仕事で海外交換留学!英語に本気で向き合った筋肉エンジニアの実話
こんにちは!ISAOの筋肉エンジニア深瀬です。
先日ISAOに入社が決まったインターン生の田嶋くんと一緒に年末に金髪にしました。
この記事は、出張先のTexasから書いています。
今回は、海外出張とは切っても切れない英語学習について僕が事前にやってきた事、現地ではじめた事などについて共有させていただきます。
今回の出張について
今回の出張は、アメリカにあるISAOのグループ会社からBusiness Exchangeの相談があり、弊社代表の中村がその内容をISAOで開発しているGoalousに投稿し、希望者を募集した事からはじまりました。
過去のIsaBをご覧になった事がある方でしたらご存じかと思いますが、ISAOでは毎年海外のカンファレンスやイベントに参加しています。しかし、この様な交換留学の様な取り組みはISAOとしても初の試みとなります。
僕も海外にとても興味があり、毎年手を挙げていたのですが残念ながら機会が回ってきていませんでした。
今回は、行くしかないと思い投稿を見た時にはコメントを返し、その結果またとないチャンスを掴む事ができました。
こうやってアメリカからこの記事を書く事ができ、会社には感謝しかありません。
出張先での仕事について
主な仕事としては、
- iOS Developerとして現地のジュニアDeveloperと連携してアプリ開発とスキルトランスファー
- Scrum Masterとして従事していた経験を活かした現地Scrumのサポート
- 現地で実際に行われているScrumを学ぶ
- ISAOで開発しているMamoru PUSHやMamoru Bizについてのマーケティングや協業の打診
- 日本に持ち帰ってくる仕事を探す
といったところでしょうか。
驚いた事として、アメリカではScrum Masterとしての求人が結構あるという事です。
僕の個人的な肌感ですが、日本では中々見つからないと思います。
出張先でもScrum Masterが5人いらして、クライアントの企業に常駐してScrum MasterとしてScrumを実践していました。
ちょうどタイミングが合って、現地のスクラムマスターと意見交換する事ができたのも貴重な経験となりました。
現在の英語の実力値について
- 渡米前のTOEICの点数は530点
- 同じチームに日本語を話せる外国人はいるが、チャットや簡単な会話をするくらい
- 短いスピーチやプレゼンならなんとかする事ができる
- 字幕なしで映画やテレビを楽しむ事はできない
- 海外出張経験なし
ここからは英語学習の話です。
ぱっと見ていただけばお分かりいただけるように、海外出張に行くからといって格段に英語ができるという訳ではありません。
ですが、その中でも同じプロジェクトの外国人のエンジニアとは英語でコミュニケーションを図っていたり、自社で開発しているGoalousでの投稿を全社向けのものには英語を添えてみたり、毎朝開催している1分間の英語のスピーチに参加させていただいたり、福利厚生で開催していただいている英語講習に参加させていただいています。
個人的に、僕がエンジニアという事もありドキュメントや動画を英語を見る機会が多いので多少は免疫があるといったところでしょうか。
ISAOでは英語研修の一貫して、有志で1分間スピーチをしています。
最近スピーチが英語に変わりました。
画像はその時のGoalousでのやり取りです
事前に準備してやっていた事
- オンライン英会話を毎日25分
- 自前単語カードを作成し暗記
- 文法書
- 単語暗記
- シットコムを英語字幕付きでみる
この出張が決まってからという事もないのですが、英語を学ぶにあたって行っていた事についてお話させていただきます。
まずは、オンライン英会話です。僕は毎日25分間レッスンが受ける事ができるものを利用しています。
期間は約半年位でしょうか。毎日少しづつなので日々成長を実感するのは難しいですが、継続する事と毎日英語を聞いて話す事が大事だと思って続けています。
あとは、単語と文法の書籍を購入して学習しています。
また、僕は海外ドラマが好きなのでその動画を英語字幕で見ています。
今度ネイティブに試したいフレーズはメモして同僚に使ったりしています。
行ってみて分かった足りない知識や学習など
- 語彙を増やす為に単語の暗記
- 普段から使えるフレーズの引き出しを増やしておく
- 英語を声に出す事を増やす
- 自分で伝えたいフレーズを考えてみる
- 知らない単語を調べる
- 該当フレーズをネットで
上記のように学習して臨んだ海外出張ですが、最初は手も足も出ないという感じでした。
何が大変だったかというと単語と発音です。
オンライン英会話の講師の方はほぼフィリピンの方です。
もちろんアメリカネイティブの様な発音の方もいらっしゃるのですが、同じ英語なのかと耳を疑うようでした。
また、さらに感じたのは、インプット・アウトプット不足もさる事ながら日々のイテレーションです。
わからない単語はそのままにしない。伝えたいけど空で出てこないものは繰り返し復習する。
また、今後使うであろうフレーズを準備しておく。
エンジニアであれば、自分のスキルを伸ばす事に関しても同じ事が言えるのではないかと思います。
現地で新たにはじめた事
- わからない単語を洗い出し宿泊先の壁にはる
- 部屋にいるときはテレビのニュースを字幕付き(英語)で流しっぱなしにする
現地で感じた事を踏まえ、日々のインプットとアウトプットが足りないと感じ滞在先のホテルに帰ってきたら、まずテレビ英語字幕付きで付けます。
Liveのニュース番組は字幕が遅れて画面に表示されるので、自分のヒアリングが正しいかどうか確かめながら見るようにしています。
また、知らない単語は付箋にメモしておき、ホテルの部屋に貼りだしました。1日1回はすべての付箋に目を通すようにしています。
そうしていくと、この単語は今日も耳にしたなとか、今度こういうシチュエーションで使ってみようなど、繰り返しによる効果を感じる事ができます。
筋トレ同様、継続は力なりという事ですね。
写真は宿泊先のバスルームのドアです
シチュエーション別英語でのコミニュケーションの難易度
次に、英語を使用するシチュエーション別について僕の主観で感じた事を書いていきたいと思います。
- ビジネス
- メール、チャット
- 1対1の会話
- 対面でのミーティング
- オンライン会議
- プライベート
- UberやLyft
- 雑談
ビジネスとプライベートでシーン別に分けましたが、上から下に行くにしたがって難易度が上がっていきます。
やはりビジネスシーンの方がコンテキストがわかっているので、わからない箇所があっても文脈で判断したり、質問したりするハードルが低い様に感じます。
これは、英語に限らずどの言語にも共通するとは思うのですが、再認識させられたという印象です。
ビジネスの中でもメールやチャットは、そこまで瞬発力が必要な訳ではないのでわからない箇所は調べたり、聞いたりすれば概ね問題はないのでしょうか。
あとは対面でのコミュニケーションですね。
1対1なら、わからない箇所も会話を止めて確認する事ができます。それが複数人になると都度というのは中々難しいのかなと思います。
もちろん欧米のMTGのスタイルはインタラクティブなので、質問や意見があればその都度発言すあるのが常です。
なので、僕の場合はノートに聞きたい事をメモしておき、ポイントをしぽった聞き方をするように心掛けました。
コツという訳ではないのですが、文頭と動詞だけは意地でも聞き逃さないようにしています。
そうすれば、聞いた事がない単語がでて来ても全くわからないという事は少ないような気がします。
また、対面でもないオンライン会議は一番難易度が高いですね。通信によって相手が言っている事が聞き取れない事も多いですし、口の動きもほぼわからないのでかなり苦戦します。
お世話になっている会社では、Scrumが導入されていてデイリースクラムをオンライン会議で離れた拠点とつないで行っています。
僕もそこに参加させていただいてもらっていますが、これが中々大変ですね。もちろん回を重ねる毎にコンテキストが理解できてくるので改善はされてはきます。
まずは、フェイス・トゥ・フェイスで問題なくコミュニケーションが取れるようにこちらも継続していきたいです。
プライベートはもっと大変です。
前提として、何を話しているのかを理解する所からスタートする必要があります。
その中でも、UberやLyftの様なサービスを利用する時はだいたい話す事が決まってくるので、自分の中の引き出しが増えてきます。
会話の内容としては
- 挨拶
- 目的地はどこか
- どこからきたのか
- 東京のはなし
- 飛行機でどれくらいかかるのか
- なぜアメリカに来たのか
- 天気の話
- 家族の話
などが多い様な気がします。
なので、これらの内容に関して聞かれた時に何と答えるか準備しておけば、全く意思疎通が出来ないという事もなくなってきます。
1ヶ月もすれば、軽い談笑程度なら出来るようなります。もちろん相手によりますが。
個人的には雑談が一番難易度が高いように思います。
まずは、何のトピックについて話しているのか分かりづらい。
後は分かったとしても、そもそもその事について知らない事が多いので会話をつづけるのが難しい。
特に知らない映画や俳優の話そしてアメリカローカルのテレビの話は、僕は文脈が全くわからないので会話に入っていく事ができません。
はやりコンテキストが何事も重要だと思います。
とはいえこんな僕でもちょっとの勇気とお酒の力を借りて、初対面の人とLinkdInのアカウントの交換する位にはコミュニケーションをとる事ができるようになりました。
終わりに
皆さん、いかがだったでしょうか?
実際に現地で英語でコミュニケーションをとってみて、英語は意思疎通を図るツールに過ぎないと改めて感じました。
それぞれ自分だけの英語を持っていて発音もイントネーションも文法や口調も十人十色といった感じです。
なので、自分の英語が間違っていたらどうしようと躊躇するのではなく、今の自分の英語をぶつけていきたいと思います。
主観ですが、もう1回でいいたい事が通じない前提で話す事に慣れてたような気がします。
そこは僕たちは英語が母国語ではないですし、いい意味で割り切る事も必要だなと思います。
自分の意見が相手に伝わっている事が実感できると嬉しいですし、多少文法や発音が間違っていても相手に伝えたいという気持ちと笑顔でなんとかなるものですよ。
また、幸いにもISAOには国際色豊かな仲間がいるので、日本に居ながらそういった環境を味わう事もできます。
帰国後も僕は英語学習に積極的に取り組むつもりです。
もし良いアドバイスなどシェアしていただけると幸いです。
こちらにアメリカのジムでのショット。
インターネット動画でしか見た事がないマシンや器具に囲まれて本当に幸せな時間でした。
「ジムニーランド」とは正にこの事ですね!
最後になりますが、ISAOでは見た目も中身もバルクアップしたい人を大募集しています。
少しでも興味があれば是非こちらからお問い合わせください。