こんにちはデザイナーのYugoです。
今回私はColorkrewブラジルのあるサンパウロへ出張に行ってまいりました。
その目的と現地の様子をレポートしたいと思います。
まず、Colorkrewのことを知らずにこのブログに訪れた方に向けて、
Colorkrewは「Color Your Work with Excitement」というミッションを掲げ、Work SaaS®シリーズによって、世界中の働く人たちのシゴトが活性化され、創造的なシゴト環境が実現されていくことをビジョンとする会社です。
私も複数の自社プロダクトにデザイナーとして携わっています。
Youは何しにブラジルへ?
Colorkrewブラジルはデザイナーが不在で、主に現地の営業支社として成り立っています。
私は今回初めてデザイナーとしてクリエイティブの支援に出向したというわけです。
Colorkrewブラジルは現在、ボスのダニエル含め四名のメンバーで成り立っており、うち三名は営業とカスタマーサポートの仕事をメインとしています。
もっとも最近入社したアンダーソンが IT統括としてColorkrewプロダクトに一部携わっています。
私は主にアンダーソンと一緒に仕事をすることが多かったですね。
顧客向けColorkrew Bizマップの作成について議論したり、AIを活用したマップモデルの自動生成のアイデアも生まれました。
今回の旅で、今後この関係をさらに深め、Colorkrew Bizをより使いやすいプロダクトに変えていく決意ができたと考えています。
また、私の得意を活かして様々なデザイン業務を行いました。
リードを担当しているColorkrew Intraについてディスカッションしたり、メンバーのデザイン(主にColorkrew Bizの将来的なデザイン)や新しいマーケティング用のポートレート撮影もしました。
ブラジルチームに言わせると、「日本人が出張してくると必ず雨が降る…」とのことでしたが、私の出張中は快晴!
「Broke the curse!」と言ってもらえました!(笑)
また、私の旅が終わる直前に、役員の前澤もサンパウロに到着しました。
別途彼のブログをご覧いただきたいと思いますが、ブラジルマーケット発のプロダクトを作るワークショップを行って、かなり良いアイデアが生まれたと思います。
乞うご期待ください!!
サンパウロってどんなところ?
さて、デザイナーにとって想像力を養うことはとても重要なことだと思っていますが、今回の出張で様々な刺激を得ることができました。
過去の会社含め、一人で・完全に・英語だけで出張期間を過ごすのは初めてでした。
とはいえ、ブラジル(サンパウロ)は英語が通じるシチュエーションが少ないなと思いました。
他のメンバーの出張ブログも読んでもらいたいですが(Vol 1,2,3,4,5)、英語話者は国民の約12%らしくランキング的には日本とほぼ変わらないとのことです。
サンパウロはブラジルの首都ではないのですが、随一の巨大都市として有名です。
世界のメガロポリスランキングではニューヨークに次ぐ9位に位置しています。
そんな大都市にも関わらず公共の交通機関が弱いとブラジルのメンバーも発言しており、基本的に車社会です。
観光や出張者のメインツールはUberを利用するのが最もリーズナブルだと思います。
驚くほど本当にすぐ捕まえることができますし、安価で安全です。
ブラジルでは日系人300万人が居住していることも知られており、サンパウロには「リベルダージ」という日本人地区も存在します。
私も休日に訪れてみたのですが、休日はフェスティバルが行われることが多いようで、ものすごい賑わいでした。
周辺が他のアジア人街なのもあり、リベルダージはアジア系の拠点という印象でした。
日本人出張者にとっても癒しになるだろう「すき家」もあります。
Colorkrewブラジルのオフィスは昨年4月に新しい場所に引っ越したのですが、オリンピア通りというとてもいいエリアのシェアオフィスに間借りしています。
私のホテルもその通りでしたが、至ってセーフティなエリアという感じです。
大きなショッピングモールもあります。
気候も相まってなぜか沖縄を思い起こしました。
サンパウロで一番メジャーな通りとして教えてもらったのが「パウリスタ通り」で、見た目は完全に銀座です(笑)
週末などには歩行者天国になりバンドが演奏したり、屋台がでたり、ランナーやサイクリストが自由気ままに運動していたりして、とても平和に思いました。
中心には隈研吾建築のJapan Houseや、一際目立つサンパウロ美術館などランドマークも豊富です。
ブラジルの食
サンパウロはメインシティが内陸なのもあり、食は基本的に肉食が中心かなと思いました。
私は同居しているパートナーがVeganなので基本的に日本では菜食なのですが、丸二週間肉食生活を満喫することができました。
中でもお気に入りだったものを少しご紹介します。
ブラジルで「土曜日の昼食」として知られている国民食がこの「フェイジョアーダ」。
黒豆や豚肉、牛肉などを煮込んだブラジルの代表的な料理です。
私が連れて行ってもらった店では、ビュッフェ形式にさまざまな肉や野菜やソースと合わせて食べることができ、これが絶品でした。
イタリア系移民が考案した、チーズとカツレツをあわせた料理「パルメジャーナ」。
これは日本人にも親しみやすい味だと思いました。
ビーフカツレツにトマトソースとカリカリに焼いたブラジルのチーズが乗っています。
こちらはブラジルの鉄板式焼肉。
日本でも有名なシュラスコとはちょっと違って、目の前の鉄板で焼いて食べる完全な日本や韓国と同じ焼肉スタイルです。
と・・・色々なものを食べましたが、やはりダニエルのバーベキューが一番ですね。
ブラジル人で私邸を持っている人は大体大きなバーベキューセットを備えています。
ジューシーな赤身肉と彼らの焼き加減のこだわりが素晴らしい!
リオ!
さて、ブラジルに行く機会なんて滅多にない!と出張を志願した私ですが、もちろんお休み中の観光も堪能させていただきました。
海外旅行が大好きな私ですが、ブラジルが31カ国目の渡航になります。
リオデジャネイロ一泊旅行を満喫させてもらい、忙しく有名観光スポットを巡りました。
リオですが、どうしても行きたい理由がありまして、この「ニテロイ現代美術館」という建築を見に行くのが子供の頃からの夢だったんです!
ブラジルの伝説的建築家オスカー・ニーマイヤーによる1958年の建築で、日本の創作物にも様々な影響を与えたと言われています。
中は広くないのですが、宇宙船のような外観と、スロープを登って入館するという特殊なファサードが魅力的なレジェンド建築です。
この日だけ残念ながら雨だったのですが、感動しっぱなしでした!
この体験をデザインアイデアとして活かしていきたいと思います。
あとは定番のキリスト像があるコルコバードの丘に登ったり、コパカバーナビーチを散歩したり、短い日数でしたが良い経験をさせてもらいました。
近い将来、カーニバルの時期にまた訪れてみたいと思います。
大混雑のコルコバードの丘。フライトまで時間がなかったので滞在時間30分でした…
最後に
以上が私の2週間の出張記です、ここまで読んでいただいてありがとうございます。
自分の仕事がブラジル市場に役に立っていると嬉しいですが、ブラジルのメンバー全員を知る機会や、これからもっとコラボレーションして行こうとお互いが思えたことが一番の価値だったなと思います。
おまけですが、実は私と前澤の出張後に、ブラジルチーム全員が日本に来てくれました。
Colorkrewの半期に一度のアワード・セレモニーのためでもあります。
その様子は別途ブラジルチームが投稿するでしょう…