ブラジルにいってきました!〜Business Trip to Brazil Vol.5〜

ブラジルマーケットに取り組み始めてはや4年。 その間、ブラジル出張をしていますので、僕が5人目となるんだなーっと思っていたら、2週間ほど前に、ブラジルのDanielから「FlorisがUKから来たよ」と聞きました。

 

ブラジル出張 Vol.1~4はコチラ。

 

Florisは一旦日本のColorkrewで働いたあと、一昨年からUKで仕事をしています。今回のブラジルはプライベートで行ったようですが、世界にチームが拡大していくと、色々な組み合わせで、色々な場所で会うことになるので、面白いですね。

 

Danielのブログはこちらから

 

Florisのブログを探しましたが、初期のものしかなかったので、今度また書いてもらおうと思います。

 

Florisのブログ(Colorkrewに入った頃)

 

ちなみに、UKとブラジルの時差は3時間(夏時間だと4時間)。 日本より、ずっと仕事を一緒にしやすいですね。

ブラジルとUKでもっと一緒に仕事していこうよ、となったようです。

さて、Danielと直接会ったのは彼が日本出張できた11月でしたので、彼とは2ヶ月ぶりの再会でした。 また、その他の仲間(Marcelo, Rafa, Anderson)も、毎週オンライン定例があり、しょっちゅうチャットでやり取りをしているので、久しぶりな感じは全然しませんでした。

時代は変わりましたね。

弾丸6日半!移動に片道38時間!

今回は、日曜発、その週の土曜帰りという6日半の弾丸出張でした。

フライトは、ニューヨーク経由でサンパウロ。

東京→ニューヨークが14時間、ニューヨーク→サンパウロが10時間ほど。 これだけで24時間ですが、間のトランジットや、自宅から羽田空港までを入れると、合計38時間かけて、ブラジルにつきました。

往復したら、丸3日です。移動だけで大変。

さらに、時差12時間。

過去にヨーロッパに駐在して、日本との間をたくさん往復しましたが、今回の移動はケタが違うと実感しました。 まさに地球の裏側なのですが、ちなみに、カラクル本社(台東区)から見た地球の真裏はブラジルの本土ではなく、領海になるみたいです。

地球の裏側は夏だった

当たり前と言えば当たり前ですが、いま、南半球にあるブラジルは「夏」です。日本で言えば7月です。

ブラジルといえば、夏のイメージがあるので、どんなに暑いのかと思ったら、それほどでもありません。

僕の滞在中は、最高気温は23度程度、ずっと雨でした。

ブラジルチームから「日本から誰か来るとずっと雨が降っているジンクスがある」と聞きました。残念ながら今回もそのジンクスを覆すことはできませんでした。

チーム合宿@サンパウロ

ブラジルで何をやっていたかを少しお話しします。

丸2日間ほど、サンパウロ郊外のビーチに行って、チーム全体で合宿ミーティングをしました。

まずはビジネスアップデート。

日本からは、毎月オンラインで、カラクル全体でのビジネスアップデートがありますので、ブラジルチームも概要は理解していますが、詳細について話す機会はあまりないので、各ビジネスカテゴリーについて、状況を僕から説明し、チームからもわからないことを質問してもらったりしながら理解を深めました。

そして、ブラジルからのビジネスアップデート。

ブラジルでは、Colorkrew Bizの販売と、GoalousとセットでOKR*を会社のマネジメント層にコンサルする ”OKRトレーニング” を主に活動しています。

*OKR(Objectives and Key Results)とは、目標と主要な結果を意味するビジネス用語です。 達成目標(Objectives)と、目標の達成度を測る主要な成果(Key Results)を設定する目標管理手法です。 OKRは、企業やチーム、個人が向かうべき方向とやるべきことを明確にする手法として知られています。 企業、部門、チーム、個人という階層ごとに設定することで、企業全体で同じ課題に取り組むことができます。 OKRは、米・インテル社で誕生し、GoogleやFacebookなど、シリコンバレーの有名企業が取り入れていることで、近年注目を集めています。

最近では特に、Colorkrew Bizの引き合いが多くなってきており、最前線の営業だけでなく、導入支援や、CS、管理業務が増えてきていることに対応するため、内部だけでなくアウトソースも活用して、体制を拡大しています。

日本のマーケットとはまた違う要望もあるので、直接彼らと話し、リアルタイムで日本とコミュニケーションをとりながら、短期・中期でどのようなサポートが必要とされているかを話し合いました。

また、ブラジルチームの中でも、キーアカウントセールス、インサイドセールス、マーケティングプロモーション、CSと担当が大まかに分かれているので、2024年にそれぞれ自分の担当でどんなKPIを持つべきなのかを話し合いました。

もう一つの大きな議論は、プロダクトについてです。

カラクルは、今後3ヶ月ほどで、かなり多くのプロダクトをマーケットリリースするのですが、まだ完全に出来上がっていないプロダクトも含め、プロトタイプを見せながら質疑応答をし、ブラジルチームに理解してもらうとともに、彼らからのフィードバックをもらう時間になりました。

最後は、ブラジル向けの新しいプロダクトに関してのディスカッション。

前述の通り、ブラジルではGoalousに絡めてOKRトレーニングを提供しているのですが、パッケージにして売れるようなプロダクトを作りたいという要望があり、その詳細を議論しました。

来る前に、ある程度「こんな感じかな?」と考えて叩き台を持って行ったのですが、実際に最前線でビジネスをしている彼らと話し、想像できていなかった気づきがたくさんありました。 日本に帰ったら、早速プロダクト開発に取り組みたいと思います。

ブラジルについて

ずっとこの5人で行動していたので、一人で街をぶらつく時間は全くありませんでしたが、合宿した家の周り、レストランや空港などでブラジルの人たちと接して感じたことは、ブラジルはとにかくフレンドリーで、不機嫌な顔をしている人がいない!ということでした。

混血が多いので、人種に対しての差別などもほとんどないことも、世界的に珍しい国のようです。

チームの中も、一応Danielがボスですし、そのボス(僕)が来たという感じですが、コミュニケーションも全くのフラットで、日本のColorkrewよりもさらにフラットな関係性を築けていることが確認できました。

一方で、治安は決して良くはありません。

車の助手席に乗って、街中で窓を開けたら、すぐに運転席から閉められました。 窓を開けて街中を走ってはいけないらしいです。

夜飲んでいるとき、Danielが「日本の安全さは常軌を逸してるよ。なにせ、酔っ払った女の子が路上で寝てても大丈夫なんだぜ!」とチームに説明していました。

確かに、そんなに安全な国は、日本以外にはそんなにないのかも知れません。 ブラジルに来て、逆に日本の良さも感じました。

ブラジルでの夜と帰りの便

しっかり議論をした後は、自分たちで料理をして、夕食です。 感心したのは、みんな料理がうまい!

料理を食べながら、毎日ジェンガをして、負けたらブラジルの酒(カシャーサ)をショットで飲む。酔っ払い過ぎたら、プールに飛び込む。 毎日12時過ぎまでやったので、フラフラでした。笑

帰国当日は、サンパウロの休日でした。 夜便だったのでDaniel家に招いてもらいました。 ブラジル全体の休日ではなかったので、途中でミーティングが入ったりしながらも、チームが揃って、最後は空港まで僕を送ってくれました。

帰国便。空港で早めにチェックインして、ボーディングまでぼーっとしていた僕は、ゲートが変わったことに気が付かず、ニューヨーク便を逃してしまいました。

(これで人生4度目くらいの乗り過ごしです)

ところが、デルタ航空の人が、アトランタ経由の便を手配してくれて、なんとニューヨーク便より3時間早く日本に着くことができました。

人間万事塞翁が馬。いや違いますかね。

皆さんも、海外でのフライトはゲートチェンジお気をつけください!

おしまい。