インフラエンジニアの橋本です。
ラスベガスは朝晩は肌寒いですが、日中帯はギリ半袖もいけるような気候です。
それではKeynote二日目で発表された新サービスのご紹介になります。
Alexa for Business
有能なアシスタントが会議室で、デスクであなたをサポートするようになります。
「Alexa,start meeting」、「Alexa,dial XXXX」で、会議や電話会議への参加など、声をかけるだけで実現できるようになります。
上記は一例ですが、他にも連携するアプリケーションによっては、会議室の空きが確認できたり、AWSアカウントのあるリージョン上で起動しているEC2の数を確認できたり、Cloudwatchのアラートを読み上げたりすることもできます。
また、プライベートでも使うことが可能です。
音楽を聴いたり、電気のON/OFF、テレビ番組の切り替えが音声でできます。
音声でAPIから作ったスキル(拡張アプリ)を実行するような仕組みです。
本日よりavailableとなってます。
AWS Cloud9
コーディング、実行、デバッグを可能にする統合開発環境(IDE)です。
ブラウザ上で扱います。
あらかじめ主要な開発言語、およびそのツールがパッケージ化されており、追加の必要はありません。
エディタやデバッグも用意されています。
Lambda関数のテスト/デバッグをサポートしているため、サーバレス開発が可能。
また、IAMユーザを追加することで共同開発をすることも可能なようです。
※現在、米国西部(オレゴン)、米国東部(オハイオ)、米国東部(北バージニア)、EU(アイルランド)とアジアパシフィック(シンガポール)リージョンでのみ利用可能です
AWS Serverless Application Repository
サーバーレスアプリケーションの公開、検索、デプロイができるようになります。
公開方法についてはグローバルとプライベートが選択可能です。GitHubのようなソースコードリポジトリを参照させることもできます。
提供者はアプリケーションをSAM(ServerlessApplicationModel )形式でパッケージ化しておく必要があります。
こちらにてプレビュー受付中のようです。
まとめ
二日目のKeynoteは開発関係の話がメインのようで、ところどころわからなかったこともありましたが、サーバレス化が急速に進み、開発スピードもより速くなっていくんだなと感じました。(どんどんインフラ要らずになっていく・・・。)
また、新サービスは一日目が圧倒的に多かったです。
二日目はほぼ、Alexaをはじめとした音声認識やその可能性についての話が多い印象でした。