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高井康博

  • 地方と都会のハイブリットライフ(二重生活)を経験して

    こんにちは、Colorkrewで管理部門全体の統括、また法務や労務といった法律に関わる業務を担当しています高井です。 もう数年前にBlogを書いたきりで、久しぶりにBlogを書きます。 今回のテーマは、ここ3年間私が送っているハイブリットライフについてです。 私は今、社会人になって長く住んでいる千葉県と、実家がある岐阜県のハイブリットライフを送っています。 実家は、代々続くコメ農家で、休日に農作業、そして、春は裏山で筍を掘ったり、直近では庭にある梅の木から梅を収穫して、梅シロップや梅干しをつくったりしています。 都会生活では経験していなかった自治会活動に参加するのも、実家に戻ってきて体験したことです。 本稿では、私がハイブリットライフを送ることになったきっかけ、またこのような働き方を通して感じたこと等をお伝えしたいと思います。 ハイブリットライフを送ることになったきっかけ 地方と都会の二重生活を送ることになったきっかけは、今から3年前、父が亡くなったこと、そして母の介護に直面したことです。 父が亡くなってしばらくは、母は一人暮らしをしていました。私は帰省する頻度をあげて生活のサポートをしていましたが、認知機能や運動能力の低下がみられたため、私の弟と妹と相談し、母のケアを分担することになりました。私は、1ヶ月の約半分を母と一緒に暮らすことにしました。 ちょうどそのような生活をはじめたとき、コロナ感染症が蔓延。会社の方針としてリモートワーク推奨となったため、結果的にハイブリットライフを後押しすることになります。 この期間は不要不急の県外移動は制限されている中でしたが、感染症対策をしながら、首都圏と実家を行き来するなどしました。この点が、一番普段以上に気にした点です。 そんな生活を約2年半送ってきましたが、残念ながら今年1月に母が亡くなりました。 2年半という母との生活はいろいろなことがあり、考えることも多くありました。この母の介護の経験は、今思えばとても貴重な時間であったと強く心に刻まれています。 ハイブリットライフを実践して 会社が、リアルとリモートの「ハイブリットワーク」にシフトしたことが、私の地方と都会の「ハイブリットライフ」を後押ししたことは先に述べたとおりです。 では、実際に体験してよかったこと、苦労したこと(課題)について考えてみたいと思います。 よかったこと 家にいることができるので、介護の対応がしやすい リモート勤務が可能な制度やツールが整っていたため、問題なくリモート勤務に移行できた 会議や打ち合わせ等、外部の取引先との面談もオンライン会議が一般的になり、業務遂行において支障はありませんでした。実際、社内で実施したアンケートでは、オンライン会議を活用することで業務上のコミュニケーションについて問題と感じる意見は少なかったです。 拠点が2つあると気分転換できる シゴトで行き詰ることがあったり、介護でつらい、またはきついと感じることがあとき、全く違う環境に身を置くことで気分転換が図れます。特に、実家は山や田んぼに囲まれたところで、散歩していても気持ちが良いものです。 苦労したこと(課題) 対応が必要な時会社にすぐに行けない 私が会社にすぐ行いけないということで、会社で対応が必要なことを代わりにチームメンバーにお願いしなければならないことがあります。メンバーに対して感謝とともに、負担をかけてしまうことが申し訳なかったです。 自然発生するコミュニケーション機会の喪失 従来会社に出社することで自然に生まれていた「雑談」や「そういえば、あれどうなったけ」といったちょっとしたコミュニケーションが少なくなりました。毎日会ったり、ちょっとしたことを話すことでで醸成される信頼感の構築が難しくなっているように感じます。 ハイブリットワークは、シゴトと介護の両立を実現する上では、私にとってとても良い働き方でした。 このような働き方ができたのも、私の家族(弟と妹)また会社をはじめとした周囲の理解のおかげであると感謝しています。 Colorkerwらしい働き方とは? これからの「働き方」はどうあるべきか。 これは、昨今様々な会社が頭を悩ませるテーマです。 特に、「どこで働く」については、「原則出社」とする企業もあれば、「原則リモートワーク」とする企業もあるなど、会社の哲学や戦略が色濃くでています。 そもそも業務の都合でリモートワークができないという企業も多いです。 では、Colorkrewはどのような働き方を目指すのでしょうか? Colorkrewは、今年8月に従来のオフィスから大幅にスペースを縮小したオフィスに移転しました。 これは、リアルとリモートを両立する「ハイブリットワーク」をさらに推進することを意味しています。 そのような中で、どのように事業成長を実現するのでしょうか。例えば、「偶然」のコミュニケーションの発生から新しいビジネスのアイディアが生みだされることは知られています。 そのような「偶然」のコミュニケーションをいかに生み出し、活発化させるか、私たちは大きなチャレンジに挑みます。 私たちにとって、どんな働き方が最適なのか、探し求めていきます。
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  • 祝『バリフラット』商標取得!世界のシゴトを楽しくするために。

    自己紹介 こんにちは! ISAOの高井です。 はじめてIsaBに投稿しますので、かんたんに自己紹介をします。 人事、法務、総務を担当しています。 2009年3月入社なので、早いものでISAOに入って7年半経ちました。 さて、以前、当社代表の中村が紹介しましたバリフラットモデル。 https://blog.colorkrew.com/super_flatmodel/ この7月に商標登録が完了しました! 今回は、「バリフラット」という言葉が生まれた背景と商標登録までの流れをお伝えします! 「バリフラット」という言葉の誕生 誕生したのは、2015年9月28日。 社内でネーミングを募集し、ディスカッションして決めました。 そのディスカッションの過程もこちらで公開しています。 この「バリフラット」という響き、みなさんはどのように感じますか? 最初にこの言葉を聞いたとき、超フラットさを表すものとして、ストレートすぎると思いましたが、次第に語感にとても惹かれました。 「バリ」とは、言わずもがな博多弁の強調を表す言葉。 この「バリ」と、階層のない組織を表す言葉「フラット」が結びついたバリフラット。 これ以上わかりやすく、そして、印象に残る言葉はないと感じました。 やはり、ネーミングはわかりやすさと印象に残るものがよいですね。 社内外への発信から、商標登録へ 2015年10月1日(誕生してからわずか3日後!)、 「バリフラット」モデルを全社員に公表し、同時にプレスリリースを発信しました。 プレスリリース後、当社のこともバリフラットのことも知られていませんので、あまり反応はありません。ただ、少しずつですが、メディアからの取材を受けるようになりました。 一方、社内においては、思った以上に「バリフラット」が頻繁に使われ、あたかも組織モデルの一般的な名称のように感じられるようになりました。 そのような中、今年2月、当社で新たなサービス「Goalous」をリリースしました。 「Goalous」はゴールコラボレーションツールで、当社の社員全員がお互いの目標と日々のアクティビティをオープンに知ることができます。そして、「バリフラット」な組織においては「Goalous」がかなり有益なものです。 私たちとしては、この機会に「Goalous」だけでなく、「バリフラット」をもっと世の中に知ってほしい!という想いから、商標登録することに決めました。 登録することを決めたら、さっそく、登録可能かどうかの調査へ。 調査の結果、誰も出願・登録をしていなかったので、手続き自体は、スムーズに。 そして、7月8日、「バリフラット」が商標登録されたのです。 バリフラットに対する想い 「バリフラット」という言葉が誕生したのは、前述のとおり2015年9月28日。 1年前には、世の中にはなかった言葉です。 その言葉がこうして商標登録されるのは、ネーミング案をとりまとめ、また商標登録手続きを主導した者として感慨深いものがありますね。 世の中には、様々な組織モデルが存在し、バリフラットモデルの組織体に類似する組織モデルのすでにあります。最近ですと、EC最大手のザッポス導入している「ホラクラシ―型組織」が注目されています。 「ホラクラシー」(holacracy)とは、従来の中央集権型・階層型のヒエラルキー組織に相対する新しい組織形態を示す概念で、階級や上司・部下などのヒエラルキーがいっさい存在しない、真にフラットな組織管理体制を表します 引用:「ホラクラシー」とは? - 『日本の人事部』 https://jinjibu.jp/keyword/detl/725/ 「バリフラット」と「ホラクラシ―」の違いがなんなのか? ということを聞かれることもありますが、「バリフラット」モデルを導入して1年経っておらず、まだ試行錯誤な状況。 ホラクラシ―型組織と比較するのもおこがましいです。。。 ただ、いつの日か、「バリフラット」が組織モデルとして世の中で称されるときがくるといいなぁと思います。 ただ、それ以上に、「バリフラット」な組織で、当社が成長し、世の中にはなくてはならない企業にしていきたい。 コーポレート部隊のリーダーとして、僕自身がバリフラットを会社に根付かせ、発展させていく主要な役割を担わせていただいているので、試行錯誤しながら、バリフラットモデルの成功に寄与していきます! 最後までお読みいただきありがとうございました。
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