立」・「相互協力」があります。

依存・・・受動的であり、自分の意思をもたない
自立・・・主体的であるが、自己完結した範囲で満足してしまう
相互協力・・・主体的であり、自分の周りも巻き込む事ができるこの3つには

Point :難易度に差はあるが重要度の差は小さい、TPOによって上手く使い分ける

例:宇宙飛行士の「依存」
宇宙を飛行中にロケットで機体トラブルが起きた際、宇宙飛行士は自分たちでは提案や判断はせず、地球にいる管理チームの指示に従うばかりでした。(依存)
これは、迅速に正確な処置をするために正しい行動であるといえます。

仕事でも「頼る場面・一人でやる場面・協力する場面」を正しく判断することが大事です。

自分のパラダイムを疑ってみる

自分のパラダイムを疑ってみる

人格の成長には「パラダイム・シフト」が必要がです。

パラダイム・・・自分にとってのものの見方、想像しているパターン
パラダイム・シフト・・・新たな情報や理解を得たときに自分の味方が変わること

Point:人はそれぞれ物事を捉え方が異なるが、「違う捉え方はできないか?」と疑ってみる

例:電車に乗車中のある人物の「パラダイム・シフト」
電車のなかで子供たちがうるさくしているのに注意しない子供がいました。
ある人物が苛立ちを覚え、親に話しかけると「母親が1時間前に亡くなったんだ。」と言われます。
その瞬間苛立ちの感情は同情へと変化しました。(パラダイム・シフト)

この例は他にも
・親は聴覚に障害があって、気付けていなかった
・親子に見えたが、実は無関係だった
・自分が子供嫌いだから、余計に気になっていただけ
といった原因が考えられます。

仕事でも、多角的な視点から物事を捉えるように意識すれば画期的なアイデアが思い浮かぶかもしれません。

自律してると反応をコントロールできる

自律してると反応をコントロールできる

自立(Independence)じゃなくて「自律(Autonomy)」です。

自律・・・他からの支配や制約を排し、自分の立てた規律に従って自らを規制しながら行動すること

Point:なにか外部から刺激があったからといってその通りに反応せず、自分の感情や行動をコントロールする

例:悩めるナースの「自律」
ある病院に、とても態度の悪い患者がいて(刺激)悩んでいる(反応)ナースがいました。
そのナースは刺激と反応の間にワンクッション置いて、落ち込むのではな患者に優しく寄り添うことにしました。(自律)

仕事でも、自分の意思を強くもち、トラブルがあったからといって落ち込んで手が動かなくなってしまうような状況は避けたいです。

しっている?している?

今回の研修は、これから仕事をする上で大切な「DISCOVERY」がたくさんあった研修でした。

学んだ事は「知っている」だけではもったいないです。
学んだことがきっかけでなにか「してる」となって、初めて学んだ意味があると言えます。

「してる」と言えるようになるためには、まず「する」ことが必要ですが、正直まだ理解が浅いと思うので、実際に「7つの習慣」を読んでみます。(このブログを書いていることも知識の整理になっていると思います。)

もう一つの「DISCOVERY」

研修の内容以外で大切な発見がもう一つありました。
それは、同期の存在です。
研修1日目が終わってから、社員の懇親会に参加するべく会社に戻るまで研修の内容についてずっと話し合っていました。
その会話は、研修中にチームでディスカッションしていた何倍も盛り上がったし楽しかったです。

たくみは入社式で「ライバル宣言」してくるぐらい、面白い奴です。

ということでこの研修1日目は、この二人ならお互いを高め合いながら成長できるだろうということを確信した日でもありました。

ではお次はそんな良きライバルであるたくみが書くISAOの新卒外部研修「DISCOVERY」#2をぜひお読みください!

おすすめ記事