今日からやめよう。組織が陥る権威主義

権威主義、反権威主義者とは?

株式会社ISAO代表取締役、中村圭志です。

突然ですが、僕は”反”権威主義者です。

これまでいろいろな組織の中で仕事をしていて、個人的にも違うと思っていて、
且つこれからもそういうことのないチームで仕事をしていきたいと思っています。

「権威主義」の定義から見ていきましょう。

権威主義(けんいしゅぎ)とは、権威に服従するという個人や社会組織の姿勢、思想、体制である。
権威を強調する体制は、権威を軸にしたヒエラルキーを形成してエリート主義を持ち、実質的な権力や階級として固定化する場合もある
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/権威主義

要は、強者やポジションのある人を無批判に受け入れる、という意味ですね。

組織における権威主義とは?

大企業だけでなく中小企業でもありがちなのが、こんな文化、先入観です。

  • 役職や上位の肩書がある人(代表・役員・部長・課長など)の意向が絶対であること
  • 部下に対して、反論を許さない”雰囲気”がある
  • 上位のポジションにある人がその権威を持って、優越的に部下に接している

一言で言うと、威張ることです。

みなさんの会社、組織でもありませんか?

もしくは、ご自身がそういった振る舞いをしていませんか?

身近にもある不必要な”威張り”

いつもは会社で腰が低くて丁寧なのに、タクシーの運転手や飲食店の店員とかに、なぜか高圧的な話し方する人がいますよね。

自分は若いのに、自分の親くらいのタクシーの運転手さんに「xxx 行ってくれる?」みたいな人を見ると、お前は何者だよ!って思います。

年下相手ならいいということではありませんが、特に人生の先輩に対して礼を失した態度はまったくもってダメだと思います。

仕事でもこちらが発注者(優位な立場)のとき、発注先の人にぞんざいな口の利き方をする、

これも同じです。

そういう人は、相手そのものではなく、相手のポジションしか見ていません。

上司が部下に度を超えた偉そうな態度を取るのも同じことです。

相手が自分より立場が弱いので、上から目線で話をするのです。

部署の立場が弱い人とか、後輩に必要以上にきつくあたったり、ひどい口の利き方をするのも同じ。

そういう人に会った時、どう思うでしょう。

きっと、その人の機嫌を損ねるのは得策ではないので、適当にオアイソはしますが、その人と一緒に仲間になって成功しようとは決して思わないでしょう。

”反”権威主義者のススメ

ISAOでは、こういった権威主義がないように運営していきたいと強く思っています。

これは、バリフラットモデルを導入する前から宣言しています。

フラットで、でもお互いにリスペクトのある関係。

余談ですが、ISAOスピリッツのオープンとキズナはこういったことも表現しています。

ISAO Spirits(価値観)

  • 新しきに挑み拓く
  • 自分の仕事を愛し誇る
  • オープンにつながる
  • 見えないものを見る
  • 家族的キズナ

誰にも遠慮せず、みんながどんな立場であろうと堂々と発言をする。

と同時に、お互いへのリスペクトを忘れない。

そんなチームでありたいと強く思っています。

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