「体験のデザイン」の一角

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

仕事のデッドラインに追われてはいませんか。

 

Colorkrewの美人広報、原田さんから

美人広報の原田さん

「コーポレートの発信力UPしたいから、どんなネタでもいいから社員全員ブログ書いてッ!」

という依頼を受けたのが2ヶ月前。

 

そこから熟考に熟考を重ね、決して忘れてなどいないと自分に言い聞かせ一ヶ月が経ち、いま『忘年会で出し物を頼まれたがズルズルと前日まで何も用意してこなかった新入社員の気持ち』で、これを書いています。

人間、大人になると面の皮どころか尻の皮も厚くなるようで、火がついているのを知りつつ、目をそらすことができるようになるのだと学びました。

いけませんね。

しかし仕事ですから間に合わせましょう。社会人の約束です。

 

では。

今日は『体験のデザイン』について、『ハラスメント』『プレイ』で一本書こうと思います。

 

「こんな記事でコーポ的に大丈夫ですか?」と確認をしましたが、天才広報は「めっちゃおもろそうじゃないですかwww」とおだててくれたので、このまま木に登ろうと思います。

 

言いにくいことを、言いやすくする

「ハラスメント」
嫌がらせ(いやがらせ、英: Harassment)とは、他者(特定、不特定多数を問わず)に対し、不愉快な気持ちにさせることや、実質的な損害を与えるなど、不快感を与える行為の総称であり、ハラスメントとも呼ばれる。(wikipediaより引用)

 

セクハラ、パワハラ、モラハラ、アルハラ……最近ではリモハラなんて言葉もあるみたいですね。

◯◯ハラという単語は多岐にわたり、会社というシーンでもよく問題に上がります。

Colorkrewでは上記のハラスメントたちを耳にすることはありませんが

多くのメンバーが受けたことがある「◯◯ハラ」が、ひとつあります。

いままさに、私も受けているのですが……

 

その名は
ダーハラスメント

 

何の略かと考えていただいた方、ありがとうございます。

この記事の冒頭をみていただきましょう。

ブログ冒頭

 

「◯◯さん!実績ページの原稿3日後ですけど書いてますかーー?」

 

「××さん!採用サイト用の記事、アイデアわきました!?」

 

「△△さんのブログなら芥川賞狙えますよ!がんばりましょ♡」

 

 

この圧倒的なコンテンツ強要力。

これが、Colorkrew社員全員が(特に代表の中村が)原田さんから受けているハラスメント「ダーハラスメント」です。

 

美人広報の原田さん

リマインドをハラスメントのように扱うだなんて!というのはさておいて、「まだ?」「まだですか?」「期限過ぎていますよ」「最近書いてくれてないですね」と言ってまわるのは、依頼する側も、依頼される側も多少なり負担や圧力を感じるもの。

お互いに、できるだけその摩擦は少ないほうが良いでしょう。

 

『リマインド【重要】ブログ記事作成期日の再通知です』

普通の会社であればこんなメッセージが届くところ、Colorkrewでは

『ダーハラスメントしに来ました!ブログ書きましたか?!』

こうなります。

 

「広報担当が、まだかまだかとうるさくてさあ」

というボヤキは、Colorkrewでは

「激しいダーハラスメントを受けて参ってるんですよ……」

こうなります。

 

なんだかちょっとクスッと笑ってしまえる、そんな空気を文字から感じてもらえているでしょうか。

やっていること、されていることは同じなのに、『ダーハラ』という名前がつくだけで、ちょっとの『楽しさ』が生まれているのです。

やりたくない気持ちを、おちょくる

残業、嫌ですよね。

休日出勤、もっと嫌ですね。

夫婦喧嘩、センシティブな問題です。

あなたが日々生活していてつらいこと、ストレスを思い浮かべてみてください。

………

……………

ストレスを抱える女性の写真

ゆううつな気持ちになってきましたか?

 

さて。ここでちょっと実験です。

いま思い浮かべていただいた嫌なものの末尾に「プレイ」を付けてみてください。

 

「残業プレイ」

「休日出勤プレイ」

「夫婦喧嘩プレイ」

 

いかがでしょうか。

何を言っているのかと怒られそうな気もしますが、たった3文字のカタカナを付けるだけで、どれもちょっとバカバカしく、毒気が抜け、角が取れたと思いませんか?

「◯◯プレイ」と名前をつけることで、その行動を少しだけ自分から切り離すことができるのです。

 

結局やらなくてはならないこと。やってしまったこと。

鬱々しい気分をほんのちょっとでも上向けられるこのTipsを、私は短大の友人から教えてもらい、時折思い出しては『プレイ』をしています。

これらは体験のデザイン(の一角)である

『ダーハラスメント』 『残業プレイ』

 

進捗管理も残業も、やることは変わらないのに、言い方を変えるだけで、ちょっとだけ気分良くそれに取り組むことができる。

凄いことではありませんか?

 

体験のデザインとは、体験の受け取り手の感じかたをデザインすること。

その意味はとても広く、こんなことがデザインなの?と思われるかもしれません。

けれど私は、これがデザインでなかったら何なのだ!と、声高らかに、『ダーハラスメント』というワードを生み出した代表の中村に、ひっそりとカラクルグッドデザイン賞を贈呈したい気持ちです。

さいごに、という名の自社コンテンツ紹介

やっていることは同じなのに、たのしくなれる。

私がデザイナーを務めている『Goalous(ゴーラス)』は、チーム力を上げ、日々の仕事をたのしくするサービスを提供しています。

毎日上司とチームメンバーへ送信している日報メール。

GoalousではこれをActionに置き換え、投稿することで、チームメンバーにあなたの仕事と成果を知ってもらうことができます。

仕事をたのしく、もっと気軽にメンバーを応援できる会社にするために、日報のデザインを変えてみてください。


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