久々の台湾出張で感じたこと

先日、一泊二日で台北に行ってきました。

 

実は20年くらい前によく仕事で台湾に行っていて、その時の付き合いが残っているので、たまに人脈のメンテナンスを兼ねて、ISAOのサービスの売り込みをしたりしてます。

今まで80回以上行っていて、街中で、台湾人の中国語とその匂いを嗅ぐとなぜかアットホームな感じがします。

business_trip_in_taiwan

 

因みに中国語は全く喋れません・・・

 

仕事でできた仲間ですが、人生10本の指に入るほどの親友も二人います。

あ、そういえば飲みにいった回数は彼らとがダントツだからかも知れません(笑)

キャッシュレスは全然進んでいない

中国はQR決済などのキャッシュレス化が進んでいますが、同じ中国語を使う台湾は全く進んでいません。

街中の店や、マッサージ屋などはむしろクレジットカードだと10%上乗せするとか言ってきます。

 

空港について、ほとんど現金に変えなかったのですが、タクシーも現金しか使えず、あっという間にキャッシュがなくなり、ミーティングした人に帰りのタクシー代をもらうという恥ずかしいことになりました。

グローバル化は相変わらず進んでいる

国内市場が小さい台湾は、僕が仕事をしていた20年前も、多くの企業がグローバルにビジネスをしていました。

タクシーの運転手さんや、街中では、英語を話せない人もいますが、ビジネスをしている会社員で英語を話せない人はほとんどいません。

 

因みに今回会った相手とも会話は全て英語でした。

 

ITサービスはあまりメジャーではありませんが、コンピュータ関連のハードウエアや、半導体製造などで強い会社が多いです。iPhoneを製造し、シャープを買収したホンハイも台湾の会社ですね。工場は中国ですが。

給料は驚くほど上がっている

20年前の台北のサラリーマンの給料は、日本と比較すると3分の2くらいでした。

 

今回、あるテックの会社の社長に会って最近の給料を聞いてみました。

 

びっくりすることに、新卒エンジニアの給料は500万円を超えていて、3年も経てば、普通で700万円の年収になるとのことです。

 

その会社はアメリカ西海岸にも支店を持っているのですが、そこはさらにすごくて、中途採用のエンジニアは大体1,500〜2,000万円の年収だとのこと。

 

日本はすでに中国にも、台湾にも抜かれてしまっている印象です。

日本以外の空気を吸う重要性

日本国内で生活していると、ともすれば危機感を失いがちです。

日本以外の国に行って、色々聞いてみると、やはり世界は進化していて、大きな刺激になります。

 

旧友たちが頑張っているのを見て、自分たちもグローバルを目指して頑張らなきゃいけないなと再認識し、また台湾と一緒に仕事をしてみたいとも感じた台湾出張となりました。