AWS re:Invent2018 参加レポート その1

エンジニアの西田です。
LAS VEGASで開催されているAWSのユーザカンファレンスであるre:inventに来ています。
今年はISAOからは、私を含め2名で参加してます。

セッション

このカンファレンスでは、AWSのソリューションに関する様々なセッションが開催されています。
それぞれのセッションには、レベルが設定されていて入門レベルからエキスパートまであり、自分のレベルに合わせたセッションに参加することができます。
私もセッションに参加したので、その中からいくつかご紹介したいと思います。

Security & Compliance for Modern Serverless Applications

このセッションは、AWS LambdaとAWS API Gatewayを使用したアプリケーションのモダンなセキュリティモデルを説明してくれるものでした。

ここで推奨とされていたモデルとしては、AWS Cognito, AWS Secrets Managerなどを用いたモデルでした。
ユーザー認証は、Cognitoを使用してコントロールし、機密情報(APIキーなど)があればSecrets Managerで管理しましょうといった感じです。
また、AWS Config、AWS Identity and Access Managementを使い、リソースの設定の監視や権限管理をするのも忘れずにだそうです。

Reliable & Scalable Redis in the Cloud with Amazon ElastiCache

今月に、Amazon ElastiCacheにRedis5.0が追加されました。
ElastiCacheのパフォーマンスの向上やRedis5.0の新データ型のStreamについて紹介していました。

Stream型での使用も当来どおり、スケールアウト、スケールアップができるそうです。

まとめ

セッションの予約をする際に思ったことですが、やはりサーバーレスに関するセッションが人気で結構予約が埋まっていました。
特にAWS FargateやAWS Lambdaに関するセッションは、ほとんど予約が埋まっている状況でした。

Keynote

新サービスやソリューションのアップデート情報を発表するもので、今回のKeynoteの内容をいくつかご紹介したいと思います。

AWS Transit Gateway

様々なリソースが複数のAWSアカウントにまたがっている場合でも、このAWS Transit Gatewayを使用すれば単一のポイントでルーティングすることができるようになりました。
もちろんスケーラビリティなのと最大5000個のVPCを管理でき、各アタッチメントは最大50Gbpsのバーストトラフィックを処理できるそうです。

Amazon EC2 A1 インスタンス

ARMベースのプロセッサ「Graviton Processors」を搭載した新しいインスタンスが発表されました。
Amazon独自のCPUで、低コストで利用できます。
スケールアウトさせるようなコンテナに向いているそうです。

Firecracker

サーバレスコンピューティングのための軽量仮想マシンで、オープンソースしてGithubに公開されています。
https://github.com/firecracker-microvm/firecracker

あとがき

まだまだ新サービスやソリューションの発表があると思いますので引き続き調査してきます!

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