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手塚清徳

  • コロナ禍において進化し続ける安全衛生委員会とは?

    みなさまこんにちは! Colorkrewの安全衛生委員会リーダーをしている手塚です。 普段はデータエンジニアとして埋もれているデータを片っ端から可視化しています。 働き方改革についての記事を書いたのがもう2年前なのですねー。この2年間はみなさんにとってどのような2年間だったでしょうか。 新型コロナの影響を受け、何かしらの変化を求められた2年間ではなかったでしょうか。 この2年間の安全衛生委員会における変化を超える進化について、今日はちょっと真面目に語ってみようと思います。 安全衛生委員会のおさらい 以前、外野が安全衛生委員会についてのお話をしてくれていました。 まとめると、 従業員の健康状態チェックや労働環境を整え、従業員が「いきいきと」働くためのサポートを行う そう、まるで保健室のような機能を持った組織と言えますね。 そんな安全衛生委員会も新型コロナの影響を受けたのは言うまでもありません。 生活様式が変わった。安全衛生委員会も進化しなきゃ! 新型コロナの影響を受け、みなさんもご存じの通り生活様式が変わりました。 マスク姿が通常となり手の消毒も随分浸透してきました。 リモートワークが新しい働き方になり職場に出社することが少なくなりました。 その分、人と会うことも少なくなりました。 Colorkrerの働き方が変わったのは小柴からの投稿でご存じの通り。 そんな劇的な周りの変化に安全衛生委員会もさらなる進化を迫られました。 進化ポイントその1:職場巡視をみんなにやってもらおう! コロナ禍のリモートワークが考慮され、職場巡視は絶対にやらなければならないものではなくなりました。 そもそも職場を使っていないので仕方ない話ですね。 ただ、リモートワークメインとは言え、必要に応じて会社に行くメンバーもおりますのでそのメンバーのためにもせめて職場の環境のチェックはしたいと思っていました。 ご存じの通りColorkrewではGoalousを使って情報共有を行っています。 出社しているメンバーは日々のよしなし事を報告してくれています。 こちらをチェックし、例えば衛生備品が足りなくなっていないか、極度に汚れている箇所はないか、冷蔵庫の中に賞味期限切れのものはないか、など確認しています。 さながら、リモートワークをしながら職場巡視をしているようなもので、Goalousさまさまですね。 進化ポイントその2:産業医面談を止めるな! 月に1度開催する安全衛生委員会も完全にリモートで実施するようにしました。 もちろん産業医の伊藤先生もリモートで参加です。 コロナ禍を起因としたメンタルダウンも想定し産業医面談は止めたくありませんでした。とするとやることはひとつ、産業医面談をリモートで実施することにしました。 また、リモート健康相談室なども実施し、リモートワークならではの健康被害など相談をできる環境を整えました。 進化ポイントその3:健康アンケートでセルフケアのきっかけを作ろう! 1度目の緊急事態宣言が終わり夏が過ぎるころにはすっかりリモートワークにも慣れ、新しい生活様式が常識となってきました。 同時に、変化がない毎日に対して、自分の健康状態の把握が難しくなっているのを感じました。 自分が気付かない健康不良を、誰かがなんらかの形で言ってくれる。 誰かが健康状態が優れないことに対して、声かけをする 相互健康チェック機能とも言いますか、何気ないコミュニケーションからお互いにお互いの健康状態をチェックできる。 出社すればそのようなことも可能でしょう。 ただ、リモートワーク下では相互健康チェック機能はほとんど働かず、日々の変化のなさに自分でも気付くことができずゆっくりと体調を崩していく、そんなことが容易に想像できたのでした。 そこで、先月と比べて自分がどのような健康状態だったかを振り返ってもらうことで、「そういえば体調が悪かったな」「ちょっと気分が落ち込んでいたな」と気付いてもらうためのきっかけとすべく健康アンケートを実施するようにしました。 毎月同じ質問を問いかけます。 先月と比べて体調はどうですか? 「悪くなった」と言うことであればどの項目が悪くなったのかもう少しだけ詳細なことを教えてもらいます。 これにより、今の健康状態を自問することができ、セルフケアに繋げることができるのではないかと考えています。 進化ポイントその4:News Letterを出そう! 健康アンケートの効果はセルフケアに留まりません。 結果を確認して個別対応もしています。また、集計して集団分析することにより、有効な施策を打ち出すことを目的としています。 ただ、施策まではすることはなく、アドバイスでも済むような内容があります。
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  • 働き方改革関連法 施行目前!企業が今すぐやるべき3つの対策

    はじめまして。手塚清徳です。 管理部門である「情シス」「ヘルスケア」というふたつのプロジェクトのリーダーと、プロフィット部門である「Data Integrater Project」メンバーとを兼任し、「稼ぐ情シス」「稼ぐヘルスケア」として働き方改革を日々実践しています。 いよいよ今年4月より働き方改革関連法が施行されます。 この法案のゴールは「メンバーがいきいきと働ける環境を整える」ということだと私は考えます。 連日残業が続いていたら帰って寝るだけの生活になってしまいますよね? 有給休暇が取得できなかったら旅行にも行けません。 オンがあればオフもある。 就業中は生産性を高めて集中して働き、休みは仕事のことを忘れて余暇を楽しむ。 これが「いきいきと働ける」ということかと思います。 この「働き方改革関連法」にISAOはいち早く対応いたしました。 うち3つの対策をご紹介いたします! 1. 勤怠データの可視化による残業時間のチェック もともとISAOではMicrosoft Power BIにより勤怠データのオープン化及び可視化を実施しており、誰がどのくらい残業しているか、誰が何回遅刻や寝坊をしているかなど、基本的な勤怠データをチェックすることができました。 今回、これにプラスして働き方改革法に対応した勤怠データをチェックできるようにしました。 これだけ見れば4月以降も安心です! Power BI導入支援はこちら [働き方改革関連法対応BIはこちら ](https://kuramane.colorkrew.com/hatarakikata/?utm_source=newwork-style&utm_medium=referral&utm_campaign=owned) 2.「客観的な」就業データ保持 厚生労働省が2017年に策定したガイドラインでは、下記のように定められています。 使用者が始業・終業時刻を確認し、記録する方法としては、原則として次のいずれかの方法によること。 ・使用者が、自ら現認することにより確認し、適正に記録すること。 ・タイムカード、ICカード、パソコンの使用時間の記録等の客観的な記録を基礎として確認し、適正に記録すること 「客観的な記録」という点に対して苦労されている方も多いのではないでしょうか。 ISAOではフリーアドレスにおける「座席見える化」の対応としてMamoru Bizにてチェックイン/チェックアウトをしています。 その際、勤怠システムと連携し、それぞれ就業開始時刻/終了時刻とするようにしています。 これを「客観的な記録」として、保持するようにしています。 Mamoru Bizはこちら 3. 勤務間インターバル制度への対応 就業終了後、次の就業開始まで、定められた時間をインターバルとして空ける必要がある勤務間インターバル制度。 通常の勤怠システムではなかなか対応ができません。 そこでISAOでは先述したMamoru Bizを使い、下記機能を今後導入していく予定です! ・チェックアウト時に次回就業可能時刻を表示 ・チェックイン時にチェックアウト時刻からの時間が定められた時間を超えていない場合にアラートを出す 現時点で本制度は必須ではなく努力義務ではありますが、非常に重要視されている制度です。 こちら働き方改革関連法の施行で一気に普及していくものと思われます。 さいごに 以上、働き方改革関連法への3つの施策を紹介いたしました! みなさまもISAOと一緒に働き方を改革してみませんか? 興味のある方・企業様はいつでもお問い合わせください! お待ちしております!
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