• 一人の男がブラジルでビジネスをスタートして、グローバル化を目指す話

    Boa tarde! あ、ついポルトガル語がでてしまったColorkrew広報のあいです。 今回は、ブラジル人Danielにインタビューしました。 Goalousブラジルデビュー! Danielは、社会人インターンシップとしてColorkrewで勤務した後、ブラジルへ帰国。 そこからたった一人で、Goalous(ゴーラス)の販売をスタートさせました。 コロナ禍の2020年9月。 SNS型目標管理ツールGoalousのブラジルでの提供が始まりました。 これは、まさしく彼のおかげです。 彼とColorkrewとの出会いや、ブラジルでのビジネス話など、いろいろ聞いちゃおうと思います。 ちなみに、Colorkrewの翻訳業務を担当しているたすくさんにもインタビューに協力いただきました。 今回は、特別に英語版も準備していますので、英語で読みたい方はこちらからご覧ください。 ▼Vá global: Daniel’s story in Brazil! 登場人物 Daniel 本記事でインタビューされた人。ブラジルでGoalousをセールス中。 たすく 翻訳担当。 Colorkrew代表中村ブログの英訳も彼が担当しています☺ あい Colorkrewの広報。 英語でインタビューすることになって、ドキドキ。 ワールドワイドな男、その名もDaniel あい: Daniel, 久しぶり! いつもGoalousで日々の活動を見ているから、久しぶりな感じはほとんどしないね(笑) Daniel: そうだね、ブラジルからもみんなの活動見ているよ! だから、地球の裏にいても寂しさはあまり感じないかな。 あ!時差があって、日中は日本のみんなが寝ていて連絡とれないのは寂しいかも(笑) あい: ブラジルと日本の時差は12時間あるもんね。時間つくってくれてありがとう! 早速だけど、日本に来る前はどんなキャリアをつんでいたの? Daniel: 学生時代は、父の経営するレストランや銀行でインターンシップをしてたね。 卒業してからは、主にマーケティング・コンサルティング・プロジェクト管理に携わって経験を積んでいるよ。 金融市場、銀行、電気通信、コンサルティング、テクノロジーなど、幅広い分野で働いて、 アメリカで働いたこともあるよ。 あい: グローバルに働いていたんだね! なんで、ブラジルから遠く離れた日本に来ることになったの? Daniel: 妻が仕事で日本に駐在することになり、僕も一緒に行くことにしたんだ。
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  • 一歩一歩、領域を広げ続けるアプリケーションエンジニア

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第11弾! 今回は、Colorkrewの良心、堀田さんにインタビューしました。 もともと前職ではiOSアプリの開発をされてましたが、Colorkrewに来てからはそれだけにとどまらず、Webアプリの開発、チャットボット開発と次々と領域を広げ、現在は、基幹システムのデータウェアハウスをAzureで開発しています。 堀田さんの趣味はキャンプということで、まずはキャンプ話からスタートしました。 何もしないのが醍醐味のソロキャンプ [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] キャンプが趣味の堀田さん。おすすめのキャンプ飯は簡単だけど豪華で食べ応え抜群なローストビーフ。[/caption] 小柴:堀田さん、キャンプお好きですよね? 堀田:はい。最近だと、レンタカーを借りてあさイチで富士山のふもとっぱらに行ってソロキャンプしてきました。 小柴:あの、ひとりでキャンプってめちゃヒマそうって思っちゃうんですけど・・・(汗) 堀田:はは、そうですよ。何もしないために行く感じです。 小柴:え?何もしないため? 堀田:普段スマホとかPCずっといじってるじゃないですか。キャンプの間はできるだけ触らずに、本読んだり、寝たり、焚火に薪をくべたりしてのんびり過ごします。何も考えず頭を真っ白にできるのって良くないですか? 小柴:いや~キャンプしなくても常に真っ白なもんで・・・たぶん普段から常に思考してる人じゃないとでない発想ですね。 堀田:僕同じことやってるのが割と好きなんですね。自転車も、古山さんみたいにレースで1位を目指すとかじゃなくて、漕ぐこと自体が楽しいみたいな。だから朝7時から夜6時まで観光もせずただひたすら自転車に乗ったりしてました。 小柴:そんなに!! 堀田:やるなら朝から晩までやらないともったいないって思っちゃうタイプなんです。キャンプは行くとがっつり時間使わなきゃいけないので、そういう意味でも好きかもしれないです。 小柴:仕事にも現れたりします?どっぷりやる、みたいなところって。 堀田:うーん、新しい分野の仕事をする前は、わりとがっつり勉強してから入ったりはしますね。 分厚い技術書買って読んだり、開発者コミュニティーに毎週参加したり、お金払って大きなカンファレンスに行ったり。 小柴:まずは入門書から、じゃないんですね。 堀田:あ、僕そういうのは買わないんです。分厚い本を最初から順に読んでいくのが好きなんです。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 参考書はパラパラ片手間に見たいので電子書籍ではなく紙派。[/caption] 小柴:堀田さんはiOSの開発者としてColorkrewに入社されましたけど、その後Webアプリの開発、チャットボット開発、クラウドってめちゃくちゃ領域広げてますよね。 そのたびに勉強するのって大変じゃないですか? 堀田:もちろん大変ですよ。しなくていいならそれにこしたことはないんですけど、お客さんからしたらやっぱりちゃんと下準備して臨む人のほう信頼できると思うんですよね。 それに、根本的にテクノロジー分野が好きなので、新しいこと知るのはおもしろいです。色んな技術がありますけど、それってどこかで繋がっているんですね。それを発見した瞬間がアハ体験みたいでスッキリするんです。 単体テストの愛すべき点 小柴:そういえば堀田さんのGoalous(社内で使っているSNSツール)のプロフィール欄に、単体テストが好きって書いてましたよね。あれってどういうことですか? 堀田:安心感をくれるところと、コードがきれいになるところが好きなんです。 小柴:安心感はわかるんですけど、コードがきれいになるというのは? 堀田:テストできるようにコードをきれいに書くってことですね。 えっと、たとえば寿司マシンがあって、まぐろ・えび・・・とか握れるとしますよね。 小柴:は、はい。(寿司マシン・・・?) 堀田:そのマシンに、わさびユニットが各ネタに個別に設定されると、わさびユニットがネタの数だけ必要になってしまいます。 なので、各ネタで同じわさびユニットを使おうと考えます。すると今度は各ネタごとにわさびの量は違うので正しい量がでてくるのか気になります。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 単体テストを寿司マシンに例えて説明してくれる優しい堀田さん。しかしなぜ寿司マシン![/caption] 堀田:つまり、わさびユニットを単体テストしたくなります。この単体テストでは、どんなネタでも正しいわさびの量が出ることを確認します。 すなわち、単体テストにおける”新しいネタ”に対応できるわさびユニットというのは、各ネタに対応できる、ということになります。その結果、他のネタでも使える汎用わさびユニットが完成します。
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  • 人類の行きつく先に思いを馳せるロマンチックWebエンジニア

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第10弾! 今回は、Colorkrew歴11年とそこそこ長い古山さんにお話を伺いました。 最近まで基幹システムのクラウド化に忙しかった古山さんなので、お仕事の話を聞かせてもらおうと思っていましたが、気づけば古山ワールドに誘われ全然違う話をしてしまいました。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 自転車にマラソンに鉄人な古山さん。つくば山を登るヒルクライム大会(年代別)で優勝した経験も。[/caption] 人類の行きつく先が見たいんです 小柴:古山さんよろしくお願いします!事前情報収集の一環で、ポッドキャストも聞いてきましたよ! 古山:え、ご存知なんですか? 小柴:はい!ゆる~い雰囲気が結構好きです。あれはいつからやってるんですか? 古山:2年ほど前ですね。もう辞めちゃったんですけど当時自分がコーチしてたメンバーがいて、彼とこういうのやってみたいねという話をしてたんですよ。コミュニケーションの機会も増やせるしいいなと思って始めました。 小柴:お、そういうきっかけだったんですね。 古山:はい。今では会社を辞めていったエンジニアとも定期的に繋がれる手段として運営し続けてます。別に会社辞めたからって繋がりがなくならなくてもいいと思ってるので。 小柴:スピーカーの名前見てると懐かしい人もいたり、逆に新卒の遼二くんもいたり、新旧入り乱れてていい感じですよね。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] Podcastには様々なメンバーが登場。[/caption] 小柴:古山さんってそうやってラジオにしろQiitaにしろ積極的に情報発信するイメージがありますよ。 古山:はい、みんなの役に立つ情報を、みんながよく見る場所に置きたいと思ってます。 小柴:人によっては見せるのがこわいとか、知られたくないと感じる人もいると思うんですけど、古山さんがみんなに発信したいと思う動機ってどこから来るんでしょうか? 古山:私、人類の行きつく先が見たいと思ってるんです。 小柴:はい??? 古山:でも人生って限られてるじゃないですか。80歳まで生きたとして残り33年しかないんです。人類の進化の速度を加速してもらわないととてもじゃないけど辿りつけない。 小柴:そ、そうですねえ。 古山:宇宙の年齢は150億年くらいといわれています。ちょっと意味がわからないくらい長いですよね。 小柴:想像できない長さですね。 古山:一方でヒトってざっと70億くらいいます。今生きているヒトの時間を直列につなげると、1年で70億年。たった2年ちょいで宇宙の年齢と同じ150億年。こう考えると今人類はとんでもない量の時間リソースを持っていることになります。このメリットを活かさないといけなくて、そのためには我々の知識をものすごいスピードで共有しまくらないといけないんですね。 小柴:な、なるほど? 古山:私が一方的に情報を受けるだけじゃダメで・・・人類という大きなコンピュータがあったとして、その1つのノードとして機能していないわけです。 ちゃんと情報を受けて、自分の情報を付け加えて発信することで、人類という大きなコンピュータのスケールアウトに貢献するというか、コンピュータリソースのひとつになれるというか・・・! 小柴:発想のスケールが壮大すぎてびっくりしました。笑 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 人類というコンピュータリソースのひとつになりたい・・・。[/caption] 古山:私ってエンジニア歴が長いので、インターネットが機能していない時代も知ってるんですよ。 小柴:ネットがない時代にどう働いていたかって話ですか? 古山:はい、例えばOracleの商用データベースを使おうとしたとして、今みたいにインターネット検索しても何も情報がでてこないわけですよ。だからマニュアルを読むんですけど、それが段ボール3箱分くらいあって・・・ 小柴:うわっ、読みたくない!笑 古山:その大量のマニュアルを頑張って調べて、もしそこにも載ってなければメーカーに問い合わせて・・・みたいな状況だったんです。つまり情報を得るのにめちゃくちゃコストがかかるし、スピードも遅かったんですね。 今はせっかくインターネットという情報をやりとりできる仕組みがあるわけなので、それを活かしたいんですよね。ってなんか同じこと繰り返し言ってますかね。 小柴:いえいえ、古山さんの価値観がよく伝わってきました。 古山:まあ要するに人類の進歩に貢献したくて、そのためには情報の共有が大事だと思ってます。 小柴:かつて情報オープンをこんな壮大なスケールで語る人いなかったですよ。笑 でもそういう視点で考えてみると、ちょっと悲観的なことを言いますけど、インターネット社会でありながらこのコロナの状況ってもっとうまくいかないのかなと思ったりします。
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  • 揺るがないけど押し付けない。進化を続けるアプリケーションエンジニア

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第9弾! 今回は、開発案件なんでもござれ!の鳥居さんにお話を伺いました。 ゲーム、カラオケ、そしてWebと、様々な領域を経験されてきた鳥居さん。 Colorkrew(カラクル)でも、時にはスマホアプリを作り、ときにはAlexaに話しかけ、時には自社プロダクトの助っ人として参上するなど、幅広く活躍しています。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 音声スキル開発しているときは鳥居さんの声が一日中オフィスに響くことも。[/caption] スマホはバスタオルみたいなものです 小柴:家のディスプレイ買い替えたりコーヒーメーカー導入したり、リモートワークの快適度が上がってそうですね。 鳥居:はい。ディスプレイは前のが壊れ気味だったんで、HDRに対応するもの変えました。コーヒーはお店に行って買ってたんですけど、リモートワークになって家でも飲みたいなあと思って。給付金も出たので機能を比較して買いました。 [caption id="" align=“alignnone” width=“648”] 社内SNS「Goalous」で買ったよ報告する鳥居さん。いい感じとのこと。[/caption] 小柴:鳥居さんがそんなにコーヒー好きだったとは!じゃあ豆にも相当なこだわりが? 鳥居:それがですね、僕の舌はどうやら味を見分けるのに適していないようで、こだわりなく色々買って飲んでます。 小柴:舌の一番大事な役割がポンコツ!他にも買い替えたものあります?スマホとか。 鳥居:iMacも新しいものが出たので買い換えましたよ。スマホは、毎年iPhoneとAndroidを1台ずつ買っていこうという方針なので定期的に買ってますね。 小柴:なんでそんな方針たてちゃってるんですか!笑 鳥居:なんでと言われても困るんですが・・・バスタオルと同じですね。毎日使ってるから毎年変えようって。 小柴:まさかバスタオルと同じという説明が返ってくるとは・・・! 毎年買ったらどんどん溜まりますよね。古いのは売るんですか? 鳥居:開発機材になりますね。会社の検証端末を使わなくても、ほとんど自前で賄えますよ。 それに目覚まし時計替わりになります。 小柴:目覚まし? 鳥居:はい、いま少なくとも10個はセットしてますね。 小柴:?! 鳥居:正確に言うと、3つの端末にたくさんアラームをセットしている状態です。二度寝三度寝四度寝五度寝、大好きなので! 充電はですね、機内モードにしたら1週間以上持ちますし、iPadの第3世代は5カ月くらいは持ちますよ。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 鳥居さんのデバイスコレクションの一部。[/caption] 小柴:機内モードで電気の効率化!それにしてもそのお金はいったいどこから? 鳥居:それは一生分のお小遣いというものを設定してまして。 小柴:またパワーワードが!笑 鳥居:一生って言うと語弊があるかもしれないんですけど・・・あ、でも話し始めると長くなりますが大丈夫です? 小柴:すんごい気になる・・・でもこの調子だとツッコミどころが多すぎてアイスブレイクだけで終わりそうなので、本題に行きましょう。後で教えてください!笑 信頼のクオリティ鳥居ブランド 小柴:Colorkrewでは「鳥居工房」なんて呼ばれてガンガン開発をしている鳥居さんですが、今いくつぐらいプロジェクトを掛け持ちしていますか? 鳥居:今月アクティブなのは小田急電鉄をはじめ、7つです。 燃えてる案件と、燃える寸前のように見える案件と、触ると火傷しそうな案件と、終わりかけの案件があって、とてもエンジョイしています。 小柴:エンジョイ!笑 しかも案件によって全然違う技術を使ってたりしますよね。スキルが幅広いイメージがあります。 鳥居:モバイルネティブアプリ、PCアプリ、Web開発を主でやってますね。 スキル・・・そうですね、大活躍してるのはでっち上げるスキルですかね。これはとても有用で、毎回お世話になっているスキルです。
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  • 情シスがオフィスの顔を一瞬で変えた!?「受付アプリ開発」秘話

    こんにちは!ブランディングプロジェクトのだーはらです。 現在ほぼ在宅勤務の日々なのですが、久々オフィスへ出社したら、前々からお話聞きたいなーと思っていた人がたまたまいらっしゃいまして。 速攻インタビューのセッティング! ということで、今回はColorkrew(カラクル)のイケてる受付アプリを開発した情シス担当の小嶋さんに突撃インタビューしてみました! 社歴20年!情シス、小嶋さんのあれやこれや 原田:急なインタビューですが、今日はよろしくお願いします! 小嶋:いえいえ、こちらこそ! 原田:前々から聞きたかった**「受付アプリの開発」**についての話の前に、まずは、小嶋さんのパーソナルヒストリーを少し伺えられたらなぁと思っているのですが。 小嶋:パーソナルヒストリーですか。どこから話せば良いですかね。一応私は、カラクルの中では、**最古参の方になるかな?**私より前にいたのは西村さんくらいかな?と。 原田:おぉ、なんと!では、20年プレイヤーってわけですね! 小嶋:そうなりますね。 原田:当時から、情シスのご担当されていたんですか? 小嶋:そうですね。当時は情シスという部門はなかったんですが、機械をメンテナンスする人は事業部ごとに1,2人いて、だいたいエンジニアとかが兼任していました。 たまたまパソコン直すのとかが得意だったので、そういう担当として働いていました。 原田:なるほど。20年間、同じ会社で情シス関連のお仕事をされているってことですかね? 小嶋:そうですね。家族曰く、「お兄ちゃんは色んなところをプラプラするより、一所でやっている方が向いている性格だよ」とは言われたことありますね。 原田:一途なんですね! 小嶋:一途というか。**「変化を嫌うタイプ」**なのかも知れないです。 原田:えー!?でもISAO※時代なんて、会社を転職したレベルの変革が何度もあったんじゃないですか? ※2020年6月1日ISAOからColorkrew(カラクル)に社名変更 小嶋:そうですね。会社の変革は多かったけど、自分自身の大きな変化ってあんまりなかったかなと。だから今回、声をあげて**「俺やります!」**って言ったのは自分の中でもすごい変化というか… 原田:受付アプリの開発のことですね? 小嶋:はい。元々この受付アプリの開発を担当されていた方がいたんですが、志半ばにしてこの開発が中断になってしまったんですよね。 でも、前任の方がやられているところは興味があって見ていたし、だいたいどんな感じで作っているっていうのは聞かせてもらっていて。彼のやりたかった事に、自分の考えているアイデアを組み合わせて完成させたいと思ったんです。 原田:なるほど。それで、ご自身でチャレンジしようと思われたのですね。 小嶋:はい。なかなか自分の中にはない変化が起きた感じです。 原田:私的には、小嶋さんのバックグラウンドをほとんど知らなかったので、受付アプリ開発されていることを知った時は**「情シスの方って、こんな簡単にアプリまで作っちゃうんだぁ…」**と驚きでした。 小嶋:あはは。実を言うとね、プログラミングを始めたのは10代の頃からだから、もう40年近くコードは書いてるんですよ。笑 原田:40年!?元々ゲームが好きだったとかですか? 小嶋:ゲームが好きだったというか、単純にコードを書くことが好きでしたね。CPUの説明とか書いているページ見ていると、面白くて2、3時間平気で時間潰せちゃうくらいです。 原田:ハァ…またもや私の脳との違いをガンガン感じます……笑 一番、受付で呼び出される情シスだからこそ見えていたもの 原田:受付アプリの開発について詳しく聞きたいのですが。 小嶋:そもそも、受付の表をメンテナンスしていたのは自分だったんです。みんなももちろん思ってたと思いますが、やっぱIT企業の受付っぽくないし、カッコ悪いよなーとはずっと思ってて。 原田:**IT企業なのに!**確かにイケてはなかったですよね。笑 小嶋:あとは、たまたま別件で音声認識のプログラムをちょっといじっていて。これを**受付アプリにくっつけちゃえばいいんじゃないか?**と思ったんですよ。 原田:なるほど。じゃあ元々別で考えていたアイデアが今回の開発に役立ったということですね? 音声で受付呼び出せるのはいいアイデアですよね。 小嶋:ありがとう。 原田:Goalousのアクションでこの開発の経過はよく拝見していましたが、すごいスピードで完成したイメージでしたが。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 社内SNS「Goalous」でアプリ開発の経過をみんなに共有![/caption] 小嶋:それは、受付アプリを作る前に、そのプロトタイプを1ヶ月、2ヶ月前に試しに作っていたからかもですね。 原田:あ、そうだったんですか?社内の声が上がってくる前から事前に準備をされていたんですか? 小嶋:自分の中でちょっと試したいことがあって、個人的に作業していたんですよね。そのプロトタイプが今の受付アプリの原型になってますね。 開発中に想定外の要望でつまずく。なのにワクワクが止まらない 原田:今回の開発で苦労した点とかありますか?
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  • 「UPGRADE with TOKYO」優勝記念インタビュー ~Mamoru Bizで東京都をマモル!~

    みなさんこんにちは。ブランディングプロジェクトのあいです。 この度、Colorkrew(カラクル)が企画・開発・運営を行う、名もなき仕事を減らすビジネスコンシェルジュツール「Mamoru Biz」が、2020年7月28日に行われた、東京都主催のスタートアップ向けピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」にて参加企業の中から優勝社に選ばれました。 やった~! ▼「UPGRADE with TOKYO」イベントの様子はこちら そこで今回は特別企画として、イベントで登壇したMamoru Biz営業担当の市橋さんにインタビューしたいと思います。 UPGRADE with TOKYOとは? あい:おめでとうございます! 市橋:ありがとうございます。 あい:今回優勝した「UPGRADE with TOKYO」はどんなイベントなんですか? 市橋:東京都が抱える様々な都政課題を解決するために、これまでにない製品・サービスを提供するスタートアップ企業などを対象とした、都政の課題に資する製品やサービスを募るためのイベントだよ。 あい:なるほど。東京都でそんなイベントが開催されていたんですね。 市橋:俺も偶然このイベントを知ったんだけど、今回のテーマが『ウィズ コロナ社会における「新しい日常」の定着を目指して~都庁の働き方改革~』だったからMamoru Bizがハマるなと思ったんだよね。 コロナ禍にハマるMamoru Bizとは? あい:今は一般企業だけでなく、都庁も働き方改革を考える時代ですね。 今回ハマると思った「Mamoru Biz」について教えてください。 市橋:Mamoru BizはスマートフォンとQRコードを使って、オフィス内の名もなき仕事(ヒト・モノ・カネ・に関するムダなこと)から働く人を救うビジネスコンシェルジュツールだよ。 今回はこの中でも、ヒトに関する名もなき仕事の一つである「座席表」の機能をプレゼンしたんだ。 スマートフォンでQRコードを読み取るだけで勤怠打刻が完了して、座席の可視化ができる。 リモートワーク勤務が多いこのご時世に、誰が出社して誰がリモートなのか瞬時にわかるのがいいよね。 それにコロナ禍に対応して、密の防止や職場内クラスター撲滅も可能なんだ。 密の防止 オフィスの在籍率を50%に保つために座席を予約。出社時にQRコードをアプリでスキャンするだけ。 ヒートマップでオフィスが密にならないよう分析可能。 職場内クラスター撲滅 万が一新型コロナウイルスに感染してしまっても、ギャラクシーチャートや出社ログを取得して濃厚接触者を特定し、職場内クラスターを防ぐことができる。 あい:確かに新型コロナウイルスが流行して、テレワークやフリーアドレスの導入など、新しい働き方を模索している企業が増えていますよね。 リモートワーク勤務の人の可視化、出社しても密にならない、職場内クラスター撲滅って、まさに今回のテーマにぴったりですね! 心血を注いで迎えたイベント当日 あい:「UPGRADE with TOKYO」を知ったのは締切直前だったそうですね。 市橋:そうそう!Mamoruプロジェクトのメンバーと相談して応募を決めて、申込の締切を確認したら、なんと翌日(笑) 超集中して2~3時間で申込書類をがーっと書き上げて応募したよ。 あい:知ったタイミングもよかったんですね。書類審査からどう進んだんですか? 市橋:書類審査⇒1次審査⇒最終審査の流れかな。
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  • 楽しくなけりゃ続かない!チームを愛する開発リーダー

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第8弾! 今回は、コミュニケーション型目標達成サービス「Goalous(ゴーラス)」の開発を行っている李さんに話を聞きました! 前回インタビューしたJanがMamoruの開発リーダー、今回インタビューする李さんはGoalousの開発リーダーということで、Colorkrewの開発陣、特に自社プロダクトに関してはなかなかダイバーシティが進んでおります。 Goalousチームにおける3つの役割 小柴:李さんは以前は受託系のプロジェクトがメインでしたよね。Goalousチームに参加するようになったのはいつ頃でしたっけ? 李:2019年の12月頃だったと思います。 小柴:最近は新メンバーも増えて、チームっぽさが確立されてきましたよね。国籍も様々ですが、チーム内のコミュニケーションは基本英語ですか? 李:そうですね。どうしても伝えきれない人がいる場合、自分が翻訳することもありますが、基本的には英語でミーティングやチャットをしてコミュニケーションをとってます。 小柴:メンバー構成はどんな感じでしょう? 李:プロジェクトリーダー1人とデザイナーが1人、開発者は自分を含めて5人です。そのうち1人は他のプロジェクトで今は忙しいので実際は10~20%だけ入ってる感じです。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 現在のGoalous開発チーム。中国、マレーシア、オランダ、日本と色々な国のメンバーがおります。[/caption] 小柴:その中で、李さんはどんな役割を担っていますか? 李:大きく3つですね。開発リーダーとしての役割、開発者としての役割、ネゴシエーターとしての役割です。 小柴:もう少し詳しく聞いていいですか? 李:はい。まず開発リーダーとしては、プランを決めてスケジュール通りに実行するということが大事です。全体の開発計画を立てて、メンバーの様子を確認して、問題が発生したら解決して実行していきます。 小柴:なるほど。ふたつ目の開発者としての役割というのは、いち開発メンバーとしてバグを修正したり機能開発をしたりすることですよね。 李:そうです。今のところ、バグフィックスは基本自分がすべてやってます。それから機能開発でいうと、HR Techに関する開発をしています。 小柴:3つ目の、ネゴシエーターとしての役割とはどういうことでしょうか? 李:セールスやプロジェクトリーダーとの交渉ですね。ユーザーからフィードバックを受けた時に、そのリクエストを本当にやるべきか彼らと話し合って決めています。 小柴:どれも大事な役割に見えますが、この中でいちばん難しいのはどれですか? 李:うーん、ネゴシエーションかな。人が増えると考えも色々なので、それを統一していくのは難しいです。優先順位をそれぞれ出して一致していればスムーズに事が運びます。でも考え方によっては優先順位付けがバラバラになるときもあります。そのときは話し合って決めますが、時間はかかりますね。 「遅い」「見えない」チームの印象を変えたかった 小柴:そういえば、李さんがリーダーになってから、開発の雰囲気が変わりましたよね。 李:Goalousチームに入った時、**「遅い」「クオリティが悪い」**というフィードバックが寄せられていてとても悩みました。 当時チームは情報を発信しておらず進捗が見えない状況で、周囲とのコミュニケーションもうまくとれていませんでした。 小柴:たしかにGoalousチームがいちばんGoalousを使っていないとディスられることもありましたよね。。。 李:そういう状態を改善したくて、まずは情報シェアしていくことを決めました。毎月のスケジュールをGoalous上でもシェアし、リリースがある度にそれも投稿するようにしました。自分自身はもちろん、チームにもそう働きかけました。 [caption id="" align=“alignnone” width=“670”] Goalous(社内SNS)を使って開発スケジュールを社内にシェア。[/caption] 小柴:ああ、たしかにメンバーもそれぞれのアクティビティをシェアしてくれて進捗が見えるから、以前より安心感があります。 李:そう感じてもらえているなら嬉しいです。もう一つ、反応を早くすることも意識しています。 小柴:あ、その変化もよくわかりますよ!バグを発見して投稿したときに、いつもすぐに李さんが返信をくれるんです。「ありがとうございます」って。 李:フィードバックをもらえるのはありがたいことです。感謝の気持ちをと表現することは大事だと思ってるのでお礼は必ず述べるようにしています。 そのあとスケジュールを立てて実際に修正していきます。だいたい当月~翌月中にフィックスするようにしています。 小柴:李さんがチームをリードしていくうえで、大事にしていることはありますか? 李:自発性を大事にしています。自分がやりたいことをやってほしいと思っています。 小柴:え、でもそうすると人気のない仕事もありそうですが・・・それはどうなるんですか? 李:たしかにメンドクサイとか、モチベーション上がらないと言われる仕事もあります。それは今のところなるべく自分が引き受けるようにしています。 小柴:え?!なぜですか? 李:うーん、まずは自分が経験して把握する、ということを目的にそうしています。自分で経験することによって、簡単に解決できる方法を見つけたり、見通しが立てられるようになります。そうなってから、メンバーに引き渡していこうと思っています。 小柴:それはなんとも素晴らしい考えだと思いますけど・・・李さんはそれでいいんですか?
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  • 開発に採用に育成に!多方面に活躍するMr.リーダブルコード

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! Colorkrewのエンジニアにインタビューしてみよう、第7弾! 今回は、QRコードを使ってヒト・モノ・カネに関する名もなき仕事を減らすビジネスコンシェルジュツール「Mamoru Biz」の開発を行っているJanに話を聞きました! プロダクトの開発リーダーとしてチームをけん引するWEBエンジニアです。 今では様々な国籍のメンバーが働いているColorkrewですが、入社当時はColorkrew初の外国人エンジニアでした。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 在宅勤務中のため、今回もリモートインタビュー。[/caption] 旅行先でColorkrew紹介 小柴:Janと言えば旅行ですね。イベント先や旅先で知り合った人によく会社を紹介してくれてましたよね。 Jan:そうだね。 小柴:今年入社したLuisaもJanの紹介ですよね。 Jan:そう、伊東の旅館で知り合いました。インターン探してるって言ってたから声かけてみたよ。 小柴:ありがとう!そうやって気軽に会社を紹介してくれるのはうれしいです! [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 海外イベントにも積極的に参加。知り合った人にColorkrewを紹介してきてくれる。[/caption] 1年したら国に帰ろうと思っていたけれど・・・ 小柴:ところで、Janが日本に来たのは2015年の終わりでしたっけ? Jan:はい、大学卒業後にワーキングホリデーで来日しました。でも実は、1年くらいしたらドイツに戻るつもりでした。 小柴:えええ?!そうだったの?! Jan:あともう1年くらいいてもいいかな、まだもう1年いてもいいかなって思ってるうちに・・・ 小柴:4年たったんだ。笑 Jan:そうだね。笑 小柴:どうしてそうなったんですか? Jan:色々経験を積んで成長できたし、これからも成長できると思ってるから、かな。 小柴:いいですね。 Jan:それに周りの人たちや会社からも認められていると感じるから。 小柴:たしかに、JanはColorkrewで一番昇級してる人かもしれない! (※Colorkrewでは様々な情報をオープンにシェアしており、その中のひとつに等級(給与)も含まれています。) 小柴:成長しながらチームに貢献できて、その結果も認められているって最高のパターンですね。成長できたと感じるのはどういうところですか? Jan:ひとつはもちろん開発のスキルです。でもそれ以外の成長も感じています。 小柴:入社当時は課金プロジェクトがメインでしたよね。 Jan:はい。オンライン決済のシステム開発をしていました。お客様の重要な部分を担っていて、ミスが許されない緊張感のあるプロジェクトでした。 小柴:そのあとは自社プロダクトのMamoruプロジェクトに軸を移して、Mamoru PUSHやMamoru Bizの開発をしてますよね。 Jan:Mamoru PUSHでは、それまで経験がなかったAndroidの開発に挑戦したり、Mamoru Bizではゼロからサービス開発を行いました。 Mamoru Bizは最初は小さく始まっていてPayment機能だけでしたが、座席管理やスケジューラーなどどんどん機能が増えていき、1つのサービスの中でも様々な経験ができています。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”]
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  • 「絶対失敗しない男」が魅せた。一大プロジェクト完結ストーリー

    こんにちは。ブランディングプロジェクトのだーはらです。 久々にインタビューブログをお届けします♪ 今月行われた、前期の成果を評価するAward発表にも受賞された、ある一大プロジェクトにピリオドが。 創業からずっと会社を支えてきた20年間のプロジェクトのヒストリーを振り返り、このプロジェクトを通して得たもの、そして、メンバーたちの苦悩や喜び、成長など、「絶対に失敗しない男」と呼ばれるNO.1 プロジェクトマネージャーの田上さんに語っていただきました。 一大プロジェクトを振り返る 原田:今年の2月に、基幹システムのクラウド移行プロジェクトが完結され、みなさんでお疲れ様会をされましたよね。 そして、今月オンラインで行われたASM(オールスタッフミーティング)にて、このプロジェクト全員が表彰され、田上さんはAward発表※でMVPを受賞されましたね。 改めておめでとうございます! 【Award****発表とは】 Colorkrew__では半年ごとに、素晴らしい活躍をした人を__Award__に選出して称えています。レベルに応じて、MVP+2__カ月、ゴールド+1__カ月、シルバー__0.5__カ月、ブロンズ_+0.2__カ月の追加賞与が支給されます。_ 田上:ありがとうございます。名誉あるMVPをいただけて光栄です。 これもチーム全員の努力だけでなく、適宜協力してくれた全ての人のサポートがあったからこそ、プロジェクトを完遂することができたと思っていますので、関わっていただいた全ての人にお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。 原田:本当にお疲れ様でした。今日はまず、このプロジェクトについて改めて簡単に教えていただきたいです。システムのクラウド移行とは具体的になんでしょう? 田上:会員管理課金システムのクラウド移行って言えば分かりやすいですかね。 会社が創業された1999年のタイミングでサービスが作られて、2008年に一度リニューアルされました。 そのタイミングで様々な決済手段を導入しています。 正確な数字は言えませんが、数百万のユーザーが登録されている会員管理サービス、約10種以上の決済手段が利用可能な課金サービスを運営する基幹システムです。 日本初で導入した決済手段もいくつかあります。 原田:なるほど。創業時からのプロジェクトなんですよね?20年のプロジェクトってすごい歴史を感じます。 田上:このシステムは、何度かリニューアルを繰り返し、20年近く動いています。 今回、クラウド化をやろう!と検討が始まったのが2018年。当時は、あるエンジニアが一人でクラウド化検討をしていたんですよ。 そこから本格始動したのが2019年4月です。 原田:そこから本格的なクラウド化の始まりってことですね。このプロジェクト一番の山場はどこでしたか? 田上:山場といいますか、チャレンジだったことはありますかね。 オンプレミス環境の老朽化に伴い、サーバー類の交換をするかクラウド環境に移行するかの選択がありましたが、メリットデメリットを変更した結果、元々うちの会社はクラウドに強いというのもあり、クラウドに移行することに決定しました。 もちろんクラウドに移行するにあたり、AWS、Azure、GCP、ハイブリッド案といろいろと検討しました。 オンプレからクラウドへの移行でしたので、諸々ありましたが、幸いうちの会社はクラウドに強いので、そこは助かりました。 最終的には、AWSにて対応することに決まりました。ただ、kubernetes(クバネテス)の技術を導入したことはチャレンジでしたね。 原田:kubernetesとは? 田上:Dockerコンテナの管理システムです。 コンテナの展開やスケーリング、そういった管理を自動化するためのソフトウェアと思ってください。 原田:クラウドのAutoScalingみたいなものですか? 田上:近いですね。AutoScalingはサーバーを素早く簡単に増減できる仕組みですが、kubernetesはもうちょっと色んなことができるというか・・・例えばアプリケーション単位で環境構築が素早く簡単にできるんです。 原田:それのどこが素晴らしいのでしょう? 田上:システムは大きく分けると7つ異なるURLを持つサービスで構成されています。 アプリケーションごとに利用頻度はもちろん異なるわけですが、オンプレ時代は、アプリケーションごとにサーバーを用意する必要がありました。 AutoScalingだけで解決するとしても結局増減するのはサーバーですから、アプリケーションごとにサーバーを用意する必要性は変わりません。 しかし、kubernetesでは、サーバー群をクラスターという一つの大きなサーバーとして扱い、その上で動作するアプリケーションに自由にリソースを割り当てることができます。 つまりより柔軟にサーバーが提供するリソースを利用することができるわけです。 サーバーとアプリケーションが切り離されているので、いくつかサーバーが停止したとしてもサービスに影響ないという点もよいと思っています。 このプロジェクトを通じて得たもの 原田:このプロジェクトを通してメンバーそれぞれの成長などはありましたか? 田上:技術的なことであれば、うちの会社で一番大規模なシステムかつレガシィなシステムから最新の環境へのマイグレーションを行いましたので、メンバーみんながクラウドに精通したことですね。 マインド的には、うちは元々バリフラットで上下関係がない社風なのですが、今回のプロジェクトを推進していくうえで、メンバーそれぞれが自分ごととして捉えて、プロジェクトを成功するためにどうすれば、いいのかを考えて行動するようになり、チーム一丸となってプロジェクトを成功させるという気概が感じられました。 去年の流行語である**「ワンチーム」**ですかね。 そのおかげでプロジェクトを完遂することができたと思っていますし、**「自分ごととしてやりきる」**というマインドが持てたことが一番の成長だと思っています。 原田:一人ひとりが「自分ごととしてやりきる」ってとても素敵ですね。 田上:はい。**「これを失敗すると会社やばいぞ!」**と言われていたくらい、トッププライオリティなプロジェクトだったので、みんなそれぞれプレッシャーは大きかったと思います。 原田:このプロジェクトメンバーって、割とメンバーの年齢層も幅広かったように感じますが、その辺はどうでしたか?
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  • バグの数だけ学びがある!進化し続けるWEBエンジニア

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第6弾! 今回は、自社プロダクトであるプッシュ通知 & QR認証サービス「Mamoru PUSH」や、QRコードを使ってヒト・モノ・カネに関する名もなき仕事を減らすビジネスコンシェルジュツール「Mamoru Biz」の開発を行っている西田さん(愛称にっしー)に話を聞きました! 中途が多いISAOでは珍しく、新卒入社し今年で6年目となるWEBエンジニアです。 バックエンド、アプリ開発、インフラやフロントエンドと様々な経験を積み、現在ではフルスタックに活躍しています。 在宅勤務どうですか? [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 在宅勤務中のため、今回はリモートインタビュー。[/caption] 小柴:西田さん、お時間いただきありがとうございます!本日はどうぞよろしくお願いいたします! 西田:え、なんでそんなかしこまってるんですか? 小柴:西田さんが新卒入社してもう今年で6年目。中堅、いや、その活躍ぶりはもはやベテランの域。 いつまでも『にっしー』なんて軽々しく呼んでいては失礼かと存じまして。 西田:いやいや、変な感じになるので普段通りでお願いします。笑 小柴:はーい。笑 ところで2月からISAOは基本在宅勤務となってますがどうですか? 西田:うーん、普段通りです。笑 小柴:まあ、以前から在宅勤務を取り入れながら仕事できるスタイルだったからね。Goalousでみんなの活動も見える状態だし。 西田:何か話したいことがある時も、「お疲れ様です」的な前置きなくいきなりコールしてもいいというルールなので、気軽に話ができています。 小柴:困ることもないですか? 西田:はい。しいて言うならご飯やおやつをを食べすぎてしまうことくらいでしょうか。笑 小柴:あるあるだね。笑 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 本日のリモートランチは焼きうどん。おいしそう。[/caption] バグ大王だった新卒時代 小柴:さっきは茶化してしまったけどもう6年目? 西田:あっという間に。笑 小柴:にっしーは昔も今も常にいろんなプロジェクトにかかわっているイメージがあるけど、今はMamoruの開発がメインですか? 西田:そうですね。でも同時に、課金のプロジェクトや、他の受託案件の保守なんかもかかわっています。 小柴:やっぱりマルチ! 西田:興味があってなんでもやってみたくなるんです。 小柴:ISAOは部署や役職がない「バリフラット」というフラットな組織だから、同時に複数のプロジェクトを掛け持ちすることもできますね。 西田:はい、昔からいろいろやってみたいタイプで、あれもこれもやると言ってましたね。 小柴:そんなに手をつけると、いっぱいいっぱいになりそう・・・。 西田:実はその通りで、自分の課題のひとつでした。コーチからも指摘されていて、案件を増やしても抜け漏れのないようにすることが目標でした。 小柴:過去形ということは克服したのかな? 西田:はい、今もバタバタ忙しくはありますが、当時のようにいっぱいいっぱいで抜け漏れが出てしまうということはなくなってます。 小柴:どうして改善できたんでしょう? 西田:ツールを使ってタスク管理を徹底したというのもありますが、いちばんは単純に作業スピードがあがったということですね。 小柴:スピード? 西田:はい。いろんなことやっているので、それが積み重なって処理が速くなったんだと思います。 あとは、たとえばアプリ開発の側面からしか見ていなかったことが、インフラ側も経験することで両方の面から考えられるようになって効率的になったというのもあるかもしれません。
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  • バリフラットができるまで【番外編】部長を剥奪された営業マンの物語① ~ヨーロッパへの挑戦~

    こんにちは!いち営業担当の吉岡です。 うちの圭志が以前書いたブログ “バリフラットができるまで ⑤〜バリフラットにした瞬間の話~”の中で登場した“言い出しっぺの営業部長は、営業として売上ゼロから再スタートです。” の部長を剥奪された吉岡 真人(まこと)です。 お客様先ではこの自己紹介で笑いを誘っています。 実は今年初めに3週間、営業としてヨーロッパへ挑戦してきました。 この時はまだ、今世界中に猛威を振るっている新型コロナウイルスの爆発的な感染が起こるなんて、誰も予想していませんでしたが・・・。 このブログを書いているうちに、今回のヨーロッパの経験だけだと何か物足りないと思い始めました。 そもそも何故、**“俺を営業として海外へ行かせてくれ!”**と突然言ったのか? 決して勢いだけで言った訳ではありません。 そこにはバリフラットが2015年から始まってからの5年間にも渡る長き歴史と葛藤があります。 今回を機に、日ごろ会社の仲間や家族に伝えきれていないその内容を整理してみよう!という結論に至り、バリフラ番外編としてお送りしたいと思っています。 第1回目はヨーロッパへの挑戦について書きます。 ■訪欧へのきっかけ すべては昨年11月某日、圭志(会社法上、社外的には代表取締役ですが、社内的には経営プロジェクトのリーダーの役割です。本当にバリフラットです。笑)との飲みの場から始まりました。 真人:圭志さん!俺を海外へ行かせてくれ!! 圭志:えっ?・・お前英語それ程できないじゃん・・・ 真人:大事なのは能力じゃない。経験だ! 圭志:・・・。・・・ちなみにどこ行きたいの? 真人:個人的にはヨーロッパへ行きたい! 圭志:・・・。 飲み過ぎてその後のことはあまり記憶にないのですが、相当しつこかったようです。笑 そして2日後。 圭志:まこと。決まったよ! 真人:何がです? 圭志:ヨーロッパ。ドイツのデュッセルドルフ! 真人:えっ?・。ありがとうござい・・・。 圭志:いつから行くの? 1月から行ってこいよ。 真人:・・・。顧客の引継ぎ、ロジカルシンキング研修の講師、そして海外の準備もあるからなあ。 来年の夏以降かなぁ・・・ 圭志:ひよってるの? 真人:・・・ひよってないですよ!(焦)行きますよ!!(怒) 私の役割の大部分は営業です。営業としてヨーロッパに行くという意味・・。 何か重圧みたいなものが私の中に一気に流れ込んできました・・・・・・・。 ■訪欧への準備 早速以下準備に取りかかりました。 顧客アポイント 英語でのプレゼン/デモ 担当顧客の引継 ホテル/フライトなどの各種手配 何と言っても第一優先はアポイント!! (えいぎょうだもの まこと) ここが決まらないと**“YOUは何しにヨーロッパへ?”**と皆から思われてしまう・・・。 そして次はぜんぜん自信のない英語・・・。 この2つが私の頭の中を圧倒的に支配していくこととなります。 何と表現してよいでしょうか?
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  • 仕組み化したらまた次へ!粛々と改善を続ける運用監視のプロ

    こんにちは!人事&ブランディングプロジェクトの小柴です! ISAOのエンジニアにインタビューしてみよう、第5弾! 今回もサーバーの設計・運用・監視のサービスをお客様に提供しているMSPチームからの紹介です。 インタビューした布施さんは、監視チームからスタートし、現在は運用チームで活躍されているインフラエンジニアです。 パチスロで身についた相手の意図をくむ意識 小柴:ダーツ姿イケてますね~。ダーツお好きなんですか? 布施:いえ、そういうわけではなく動きを出してみたいとカメラマンから要望がありまして。 小柴:そういうことでしたか。笑 布施:僕が好きなのはパチスロです。 小柴:パチスロ?! 布施:はい、もともとは趣味で始めたんですけどそのうち本気でやりたくなって専門学校にまで通いました。 小柴:なぜそこまで!? 布施:うーん、伝えるのも難しいですし共感してもらうのも難しいかも。笑 小柴:いやいや、気になるので教えてください!笑 布施:パチスロって負ける台ばかりだとお客さんは来なくなってしまうので、魅せ台を作ったりするんですね。 そういう店側の意図をくんで良い台に座るには、というシミュレーションをしていくうちに、自分がホールを運営して利益をだしてみたくなったんです。 小柴:そんな裏側があったんですね!知らなかったです。 布施:実際働いていた時期もありますが、インカムに耳がやられてしまって、長く続けることは諦めました。 良いものはみんなで共有してチームを強くしたい 小柴:ISAOでのキャリアは監視チームからスタートして、現在は運用チームのお仕事をされているんですよね。 布施:はい。監視チームの業務で学べることもありますが、そこだけに長く居続けてもステップアップが難しいので、運用にも手を出し始めました。 小柴:運用の仕事をやり始めたのは昨年の10月頃でしたっけ? 布施:それくらいですね。なので今はエスカレの一次受けは全部自分がやる、というチャレンジをしています。 小柴:全部?! 布施:どういうときにどういう対応をするかまだ完全に理解していないので、実際の業務を通して経験したいなと。絶賛有言実行中です。 小柴:ストイックですねー! 布施:それと同時に、やり辛いところがあったら改善していってます。そうすると監視チームでもできることが増えるはずなんです。結果、業務効率がUP、自分のスキルもUP。 小柴:監視チームを知ってるからこその視点ですね。 布施:そういう意味では粕谷さんは設計~運用~監視を考えてうまく組み立てられる人だと思います。だから設計チームにそのいいやり方をどんどん共有していってもらいたいです。 小柴:粕谷さんも監視チーム経験者ですもんね。 布施:ISAOはスペシャリストな人が多く全部自分でやってしまったり、人によってやり方が違う場合もあるのですが、それだと冗長化の問題がありますよね。 監視チームはそこの仕組み化が得意なので、自分もMSP全体に展開していきたいと思っています。 小柴:なるほど。 布施:スペシャリストとして入った人たちとどううまく融合してチームを強くできるか、ということを考えるとワクワクします。 だから、チームで働くという意識があって高い専門性を持った人がISAOに入ってくれると嬉しいです。 小柴:お話を聞いているとチームを意識されてるなあという印象を受けたんですが、現在チームで取り組んでいることって何かありますか? 布施:いま運用チームでは、KPTというフレームワークを使って、週次で振り返りを行っています。 Keepは良かったことや今後も続けること、 Problemは悪かったことや今後はやめること、Tryは次に挑戦すること、を指していて、みんなで話し合いながら改善しています。 小柴:あ、それGoalous(社内SNS)の投稿で見ました! [caption id="" align=“alignnone” width=“483”] 実際の投稿。勢いがありすぎたのか布施さん以外ブレブレ。[/caption] 布施:KPTを行うまでは、何か問題としてあがっても一部置き去りにしがちだったんですが、それをちゃんと問題として表面化して解決していこうという文化ができました。 この振り返りを通じて、今までよりチーム一体となって業務が出来るようになってきたと感じています。 小柴:いいいですね! 目の前にあることを普通のテンションでやるのみ 小柴:そのほかに仕事で大事にしていることってありますか?
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  • 新卒で内定を蹴った僕が、やっぱりISAOに中途入社した理由

    自己紹介 はじめまして、安原賢弥ことヤスケンです! 2019年4月に社会人になった、ピチピチの24歳独身です! 前職へ新卒入社後、今年2月からISAOに転職し、前職に引き続きバックエンドエンジニアとして働いています。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] どこからどうみてもピチピチの24歳です。[/caption] はじめまして、ISAO ISAOとの出会いは、就活時代までさかのぼります。 就活をしていた2018年3月当時、僕はISAOとその他複数社から内定をいただきました。 どこへ入社をするかとても迷ったのですが、当時の就活軸の中で最も大切だった「社会課題に対してアプローチができること」という条件に照らし合わせた結果、ISAOの内定を蹴って別会社の内定を承諾するという決断をしました(このとき人事の小柴さんが、悲しい顔をしながらも「応援してるよ」と優しく送り出してくれたのを覚えています…)。 その会社に新卒入社し、今年の1月まで1年弱働くことになるわけです。 転機 そして時は進み、昨年12月。 後述するとあるきっかけがあり、新卒入社した会社から転職することを決意しました。 誰に転職の相談をしようか悩んでいたところ、“バリフラットモデル”でとにかくオープネスを貫くISAOと、就活当時お世話になったドレッドヘアーでファンキーな人事の石原さんの髪型、ではなく顔が頭をよぎり、恥をしのんで声をかけました(もう顔か頭かよくわからないですね笑)。 [caption id="" align=“alignnone” width=“800”] 左が人事の石原さん。湿度によってドレッドの調子が良かったり悪かったりするそうです。[/caption] 社会の前にまずは自分を 社会人として初めて入った会社ということで、前職で働いていた1年弱で感じた自身の成長や課題、社会や会社に対する思いなどはたくさんありました。その中でも特に大きかったのは ・エンジニアとしての業務に集中し、その中でもバックエンドにとどまらず経験とスキルの幅をもっと広げたい ・前職を選んだ理由である「社会課題解決」をやる以前に、それを実現する自分の力をつけることにもっとフォーカスしたい という2つでした。 その2つの考えを踏まえ、ISAOでの中途面接で代表の中村さんと話したとき 「必ずしも“理念のために”ではなく、“自分が成長した結果会社の利益や成長にもつながる” という考え方でもいいよ!」 という共通認識を得ることができたので、最終的にISAOに入社することを決めました。 それから、これから。 前職で使っていたRuby on RailsとVue.jsから、PHP LaravelとReact, 生のJSなど扱う言語・フレームワークがすべて初めてという環境へ変わりました。そのため、まずは他のメンバーと同じくらいに開発の質とレベルを上げることに集中したいと思います。 そして30歳までには、ある程度エンジニアとして何でも作れる状態になった上でビジネスサイドに移り、新しい事業を作りたいと思っています。 というのも、そもそも僕の生きる目的が「やりたいことをすべてやりつくして、人生を味わい尽くすこと」だからです。 ですので、事業を作りたければエンジニアの経験を活かしてそれをやり、エンジニアリングに集中したければそちらで成果を出せれば良いと考えています。 “バリフラットモデル”という組織形態を取っているISAOでは、階層型組織のような肩書による上意下達などがなく、いい意味で“何でもあり”で許される文化だと感じています。そのISAOという“箱”の中で、自分がやりたいことと会社の利益を結び付けられるような仕事ができるよう、これから頑張っていきます!
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  • 営業も技術も。最強プリセールスエンジニアの未来とは

    こんにちは!ブランディングプロジェクトのだーはらです! 新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、ISAOでは全日リモートワーク推奨になり、私もここ連日リモートで仕事をしています。 もちろん、この記事も在宅で書いています。 リモートワークであっても、社内SNS「Goalous」でコミュニケーションも取れますし、テレビ会議でいつものように会話だってできているので業務にそこまで支障はありません。 が、しかし! 会社にいて雑談の中から生まれるコミュニケーションや新たな発見が好きだったりもするので、少し寂しさも感じつつ(ただの淋しがり屋。笑)、今回はISAO歴20年、プリセールスの片貝 力也さんにお話し伺いましたっ! 年齢不詳!?ISAO歴20年の片貝さん 原田:私的に片貝さんはかなり年齢不詳なんですが…笑 ISAO歴がめちゃくちゃ長いとのことですが、新卒からISAOですか? 片貝:あはは。ほぼそうですよ。今44歳なんで。 ISAOに来る前はベンチャー会社にいて、そこからISAOへ常駐していたんですが、2004年にISAOに移籍しました。 原田:なるほど!常駐を含めて20年というわけですか。じゃあ、ISAO創業メンバーとほぼ変わらない社歴なわけですね! 片貝:そうですね。 原田:常駐されていた頃は、エンジニアとして?? 片貝:はい。インフラ側の技術メンバーとしての役割でした。その頃はクラウドとかなかったので、オンプレミスの時代ですね。 原田:インフラエンジニアからプリセールスになったきっかけはありますか? 片貝:プリセールスになったのは、適材適所って感じでした。 当時、インフラメンバーは、私入れて数名だったので、それぞれ得意な範囲を受け持つような体制に自然となりました。 原田:なるほど自然とそういうチーム体制になっていったんですね。 その常駐の4年も含めたISAOの20年間という長い期間、一番の苦悩とかはありましたか? 片貝:業務的な話でいうと、オンプレミスの構築から時代がクラウドに変わっていった2010年あたり。そこがポイントだったと思います。 原田:2010年といったら、ISAOの当時の親会社も変わったタイミングでもありますよね。 片貝:そうですね。その辺りから世の中的にもクラウドが利用され始めて。 当時、お客様の方から「ISAOってそういうのできるの?」ってお問い合わせが増えていくなかで、クラウドの知識なんてないので普通に物理のサーバーの提案を持っていったことがあって。 お客様にがっつり怒られるという事態が起こったのがきっかけで、「これはだめだ!」って、手探りでクラウドの構築が始まったっていう時代です。 原田:その時代にはクラウドに強い人とかいたんですか? 片貝:いや、全然いないですよ。他の人もそうだし、自分もクラウドなんて触ったことなかったですからね。 だからその時代の変化に対応することには苦労しました。 営業も技術も。幅広い役割だからこその弱点 原田:片貝さんは、ずっとプリセールスをされているということですが、具体的にどういうことをされていますか? 片貝:元々、営業をしていたこともあったんですが、その中での業務は、お客様のところへ行って技術的なことをお話して要件をまとめたりするような役割が多かったんです。 例えば、内容にもよりますが、営業と技術メンバーが一緒にお客様のところに行くのを、一人で行って技術的な要件もある程度まとめて提案をしてくるというような感じですかね。 原田:なるほど!営業もして、技術的なお話もできる一石二鳥な人材ですね!? 片貝:ISAOの中で、そういう立ち位置の人間はあんまりいなくて、明確にどこからどこまでやるっていうのは決まっていないんです。 ただ幅広く業務をやる感じですが、フロントに出ていくメンバーの中では一番営業よりのプリセールスです。 逆にいうと、技術に特化は出来ていないということです。 原田:でも、それってすごく強みに感じるのですが。 片貝:うーん、今自分自身はすごく中途半端に感じているので、ここ数年はもう少し技術よりにシフトし始めています。 原田:それはどうしてですか? 片貝:自分一人でお客様ともっと深く具体的なお話ができるようになるには、やっぱり直接触ってないと話にならないので、クラウドの環境に関しては、自分でも実際に構築にも携わるようにしています。 原田:実業務でも技術的なタスクが増えていますか?? 片貝:そうですね。現在は赤川さんと一緒に大きめの案件を対応しています。 とはいえ、契約的な面では営業としてお見積り作ったり、クラウドの環境の構築や、障害対応もするのである程度一連のことはやっています。 原田:なるほど。プリセールスの中でも片貝さんみたいなポジションの人がいるからこそ対応できる案件もあるわけですね**!** 一人である程度網羅できるって強みですね! 片貝:ただ、やっぱり最新の技術的なこととか、より細かいセットアップなどは技術のメンバーがやったほうがもちろん安心してできますよね。そこが自分の弱点でもあります。 原田:でもその弱点はISAOのチーム力でカバーできているってわけですね。 オールラウンダーの挫折と成長。そして未来 原田:この20年間で、大きな挫折とかはなかったですか??
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